126 / 228
新しい村で愛されています(続々編)
56.久しぶりに思い出した
しおりを挟む
昨日の更新分、少し加筆しました。変更点はありません。
ーーーーー
……二回、されてしまった。
二回ってエインがイクのが二回って意味だったから、ずっとエインのイチモツで中を開かれてて俺はずっとはうはうするはめになった。もー、イチモツが尻穴の中に入ってるだけで気持ちいいのに、それをずっとされたらたまらなくなってしまう。
「あぁあんっ……!」
しかもやっと二回イッてくれて精液を受けた快感に啼いた後、「キレイにしますね」とか言って尻穴をまた舐め舐めされてしまった。
気持ちよすぎて無理って思った。
「……エイン、話するんじゃないのー?」
ロイがいいかげんいらいらした声を出して、やっとやめてもらえた。尻穴はものすごく感じちゃうからいつまでもいじるのはやめてほしい。
「ロイぃ……」
「あー、よしよし。いっぱい感じちゃったね。身体びくびくしちゃってる。かわいーい」
身体の震えが止まらなくてロイを呼んだ。ロイはベットで転がっている俺を優しく抱きしめてくれた。腕が動かないから抱きしめ返せなくて、俺はすんすんしてしまった。
「エイン、やりすぎだってば。ルイはすっごく感じやすいんだから手加減してあげないと可哀そうだよ」
「……伴侶ではないが、ルイさまは私の愛しい人だ。抱く時は常に全力であらねば……」
「もー、巨人族ってこれだから面倒くさい!」
巨人族、で何か聞いたことがあったような気がして、俺は首を少しだけ傾げた。
「ルイ?」
「……巨人族って……なんか他にも……」
うまく言えないし、何がどう、というのも思い出せなくてもやもやする。するとロイがあっけらかんと答えてくれた。
「んー? ルイの部下? だっけ? 確か巨人族の二人が奴隷商から買い求めたって言ってたけど」
「ああっ!?」
快感でぼうっとしていた頭が一気にクリアになった。
「そうだ! 江戸川……今、どうしてるんだろ……」
巨人族はすごく優しいってエインが種族のことを言っていたからめったなことはないだろうが、それでもどうしてるのか少しだけ気になった。
「エイン、知ってる?」
ロイが聞いてくれた。
「毎日大事にかわいがっていると聞いています。たまに触手族の混血の者や、竜族にも抱かれているらしいです」
「……は?」
言われている意味がわからない。確か俺は……と数えてみた。
イン、ロイ、エイン、ケン、たまにファンかハレとも……と考えたら何も言えなかった。
「そ、その……江戸川は同意してるのかな……? 触手族とか、竜族とか……」
「そこまではわかりかねますが、大事に抱かれていることは間違いないと思います。我々にとって伴侶は命をかけてでも守るものですから」
なんかスケールがでかすぎる。そこまででなくてもいいと思う。
ってことは無体なことされてるわけではないのか。ほっとした。
「後輩クンに会いたいって思う?」
ロイに抱きしめられたまま聞かれて考える。
「んー……別に? 江戸川が会いたいっていうなら会ってもいいかなって思うけど……」
別に俺が会いたいってのはないかも。
「そっかー」
ちょうど昼食の時間らしいので、シーツを巻かれ、エインに抱き上げられて居間に移動した。
インが戻ってきたのでどきどきした。今日はもう抱かれないんだよね、と思ったら夜どうするんだろうと思ってしまう。つーか抱き合いすぎかも。たまにはゆっくり話とかできるといいかなとも思った。
インの腕の中に当然のように下ろされて思わず顔がほころんだ。
「……お仕事お疲れさま」
「ああ」
インの膝の上で食事するのが当たり前ってのが不思議だと思うけど、夫婦とはこうして食事をするものだと言われてしまったら聞かざるをえない。あれ? 俺、もしかして騙されてる?
