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元カレ
敏感
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「ただいまぁ」
当たり前のように「ただいま」を言って家に入ると、慣れてきた空気の中に美味しそうな香りを見つける。
「あ、唐揚げ?」
タンタンとリズムよく聞こえてくる包丁の音に足音を馴染ませ、リビングに向かっていくと、彼の背中をみつけた。
「お? おかえりなさい、ごめんなさい。今できるんで」
「いいわよ。急がなくて、私もこれからリラックスするために準備があるから、それにしても今日もバイトだったの? 最近、随分と頑張るわね」
私が今の部署に配属になってから、あまり志賀くんが働く会社に行けなくなっていた。
それでも、たまに行くようにはしているが、回数はかなり減っている。
「ちょっと、忙しくて」
苦笑しながら手際よく唐揚げをお皿に盛りつけていく。
胃袋を刺激する匂いに私は我慢できずに、自室へ戻ると素早く着替えをすませていった。
ラフな格好で最近はいられるようになった。
同棲当初は気を使って、普段からしっかりとした服装にしていたけれど、一度彼がジャージで過ごしているのを見てから、私もラフな格好をするようになり、これがなんて楽なことやら。
「はい、できましたよ」
ことりと置かれたお皿の上に熱々の唐揚げある。
これは、凄い! なんでこんなに料理ができるのだろうか? 正直悔しい、私もそれなりに独り暮らし経験が長いので、料理はできるほうだと思っていたけれど、志賀くんの味に勝てる気がしない。
「「いただきます」」
二人声を揃えて食べ始める。
いつもの食卓に私の心は安堵していく。
食べ終えると、ソファーに座り観ない映画のあらすじを見ては「うーん……」と唸って次のページに移ってを繰り替えしていると、隣にぽふっと腰掛けてくる。
「何しているんですか?」
「何って、映画のあらすじを読んで、観たいリストに入れているのよ」
「それって、経験ありますけど観ませんよね」
そうなのだ、いつでも観られると思うと逆にタイミングがつかめない。
操作していたリモコンをテーブルに置いてソファーに深く腰掛けると、彼がさらに近づいてくる。
顔を向けると、志賀くんの顔も目の前にあった。 綺麗な瞳とお風呂上がりのすこし火照った頬の色が妙に艶っぽい。
こりっと、オデコが私のオデコにあたるとスリスリと甘えるようにこすってくる。
さわっと彼の前髪が触れるとくすぐったい気持ちになった。
「ちょっと、どうしたのよ?」
「いや、最近なんだか紗香さんが変な気がして」
「え?」
最近という単語に若干の心当たりがある。 それは、きっと彼が原因だろう。
突然去ったかと思ったら、今度は急に現れるんだもん、しかもあの調子だからこっちが変に意識してしまっているのかもしれない。
漆田くんのことを考えていると、志賀くんは少し複雑な表情をすると私の頬にキスをしてくる。
「ひゃっ」
突然のことで驚いてしまう。
でも、彼はそのまま私を抱きしめると、ぎゅっと力をいれてくる。
「ちょ、ちょっとどうしたのよ」
「紗香さんがどこかに行っちゃいそうで……」
「は? な、何言って……」
私が言葉を伝えようとすると、強制的に唇を塞がれてしまう。
いつもより、乱暴な気もするけれど、相変わらず優しいのには変わりがない。
そのまま、首筋をチロチロとなめてくるのが合図、左手でホックを外されるとそのままソファーを寝具用に変えて私たちは倒れていく。
「ご、ごめんなさい、明かり消してくれると助かるんだけど」
今までなら全然怠っていたムダ毛処理も、彼と住むようになってからはバッチリなので見られてマズイ部分はないが流石に明るいのは恥ずかしい。
だけど、志賀くんはリモコンに手を伸ばさずに私の服を脱がせていく。
「き、聞いてるんっ――」
「紗香さん綺麗ですし、それに全部見たいかも……」
腰と胸に手をもっていき、優しく撫でられると背中がゾクゾクとしてしまう。
私がリモコンを取ろうとするのを阻止されると、またキスをされ彼の愛が私を包み込んでいった。
***
薄暗い部屋でぼうっとしていた。
今日の志賀くんはなんだか、その……凄かった。
何がって言えないけれど、とにかく凄くて自分の中が壊れるんじゃないかと思ってしまうほどで、しばらく歩けなかったけれど、こうして自室へ戻ってきて気だるい体を横にしている。
「気付いているかな?」
私が今抱えているモヤモヤを敏感に感じ取ってくれているのかもしれない。
なんだろう、嫉妬? なんて、考えも浮かんだけれどそれって自惚なんじゃない? かって思う。
「私の自意識過剰かも」
今まで彼が入っていた部分を撫でると、はっきりと形が思い出せる。
自分がこんなに乱れるなんて思いもしなかった。 すっかり馴染んでしまった彼の色を思い出すとまた体が熱をもってしまう。
「私って愛されているのかな?」
はっきりとした言葉はまだない。
一度「好き」って言ってくれたけれど、それはどの程度の好きなのだろうか?
