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第四話「倉島」

4-4 性悪

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 (ちゃんと返してもらえた、本当に良かった!)

 美果は涙目で喜んでいた。今日一の笑顔を黒部と笠間に向ける。
 その顔を見て黒部はほっとして笑顔を向け、笠間は美果の笑顔を見た瞬間に胸を押さえて「うっ」と呻いていた。心なしか顔が赤い。

 「これに懲りたらもう学校に違反物を持ってきちゃダメよ、笹野さん」
 「はい、もう持ってきません」

 美果は安心して黒部の元に走り寄って素直に返事をしていた。笠間は自分の前を素通りしていった美果の後ろ姿を少し寂しそうに見つめつつ、特に声はかけなかった。

 「もう暗いから二人とも早く帰れよ、黒部先生ももう帰りますよね?」
 「あ、はい、今日は用事があるのでちょっと急いでます」
 「ああ、じゃあもう職員室の戸締りしますね」
 「すいません、よろしくお願いします!」
 「いえ当番ですので、黒部先生お疲れ様でした」

 にこりと笑って黒部に別れの挨拶をした倉島は優しそうな男に見えた。

 「じゃあ笹野さんも笠間君も帰りは十分に気をつけて帰ってね!」

 黒部は鞄を肩にかけると、笑顔で美果達に挨拶をして足早に帰っていった。

 「…」

 美果は倉島が彼女のスマホの中を勝手に盗み見て大事になり、学校に親を呼び出されるのではないか。そしてここ数ヶ月の間の美果を取り巻く全ての出来事が公にされた挙句に、退学処分にまでなってしまうのではないか。そんな風に考え、ずっと危惧していたのだ。

 (でも違った…今も黒部先生を引き止めたりしないで一人で作業してるし…今回の世界では、倉島先生は女の人を襲ったりしない、常識のある大人なのかも)

 自分に向けてきたあの冷たい視線は、きっと黒部との事で頭にきていたのはあるかもしれないが、もしかしたら一時のものなのかもしれない。このまま時が過ぎれば、いつか美果にも他の生徒同様に優しく接してくれるようになるのかもしれない。
 美果は単純にもそう考え始めたのだった。

 「じゃあ俺たちもう帰ります、行こう笹野」
 「あ、はい、じゃあ倉島先生、お先に失礼します」

 倉島は窓の施錠などを確認したり、付けっぱなしの電子機器類のチェックなどをしていた。その手を止め、笠間に声をかける。

 「笠間、帰り道は十分に注意しろ、人気のない道を歩くなよ」
 「分かってます」

 笠間は背筋をぴしっと伸ばし、深く頭を下げて職員室から出た。

 「笹野も、夜道は気をつけろよ」
 「は…い、ありがとうございます」

 美果にだけ向ける目は、黒部に向けたものとも、笠間に向けたものとも違う。あの、冷たい目つきだった。
 一瞬言いよどみ、美果はどうにか礼を告げて笠間の後を追って職員室から飛び出した。

 (きっと、いつか、私にも優しくしてくれる…)

 美果は震えだしそうになるのを堪えてポケットに入れた自らのスマホをぎゅっと握り締めた。


***


 「笹野、駅まで送るよ」

 笠間はごく自然に美果の手を握った。美果は少しだけぴくりと手を震わせた。

 「いえ、私は一人で大丈夫ですから…」

 美果はすっと笠間から手を離した。一瞬、離れていく美果の手を追いかけようとした笠間の手は、その場で迷うように留まっていたが、少しすると寂しそうに落ちていった。

 「もう真っ暗だから送ってやるって」
 「笠間先輩が遠回りになっちゃうじゃないですか、私のことは全然」

 気にしないでください、と続ける前に美果の言葉は途切れた。

 「笠間、まだ居た! これから皆で飯食ってく話しててさ、一緒に行こうぜ」
 「その子彼女? へー可愛いな!」
 「なあ、久しぶりに帰り食ってこうよ」

 四人ほどの上級生男子達が笠間を呼んだ。笠間はすぐさまその誘いを断ろうとしたが、美果は「呼んでますよ」と言ってその背を押した。

 「いや、俺は笹野と」
 「スマホの中身も確認したいので」

 美果の言葉に笠間は納得した。教師に没収されていたのだと思うと帰ってきたスマホの中身をすぐさま確認したくなるのは理解できた。できればその時は、一人で確認したいものである。