食べ終わってお茶をいただいていたら、そのお茶を取り上げられて口づけられた。キスぐらいいいよねって、ちゅ、ちゅとインと何度も軽くキスをした。
「ああ、だめだな……」
「?」
インが苦笑した。
「嫁がかわいすぎてだめだ」
そう言い残して、インは仕事に戻っていってしまった。
「~~~~ッッ!」
この頬の熱さをどうしてくれるんだって思った。インが好きすぎて困ってしまう。
「……インさんてずるいよねー。ムカつくー」
ロイが頬を膨らませたのがちょっとかわいかった。そういえば、とエインを見た。性奴隷の件を聞いていない。インのお嫁さんになってからすぐぐらいに性奴隷にしてほしいって言われたんだよな。
「エイン……」
声をかけると、にっこりと笑まれた。
「その……性奴隷って……」
どう聞いたらいいのかわからなくて戸惑ってしまう。こういう性に関することは本当に無理だ。エインが俺の前に傅いて、手を取った。
「ルイさま、愛しています」
そう言って手の甲にちゅっと口づけられた。もーやだ。うちの連中キザでやだ。ベッドで頭抱えてごろごろ転がって悶えたい。
「ルイ困っててかわいーい」
ロイに茶化されてどうにか反応することができた。なかなか話が進まないが、しょうがないのかなとも思った。真摯なエインの目を見返すことができない。もー、だからなんなんだよ性奴隷って。
「ルイさま、少し話が長くなりますがよろしいでしょうか」
「アッ、ハイ」
エインの真剣な声に反射的に返事をした。ロイが笑っているのがわかった。なんかムカついた。
ーーーーー
……二回、されてしまった。
二回ってエインがイクのが二回って意味だったから、ずっとエインのイチモツで中を開かれてて俺はずっとはうはうするはめになった。もー、イチモツが尻穴の中に入ってるだけで気持ちいいのに、それをずっとされたらたまらなくなってしまう。
「あぁあんっ……!」
しかもやっと二回イッてくれて精液を受けた快感に啼いた後、「キレイにしますね」とか言って尻穴をまた舐め舐めされてしまった。
気持ちよすぎて無理って思った。
「……エイン、話するんじゃないのー?」
ロイがいいかげんいらいらした声を出して、やっとやめてもらえた。尻穴はものすごく感じちゃうからいつまでもいじるのはやめてほしい。
「ロイぃ……」
「あー、よしよし。いっぱい感じちゃったね。身体びくびくしちゃってる。かわいーい」
身体の震えが止まらなくてロイを呼んだ。ロイはベットで転がっている俺を優しく抱きしめてくれた。腕が動かないから抱きしめ返せなくて、俺はすんすんしてしまった。
「エイン、やりすぎだってば。ルイはすっごく感じやすいんだから手加減してあげないと可哀そうだよ」
「……伴侶ではないが、ルイさまは私の愛しい人だ。抱く時は常に全力であらねば……」
「もー、巨人族ってこれだから面倒くさい!」
巨人族、で何か聞いたことがあったような気がして、俺は首を少しだけ傾げた。
「ルイ?」
「……巨人族って……なんか他にも……」
うまく言えないし、何がどう、というのも思い出せなくてもやもやする。するとロイがあっけらかんと答えてくれた。
「んー? ルイの部下? だっけ? 確か巨人族の二人が奴隷商から買い求めたって言ってたけど」
「ああっ!?」
快感でぼうっとしていた頭が一気にクリアになった。
「そうだ! 江戸川……今、どうしてるんだろ……」
巨人族はすごく優しいってエインが種族のことを言っていたからめったなことはないだろうが、それでもどうしてるのか少しだけ気になった。
「エイン、知ってる?」
ロイが聞いてくれた。
「毎日大事にかわいがっていると聞いています。たまに触手族の混血の者や、竜族にも抱かれているらしいです」
「……は?」
言われている意味がわからない。確か俺は……と数えてみた。
イン、ロイ、エイン、ケン、たまにファンかハレとも……と考えたら何も言えなかった。
「そ、その……江戸川は同意してるのかな……? 触手族とか、竜族とか……」
「そこまではわかりかねますが、大事に抱かれていることは間違いないと思います。我々にとって伴侶は命をかけてでも守るものですから」
なんかスケールがでかすぎる。そこまででなくてもいいと思う。
ってことは無体なことされてるわけではないのか。ほっとした。
「後輩クンに会いたいって思う?」
ロイに抱きしめられたまま聞かれて考える。
「んー……別に? 江戸川が会いたいっていうなら会ってもいいかなって思うけど……」
別に俺が会いたいってのはないかも。
「そっかー」
ちょうど昼食の時間らしいので、シーツを巻かれ、エインに抱き上げられて居間に移動した。
インが戻ってきたのでどきどきした。今日はもう抱かれないんだよね、と思ったら夜どうするんだろうと思ってしまう。つーか抱き合いすぎかも。たまにはゆっくり話とかできるといいかなとも思った。
インの腕の中に当然のように下ろされて思わず顔がほころんだ。
「……お仕事お疲れさま」
「ああ」
インの膝の上で食事するのが当たり前ってのが不思議だと思うけど、夫婦とはこうして食事をするものだと言われてしまったら聞かざるをえない。あれ? 俺、もしかして騙されてる?
食べ終わってお茶をいただいていたら、そのお茶を取り上げられて口づけられた。キスぐらいいいよねって、ちゅ、ちゅとインと何度も軽くキスをした。
「ああ、だめだな……」
「?」
インが苦笑した。
「嫁がかわいすぎてだめだ」
そう言い残して、インは仕事に戻っていってしまった。
「~~~~ッッ!」
この頬の熱さをどうしてくれるんだって思った。インが好きすぎて困ってしまう。
「……インさんてずるいよねー。ムカつくー」
ロイが頬を膨らませたのがちょっとかわいかった。そういえば、とエインを見た。性奴隷の件を聞いていない。インのお嫁さんになってからすぐぐらいに性奴隷にしてほしいって言われたんだよな。
「エイン……」
声をかけると、にっこりと笑まれた。
「その……性奴隷って……」
どう聞いたらいいのかわからなくて戸惑ってしまう。こういう性に関することは本当に無理だ。エインが俺の前に傅いて、手を取った。
「ルイさま、愛しています」
そう言って手の甲にちゅっと口づけられた。もーやだ。うちの連中キザでやだ。ベッドで頭抱えてごろごろ転がって悶えたい。
「ルイ困っててかわいーい」
ロイに茶化されてどうにか反応することができた。なかなか話が進まないが、しょうがないのかなとも思った。真摯なエインの目を見返すことができない。もー、だからなんなんだよ性奴隷って。
「ルイさま、少し話が長くなりますがよろしいでしょうか」
「アッ、ハイ」
エインの真剣な声に反射的に返事をした。ロイが笑っているのがわかった。なんかムカついた。
11
お気に入りに追加
2,304
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる