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オタク科女子。片瀬・柴
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「早くしろよ・・明智赤羽くそったれ、バカヤロウが。」片瀬
くそったれは、ただ何か響きが良いから・・だって。
そして・・
「う~~~~~っおいぃっ!おいっ!おいっ!」明智
「う~~~~~っおいぃっ!おいっ!おいっ!」赤羽
「おおぉ・・そろってる。」
「さすがだな。」
オタ芸です。サイリウムもバンバン振り回しちゃうよ。
こんなの勉強して役に立つのかって?
立つと信じてる・・・
「いいじゃねえか・・バカヤローが・・」片瀬
はは・・この人は良くても、バカヤロー。
てか姫は、チャキチャキの江戸っ子だ。お祭り大好きヤンキー娘だ。
格好もヤンキーギャルだし・・
でも、ここはオタク科だよ・・
「君は、もう少しオタクの格好するでしっ
腐女子なら、もっと『柴ちゃん』を見習うなりよ」明智
「ああ・・柴ちゃんガチンコだしな・・」片瀬
このクラスにはもう一人女子が居て・・
「うふっ・・うふっ・・」柴
授業そっちのけで、何か一人で本読みながら、うふうふ言ってるし・・
「見せろよっ柴ちゃんっ。エロいのでも読んでるんだろ!?」明智
「なにぃ~っ見せろっ見せろっ」赤羽
「コラコラ・・お前等・・」教師
だが・・
「あぁ~シャア様ぁ~」柴
「・・・シャアだ・・・」明智
「・・・自作の赤い彗星写真集だ・・」赤羽
その隠れて読んでる物を奪えば、ガンダムのシャアばっかり・・
教師は・・
「ふむ・・そういった一つの事に特化する事も大事だぞ。
ガンダムに関しては、まだまだ年間・・」教師
これがオタク科の数学だ。
ガンダム全体で年数億ものお金が動き・・
「シャア様に至っては、東京五輪と同じ額の経済効果が得られると・・」柴
「・・・・いや・・無いだろ・・」明智
「柴ちゃんの個人的重点の置き方だろ・・」赤羽
でも柴ちゃんはかわいい。
ちょっとガチンコオタク女子だけど。
二時限目の授業も終わり・・
「おいっす~また来たぜ~」普通科男子
「お~うっ」明智
キャッキャ・・キャッキャ・・
男子達は相変わらず僅かな時間でも遊ぶ生き物だ。
「もうっ!寝させろよ!昨日アフターで遅かったんだよバカヤロー」片瀬
片瀬は現役のキャバ嬢だ。勿論歳は誤魔化してるけど。
「柴ちゃんも言ってやりなよっ。うるせえバカヤローって」片瀬
「い・・ぃや・・わ・・私はぁ・・・・」柴
柴ちゃんは声も小さくて、遠慮しがちで、モジモジしてる女子だ。
「いや・・・・わ・・私は・・うるさくても・・大丈夫なんで・・」柴
そう言って顔真っ赤にして、また本を読み出すんだが・・
活字が多い本なのかな?
