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新しい村で愛されています(続々編)
番外編7:後輩がきたからよしよししてみる(10)
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※「巨人族に二人ががりで溺愛されている俺は淫乱天使さまらしいです」196、197話辺りです。
後輩のイチモツはすぐに復活し、それこそ猿じゃないかと思うぐらい俺を抱き続けた。
お乳を飲みながら、夢中で腰を振る後輩はやっぱりかわいいと思ったけど、こんなとんでもない快感はもうごめんだった。
「くっ、先輩っ、イクッ……!」
「あああああーーーーっっ……!?」
天使の精は更に天使を狂わせるらしい。俺は後輩に抱かれるまま全く動けなくなっていた。そうやって何度抱かれたかわからない。
「はい、もう時間切れ~」
ロイの声が聞こえて、俺はほっとした。これ以上抱かれたら本当に頭がおかしくなってしまいそうだったから。
なんというか、普通の気持ちよさではなかった。これ以上したらクセになってしまうような、そんな危険さをはらむ交わりだった。
後輩も自力で動けなくなっていたみたいで、自分の夫に助けを求めていた。うん、天使同士のえっちは危険だってことがよくわかった。
「ルイさま、大丈夫ですか?」
エインに洗浄魔法をかけてもらってほっとした。ずっと後輩にお乳を飲まれていたせいか、少し乳首が腫れてしまった。
「エイン、ちょっと痛いから乳首治して……」
「はい」
背を少しだけ反らしてエインにアピールしてみた。エインは嬉しそうに笑み、ちゅくちゅくとしゃぶって治してくれた。気持ちいいのと治してもらったことで、俺はやっとほっとした。ちょっとした傷が天使には致命傷になることもあるし。
落ち着いて服を着せられてから、後輩がぼろぼろと涙を流していることに気づいた。
「なに、泣いてんだよ?」
「せんぱい……だって、俺……先輩と、もう会えないんじゃ……」
そんな話は聞いていない。さすがにもうえっちする気はないけど。
「え? 俺らってもう会えないのか? そんなこと聞いてないけど……」
エインの腕の中で、エインとロイを見れば、微妙な顔をしていた。
とりあえずインに確認した方がいいだろう。
「俺は、会うだけならまた会いたいって思うけどな。五年こっちにいたんだろ? どういう生活してたか気になるし」
「お、俺も先輩にまた会いたいです!」
後輩が食いついてきた。
そういえば、と思い出した。
「おっまえ俺の乳は散々飲んでたけど、俺カイトのおっぱい飲ませてもらってないぞ」
「はいっ!?」
後輩が驚愕したような表情をする。俺のずっと飲んでたんだから少しは飲ませろよって思ったのだ。それについては直接ではなく、後で分けてもらうことになった。別に直接飲みたいわけではなかったから、それはかまわない。
「先輩、抱かせていただき、ありがとうございました……」
改めて礼を言われ、ちょっと照れてしまう。
「まさかお前に抱かれることになるとは思わなかったけどな……。悪くなかったぞ」
後輩は童貞だったんだから、フォローはしとかないとな。
童貞とかそうじゃない以前に、もう天使同士のえっちはごめんだが。
そうして機嫌が悪そうなインと共に昼飯を食べ、食休みをベランダでしてから寝室に運ばれた。眉間に皺が寄っている。かっこいいのにもったいないと思った。
「アイツの乳を飲む為に滞在を伸ばさせろっつーのはどういう料簡だ?」
「そのまんまだよ。搾乳してもらって一口は飲んでみたいと思ってさ。あ、イン」
「なんだ」
「見送りはしたいから、本格的なお仕置きは夜にして?」
「……とんだ天使様だな」
ふふ、って笑った。
「だって、インは俺の尻穴いっぱい拡げたいんだろ?」
「ああ……ガバガバにして舐めまくりてえ。指でぐちゃぐちゃにいじりてえし、ガバマンにイチモツ突っ込みてえな」
「変態っ」
インはブレない。なんでこんな男好きになっちゃったんだろうなー。ま、俺に選択肢なんて与えられなかったんだけどさ。
でも今では悪くないって思える。なんだかんだいってインは俺にとって最高の男だ。
「その変態が好きなんだろーが?」
「うん……インが好きっ」
ホント、好きで好きでたまらないんだよなぁ。あんなにひどいこといっぱいされたのに、愛しくてたまらないって目で見られてたら。
そう、天使は相手からの愛情を受け止めてしまうから。
「……しょうがねえ奥さんだ」
「似たもの夫婦だよな~」
「違いねえ」
ベッドに横たえられて抱きしめ合いながらそんなことを話しているのが愛しい。
「インってさ……」
「なんだ」
「絶対最初から俺のこと好きだったよなー」
違うって言われてもかまわないって気持ちで言ってみる。
「……まぁな。知ってんだろ」
「はっきり言われたわけじゃないから知らないよ。ねえ、俺が天使じゃなかったら本当はどうしてた?」
「……それこそ俺の嫁だな。誰にもヤらせねえで快楽漬けにして、閉じ込めてやる……」
ぞくぞくした。やっぱりインの愛は重い。でもそれがいい。
「俺、今でも十分快楽漬けで閉じ込められてると思うけど?」
「天使だからだろーが。独占できねえのはしょうがねえけどな」
「イン、大好き……」
その気持ちだけで十分だ。インは自分の頭を掻いた。
「ったく、煽るなっつってんだろーが」
煽ってるつもりなんて全くない。
「好きだから好きって言ってるだけだろ?」
「……もういい。黙れよ」
