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新しい村で愛されています(続々編)
17.おやつなんだけどカオス
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「いっけない。ミルク足りなーい。ルイ、出して」
「ロイ? 何言ってんの?」
ロイがあほなことを言うから二度見してしまった。
「えー。ルイのおっぱいから出るじゃん」
「今は出ないって」
シーツの上からさわさわと触るのをやめてほしい。召使いのラツカがすごい目で見てるじゃないか。
「ロイ、今日はもうだめ」
「えー。じゃあさーインさんに抱かれてる時に呼んでよ。ルイのフレッシュミルク飲みたい」
「……厨房にいっぱいあるんだろ?」
「直接飲みたいのー」
「バカばっか言って……」
シーツの上から胸を揉むのはやめてほしい。
「おっぱいだけでしたら、のちほどお手伝いしますが……」
エインも本気にしないでほしい。イチモツ入れられたら感じまくって最後までしたくなっちゃうからだめ。
「だったら僕が抱くー。抱いて飲むー」
「今日はもうだめだってば」
あんまり揉まれるから乳首が立ってきちゃったじゃないか。ロイはわかっててやってるから、シーツの上から乳首を摘まんでこりこりし始めた。
「ロイッ! 怒る、よっ!」
こんな外で、召使いとか近くに護衛がいる状態でそんなことしないでほしい。
「じゃあ後で舐めさせて」
「乳は出ないよ」
「それでもいいからー」
なんか今日はやけにロイが甘えてくる。かわいい奥さんだから言うことを聞いてあげたくなるんだけど、召使いが真っ赤な顔をして信じられないって表情をしているのが気になってしまう。もう少し表情に出さないようにした方がいいんじゃないかなって思う。王城から派遣されているというならさ。
「部屋に戻ってから、な」
「わーい! ルイ大好き!」
そんなわけで全然のんびりできなかった。ロイのおかしな発言は、ロイでなければ他の誰かが言ってたりするからあんまり気にならない。インとか平気でキスしてくるし。外ではやめてって言ってるのに。
「……天使さまのおっぱいは貴重なものではないのですか?」
それまで黙っていた召使いが口を開いた。
「もちろん貴重だよー。僕たちは毎日いっぱい飲めるけどね? 羨ましい?」
「う、羨ましいなどと……」
召使いの顔が真っ赤だ。
「羨ましくないのー? 直接エロかわいい乳首にキスしてごくごく飲みたくなーい?」
「そ、そんな……」
召使いが一歩後ずさった。
「ロイ?」
ロイはいったい何を言ってるんだろう?
「舐めたりしゃぶったり甘噛みしたりしたくない? ルイはすんごくかわいく啼くんだよー」
「……ロイ、失礼だろう?」
もう、ロイはなんでそんなにこの召使いを挑発してるんだろう。
「えー? 失礼なんかじゃないよ。この人ずっと物欲しそうな顔でルイを見てるもん。絶対乳首いじり倒したそうだし、ルイのかわいいちんちん舐めたいだろうし、おまんこにイチモツねじ込んであんあん言わせたいって思ってるはずだよー」
「ロ、ロイ……」
俺はもうどういう顔をしたらいいのかわからなくて、ロイと召使いの顔を交互に見た。
ら、召使いが深く頭を下げた。
「はい! 私は天使さまのおっぱいもちんちんもおまんこも舐めまくりたいです! もちろん私のイチモツをねじ込んでもっとして! と啼かせたいです! 里に攫ってみんなで犯しまくりたいです!」
「えええ?」
「よくできました」
ロイがにこにこして答えた。どういうことなんだよー。
「さすがに攫うのはダメだけど、ファンかハレと決闘して勝てば一回ぐらいはルイとできるかもよ? だからそんなにツンツンしないでねー」
「はい! 大変申し訳ありませんでした!」
なんだったんだろう。エインの腕に抱かれて寝室に戻される。
「ロイ、さっきの何だったんだ?」
すぐにシーツを剥かれてロイが抱き着いてきた。
「んー? ルイに一目惚れしちゃったけど人妻だから手ぇ出せないとかで悶々としてたただの青年でしょー? ファンとハレに勝たなきゃって思ったら身体鍛えなきゃだめだから、がんばるんじゃない?」
「? なんでがんばるんだ?」
「あれ? 全然伝わってない? あの召使い君もルイを抱きたくてたまらないんだよ?」
「えええ?」
なんか言ってた気がするけど、あの慇懃無礼から俺を抱きたい? 意味わかんない。
「んー……よくわかんないからほっといていい?」
「いいよー。抱きたいって思うならフツーは優しくしなきゃだよね。好意はわかるようにあらわせない人なんかどーでもいいよね」
「……うん」
ロイがニヤリとした。
「でも……インは例外なんでしょ?」
顔に熱が上るのを感じた。
「い、今は優しいし……さ、最初から丁寧に、抱いてくれたし……」
「僕に言い訳しなくてもいいんだよー? ルイってば本当にかわいいっ!」
「あっ……!」
「おっぱい舐め舐めさせてっ!」
「やぁんっ……!」
ロイを押しのけるなんてことできないから、ロイの好きなように乳首をいじられまくってしまった。もちろん腫れないように優しく、甘くだけど。
それを見ていたエインに小さい俺自身を舐め舐めされたりと、なんかもう一日のほとんどがエロな気がする。夕方疲れた様子で帰ってきたインが、俺の痴態を見て襲い掛かってきたりしたけど、インに抱かれるの好きだから内心すっごく嬉しかった。
