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新しい村で愛されています(続々編)

番外編その6:もっと傍にいてほしいから(11)

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 みんな前戯も後戯も長いから、こうやって抱かれてるうちにけっこう時間が経っていたりする。
 本当に俺ってばみんなの性欲処理係だよなって思うこともあるけど、みんな俺のこと大好きみたいだからそれはそれで嬉しい。別にMじゃないんだけどなー。

「あっ、あっ、あっ、あっ……!」

 ケンので結腸まで穿たれながら、俺は涙も涎もこぼして快感に啼く。

「ルイさまのおまんこっ、最高ですっ!」

 対面座位だからより奥まで穿たれてしまって、それが気持ちよくてたまらない。さすがに結腸まで犯してくれるのはケンぐらいだけど、インのでも窄まりのところを開かれちゃったりするから快感が去らなくて困ってしまう。
 奥まで入れられちゃうの、本当に気持ちよくて頭がおかしくなりそうだ。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 ケンのだと本当に拡げられてるってわかるから好きだ。ファンとハレはなかなか我慢がきかないけど、ロイもエインもケンも、俺の身体を気遣いながらえっちしてくれるからより好きになってしまう。
 え? インはって? インは俺に何してもいーんだよ。

「ルイさまっ、一度イキますよっ!」
「んっ……ああっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 ケンのせーえきが奥にどくどくと注がれるのを感じて、俺はまたイカされてしまった。気持ち、いいよぉお。
 ケンがイッた後は、インが戻ってくるまで俺の中を拡げていてくれる。すごい忍耐力だなって感心する。

「あっ……あっ……あっ……」

 せーえきによる快感が落ち着いてから、ケンは俺の身体をゆっくりと仰向けに倒した。中を抉る角度が変わって身もだえてしまう。

「んんんっ……」

 だから、入れたまま体位を変えたらだめだってば。

「ルイさま、私はおまんこを拡げていますから……みなにも愛してもらいましょう」
「えっ?」

 ケンが俺の中にイチモツを入れたまま手招きした。ロイとエインが近づいてきて、

「僕はおっぱい飲ませてもらう~」
「では私はおちんちんの蜜をいただきます」

 なんて言いだした。

「えっ、あっ、ああーーーっ!?」

 搾乳用の魔物を胸から外されて、ロイに乳首をしゃぶられる。エインはちんちんをぱくりと咥えた。

「や、らぁっ、あんっ、やらっ、やぁあっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「くっ……奥さま、そんなに締めては……」
「あぁんっ、やあぁっ……!」

 尻穴がひくひくしてケンのイチモツを締め付けては、俺が気持ちよくなってしまう。ロイの舌遣いはエロくて、乳首を絶妙に吸うからもっと飲んでほしくなってしまう。ちんちんもエインにしゃぶられてるし、同時に何か所も刺激しちゃだめだってば。

「ルイのおっぱいおいしいなー。このおっきく育った乳首もかわいいよね」

 ロイはそんなことを言いながら両方の乳首を吸う。エインは無言で俺のちんちんを咀嚼している。舌と顎で刺激してまるで食べるようにしゃぶっているから、怖いし気持ちいいしでどうしたらいいのかわからない。

「やっ、やっ、あぁんっ、やらぁっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 そうして何度もイカされながら、俺はインが帰ってくるのを待っていたのだった。


 涙と涎でどろどろになった状態で、時折水分を取らされる他はずっと感じさせられていた。
 ケンのイチモツに動いてほしかったけど、ケンはかなりの忍耐力で俺の尻穴を拡げていた。おかげでインが戻ってきた頃にはふにゃふにゃになっていて、早く抱いてほしいと思った。

「……帰ったぞ」
「インさん、おかえりー」
「インさん、おかえりなさい」

 ロイたちがおかえりって言ってるのに、俺は感じすぎてて言葉をうまく発することもできなくなっていた。もー、みんな張り切りすぎだってば。

「ルイ」

 インが上着を脱いで近づいてくる。その姿にきゅんとした。スーツ姿っていうのだろうか、かっちりした服を着た姿ってすっごくカッコイイと思う。

「……イン……」

 もう指一本動かすのもおっくうなんだけど、インに早く触れてほしくて俺は手を持ち上げようとした。

「ひでえ顔だな」

 インが俺の涙と涎でどろどろになった顔を見て笑う。インが拡げとけとか言うからじゃないか。
 でも伸ばそうとした手を取って、指にちゅ、とか口づけてくれたからそれで許してしまった。だってインのこと大好きだし。

「ちょっと待ってろ」
「ん……」

 さすがに仕事着のまま抱いてもらうのはまずいよな。俺、体液びしゃびしゃ出ちゃうから汚しちゃうし。って、いっぱい俺のこと感じさせちゃう奴らが悪いんだからなっ。
 インは手早く室内着に着替えると、ラツカから水をもらってすぐに戻ってきた。

「ルイ」

 ケンたちが俺から離れる。ケンのイチモツを抜かれるだけでも感じてしまって、「ぁんっ」と声が漏れてしまった。それをインが欲望でぎらぎらした目で眺める。早くインにしてほしいよぉ。

「いっぱい拡げてもらったか?」
「んっ……イン……確かめて……」

 いっぱい抱いてもらったから、尻穴はもうとろっとろだと思う。

「全く、かわいくてしょうがねえな」

 インは笑いながらそう言って、俺の足を大きく開かせたのだった。


ーーーーー
やっとインとのえっちっちー。
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