「スッ・・・・スチャ・・」
眼鏡を取り出し、眼鏡を掛ければ・・
「萌えぇ~~♪」明智
「萌えぇ~~♪」赤羽
「萌えぇ~~♪」普通科男子
「・・・声に出すなバカヤロー・・」片瀬
ついつい声に出ちゃう。だって、きゃわいぃんだもの。
「さあっ授業始めるぞ~。」教師
「じゃあまたな~」普通科男子
「おうっ」明智
(くそ・・また寝れなかったよ・・)片瀬
だが眠くてもしっかりと。こんな貴重な科は無いし、やりがいがあるっ。
そしてこの授業でオタク科を作ったアウトローの上の人達の考えもよく理解できる。
「じゃあまずは歌舞伎町のシノギと、それに秋葉原のシノギ・・」教師
歌舞伎町の主な収入元は、飲食、風俗、その他レジャー・・
秋葉原は、電気系オタク系の商品、メイド・リフレ系サービス、その他レジャー・・
「えっ!歌舞伎町の一日の飲み屋とか風俗とかの総売り上げと・・」明智
「秋葉原全体の売り上げが、ほぼ一緒!?」赤羽
「そうっ。だから押さえる街の一つでもあり・・」教師
渋谷・六本木・新宿・池袋・・そしてこの秋葉原・・
「合法的に安定した収入が得られる特別で貴重な街でもあるという事だ。」教師
そしていつかここから・・
「不良にしても、ヤクザにしても・・・」教師
いつもトップに立つのや、最前線で輝いてるのは、
渋谷や六本木などの繁華街を根城にしてきたグループだが・・
「いつかお前等が・・秋葉原が、ど真ん中で東京をここに傾かせてみろっ。」教師
「はいっ!」全員
キラっ・・・キラっ・・
はは・・みんな目がキラキラしてら。
秋葉原のドンになるって事は、
渋谷や六本木のドンになるってのと変わらないって事だ。
そして少し他とは毛色の違う・・
(ふふ・・新時代のヤクザなりかぁ・・)明智
(ふふ・・なっちゃうよ~秋葉原王にぃ)赤羽
(ふふ・・新時代の女帝かぁ・・)片瀬
(ふふ・・シャア専用駅・・・・)柴
各々が夢に向かって・・
「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」
授業終了のチャイムが鳴れば・・
「さあっ飯っ飯~」明智
「おうっ。行くべよっ」赤羽
俺達一年(オタク科と普通科)のたまり場は決まってて、
いつもここで昼飯だ。
「いや~今日の授業重要だな」明智
「しっかり復習しとかないとな」赤羽
学校のすぐ近くにあるビルに入り階段を登り始めれば・・
「・・・ぃませぇ~御主人さまぁ~」
そらっ聞こえてきたぞ・・
これ聞けば、午前の疲れもふっ飛ぶぜ。
「ガチャ・・」
いつもの扉を開けば、
メイド服が似合う、かわいいメイド達が・・
「お帰りなさいませ~御主人様ぁ~♪」片瀬
「お帰りなさいませ~御主人様ぁ~♪」柴
「萌えぇ~~~片瀬にゃんっ来たよ~」明智
「すごいよな・・二人の変わりよう・・あっ三人ね。明智入れて」赤羽
あと、声でけえ・・柴ちゃん・・・
活き活きしてるな・・やっぱオタク科の女子だな。
くそったれは、ただ何か響きが良いから・・だって。
そして・・
「う~~~~~っおいぃっ!おいっ!おいっ!」明智
「う~~~~~っおいぃっ!おいっ!おいっ!」赤羽
「おおぉ・・そろってる。」
「さすがだな。」
オタ芸です。サイリウムもバンバン振り回しちゃうよ。
こんなの勉強して役に立つのかって?