唇を唇で塞がれて、俺はインの首に両腕を絡ませた。一度解放してもらえるだろうけど、それまではまた”お仕置き”されてしまうのだろう。
イン、大好き。
後輩のイチモツはすぐに復活し、それこそ猿じゃないかと思うぐらい俺を抱き続けた。
お乳を飲みながら、夢中で腰を振る後輩はやっぱりかわいいと思ったけど、こんなとんでもない快感はもうごめんだった。
「くっ、先輩っ、イクッ……!」
「あああああーーーーっっ……!?」
天使の精は更に天使を狂わせるらしい。俺は後輩に抱かれるまま全く動けなくなっていた。そうやって何度抱かれたかわからない。
「はい、もう時間切れ~」
ロイの声が聞こえて、俺はほっとした。これ以上抱かれたら本当に頭がおかしくなってしまいそうだったから。
なんというか、普通の気持ちよさではなかった。これ以上したらクセになってしまうような、そんな危険さをはらむ交わりだった。
後輩も自力で動けなくなっていたみたいで、自分の夫に助けを求めていた。うん、天使同士のえっちは危険だってことがよくわかった。
「ルイさま、大丈夫ですか?」
エインに洗浄魔法をかけてもらってほっとした。ずっと後輩にお乳を飲まれていたせいか、少し乳首が腫れてしまった。
「エイン、ちょっと痛いから乳首治して……」
「はい」
背を少しだけ反らしてエインにアピールしてみた。エインは嬉しそうに笑み、ちゅくちゅくとしゃぶって治してくれた。気持ちいいのと治してもらったことで、俺はやっとほっとした。ちょっとした傷が天使には致命傷になることもあるし。
落ち着いて服を着せられてから、後輩がぼろぼろと涙を流していることに気づいた。
「なに、泣いてんだよ?」
「せんぱい……だって、俺……先輩と、もう会えないんじゃ……」
そんな話は聞いていない。さすがにもうえっちする気はないけど。
「え? 俺らってもう会えないのか? そんなこと聞いてないけど……」
エインの腕の中で、エインとロイを見れば、微妙な顔をしていた。
とりあえずインに確認した方がいいだろう。
「俺は、会うだけならまた会いたいって思うけどな。五年こっちにいたんだろ? どういう生活してたか気になるし」
「お、俺も先輩にまた会いたいです!」
後輩が食いついてきた。
そういえば、と思い出した。
「おっまえ俺の乳は散々飲んでたけど、俺カイトのおっぱい飲ませてもらってないぞ」
「はいっ!?」
後輩が驚愕したような表情をする。俺のずっと飲んでたんだから少しは飲ませろよって思ったのだ。それについては直接ではなく、後で分けてもらうことになった。別に直接飲みたいわけではなかったから、それはかまわない。
「先輩、抱かせていただき、ありがとうございました……」
改めて礼を言われ、ちょっと照れてしまう。
「まさかお前に抱かれることになるとは思わなかったけどな……。悪くなかったぞ」
後輩は童貞だったんだから、フォローはしとかないとな。
童貞とかそうじゃない以前に、もう天使同士のえっちはごめんだが。
そうして機嫌が悪そうなインと共に昼飯を食べ、食休みをベランダでしてから寝室に運ばれた。眉間に皺が寄っている。かっこいいのにもったいないと思った。
「アイツの乳を飲む為に滞在を伸ばさせろっつーのはどういう料簡だ?」
「そのまんまだよ。搾乳してもらって一口は飲んでみたいと思ってさ。あ、イン」
「なんだ」
「見送りはしたいから、本格的なお仕置きは夜にして?」
「……とんだ天使様だな」
ふふ、って笑った。
「だって、インは俺の尻穴いっぱい拡げたいんだろ?」
「ああ……ガバガバにして舐めまくりてえ。指でぐちゃぐちゃにいじりてえし、ガバマンにイチモツ突っ込みてえな」
「変態っ」
インはブレない。なんでこんな男好きになっちゃったんだろうなー。ま、俺に選択肢なんて与えられなかったんだけどさ。
でも今では悪くないって思える。なんだかんだいってインは俺にとって最高の男だ。
「その変態が好きなんだろーが?」
「うん……インが好きっ」
ホント、好きで好きでたまらないんだよなぁ。あんなにひどいこといっぱいされたのに、愛しくてたまらないって目で見られてたら。
そう、天使は相手からの愛情を受け止めてしまうから。
「……しょうがねえ奥さんだ」
「似たもの夫婦だよな~」
「違いねえ」
ベッドに横たえられて抱きしめ合いながらそんなことを話しているのが愛しい。
「インってさ……」
「なんだ」
「絶対最初から俺のこと好きだったよなー」
違うって言われてもかまわないって気持ちで言ってみる。
「……まぁな。知ってんだろ」
「はっきり言われたわけじゃないから知らないよ。ねえ、俺が天使じゃなかったら本当はどうしてた?」
「……それこそ俺の嫁だな。誰にもヤらせねえで快楽漬けにして、閉じ込めてやる……」
ぞくぞくした。やっぱりインの愛は重い。でもそれがいい。
「俺、今でも十分快楽漬けで閉じ込められてると思うけど?」
「天使だからだろーが。独占できねえのはしょうがねえけどな」
「イン、大好き……」
その気持ちだけで十分だ。インは自分の頭を掻いた。
「ったく、煽るなっつってんだろーが」
煽ってるつもりなんて全くない。
「好きだから好きって言ってるだけだろ?」
「……もういい。黙れよ」
唇を唇で塞がれて、俺はインの首に両腕を絡ませた。一度解放してもらえるだろうけど、それまではまた”お仕置き”されてしまうのだろう。
イン、大好き。
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