【完結】イケメンだけど短小な俺が異世界に召喚されたら

浅葱

文字の大きさ
上 下
215 / 228
新しい村で愛されています(続々編)

番外編7:後輩がきたからよしよししてみる(9)

しおりを挟む
※「巨人族に二人ががりで溺愛されている俺は淫乱天使さまらしいです」194、195話辺りです。

 食堂には、まだ後輩―江戸川海斗は来ていなかった。
 きっと俺と同様に昨夜は夫たちにたっぷり抱かれて、朝えっちもされてしまったに違いない。結婚すると夫はみなそうなってしまうんだろうか? って俺たち天使が特殊なんだよな。普通の夫婦とは比べられないだろうと思い直した。
 やっと来たと思ったら後輩はぐったりしていた。俺も疲れてはいるけどそんなんで大丈夫なのだろうか?
 ま、やることはとっととやっちまった方がいい。

「食べ終わって、食休みしたらヤるからな。悪いがこっちの部屋まで来てくれ」

 インが眉を寄せた。全くうちの旦那様は嫉妬深くて困る。

「……一回だけだろ?」

 俺は首を傾げてみせた。

「……午後はヤりまくってやる……」

 今日の午後はお休み取れるのかな。そうだったら嬉しいな。

「……うん、いっぱいして?」

 悪びれもせずに答えた。インに抱いてもらえるのは俺にとってご褒美だし。
 午前中は後輩に抱かれて、昼には終える約束である。
 インを見送って、俺たちの部屋に後輩たちを招いた。インは渋ったが、俺たちの部屋が一番頑丈でセキュリティもしっかりしている。特に天使同士の交わりは、何が起こるかわからないから俺たちの部屋でした方がいいのは間違いなかった。

「先輩……俺、先輩のおっぱい飲みながらしたいです……」
「やだって……」

 ベッドの上に上がって、うつ伏せになろうとしたら後輩が切なそうに言ってきた。絶対にこの小さいちんちんは見られたくない。慌ててシーツにくるまる。どうやって諦めさせようかと思ったが、後輩は更にとんでもないことを言い出した。

「じゃあ……百歩譲って、先に先輩のちんちん舐めさせてください」

 百歩譲ってってなんだ。俺はそのちんちんを見られたくないんだよっ。
 でもさすがにそれは言えなくて、こんな風に返すことしかできなかった。なんかもう泣けてくる。

「なっ……!? お前、ゲイじゃない、だろ……?」
「ゲイじゃないですけど……天使の蜜が甘いのは知ってますから……」

 後輩の顔は真っ赤だ。自分の精液が甘いと夫たちに教えられたことを思い出したのだろう。なんだかんだいってもかわいい奴だよな。
 しょうがない、俺も男だ。腹をくくろう。

「……しょーがねーな……」

 ため息をついた。

「ぜ、絶対に笑うなよなっ!」

 後輩が男の顔をして、俺からゆっくりとシーツを剥いだ。そして俺の股間を凝視し、無意識にだろうかゴクリと唾を飲み込んだ。俺の小さいちんちんを見て、興奮したみたいだった。

「笑うわけないじゃないですか……」

 後輩の息が荒くなる。

「先輩、好きです……俺、入れたらすぐイッちゃうかも……」
「……イッたらまたすればいいだろ? 昼飯までは相手してやるから……」

 そういえば童貞なんだよなって微笑ましく思った。童貞の相手は何人もしたけど、みな我慢ができなくてかわいかったと思う。あの頃はそれほど気持ちに余裕はなかったけど、もっとかわいがってやればよかったななんて今更ながら思った。
 でももう童貞の相手をするなんてことはないんだろうな。
 後輩は童貞らしくがっついてきた。
 乳首の吸い方はなってなかったから、優しく吸うように窘めたらすぐに上手になった。
 きっと自分が吸われている時を意識しているのだろう。やっぱ吸われてるとそういうのってわかるんだろうな。
 ちんちんもしごかれた。
 後輩はなんと俺の尻穴を舐めた。そんなことしなくたっていいのにと思ったけど、したいみたいだからさせた。でも尻穴を舐められてしまうとすぐにイチモツが欲しくなってしまう。
 俺は「早くっ」とねだって後輩にイチモツを入れさせた。

「!?」

 途端に凄まじい快感が背筋を駆け上ってきた。

「あっ、あーーーーっ……!?」

 ビクビクーッと身体が跳ね、背がのけ反った。みなに抱かれるのも気持ちいいのだけど、後輩のを受け入れた快感はまた別種のものだった。
 もうなんと表現したらいいのかわからない。溶けるようなどろどろの快感とでも言おうか。
 とても危険なものだってことだけはわかった。
 後輩も快感に翻弄されているらしく、うまく腰を動かせないみたいだった。だけどどうしても俺の乳は飲みたいらしく、身体を倒して俺の乳首に吸い付いてきた。

「あぁんっ……!?」

 尻穴がひくついているのがわかる。それだけでなくびくびくと身体が震えた。

「あっ、あっ、カイ、ト、カイトぉっ……!」

 後輩のイチモツを受け入れている中が気持ちよくてたまらない。後輩が夢中で俺の乳首から乳を飲んでいる。乳を飲まれるのも気持ちよくて、俺は後輩の頭を抱きしめた。
 これは別種の快感だと思う。きっと天使同士でしか味わえない禁断の快楽のように俺には思えた。
 危険だ。
 これ以上はやヴぁいと思ったけど、後輩の腰がへこへこと動いて俺の中を満たす。
 そうして後輩がせーえきを俺の奥に注いだら、全身がわなないた。

「あっ、あっ、あっ……へんっ、こんな、のっ……!」

 涙も涎も止まらない。
 俺は後輩を受け入れたことを初めて後悔したのだった。


ーーーーー
ルイ視点だとこんなかんじでしたー
しおりを挟む
感想 60

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

処理中です...