 「…ながら歩きすんなよ」
 「しないですよ」

 笠間はまだ何か言いたそうにしていたが、再度友人たちに呼ばれて返事をした。

 「じゃあ、何かあったらすぐ連絡しろよ…助けに行くわ」
 「…奴隷を助けに来るんですか?」
 「…」

 美果が苦笑してそう言うと、笠間は何も言えず切なそうに眉を寄せた。そして、美果にすっと顔を近づけ、その頬に口付けた。

 「助けに行くよ」
 「…」

 美果はきょとんとしていたが、次の瞬間かあ、と顔を赤くして僅かに狼狽えた。
 その様子を見て笠間は嬉しそうに笑い、美果の頭を一撫ですると「気をつけて帰れよ」と言い残して仲間たちの輪の中へ入っていった。

 「…びっくりした」

 心臓がどきどきと音を立てていた。
 出会った時も、美果を襲ったあの時も、ずっと乱暴で恐ろしい上級生だったはずなのに、最近の笠間は様子がおかしい。美果は彼が最近向けてくる優しい笑顔や、気遣うような態度に、不覚にも胸が高鳴ることがあった。

 「でも、これも気のせい…」

 美果は馬鹿馬鹿しい、と肩をすくめて苦笑した。彼は美果の弱味を握って身体を蹂躙した男の一人なのだから。

 「最初が怖かった分、今少し優しくされて、ギャップに混乱してるだけなんだろうな…もしかして笠間先輩もそれを計算に入れて今だけああいう態度取ってるだけとか?」

 そう考えたら恐ろしくなってきた。美果はぶるりと身体を震わせた。

 「もう帰ろう…」

 美果は、すっかり暗くなり人気の無くなった学校の敷地内から出ていった。



 「そうだ、笠間先輩に職員室まで付いて行ってもらったのにお礼言ってないや」

 美果は途中で気づき、忘れる前に、とスマホを立ち上げた。
 笠間と連絡を取り合っているアプリを立ち上げて、先程の礼を告げる。すると瞬時に既読が付き、返信は瞬く間に帰ってきた。丁度アプリを立ち上げていたのだろうか、と美果はそのあまりの返信の速さにくすりと笑った。

 「…あれ?」

 新着のメッセージ欄の二番手に、城木からのメッセージがあった。見覚えのないメッセージだが、既読がついていた。
 メッセージを開けて読んでみる。ろくでもない呼び出しのメッセージだった。ご丁寧に美果のあられもない写真まで添付してきてある。美果は目をつむってため息をついた。

 「…今日中に、連絡」

 嫌すぎて、美果はそのメッセージを消去したくなった。
 城木の呼び出しをどうにか断る術はないか、と無駄に逃げ道を模索していてふと気がついた。

 「私、このメッセージ初めて見た…」

 なのに、既読となっていた。

 「…」

 さあ、と美果は血の気が引いた。メッセージが届いた時間は、昼頃である。恐らく、丁度美果がスマホを没収されたあとの時間だ。

 「まさか…」

 そう美果が呟いた時、一台の車のライトが彼女を照らした。


***


 近寄ってきていたのは車体の赤いクロスオーバーSUV車である。
 美果は車についてさっぱり知識を持ち合わせていないが、男性が好んで乗りそうな無骨さと、高級感のあるスタイリッシュさを持ち合わせたデザインの車だということは分かった。

 「笹野、まだこんな所に居たのか」

 近寄ってきたその車は助手席の窓を開けた。すると運転席に座っていたのは体育教師の倉島だった。

 「倉島先生」

 美果は慌てて手の中のスマホをポケットに隠した。

 「ながらスマホをすると事故に遭うぞ」
 「…はい、すいません」

 がちゃ、という音が響く。倉島が車のドアロックを解除した音である。

 「笹野、乗っていけ」
 「え?」

 倉島の言葉に驚いた美果は数回瞬きをした。

 「もう暗いから乗せてってやるぞ」
 「えっと…大丈夫です、一人で帰れますから」

 どういう風の吹き回しだろう、と美果は訝しんだ。この教師は美果にはいつも冷たい態度を取っているのだ。先ほどだってそうである。とてもじゃないが、親切で送ってやると言っているとは思えなかった。

