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新しい村で愛されています(続々編)
38.”初めて”ってそんなにこだわることなのか?
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しくしく泣いていたらインが涙を舐め取ってくれた。そんなことされたらもっとぶわあっと涙が溢れて止まらなくなってしまった。だって好きなんだもん。インのこと大好きなんだもん。
俺泣きすぎ。
「……ロイ、やりすぎだ」
「……ルイ、すっごくかわいいんだもん。……ルイ、ごめんね」
ロイが近寄ってきて、俺の手に口づけた。ちょっと驚いた。
「もー、どんどんルイを好きになっちゃってしょうがないんだよー。これから身体鍛えまくってルイを略奪しよっかなーって思うぐらいにさっ!」
「……それは聞き捨てならんな」
「でも僕がルイのお嫁さんだってことは変わらないからねー。それだけは誰にも譲らない!」
「ああ、それは別にかまわんが……」
涙を全部インに舐め取られて、俺はインにぎゅうぎゅう抱き着いた。そしてインの唇にちゅっと口づける。
インは唇が離れるのを許さず、そのまま深く口づけた。
「んんっ……」
口腔内を舐め回してから、インは俺の舌を舐めて絡め取った。びくびくと震えながら与えられる快感にそっと目を閉じる。
「んっ、んっ……」
インにだったら何されても好き。絶対に本人には言わないけど。膝にだっこされて深い口づけを受けて、好きが溢れた。もっともっとキスしてほしいし、いっぱい抱いてほしいって思ってしまう。
「……いつも思うけどさー、ルイってばインさんのことすっごく好きだよね。やっぱ”初めての人”って違うのかなー?」
”初めての人”なんて言われてびくっとした。くちゅ……と音を立てて唇が離された。
「んっ、はぁ、んっ……」
「ルイは、俺が全部”初めて”だろ?」
抱きしめられたままインに聞かれて、ぽやぽやした頭で考える。首を傾げた。
「んー……キスは、したことあるけど……それ以外は全部インが”初めて”……」
「……誰とキスしたんだ?」
誰となんて思い出せないぐらい昔だ。中学生の頃、好きだった女の子と唇を合わせるだけのキスをした。高校生になってからも誰かとキスした気がする。自分自身が規格外に小さいと気づいてからはキスすらも忌避したけど。
「……女の子と、だけど……でも唇をただ合わせただけ、で……んんっ……」
また口づけられて、ベッドに押し倒されてしまった。
「?」
「あーあ、インさん止まらなくなっちゃった。簡単に食べられる物用意してもらってくるねー」
ロイが呆れたように言って寝室を出て行った。
インは何度も角度を変えて俺にキスすると、今度は首筋を舐め、鎖骨を舐めてから乳首を口に含んだ。
「ぁあんっ、インッ、なにしっ……ああんっ……!」
もう片方の乳首は指先でくりくりといじられている。
「乳首にキスは? されたことはないだろうな?」
「あんっ、そんな、ことっ……」
元の世界にいた時に俺の乳首なんか舐めたがる奴がいるはずない。
「インッ、インが初めてっ、だからぁっ……あああんっ……!」
咥えたまましゃべっちゃだめだし、そんなにちゅうちゅう吸っちゃだめ。
「あっ、噛んじゃ、やああっ……!」
びくびくと身を震わせながらインの甘い愛撫に翻弄される。乳首を何度も引っ張られ、捻られてもっと気持ちよくなってしまう。インは俺の乳首をいじりながら、更に舌に動かしていく。臍を舐め、脇腹を舐めてとうとう小さい俺自身をぱくりと咥えた。
「やーっ、やーっ、ああんっ……!」
ダイレクトはだめなのにっ。口づけと乳首への愛撫で先走りの汁を垂らしている小さい俺自身を根元までしゃぶられ、玉を手でころころと弄ばれた。
「あーっ、だめっ、イクッ、イッちゃうからっ、やぁあっ、離しっ、あああああーーーんっっ!」
じゅぷじゅぷと舐めしゃぶられて、更に放った精もごくごくと飲まれてしまった。