あ、でもこれは内緒だから。
「ロイ? 何言ってんの?」
ロイがあほなことを言うから二度見してしまった。
「えー。ルイのおっぱいから出るじゃん」
「今は出ないって」
シーツの上からさわさわと触るのをやめてほしい。召使いのラツカがすごい目で見てるじゃないか。
「ロイ、今日はもうだめ」
「えー。じゃあさーインさんに抱かれてる時に呼んでよ。ルイのフレッシュミルク飲みたい」
「……厨房にいっぱいあるんだろ?」
「直接飲みたいのー」
「バカばっか言って……」
シーツの上から胸を揉むのはやめてほしい。
「おっぱいだけでしたら、のちほどお手伝いしますが……」
エインも本気にしないでほしい。イチモツ入れられたら感じまくって最後までしたくなっちゃうからだめ。
「だったら僕が抱くー。抱いて飲むー」
「今日はもうだめだってば」
あんまり揉まれるから乳首が立ってきちゃったじゃないか。ロイはわかっててやってるから、シーツの上から乳首を摘まんでこりこりし始めた。
「ロイッ! 怒る、よっ!」
こんな外で、召使いとか近くに護衛がいる状態でそんなことしないでほしい。
「じゃあ後で舐めさせて」
「乳は出ないよ」
「それでもいいからー」
なんか今日はやけにロイが甘えてくる。かわいい奥さんだから言うことを聞いてあげたくなるんだけど、召使いが真っ赤な顔をして信じられないって表情をしているのが気になってしまう。もう少し表情に出さないようにした方がいいんじゃないかなって思う。王城から派遣されているというならさ。
「部屋に戻ってから、な」
「わーい! ルイ大好き!」
そんなわけで全然のんびりできなかった。ロイのおかしな発言は、ロイでなければ他の誰かが言ってたりするからあんまり気にならない。インとか平気でキスしてくるし。外ではやめてって言ってるのに。
「……天使さまのおっぱいは貴重なものではないのですか?」
それまで黙っていた召使いが口を開いた。
「もちろん貴重だよー。僕たちは毎日いっぱい飲めるけどね? 羨ましい?」
「う、羨ましいなどと……」
召使いの顔が真っ赤だ。
「羨ましくないのー? 直接エロかわいい乳首にキスしてごくごく飲みたくなーい?」
「そ、そんな……」
召使いが一歩後ずさった。
「ロイ?」
ロイはいったい何を言ってるんだろう?
「舐めたりしゃぶったり甘噛みしたりしたくない? ルイはすんごくかわいく啼くんだよー」
「……ロイ、失礼だろう?」
もう、ロイはなんでそんなにこの召使いを挑発してるんだろう。
「えー? 失礼なんかじゃないよ。この人ずっと物欲しそうな顔でルイを見てるもん。絶対乳首いじり倒したそうだし、ルイのかわいいちんちん舐めたいだろうし、おまんこにイチモツねじ込んであんあん言わせたいって思ってるはずだよー」
「ロ、ロイ……」
俺はもうどういう顔をしたらいいのかわからなくて、ロイと召使いの顔を交互に見た。
ら、召使いが深く頭を下げた。
「はい! 私は天使さまのおっぱいもちんちんもおまんこも舐めまくりたいです! もちろん私のイチモツをねじ込んでもっとして! と啼かせたいです! 里に攫ってみんなで犯しまくりたいです!」
「えええ?」
「よくできました」
ロイがにこにこして答えた。どういうことなんだよー。
「さすがに攫うのはダメだけど、ファンかハレと決闘して勝てば一回ぐらいはルイとできるかもよ? だからそんなにツンツンしないでねー」
「はい! 大変申し訳ありませんでした!」
なんだったんだろう。エインの腕に抱かれて寝室に戻される。
「ロイ、さっきの何だったんだ?」
すぐにシーツを剥かれてロイが抱き着いてきた。
「んー? ルイに一目惚れしちゃったけど人妻だから手ぇ出せないとかで悶々としてたただの青年でしょー? ファンとハレに勝たなきゃって思ったら身体鍛えなきゃだめだから、がんばるんじゃない?」
「? なんでがんばるんだ?」
「あれ? 全然伝わってない? あの召使い君もルイを抱きたくてたまらないんだよ?」
「えええ?」
なんか言ってた気がするけど、あの慇懃無礼から俺を抱きたい? 意味わかんない。
「んー……よくわかんないからほっといていい?」
「いいよー。抱きたいって思うならフツーは優しくしなきゃだよね。好意はわかるようにあらわせない人なんかどーでもいいよね」
「……うん」
ロイがニヤリとした。
「でも……インは例外なんでしょ?」
顔に熱が上るのを感じた。
「い、今は優しいし……さ、最初から丁寧に、抱いてくれたし……」
「僕に言い訳しなくてもいいんだよー? ルイってば本当にかわいいっ!」
「あっ……!」
「おっぱい舐め舐めさせてっ!」
「やぁんっ……!」
ロイを押しのけるなんてことできないから、ロイの好きなように乳首をいじられまくってしまった。もちろん腫れないように優しく、甘くだけど。
それを見ていたエインに小さい俺自身を舐め舐めされたりと、なんかもう一日のほとんどがエロな気がする。夕方疲れた様子で帰ってきたインが、俺の痴態を見て襲い掛かってきたりしたけど、インに抱かれるの好きだから内心すっごく嬉しかった。
あ、でもこれは内緒だから。
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