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豆腐屋

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㊸二人の営み2

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 啓介の胸が呼吸に合わせて大きく上下する。痙攣する体に合わせ、腸壁もずっと収縮している。

 「啓介さん・・・ちゃんと息できる?大丈夫?」

 あまりの激しい気のやり方に、少し心配になる。涙で濡れた瞳がとろりと純也を見た。 

 「だいじょうぶ・・・。」

 性的な姿とは真逆のたどたどしい言葉。

 「啓介さん・・・好き・・・愛してる・・・。」

 「純也・・・俺も・・・愛してる・・・。」

 体を繋げたままキスをすると、啓介の口内がいちだんと甘く感じた。貪るように舌を絡める。

 「んっん♡ちゅっ♡♡ちゅっ♡ふっぁ♡♡」

 二回出したはずの啓介の陰茎が再び固く立ち上がり、純也の腹に当たる。

 「ん♡ふっぅ♡」

 お互い、わざと当てているわけではないが、射精直後の啓介は軽く触れるだけでも堪らないようだった。

 鼻から抜ける啓介の声が、純也の腰に響く。むちゃくちゃに突き入れたいのを我慢して、ゆっくりと引き抜いた。

 「ぃああぁぁ♡♡♡」

 ぐちゃっとローションの音がして、大きなものが結腸から出たと思うと、敏感な腸壁をゆっくりと擦りながら抜けるぎりぎりで止まった。

 大きく開いた足のお陰で、二人が繋がっている部分が丸見えだ。赤く充血した入口が、隙間なく純也を咥え込んでいる。

 それを見ながら、純也はまた自身を啓介の中へゆっくりと戻していく。

 「ひぃっっんん♡♡やっ、だ、めぇ♡♡」 

 啓介の右手が、自身の足を抱える純也の手首を握る。強すぎる怪感を逃がすように、力が込められている。

 純也は、啓介の内側にあるぷっくりとしたしこりを、自身の先端でぐりぐりと押す。

 「あっ♡やぁっ♡そこっっ♡♡そこばっか、り、だめっ♡だめっ♡」

 「ここ♡気持いいいでしょ?もっと気持ちよくなって♡♡」

 小刻みに出し入れされる純也の先端が、何度も繰り返ししこりを潰す。
 その度に、啓介の中は純也をきつく締め付けた。  

 「ひっ♡あっ♡とまっ、とまってぇぇぇ♡♡♡」

 必死に懇願するものの間に合わず、啓介は三度目の絶頂を迎えた。

 しかし、精液は出なかったようで啓介の陰茎は立ち上がったまま震えている。
 射精を伴わない絶頂の場合、啓介は自分の絶頂に気づかない。

 「っあぁ♡・・・あ♡」

 びくびくと体を震わせ、涙の張った目を見開いている。ハクハクと動かす口から、言葉になっていない声が漏れた。

 唾液でぬれる啓介の唇に誘われるように、純也はキスをする。 

 「んんっ♡♡・・・じゅんやぁ・・・でてないのにぃ・・・おれぇ・・・♡」

 自分の体の状態が理解出来ない啓介は、縋るような目で純也を見た。純也の手首を掴む右手は力が入らないのか、震えている。

 「うん♡啓介さん、射精なしでイッたんだよ♡♡すっごい可愛いかった♡♡♡」

 「・・・うそ・・・出さずに?」

 「そう、出さずに♡♡啓介さん、体起こせる?」

 「え?あっ・・・」

 純也は、啓介の脇の下から両腕を入れると抱えるようにして、抱き起こし自分の膝の上に座らせた。

 体勢が変わったことにより啓介の体重がかかり、浅いところにいた純也の陰茎が再び奥まで入って来る。
 啓介は慌てて、純也の首に両腕を回してつかまった。

 「ぁ♡っっひぃ♡♡」

 啓介さん♡♡力一杯しがみついてる♡♡可愛い♡♡

 純也は自分にしがみついて肩に顔を埋めている啓介の姿に普段とのギャップを感じ、きゅんきゅんときめく。

 「啓介さん♡♡大丈夫、俺ささえてるから!」
 
 今まで、二人はほとんど正常位のみで対面座位は初めてだった。 慣れない体勢が不安なのか、啓介は純也にしがみついたまま、まったく力を抜かない。

 「でも・・・これ・・・奥まではいる・・・。」

 「もう一回、啓介さんの奥まで入らせて?お願い♡♡無理そうだったら、ちゃんと止めるから、ね?」

 「・・・ほんとに?」

 啓介は少し疑うような声をだす。

 「うん、絶対やめる。」

 啓介はおずおずと両腕を解き、純也の足を跨いで膝立ちになった。

 「ぃあっ♡あぁっ♡」

 純也に下から突き上げられ、啓介はじょじょに体から力が抜けてしまう。
 膝立ちで少し浮かしていた腰も、突かれるごとに下にさがる。

 啓介が完全にペタリと座りこんだとき、純也は一際強く腰を打ち付けた。

 「ぁ♡ひっ♡あっ♡っぃあああぁっっ♡♡♡」

 「啓介さん・・・♡♡」

 一度入っていたので、さはどの抵抗なく肉壁を抜けて最奥まで入り込む。

 「ひぁ♡♡あっ♡♡♡」

 啓介は、体を貫かれた衝撃の余韻に体を震わせて耐えているようだった。

 「やぁっ♡♡まだ、まってぇ♡♡」

 純也が軽く啓介の腰を揺すると、それだけで敏感に反応してくれる。

 のけ反る上半身の胸の突起が目に入る。ふっくらと盛り上がる胸筋の上で赤く充血し、純也を誘っている。

 純也は迷わず片方に吸い付いた。

 「あっ♡」
 
 本番前に散々愛撫したため、ぷっくりと立ち上がったままの粒を舌で転がす。

 「やぁ♡だめっ♡むね、やあっん♡♡」

 片方を口で、もう片方を指先で転がすと、啓介は再び純也にしがみつき腸壁をキツく収縮させた。 

 乳輪ごと吸い付かれ、口内で舌先になぶられる。胸で感じるたびに中の純也を締め付けてしまい、敏感な腸壁はさらに感じて痙攣した。

 「あっ♡だめっっ♡あっ♡いっちゃ、ぁあああっん♡♡♡」

 啓介は体を震わせながら純也にしがみつくが、体にまったく力が入らずぐったりともたれ掛かっているだけだった。

 力の抜けた啓介の体を純也はしかっかりと抱きとめ、両腕で抱き締めるように支える。

 「啓介さん♡もう少しだけ・・・♡♡」

 「ひっん♡♡」

 いったばかりの体に強い怪感がはしる。最奥まで入り込んだ純也の陰茎が、早く強い動きで啓介の奥の壁を突き上げる。

 「あっ♡ああっ♡」

 啓介はわけがわからないまま、ぎっちりと純也を締め付けた。

 すっごいキツい♡♡めっちゃうねってる♡♡

 
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