立つと信じてる・・・
「いいじゃねえか・・バカヤローが・・」片瀬
はは・・この人は良くても、バカヤロー。
てか姫は、チャキチャキの江戸っ子だ。お祭り大好きヤンキー娘だ。
格好もヤンキーギャルだし・・
でも、ここはオタク科だよ・・
「君は、もう少しオタクの格好するでしっ
腐女子なら、もっと『柴ちゃん』を見習うなりよ」明智
「ああ・・柴ちゃんガチンコだしな・・」片瀬
このクラスにはもう一人女子が居て・・
「うふっ・・うふっ・・」柴
授業そっちのけで、何か一人で本読みながら、うふうふ言ってるし・・
「見せろよっ柴ちゃんっ。エロいのでも読んでるんだろ!?」明智
「なにぃ~っ見せろっ見せろっ」赤羽
「コラコラ・・お前等・・」教師
だが・・
「あぁ~シャア様ぁ~」柴
「・・・シャアだ・・・」明智
「・・・自作の赤い彗星写真集だ・・」赤羽
その隠れて読んでる物を奪えば、ガンダムのシャアばっかり・・
教師は・・
「ふむ・・そういった一つの事に特化する事も大事だぞ。
ガンダムに関しては、まだまだ年間・・」教師
これがオタク科の数学だ。
ガンダム全体で年数億ものお金が動き・・
「シャア様に至っては、東京五輪と同じ額の経済効果が得られると・・」柴
「・・・・いや・・無いだろ・・」明智
「柴ちゃんの個人的重点の置き方だろ・・」赤羽
でも柴ちゃんはかわいい。
ちょっとガチンコオタク女子だけど。
二時限目の授業も終わり・・
「おいっす~また来たぜ~」普通科男子
「お~うっ」明智
キャッキャ・・キャッキャ・・
男子達は相変わらず僅かな時間でも遊ぶ生き物だ。
「もうっ!寝させろよ!昨日アフターで遅かったんだよバカヤロー」片瀬
片瀬は現役のキャバ嬢だ。勿論歳は誤魔化してるけど。
「柴ちゃんも言ってやりなよっ。うるせえバカヤローって」片瀬
「い・・ぃや・・わ・・私はぁ・・・・」柴
柴ちゃんは声も小さくて、遠慮しがちで、モジモジしてる女子だ。
「いや・・・・わ・・私は・・うるさくても・・大丈夫なんで・・」柴
そう言って顔真っ赤にして、また本を読み出すんだが・・
活字が多い本なのかな?
「スッ・・・・スチャ・・」
眼鏡を取り出し、眼鏡を掛ければ・・
「萌えぇ~~♪」明智
「萌えぇ~~♪」赤羽
「萌えぇ~~♪」普通科男子
「・・・声に出すなバカヤロー・・」片瀬
ついつい声に出ちゃう。だって、きゃわいぃんだもの。
「さあっ授業始めるぞ~。」教師
「じゃあまたな~」普通科男子
「おうっ」明智
(くそ・・また寝れなかったよ・・)片瀬
だが眠くてもしっかりと。こんな貴重な科は無いし、やりがいがあるっ。
そしてこの授業でオタク科を作ったアウトローの上の人達の考えもよく理解できる。
「じゃあまずは歌舞伎町のシノギと、それに秋葉原のシノギ・・」教師
歌舞伎町の主な収入元は、飲食、風俗、その他レジャー・・
秋葉原は、電気系オタク系の商品、メイド・リフレ系サービス、その他レジャー・・
「えっ!歌舞伎町の一日の飲み屋とか風俗とかの総売り上げと・・」明智
「秋葉原全体の売り上げが、ほぼ一緒!?」赤羽
「そうっ。だから押さえる街の一つでもあり・・」教師
渋谷・六本木・新宿・池袋・・そしてこの秋葉原・・
「合法的に安定した収入が得られる特別で貴重な街でもあるという事だ。」教師
そしていつかここから・・
「不良にしても、ヤクザにしても・・・」教師
いつもトップに立つのや、最前線で輝いてるのは、
渋谷や六本木などの繁華街を根城にしてきたグループだが・・
「いつかお前等が・・秋葉原が、ど真ん中で東京をここに傾かせてみろっ。」教師
「はいっ!」全員
キラっ・・・キラっ・・
はは・・みんな目がキラキラしてら。
秋葉原のドンになるって事は、
渋谷や六本木のドンになるってのと変わらないって事だ。
そして少し他とは毛色の違う・・
(ふふ・・新時代のヤクザなりかぁ・・)明智
(ふふ・・なっちゃうよ~秋葉原王にぃ)赤羽
(ふふ・・新時代の女帝かぁ・・)片瀬
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「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」
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「さあっ飯っ飯~」明智
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「いや~今日の授業重要だな」明智
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