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【来訪者からの黒薔薇】
53話 デージー
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私は一部を除いて話した。
「お前はアシューとの会話に夢中になり子供らを迷子にさせた‥・・・という事か?」
「はい、全ては私の責任です」
「えっ!?・・・・いや」
かまってさんが何かを話そうとしたが止めた。
別にかまってさんに罪を着せようとしてるわけじゃないし、私の責任だ。
「ふむ、罪は追って決めよう。だが・・・・・おい、そこの鬼人の子供全てを話せ」
・・・・・・・む。
「ルイーズお前は黙って聞いてろ。お前は何をやっても何も言わないだろう?」
「魔王陛下!じ、実は俺禁止地区に入ってしまったんです・・・――――」
かまってさんはぼそぼそと喋り始めた。
他の子供に協力してもらったらしい。ある一人の魔術を使ってコッソリ違うの場所に行ったらしい。
子供は大体騎士の訓練場を見たいと言って行ったらしい。
別の場所も行ってたからかまってさんは禁止地区に行ったらしい。
そして、私が来て転移で怪物から助けてもらった。
「どうだ?貴様は大体あってるか?・・・・・・」
「えぇ、まぁ大体あってますね。他の方たちも急にいなくなったので、ですが・・・・・えっと、かまってさん、ある一人とはどんな見た目をしていましたか?」
「なぜ、その者の事を聞く?」
「・・・・おかしいですよ。私も一応魔術の訓練をさせてもらって気配の訓練もしました。異常ではない気配は分かります。まぁ、始めたばかりなので少しですがアシュー副総長まで分からないのはおかしすぎます。魔術や魔力の事は敏感な人です。ですが気づかなかった・・・・・・つまり、種族のお子様ではなく・・・・・侵入者と見てもいいでしょう」
私が説明し終わると魔王様はニヤニヤした。
「あぁ、今日、侵入者が入った。今日だ。分かるか?クックック、今から子供らがいる所にその子供連れて行け」
・・・・・・多分。かまってさんが狙われたと分かっていて・・・・・・・
侵入者を捕まえろってことか?それとも、―――が入れた者を捕まえろってことか?
いや、考え過ぎか。だが用心にこしたことはないな。
「魔王陛下のお心のままに・・・・・・では御前失礼いたします」
私は魔王様に頭を下げた。
かまってさんは真っ青になって立ち尽くしてた。
「ほら、行こう?」
私はかまってさんの手を掴んで歩き出した。
周囲に誰もいなくなったら、足を止めた。
「大丈夫?すごい顔色が悪いよ?休む?」
かまってさんの顔を覗き込んだ。
「いや、大丈夫だ。ほら?行こう。えっと、名前なに?」
「ん?あぁ、ルイーズだよ。えっと君は?」
「笑わないか?」
「ん?笑わないけど?」
「・・・・・・デージー」
デージー・・・・・純潔・平和・希望・結構前向きな言葉だけど・・・・・・
純真・有徳な者の死・・・・か。
「よろしくね。デージー!」
「あぁ、よろしく。ルイーズ」
「デージー?まずは一回休憩しようね?」
私は顔色の悪いデージーを一回、庭に行く途中にあるベンチに座らせた。
「お前はアシューとの会話に夢中になり子供らを迷子にさせた‥・・・という事か?」
「はい、全ては私の責任です」
「えっ!?・・・・いや」
かまってさんが何かを話そうとしたが止めた。
別にかまってさんに罪を着せようとしてるわけじゃないし、私の責任だ。
「ふむ、罪は追って決めよう。だが・・・・・おい、そこの鬼人の子供全てを話せ」
・・・・・・・む。
「ルイーズお前は黙って聞いてろ。お前は何をやっても何も言わないだろう?」
「魔王陛下!じ、実は俺禁止地区に入ってしまったんです・・・――――」
かまってさんはぼそぼそと喋り始めた。
他の子供に協力してもらったらしい。ある一人の魔術を使ってコッソリ違うの場所に行ったらしい。
子供は大体騎士の訓練場を見たいと言って行ったらしい。
別の場所も行ってたからかまってさんは禁止地区に行ったらしい。
そして、私が来て転移で怪物から助けてもらった。
「どうだ?貴様は大体あってるか?・・・・・・」
「えぇ、まぁ大体あってますね。他の方たちも急にいなくなったので、ですが・・・・・えっと、かまってさん、ある一人とはどんな見た目をしていましたか?」
「なぜ、その者の事を聞く?」
「・・・・おかしいですよ。私も一応魔術の訓練をさせてもらって気配の訓練もしました。異常ではない気配は分かります。まぁ、始めたばかりなので少しですがアシュー副総長まで分からないのはおかしすぎます。魔術や魔力の事は敏感な人です。ですが気づかなかった・・・・・・つまり、種族のお子様ではなく・・・・・侵入者と見てもいいでしょう」
私が説明し終わると魔王様はニヤニヤした。
「あぁ、今日、侵入者が入った。今日だ。分かるか?クックック、今から子供らがいる所にその子供連れて行け」
・・・・・・多分。かまってさんが狙われたと分かっていて・・・・・・・
侵入者を捕まえろってことか?それとも、―――が入れた者を捕まえろってことか?
いや、考え過ぎか。だが用心にこしたことはないな。
「魔王陛下のお心のままに・・・・・・では御前失礼いたします」
私は魔王様に頭を下げた。
かまってさんは真っ青になって立ち尽くしてた。
「ほら、行こう?」
私はかまってさんの手を掴んで歩き出した。
周囲に誰もいなくなったら、足を止めた。
「大丈夫?すごい顔色が悪いよ?休む?」
かまってさんの顔を覗き込んだ。
「いや、大丈夫だ。ほら?行こう。えっと、名前なに?」
「ん?あぁ、ルイーズだよ。えっと君は?」
「笑わないか?」
「ん?笑わないけど?」
「・・・・・・デージー」
デージー・・・・・純潔・平和・希望・結構前向きな言葉だけど・・・・・・
純真・有徳な者の死・・・・か。
「よろしくね。デージー!」
「あぁ、よろしく。ルイーズ」
「デージー?まずは一回休憩しようね?」
私は顔色の悪いデージーを一回、庭に行く途中にあるベンチに座らせた。
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