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新しい村で愛されています(続々編)
41.それはアウトなんだって
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「だめです。インさん、こちらへ」
俺はインがそれで気が済むならいいかな、と思ったのだが、エインから待ったがかかった。ベッドに下ろされてインを待つ間、ロイにぎゅうぎゅう抱きしめられた。
「ルイはインさんに甘すぎるよー。もっと自分を大事にしなきゃだめっ!」
「でも……」
「舌とか指程度ならいいけど、ちんちんはだめだよ。あれは仕置きに使われるものなんだから」
「仕置き……」
「そう、巨大化させるとね、本当に感覚が鈍くなるから言うことを聞かない性奴隷とかを躾ける為にするの。イクまでは性奴隷から抜かないから、それこそ半日以上入れっぱなしになっちゃうんだよ。確かに天使さまならそれでも感じまくるだけで済むだろうけど、性奴隷なんかだとがばがばになっちゃうから二輪挿しとか巨根専用とかにされちゃうんだよね」
「えええ……」
どん引きである。
「だからルイが許しても僕たちは許さないよ。インさんて調教師やってたわりにその手のことはあんまり知らないんだよね。王宮にいたからかなー」
俺は首を傾げた。
「王宮ってさ、人が多いからさー。拷問官とかそういうえげつないことする人は他にいたんだと思うよ。インさんがしてたのは快楽で堕とすやり方だったんじゃないかな。性奴隷とかは扱ったことないかもね」
なるほど、と思った。ロイは娼館にいたというからいろいろあったのだろう。
「エインの説教、けっこう長いから触らせて~」
ロイはそう言って俺に口づけてきた。ベッドでごろごろ転がりながらロイと舌を絡め合う。インのことが大好きだけどロイのことも好きだなーって思う。俺ってば気が多すぎ。
「んっ、んっ……」
ロイの手が俺の尻をやわやわと揉み始めた。尻はすぐに気持ちよくなってしまうからできれば触らないでほしい。でもうちの連中は俺の尻が好きみたいで……。
「んっ、はぁんっ……ロ、イ……尻はっ……」
「……いいじゃん、揉むぐらい」
「も、揉むだけじゃなぁっ、ああんっ……!」
ロイの指が俺の尻を揉みながら尻の間を何度もなぞる。そうしてどさくさに紛れて尻穴に触れるのだ。
「えー、揉んでるだけだよー。ルイが敏感なだけっ!」
「あっ、やぁあっ……!」
確かに揉んでるけどぉっ。尻穴もみもみしちゃだめっ。
「あ、穴はやぁあっ……!」
「穴じゃないでしょ、おまんこでしょー。ほらー、おまんこ舐めてっておねだりしてー」
「やっ、ロイぃっ……!」
もう本当にうちの連中はっ!
「おまんこぐっちょんぐっちょんに舐めてイカせてって。その後はイチモツで朝までいじめてって言ってよー」
そんなこと言えるわけないだろう。くぷくぷとロイの指先が尻穴をいじる。
「あっ、あっ、ロイッ、やああっ……!」
「……何をしてるんだお前は」
低い声がして、俺たちは顔を上げた。そこには不機嫌そうな顔で仁王立ちしているインがいた。
「なにってー、ちんちんは魔法でおっきくしちゃいけないってことを教えてたよ?」
悪びれもせずロイが答える。
「それだけじゃないだろ」
「当たり前でしょ。ルイかわいいんだもん」
しかも開き直った。
「……しょうがねえな。ロイ、エインと勝負しろ」
「え? なーに?」
「エインが勝ったら俺と二輪挿し。お前が勝ったらルイをサンドイッチだ」
「やる! エイン、じゃんけんしよ! 三回勝負ね!」
「望むところです!」
「ええー……」
今回の勝負は平和でよかった。ロイとインとサンドイッチってことは、俺はロイに入れながらエインに犯されるのか。それはそれでものすごく感じるんだよな。だって小さい俺自身はロイに包まれてめちゃくちゃ気持ちいいし、尻穴にちんちん突っ込まれたらそれだけで感じちゃうんだから。俺は頬が熱くなるのを感じた。
エインと二輪挿しとか……おっきいの二本で犯されたらまたわけがわからなくなってしまいそうだ。
どちらが勝ってもあんあん言わされることに変わりはないらしい。
「あーん! 負けたああああ!!」
エインが珍しくガッツポーズをしている。ロイは涙目になっている。たかがジャンケン、されどジャンケンである。でも、俺とヤる権利をかけてジャンケンとか締まらないよな。
「ルイ、明日はたっぷり慰めてね!」
ロイはそう言うと寝室を出て行った。ちょっと一人にしないでって思ってしまった。
「イン、怒られたの?」
「ああ、エインにな」
インが俺をぎゅっと抱きしめる。そしたらエインが見えないじゃないか。
「ルイさまを性奴隷扱いするなど論外です。それに、いくら魔法でイチモツを巨大化させてもむなしいだけでしょう」
「……わかってるよ。どうかしてたんだ」
「ルイさまは何も知りませんし、インさんのことが好きでたまらないのですからもう少し大事にしてください」
「……ああ」
これってきっとさっきも言われてたんだろうなって思う。エインは俺のことを大事に思ってくれているからインに説教してくれたんだろうけど、あんまり言ってはだめだと思う。
だから。
