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新しい村で愛されています(続々編)
番外編その3:温泉でしっぽりしよう(1)
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インが二日以上の休みを取れたのは、このセイン村に来て二か月近く経ってからだった。
その間何度も、できるだけ一緒にいたいから仕事を手伝わせてほしいと言ったのだけどだめだの一点張りだった。
以前執務室に行った時は、張型で犯されたあげく夜はインとファンに駅弁で二輪挿しされて大変だった。その後もいっぱい拡げられちゃったりしたんだよな。(「新しい村編」47話~参照)ロイたちにインを甘やかしすぎだって怒られたりもしたけど、しょうがないじゃん。だってインのこと好きなんだもん。
だから書類のチェックぐらい~って思ったんだけど、執務棟から持ち出しちゃいけない書類が多いから、どうしてもチェックするとなると俺が執務棟まで行かなきゃいけないらしい。俺はそれでもよかったが、インがだめだと言う。
「あれは嫉妬だね」
ロイがいたずらっ子のような笑みを浮かべて言ったことに、エインとファンがうんうんと頷いた。
「嫉妬?」
全然思い当たらなくて首を傾げた。
「ルイはさー、インさんが他の人に色目使われてたらどう思う?」
「んー?」
ちょっと想像してみることにした。インはがたいもいいしカッコイイから絶対モテると思う。
ムッとした。
「ちょっと……嫌かも……」
「ルイってばかーわいい! インさんはルイがかわいいから心配なんだよ。僕たち以外の人がルイに色目使ったら多分殺しちゃうね!」
「えええ?」
そこまで嫉妬深いなんて知らなかった。ホントに? とエインとファンを窺うと二人ともうんうんと頷いていた。とはいえエインもファンも俺のことが好きみたいだから惚れた欲目なんじゃ? と思わないでもない。
「インさんはさ、ルイのこと閉じ込めておきたいんだよ。かわいいかわいい奥さんだから」
「そう、なのか……」
以前なら反発したかもしれないけど今はそれが嬉しいから、顔がつい緩んでしまうのを抑えられない。
「もーホント、ルイってばかわいいよね。閉じ込められるの嬉しく思う奥さんとか超羨ましいー。かわいいからルイ襲っちゃう!」
「えええ?」
朝食後の食休み中だったからロイにされるのは全然かまわない。最初はロイにいつも抱かせてもらったり抱いてもらったりする。
ちゅ、ちゅと何度もキスをして、シーツを剥がされた。
「インさんてさー、絶対ルイに服着せないじゃん? ごはんの時もシーツでくるむし、お風呂に連れていく時もそうだよね? 庭でお茶する時だけ服着せるけどさ、実はあれも嫌みたいだよー」
「んっ……そう、なんだ?」
ルイが俺の首筋を舐め、鎖骨に口づけ、胸を揉む。
「あれってルイを絶対出したくないからだからねー。何があっても外に出して人に見せたくないっていう意志の表れだよ」
「あぁっ……!」
ルイがそう言って俺の乳首をぺろりと舐めた。いっぱいいじられてる乳首はもうけっこう大きくなっていると思う。なんか乳輪も盛り上がってるみたいで確認する度に恥ずかしくも感じる。ロイはすぐに乳首を咥えてちゅくちゅくとしゃぶりはじめた。
「あっ、ロイッ、出ないっ、からぁっ……!」
「知ってるよー。でもルイの身体どこもかしこもキレイでかわいくてエロいんだもん。いっぱいかわいがりたいんだよっ」
「あっ、噛んじゃっ、あぁんっ……!」
もうなんで咥えながら話すんだろう。歯が当たったりして余計に感じちゃうじゃないか。
そんな風にしていつも通りロイに抱かれたり、エイン、ケン、ファンに抱かれて過ごした。こんなに抱かれても気持ちよくしかならないって、つくづく天使の身体の特殊性はとんでもないなって思う。
夕方いつも通りインが帰ってきて、ベッドで寝転んでいた俺にのしかかってきた。
「おかえり、おーもーいー」
「うるせえ。疲れて帰ってきた夫をもう少し労え」
「もうっ、じゃあすればいいじゃん」
シーツを取ろうとするもインが上に乗っかってるから取れない。最近はこんな軽口も叩けるからいいなって思う。ぐりぐりと腰を押し付けられ、インのがすでに勃ち上がりかけているのがわかった。
「手、使う?」
口でするのはだめって言われてるから聞いてみると、
「おまんこ貸せ」
とかすごいことを言う。
「いいよ?」
インにシーツを剥がされたら俺は裸になってしまう。
「……今日もおっぱいがエロいな」
「え? ああぁんっ……!」
インはぼそりと俺の乳首を見ながら言うと、乳首に吸い付いてきた。だからどんだけうちの連中は俺の乳首が好きなんだよぉ。抱かれてる間中乳を飲まれちゃうし、前戯でも乳首いっぱいいじられちゃうしもうどうしたらいいのかわからない。素直にあんあん啼いてればいいんだけどね。そうしてどこもかしこもいじられて、当然のことながら尻穴をインのイチモツでいっぱいにされた。インにされるとすぐにおかしくなっちゃうのが困る。
そうして夕飯時のこと。
「明日から三日間休暇を取った。ルイは確かこの村の温泉に行きたがっていたな」
「うん」