 「…ふむ」

 倉島も美果が訝しんでいることに気付いていた。一瞬考えたあと、倉島は美果を見ながら再び口を開いた。

 「…さっきは笠間や黒部先生が居たから言えなかったが、実は笹野に届いたメッセージを間違えて開いた」
 「え!?」

 美果は目を見開いた。先程の城木のメッセージが既読だった理由は、倉島しかいないと気づいていたが、改めてそう告げられてかなり動揺した。

 「あ、あの、あのメッセージは…」
 「お前も人には聞かれたくないだろ?」

 倉島は身を乗り出して助手席の扉を開けた。

 「…」

 美果は躊躇した。
 この男は、黒部を車に乗せて強姦した男である。今回の世界ではそれは行われていない。けれど、果たして乗っても大丈夫だろうか。

 「城木、という男から届いた写真について聞きたいことがある」
 「あ…」

 美果は足を震わせた。
 一番見られてはいけないものを、よりによって教師である倉島に見られている。美果は頭が真っ白になった。

 「いいから乗れ」

 強い口調で命令され、美果はびくりと身体を震わせた。

 「…」

 美果は、恐る恐る倉島の車に乗り込んだのだった。

 「シートベルトをちゃんとしろよ」
 「は、はい」

 素直にベルトを締めてちゃんと助手席に座った美果を見て、倉島は口元に笑みを浮かべた。がちゃ、と音がしてドアの鍵が締められる。

 「あ、あの先生…?」
 「ああ、運転中は鍵を締める事にしてるんだ」

 それだけ言うと、倉島は車を発進させたのだった。

***


 車内は静かだった。
 美果も倉島も互いに口を開かない。
 だが三分ほど倉島が車を走らせて、大通りを右折した辺りで美果はふと気がついて口を開けた。

 「先生、駅はここを真っ直ぐ行ったほうが近いですよ」
 「ああ、そうだな」

 話は終わってしまった。
 美果は首をかしげた。右折した車はどちらかという美果の地元方面へと向かっていた為、もしかしてそちらの方まで送ってくれるのだろうかとも考えた。

 「先生、さっきの写真のことですけど…」
 
 美果は沈黙が耐えられなくなり、とうとう自らその話題に切り込んだ。

 「私、入学してすぐの時にその人に酷いことをされて、それで写真を撮られたんです」

 不思議と、美果が今まで誰かに相談しようとしても上手く伝えられなかった事柄が、今は何の妨害もなく説明できた。倉島は黙って聞いている。

 「その写真で弱みを握られて、呼び出されるんです…私は、本当はそんなことしたくなくて」

 悔しくて肩を震わせ、俯いた。

 「金銭のやり取りがあるような文面だったが?」
 「受け取るように言われて、仕方なく受け取ったんです、でも一円も使ってません!」

 美果は大きな声で訴えた。
 倉島は驚いた様子もなく、車を走らせていた。

 「じゃあ笹野は自分の意志ではなく、脅されて仕方なく従っているという事か?」
 「はい、そうです」
 「…本当か?」
 「え?」
 
 美果が驚いて倉島の顔を見た。倉島は美果には目をくれず、前を見ながら涼しい顔で運転を続けていた。

 「黒部先生の信用を勝ち取ったり、笠間を誑し込んだり、立岡をけしかけたり、正直お前の手腕には驚かされるよ」
 「な、何言って」

 ふと美果は気がついた。周りは随分と薄暗い道になっていた。目を凝らして周りの様子を見ても、美果の知らない場所であるということしか分からない。

 「あ…の、先生…私、この辺でいいです…」

 美果は途端に怖くなってきた。
 嫌な予感が、背筋を駆け上がってくるのが分かる。
 このまま乗っているのは危険だと本能が告げていた。

 「こんなところで降りたら帰れないだろ、いいから大人しく乗ってろ」
 「でも、あの」

 思わず助手席のロックを外してドアを開けようとした美果だったが、ロックは外したそばからすぐにまたかけられてしまう。

 「危ないだろ」
 「先生、私降りたいです」

 美果が不安そうな声で言っても、倉島は無視してアクセルを踏み続けた。今道路に飛び降りれば怪我では済まない速度である。

 「もう少しだから大人しくしてなさい」
 「け、警察に通報しますよ!」

 そんな勇気もないけれど、美果は震える声でそう言った。しかし倉島は鼻で笑った。

 「先生は笹野を自宅近くまで送ってるだけだぞ? それにまだ話も済んでない」
 「だ、だから話はさっき…」

 車は長閑な田舎道を通り抜け、山道の途中に存在していた林の奥へ続く人気のない道の脇に止まった。

 「ここは一人になりたい時によく来るんだけどな、まあまず人も車も通らない道なんだ、特に夜はな」

 がちゃっ、と音を立ててロックを外すと、美果はすかさず扉を開けて逃げ出そうとした。しかし慌て過ぎていたためにシートベルトを外し忘れて身体がすぐに助手席に戻されてしまう。

 「まだ話は済んでないって言ってるだろ」
 「ひゃ!?」

 素早く自らのシートベルトを外した倉島は美果を片手一本で助手席に押し込めた。さらに身を乗り出して美果の開けた助手席のドアを閉め、再び鍵をする。そして美果を押し留めている助手席の背もたれを倒した。いきなり背もたれが無くなった美果は重力に従って後ろに倒れてしまった。