「ね……イン、エイン……そろそろ、して?」
とっても恥ずかしくて声がかすれてしまったけど、どうにかおねだりしてみた。
俺はインがそれで気が済むならいいかな、と思ったのだが、エインから待ったがかかった。ベッドに下ろされてインを待つ間、ロイにぎゅうぎゅう抱きしめられた。
「ルイはインさんに甘すぎるよー。もっと自分を大事にしなきゃだめっ!」
「でも……」
「舌とか指程度ならいいけど、ちんちんはだめだよ。あれは仕置きに使われるものなんだから」
「仕置き……」
「そう、巨大化させるとね、本当に感覚が鈍くなるから言うことを聞かない性奴隷とかを躾ける為にするの。イクまでは性奴隷から抜かないから、それこそ半日以上入れっぱなしになっちゃうんだよ。確かに天使さまならそれでも感じまくるだけで済むだろうけど、性奴隷なんかだとがばがばになっちゃうから二輪挿しとか巨根専用とかにされちゃうんだよね」
「えええ……」
どん引きである。
「だからルイが許しても僕たちは許さないよ。インさんて調教師やってたわりにその手のことはあんまり知らないんだよね。王宮にいたからかなー」
俺は首を傾げた。
「王宮ってさ、人が多いからさー。拷問官とかそういうえげつないことする人は他にいたんだと思うよ。インさんがしてたのは快楽で堕とすやり方だったんじゃないかな。性奴隷とかは扱ったことないかもね」
なるほど、と思った。ロイは娼館にいたというからいろいろあったのだろう。
「エインの説教、けっこう長いから触らせて~」
ロイはそう言って俺に口づけてきた。ベッドでごろごろ転がりながらロイと舌を絡め合う。インのことが大好きだけどロイのことも好きだなーって思う。俺ってば気が多すぎ。
「んっ、んっ……」
ロイの手が俺の尻をやわやわと揉み始めた。尻はすぐに気持ちよくなってしまうからできれば触らないでほしい。でもうちの連中は俺の尻が好きみたいで……。
「んっ、はぁんっ……ロ、イ……尻はっ……」
「……いいじゃん、揉むぐらい」
「も、揉むだけじゃなぁっ、ああんっ……!」
ロイの指が俺の尻を揉みながら尻の間を何度もなぞる。そうしてどさくさに紛れて尻穴に触れるのだ。
「えー、揉んでるだけだよー。ルイが敏感なだけっ!」
「あっ、やぁあっ……!」
確かに揉んでるけどぉっ。尻穴もみもみしちゃだめっ。
「あ、穴はやぁあっ……!」
「穴じゃないでしょ、おまんこでしょー。ほらー、おまんこ舐めてっておねだりしてー」
「やっ、ロイぃっ……!」
もう本当にうちの連中はっ!
「おまんこぐっちょんぐっちょんに舐めてイカせてって。その後はイチモツで朝までいじめてって言ってよー」
そんなこと言えるわけないだろう。くぷくぷとロイの指先が尻穴をいじる。
「あっ、あっ、ロイッ、やああっ……!」
「……何をしてるんだお前は」
低い声がして、俺たちは顔を上げた。そこには不機嫌そうな顔で仁王立ちしているインがいた。
「なにってー、ちんちんは魔法でおっきくしちゃいけないってことを教えてたよ?」
悪びれもせずロイが答える。
「それだけじゃないだろ」
「当たり前でしょ。ルイかわいいんだもん」
しかも開き直った。
「……しょうがねえな。ロイ、エインと勝負しろ」
「え? なーに?」
「エインが勝ったら俺と二輪挿し。お前が勝ったらルイをサンドイッチだ」
「やる! エイン、じゃんけんしよ! 三回勝負ね!」
「望むところです!」
「ええー……」
今回の勝負は平和でよかった。ロイとインとサンドイッチってことは、俺はロイに入れながらエインに犯されるのか。それはそれでものすごく感じるんだよな。だって小さい俺自身はロイに包まれてめちゃくちゃ気持ちいいし、尻穴にちんちん突っ込まれたらそれだけで感じちゃうんだから。俺は頬が熱くなるのを感じた。
エインと二輪挿しとか……おっきいの二本で犯されたらまたわけがわからなくなってしまいそうだ。
どちらが勝ってもあんあん言わされることに変わりはないらしい。
「あーん! 負けたああああ!!」
エインが珍しくガッツポーズをしている。ロイは涙目になっている。たかがジャンケン、されどジャンケンである。でも、俺とヤる権利をかけてジャンケンとか締まらないよな。
「ルイ、明日はたっぷり慰めてね!」
ロイはそう言うと寝室を出て行った。ちょっと一人にしないでって思ってしまった。
「イン、怒られたの?」
「ああ、エインにな」
インが俺をぎゅっと抱きしめる。そしたらエインが見えないじゃないか。
「ルイさまを性奴隷扱いするなど論外です。それに、いくら魔法でイチモツを巨大化させてもむなしいだけでしょう」
「……わかってるよ。どうかしてたんだ」
「ルイさまは何も知りませんし、インさんのことが好きでたまらないのですからもう少し大事にしてください」
「……ああ」
これってきっとさっきも言われてたんだろうなって思う。エインは俺のことを大事に思ってくれているからインに説教してくれたんだろうけど、あんまり言ってはだめだと思う。
だから。
「ね……イン、エイン……そろそろ、して?」
とっても恥ずかしくて声がかすれてしまったけど、どうにかおねだりしてみた。
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