インが三日間休みとかすっごく嬉しい。
「温泉宿に行くぞ」
「本当に?」
「ああ、明日からまたたっぷり抱いてやるからな」
俺は頬が熱くなるのを感じた。
その間何度も、できるだけ一緒にいたいから仕事を手伝わせてほしいと言ったのだけどだめだの一点張りだった。
以前執務室に行った時は、張型で犯されたあげく夜はインとファンに駅弁で二輪挿しされて大変だった。その後もいっぱい拡げられちゃったりしたんだよな。(「新しい村編」47話~参照)ロイたちにインを甘やかしすぎだって怒られたりもしたけど、しょうがないじゃん。だってインのこと好きなんだもん。
だから書類のチェックぐらい~って思ったんだけど、執務棟から持ち出しちゃいけない書類が多いから、どうしてもチェックするとなると俺が執務棟まで行かなきゃいけないらしい。俺はそれでもよかったが、インがだめだと言う。
「あれは嫉妬だね」
ロイがいたずらっ子のような笑みを浮かべて言ったことに、エインとファンがうんうんと頷いた。
「嫉妬?」
全然思い当たらなくて首を傾げた。
「ルイはさー、インさんが他の人に色目使われてたらどう思う?」
「んー?」
ちょっと想像してみることにした。インはがたいもいいしカッコイイから絶対モテると思う。
ムッとした。
「ちょっと……嫌かも……」
「ルイってばかーわいい! インさんはルイがかわいいから心配なんだよ。僕たち以外の人がルイに色目使ったら多分殺しちゃうね!」
「えええ?」
そこまで嫉妬深いなんて知らなかった。ホントに? とエインとファンを窺うと二人ともうんうんと頷いていた。とはいえエインもファンも俺のことが好きみたいだから惚れた欲目なんじゃ? と思わないでもない。
「インさんはさ、ルイのこと閉じ込めておきたいんだよ。かわいいかわいい奥さんだから」
「そう、なのか……」
以前なら反発したかもしれないけど今はそれが嬉しいから、顔がつい緩んでしまうのを抑えられない。
「もーホント、ルイってばかわいいよね。閉じ込められるの嬉しく思う奥さんとか超羨ましいー。かわいいからルイ襲っちゃう!」
「えええ?」
朝食後の食休み中だったからロイにされるのは全然かまわない。最初はロイにいつも抱かせてもらったり抱いてもらったりする。
ちゅ、ちゅと何度もキスをして、シーツを剥がされた。
「インさんてさー、絶対ルイに服着せないじゃん? ごはんの時もシーツでくるむし、お風呂に連れていく時もそうだよね? 庭でお茶する時だけ服着せるけどさ、実はあれも嫌みたいだよー」
「んっ……そう、なんだ?」
ルイが俺の首筋を舐め、鎖骨に口づけ、胸を揉む。
「あれってルイを絶対出したくないからだからねー。何があっても外に出して人に見せたくないっていう意志の表れだよ」
「あぁっ……!」
ルイがそう言って俺の乳首をぺろりと舐めた。いっぱいいじられてる乳首はもうけっこう大きくなっていると思う。なんか乳輪も盛り上がってるみたいで確認する度に恥ずかしくも感じる。ロイはすぐに乳首を咥えてちゅくちゅくとしゃぶりはじめた。
「あっ、ロイッ、出ないっ、からぁっ……!」
「知ってるよー。でもルイの身体どこもかしこもキレイでかわいくてエロいんだもん。いっぱいかわいがりたいんだよっ」
「あっ、噛んじゃっ、あぁんっ……!」
もうなんで咥えながら話すんだろう。歯が当たったりして余計に感じちゃうじゃないか。
そんな風にしていつも通りロイに抱かれたり、エイン、ケン、ファンに抱かれて過ごした。こんなに抱かれても気持ちよくしかならないって、つくづく天使の身体の特殊性はとんでもないなって思う。
夕方いつも通りインが帰ってきて、ベッドで寝転んでいた俺にのしかかってきた。
「おかえり、おーもーいー」
「うるせえ。疲れて帰ってきた夫をもう少し労え」
「もうっ、じゃあすればいいじゃん」
シーツを取ろうとするもインが上に乗っかってるから取れない。最近はこんな軽口も叩けるからいいなって思う。ぐりぐりと腰を押し付けられ、インのがすでに勃ち上がりかけているのがわかった。
「手、使う?」
口でするのはだめって言われてるから聞いてみると、
「おまんこ貸せ」
とかすごいことを言う。
「いいよ?」
インにシーツを剥がされたら俺は裸になってしまう。
「……今日もおっぱいがエロいな」
「え? ああぁんっ……!」
インはぼそりと俺の乳首を見ながら言うと、乳首に吸い付いてきた。だからどんだけうちの連中は俺の乳首が好きなんだよぉ。抱かれてる間中乳を飲まれちゃうし、前戯でも乳首いっぱいいじられちゃうしもうどうしたらいいのかわからない。素直にあんあん啼いてればいいんだけどね。そうしてどこもかしこもいじられて、当然のことながら尻穴をインのイチモツでいっぱいにされた。インにされるとすぐにおかしくなっちゃうのが困る。
そうして夕飯時のこと。
「明日から三日間休暇を取った。ルイは確かこの村の温泉に行きたがっていたな」
「うん」
インが三日間休みとかすっごく嬉しい。
「温泉宿に行くぞ」
「本当に?」
「ああ、明日からまたたっぷり抱いてやるからな」
俺は頬が熱くなるのを感じた。
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