 「は、離してっ」

 自分の肩を押さえる倉島の手を素早く振りほどき、美果はシートベルトを外すと自分の学生鞄をもって慌てて車の後部へと逃げ込んだ。今まで気付かなかったが、後席はあらかじめ倒されており、何もない空間が広がっていた。

 「さっき片付けておいたんだ、意外と広いだろ?」
 「…っ」

 なぜ片付けておいたのか、とは聞きたくなかった。美果は後席のロックを外してドアを開けようとした。しかし何度ドアノブを動かしても扉が開かない。

 「な、なんで?」
 「ついでにチャイルドロックもかけておいたからだな、後ろは中からじゃ開かないよ」

 美果はチャイルドロックがどう言う原理で作動しているのか分からないが、後ろへ逃げ込んだ事が間違いであることは分かった。

 倉島は車のライトを消し、パーキングブレーキをかけ、シフトレバーをPに入れるとエンジンスイッチを押して完全に車を停車させた。
 室内灯をつけて自らの上着を脱ぎ、バックミラー越しに美果を見ながらネクタイを緩めるとくくっ、と楽しそうに笑った。

 「駄目だぞ笹野、男の車に簡単に乗ったら」
 「そんな、だって先生が乗れって…」

 美果は車の最奥でまだどうにか扉が開けられないか模索していた。彼女がどれほど窓を叩いてもヒビ一つ入らない。

 「一つ勉強になったな、危ないと思ったらすぐに逃げるのが一番良いぞ」
 「先生、あの、これ冗談ですよね…?」

 美果は震える声で訪ねた。

 「…」

 倉島はネクタイを取り外し、ワイシャツのボタンを二つほど外した。倒れたままの助手席に乗り上げ、そのまま車の後へと移動して怯える美果を見て口元をにやつかせた。

 「お前のような性悪な生徒は、一度強く指導する必要がある」
 「しょ、性悪って…」

 倉島は完全に後部に乗り込むと、倒れたままだった助手席のシートを元に戻した。これでもう美果は完全に逃げ場を失ってしまった。

 「笠間を襲ったのはお前だろう?」
 「え…え!?」

 美果は驚いた。襲われた覚えならあるが、襲った覚えはない。

 「あいつは将来有望な数少ない生徒だ、そんな笠間をお前は誘惑して堕落させようとしている」
 「し、してませんっ、誤解です!」
 「それだけじゃ飽き足らず、お前は夜道で笠間を殴って殺そうとした、そうだよな?」
 「違います!!!」

 美果はやっと気がついた。この教師は最初から美果が笠間を陥れる為に暗躍しているとんでもない女だと思い込んでいるのだ。だからあんなに冷たい目をしていたのである。

 「先生、聞いてください、私は笠間先輩に何もしていません」
 「遊び半分で誘ってないのなら、あいつに恨みがあるだろう? 競技の日の体育倉庫でのこととか」

 美果は目を見開いた。

 「なんで、それを」
 「遊びで誘って彼氏面し始めた笠間が面倒になって殺そうとしたのか、それとも襲われた事を恨んで殺そうとしたのか、どちらにせよお前が一番怪しいんだよ、笹野」

 違う、と何度言っても倉島は美果の言葉を聞き入れなかった。

 「援助交際をして、恋人でもない男に足を開く女のどこに信用できる部分があるって言うんだ?」
 「う…だから、それは…」

 美果は何を言っても倉島に嘘だ、お前だろう、性悪め、と言われ続け、とうとう泣き出した。

 「私だって…こんな風になりたくなんか無かったのに…」

 ぽろぽろと涙を零して泣き出した美果に、倉島ははあ、とため息をついて呆れた視線を向けた。

 「泣けば許されると思ってる辺りが子どもだな…いや、それも計算の内か?」
 「きゃあっ」

 倉島は急に美果の片足を掴んで引き倒した。
 驚く美果に、倉島はすぐさま伸し掛かった。

 「やだっ、先生!」

 震える声で訴え、美果は必死に伸し掛る倉島の胸を両手で押した。

 「私、先生のこと怖いし、苦手です…だけど、こんな事先生はしないって」
 「…」

 震える両手に胸を押され、倉島は無言で彼女を見下ろしていた。
 美果は苦手ではあっても、それでも倉島のことを教師として見ていた。このような間違いは起こらないと信じていた。

 「先生、お願いします、こんな冗談はやめて」
 「本当に悪い子だ…教師相手にもそんなに上手く誘うんだな」

 薄暗闇の中、倉島は先ほど取り外したネクタイで美果の両手を縛り付けた。
 倉島は、純粋に自分を信頼する生徒の信頼をいとも容易く破り捨て、その本性を見せた。

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