「やぁあんっ、インッ、離してぇっ……!」
「……ここにキスをされたことは?」
「インが”初めて”っ、だからぁっ……!」
残念ながら小さい俺自身を咥えてくれるなんて奇特な人はいなかった。風俗に行けばまた違っただろうが、俺はもうこの小さいのがコンプレックスだったから行くこともできなかった。
インは気をよくしたらしく、そのまま玉をしゃぶり、蟻の門渡りを舐め、とうとう俺の尻をくぱあと開かせて尻穴をべろべろと舐め始めた。
「ここは?」
「イン以外にっ、尻を舐めた奴なんてっ……!」
「そうか」
そこでインがやめてくれるはずもなく、ぐぷぷ……と舌をねじ込まれ、中をたっぷりと舐められてしまった。
「やああんっ、インッ、だめっ、だめぇっ、舐めちゃっ、やだあああっ、やー、んっ、あんっ、あんっ!」
尻穴は気持ちよすぎるから外側も中もだめだって言ってるのに、うちの連中はみんな舐めるのが好きすぎてやだ。ぐちゅ……と舌が一度抜かれた。尻穴がもっとほしいとばかりにひくひくしてしまう。
「あ、んっ……!」
「……こんなにエッロい身体してるのに俺が”初めて”だなんてな? 全く、お前の世界の奴らの目は節穴だったのか?」
「あぁ……んっ……!」
太い指を二本、尻穴にぐちゅりと入れられてじゅぷじゅぷと出し入れされる。
「あっ、あっ、ゆび、やっ、ああんっ、あんっ、あっ、ぐりぐりしちゃ、やっ、ああんっ、だめっ、こねちゃ、あああんっ!」
中で指をぐりぐりと動かされて、前立腺もくにくにといじられて涙が止まらない。舐められるのも好きだけど、指でぐちゅぐちゅといじられるのもたまらない。
「舐めるのもいいが、やはりおまんこはいろいろやってかわいがらないとな。この指に吸い付くかんじがたまんねえ」
「あっ、あんっ、やああっ、増やしちゃ、やあぁっ……!」
三本の指をぐっちょぐっちょと出し入れされ、俺はまたぴゅぴゅっと精を吐き出した。そういえば最近あんまり指でいじめられてなかったと思う。気持ちよくて、尻穴がひくひくするのが止まらない。
インは三本の指で何度も何度も俺の尻穴をこねまくると、ようやくギンギンに勃ち上がったイチモツをねじ込んでくれたのだった。
俺泣きすぎ。
「……ロイ、やりすぎだ」
「……ルイ、すっごくかわいいんだもん。……ルイ、ごめんね」
ロイが近寄ってきて、俺の手に口づけた。ちょっと驚いた。
「もー、どんどんルイを好きになっちゃってしょうがないんだよー。これから身体鍛えまくってルイを略奪しよっかなーって思うぐらいにさっ!」
「……それは聞き捨てならんな」
「でも僕がルイのお嫁さんだってことは変わらないからねー。それだけは誰にも譲らない!」
「ああ、それは別にかまわんが……」
涙を全部インに舐め取られて、俺はインにぎゅうぎゅう抱き着いた。そしてインの唇にちゅっと口づける。
インは唇が離れるのを許さず、そのまま深く口づけた。
「んんっ……」
口腔内を舐め回してから、インは俺の舌を舐めて絡め取った。びくびくと震えながら与えられる快感にそっと目を閉じる。
「んっ、んっ……」
インにだったら何されても好き。絶対に本人には言わないけど。膝にだっこされて深い口づけを受けて、好きが溢れた。もっともっとキスしてほしいし、いっぱい抱いてほしいって思ってしまう。
「……いつも思うけどさー、ルイってばインさんのことすっごく好きだよね。やっぱ”初めての人”って違うのかなー?」
”初めての人”なんて言われてびくっとした。くちゅ……と音を立てて唇が離された。
「んっ、はぁ、んっ……」
「ルイは、俺が全部”初めて”だろ?」
抱きしめられたままインに聞かれて、ぽやぽやした頭で考える。首を傾げた。
「んー……キスは、したことあるけど……それ以外は全部インが”初めて”……」
「……誰とキスしたんだ?」
誰となんて思い出せないぐらい昔だ。中学生の頃、好きだった女の子と唇を合わせるだけのキスをした。高校生になってからも誰かとキスした気がする。自分自身が規格外に小さいと気づいてからはキスすらも忌避したけど。