わからない、でも嫌われていないのは感じる。
もう少しで私の誕生日、そしたら三十だよ? それでも、彼は私をまだ抱いて愛してくれるのだろうか?
考えれば考えるほど、不安でしかない。
「寝よ」
時計を確認すると、既に十二時を過ぎようとしていた。
私は柔らかな布団をかぶり眠ることにする。 体は疲れているのに、眠れない。
「はぁ、思春期の中学生かって」
そんなことを呟いていいると、ヘアのドアがノックされた。
「え? どうしたの?」
「入ってもいいですか?」
立ち上がり、鍵を開けると志賀くんが入ってくる。
「ど、どうしたのよ?」
「いや、ちょっと眠れなくて」
バツが悪そうな表情で私に近づいてきて、また抱きしめてくれる。
ほわっと温かさで満たされてはじめた。
「このまま、一緒に寝ませんか?」
「しょ、しょうがないわね、いいわよ」
優しく癖っ毛を撫でてあげると、私の布団に入って抱き合ったまま眠ることにした。
ちょっとエッチな雰囲気になってしまったが、そこは仕事のことを考えてお互い抑えられたが、なんだろう私の性欲も増しているのだろうか? それとも単純に彼が一緒だから?
わからない感情だらけ、でも、これだけは言える。
この背中にまわった手の温もりは本当に安心できる。
今まで感じていた不安が一気になくなり、私たちは夢の世界へと無事に旅立つことができた。
当たり前のように「ただいま」を言って家に入ると、慣れてきた空気の中に美味しそうな香りを見つける。
「あ、唐揚げ?」
タンタンとリズムよく聞こえてくる包丁の音に足音を馴染ませ、リビングに向かっていくと、彼の背中をみつけた。
「お? おかえりなさい、ごめんなさい。今できるんで」
「いいわよ。急がなくて、私もこれからリラックスするために準備があるから、それにしても今日もバイトだったの? 最近、随分と頑張るわね」
私が今の部署に配属になってから、あまり志賀くんが働く会社に行けなくなっていた。
それでも、たまに行くようにはしているが、回数はかなり減っている。
「ちょっと、忙しくて」
苦笑しながら手際よく唐揚げをお皿に盛りつけていく。
胃袋を刺激する匂いに私は我慢できずに、自室へ戻ると素早く着替えをすませていった。
ラフな格好で最近はいられるようになった。
同棲当初は気を使って、普段からしっかりとした服装にしていたけれど、一度彼がジャージで過ごしているのを見てから、私もラフな格好をするようになり、これがなんて楽なことやら。
「はい、できましたよ」
ことりと置かれたお皿の上に熱々の唐揚げある。
これは、凄い! なんでこんなに料理ができるのだろうか? 正直悔しい、私もそれなりに独り暮らし経験が長いので、料理はできるほうだと思っていたけれど、志賀くんの味に勝てる気がしない。
「「いただきます」」
二人声を揃えて食べ始める。
いつもの食卓に私の心は安堵していく。
食べ終えると、ソファーに座り観ない映画のあらすじを見ては「うーん……」と唸って次のページに移ってを繰り替えしていると、隣にぽふっと腰掛けてくる。
「何しているんですか?」
「何って、映画のあらすじを読んで、観たいリストに入れているのよ」
「それって、経験ありますけど観ませんよね」
そうなのだ、いつでも観られると思うと逆にタイミングがつかめない。
操作していたリモコンをテーブルに置いてソファーに深く腰掛けると、彼がさらに近づいてくる。
顔を向けると、志賀くんの顔も目の前にあった。 綺麗な瞳とお風呂上がりのすこし火照った頬の色が妙に艶っぽい。
こりっと、オデコが私のオデコにあたるとスリスリと甘えるようにこすってくる。
さわっと彼の前髪が触れるとくすぐったい気持ちになった。
「ちょっと、どうしたのよ?」
「いや、最近なんだか紗香さんが変な気がして」