「……女の子と、だけど……でも唇をただ合わせただけ、で……んんっ……」
また口づけられて、ベッドに押し倒されてしまった。
「?」
「あーあ、インさん止まらなくなっちゃった。簡単に食べられる物用意してもらってくるねー」
ロイが呆れたように言って寝室を出て行った。
インは何度も角度を変えて俺にキスすると、今度は首筋を舐め、鎖骨を舐めてから乳首を口に含んだ。
「ぁあんっ、インッ、なにしっ……ああんっ……!」
もう片方の乳首は指先でくりくりといじられている。
「乳首にキスは? されたことはないだろうな?」
「あんっ、そんな、ことっ……」
元の世界にいた時に俺の乳首なんか舐めたがる奴がいるはずない。
「インッ、インが初めてっ、だからぁっ……あああんっ……!」
咥えたまましゃべっちゃだめだし、そんなにちゅうちゅう吸っちゃだめ。
「あっ、噛んじゃ、やああっ……!」
びくびくと身を震わせながらインの甘い愛撫に翻弄される。乳首を何度も引っ張られ、捻られてもっと気持ちよくなってしまう。インは俺の乳首をいじりながら、更に舌に動かしていく。臍を舐め、脇腹を舐めてとうとう小さい俺自身をぱくりと咥えた。
「やーっ、やーっ、ああんっ……!」
ダイレクトはだめなのにっ。口づけと乳首への愛撫で先走りの汁を垂らしている小さい俺自身を根元までしゃぶられ、玉を手でころころと弄ばれた。
「あーっ、だめっ、イクッ、イッちゃうからっ、やぁあっ、離しっ、あああああーーーんっっ!」
じゅぷじゅぷと舐めしゃぶられて、更に放った精もごくごくと飲まれてしまった。
「やぁあんっ、インッ、離してぇっ……!」
「……ここにキスをされたことは?」
「インが”初めて”っ、だからぁっ……!」
残念ながら小さい俺自身を咥えてくれるなんて奇特な人はいなかった。風俗に行けばまた違っただろうが、俺はもうこの小さいのがコンプレックスだったから行くこともできなかった。
インは気をよくしたらしく、そのまま玉をしゃぶり、蟻の門渡りを舐め、とうとう俺の尻をくぱあと開かせて尻穴をべろべろと舐め始めた。
「ここは?」
「イン以外にっ、尻を舐めた奴なんてっ……!」
「そうか」
そこでインがやめてくれるはずもなく、ぐぷぷ……と舌をねじ込まれ、中をたっぷりと舐められてしまった。
「やああんっ、インッ、だめっ、だめぇっ、舐めちゃっ、やだあああっ、やー、んっ、あんっ、あんっ!」
尻穴は気持ちよすぎるから外側も中もだめだって言ってるのに、うちの連中はみんな舐めるのが好きすぎてやだ。ぐちゅ……と舌が一度抜かれた。尻穴がもっとほしいとばかりにひくひくしてしまう。
「あ、んっ……!」
「……こんなにエッロい身体してるのに俺が”初めて”だなんてな? 全く、お前の世界の奴らの目は節穴だったのか?」
「あぁ……んっ……!」
太い指を二本、尻穴にぐちゅりと入れられてじゅぷじゅぷと出し入れされる。
「あっ、あっ、ゆび、やっ、ああんっ、あんっ、あっ、ぐりぐりしちゃ、やっ、ああんっ、だめっ、こねちゃ、あああんっ!」
中で指をぐりぐりと動かされて、前立腺もくにくにといじられて涙が止まらない。舐められるのも好きだけど、指でぐちゅぐちゅといじられるのもたまらない。
「舐めるのもいいが、やはりおまんこはいろいろやってかわいがらないとな。この指に吸い付くかんじがたまんねえ」
「あっ、あんっ、やああっ、増やしちゃ、やあぁっ……!」
三本の指をぐっちょぐっちょと出し入れされ、俺はまたぴゅぴゅっと精を吐き出した。そういえば最近あんまり指でいじめられてなかったと思う。気持ちよくて、尻穴がひくひくするのが止まらない。
インは三本の指で何度も何度も俺の尻穴をこねまくると、ようやくギンギンに勃ち上がったイチモツをねじ込んでくれたのだった。
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