「え?」
最近という単語に若干の心当たりがある。 それは、きっと彼が原因だろう。
突然去ったかと思ったら、今度は急に現れるんだもん、しかもあの調子だからこっちが変に意識してしまっているのかもしれない。
漆田くんのことを考えていると、志賀くんは少し複雑な表情をすると私の頬にキスをしてくる。
「ひゃっ」
突然のことで驚いてしまう。
でも、彼はそのまま私を抱きしめると、ぎゅっと力をいれてくる。
「ちょ、ちょっとどうしたのよ」
「紗香さんがどこかに行っちゃいそうで……」
「は? な、何言って……」
私が言葉を伝えようとすると、強制的に唇を塞がれてしまう。
いつもより、乱暴な気もするけれど、相変わらず優しいのには変わりがない。
そのまま、首筋をチロチロとなめてくるのが合図、左手でホックを外されるとそのままソファーを寝具用に変えて私たちは倒れていく。
「ご、ごめんなさい、明かり消してくれると助かるんだけど」
今までなら全然怠っていたムダ毛処理も、彼と住むようになってからはバッチリなので見られてマズイ部分はないが流石に明るいのは恥ずかしい。
だけど、志賀くんはリモコンに手を伸ばさずに私の服を脱がせていく。
「き、聞いてるんっ――」
「紗香さん綺麗ですし、それに全部見たいかも……」
腰と胸に手をもっていき、優しく撫でられると背中がゾクゾクとしてしまう。
私がリモコンを取ろうとするのを阻止されると、またキスをされ彼の愛が私を包み込んでいった。
***
薄暗い部屋でぼうっとしていた。
今日の志賀くんはなんだか、その……凄かった。
何がって言えないけれど、とにかく凄くて自分の中が壊れるんじゃないかと思ってしまうほどで、しばらく歩けなかったけれど、こうして自室へ戻ってきて気だるい体を横にしている。
「気付いているかな?」
私が今抱えているモヤモヤを敏感に感じ取ってくれているのかもしれない。
なんだろう、嫉妬? なんて、考えも浮かんだけれどそれって自惚なんじゃない? かって思う。
「私の自意識過剰かも」
今まで彼が入っていた部分を撫でると、はっきりと形が思い出せる。
自分がこんなに乱れるなんて思いもしなかった。 すっかり馴染んでしまった彼の色を思い出すとまた体が熱をもってしまう。
「私って愛されているのかな?」
はっきりとした言葉はまだない。
一度「好き」って言ってくれたけれど、それはどの程度の好きなのだろうか?
わからない、でも嫌われていないのは感じる。
もう少しで私の誕生日、そしたら三十だよ? それでも、彼は私をまだ抱いて愛してくれるのだろうか?
考えれば考えるほど、不安でしかない。
「寝よ」
時計を確認すると、既に十二時を過ぎようとしていた。
私は柔らかな布団をかぶり眠ることにする。 体は疲れているのに、眠れない。
「はぁ、思春期の中学生かって」
そんなことを呟いていいると、ヘアのドアがノックされた。
「え? どうしたの?」
「入ってもいいですか?」
立ち上がり、鍵を開けると志賀くんが入ってくる。
「ど、どうしたのよ?」
「いや、ちょっと眠れなくて」
バツが悪そうな表情で私に近づいてきて、また抱きしめてくれる。
ほわっと温かさで満たされてはじめた。
「このまま、一緒に寝ませんか?」
「しょ、しょうがないわね、いいわよ」
優しく癖っ毛を撫でてあげると、私の布団に入って抱き合ったまま眠ることにした。
ちょっとエッチな雰囲気になってしまったが、そこは仕事のことを考えてお互い抑えられたが、なんだろう私の性欲も増しているのだろうか? それとも単純に彼が一緒だから?
わからない感情だらけ、でも、これだけは言える。
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