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新しい村で愛されています(続々編)
7.お嫁さんをもらいまして
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セイム村に来て二日目。そう、まだ二日目である。
前いた村でも一日の過ごし方はそんなかんじだったからしょうがないのだろう。俺はみんなに抱かれるのが仕事のようなものだし。
毎朝の目覚めは快感と共に訪れる。
「ぁああっ……!」
俺を抱くインの腕の中で朝を迎えるのだ。起き抜けのセックスなんてエロ本の中にしかないと思っていたけど、俺はインの嫁だし天使だから朝Hは当然らしい。尻穴の中をインのでかいイチモツでごちゅごちゅと突きまくられて、涙をぼろぼろこぼしながらイカされる。起き抜けは感覚が鈍い、というかふわふわしていて身体に力が入らない。イッたからちょっと待ってほしいのにインはいつも容赦がない。敏感になってひくついている尻穴をごちゅごちゅごちゅっ! と蹂躙されて俺は啼くことしかできないのだ。
「あっ、待ってっ、イッたから……あああんっっ!」
「ルイが感じやすすぎるんだ。俺がイクまでに何回イクつもりなんだ? 待てるわけねえだろ!」
インの鬼畜ぅ、と思いながらも朝から気持ちよすぎて押しのけることもできない。インがイッたらイッたで精液をたっぷり出されてしまうからまたイキまくってしまうし。
感じすぎてつらいとかなんなんだろう。
ゴクリゴクリと俺の乳を飲み、
「やっぱり飲むのはルイに限る」
とか言われてしまうとどんな顔をしたらいいのかわからない。
護衛として寝ずの番をしてくれたファンは、もちろんインが何をしていたのかしっかり見ていて、「インさまはルイさまの愛液もたっぷり舐めていらっしゃいました」とか言うのだ。気持ちいいけどすごく恥ずかしい。
朝食を終えたらエインに中をキレイにしてもらう。洗浄魔法である。
洗浄魔法は便利だ。身体中が汁まみれになっていても、洗浄魔法を唱えればすぐにキレイになってしまうのだから。
「魔法って俺も使えるのかな?」
ある日呟いたら否定された。異世界からきた者は魔法が使えないらしい。ちょっとへこんだ。でもこの屋敷にいる者たちは必要最低限魔法が使えるようなので気にしないことにした。だって必ず誰かが側にいるし、俺が一人で部屋を出るなんてことはありえないからだ。
今日はロイが抱かせてくれた。
「ルーイ」
ベッドに上がって、布の衣裳をちら、とはだけて。
「ね、ルイ。……して?」
「慣らさないと……」
「大丈夫、自分で慣らしてきたから。潤滑剤も入れてあるから、して?」
「ロイ~」
覆い被さって抱きしめて、小さい俺自身でロイの中に入れさせてもらった。くちゅくちゅと濡れた音が響く。俺のは本当に小さいのにロイの尻穴はしっかり俺自身を締め付けてくれる。それがすごく嬉しくて、
「ロイ、俺のお嫁さんになって……」
とお願いした。
「ルイ、大好き! 僕ルイのお嫁さんになるね」
即答してくれたロイに愛しさがこみ上げる。そのまま俺はイッてしまった。
「あ……ごめ……」
「大丈夫。まだできるでしょ?」
ロイが俺の腰に足を絡めてきた。
「嫁は夫が満足するまで奉仕するのが義務なんだよ~」
そのままもう一回させてもらって、その後はロイに押し倒された。
「はー、ルイってば本当にかわいい。ルイが満足するまでいっぱいしよーね」
「え……だ、大丈夫、満足してる、から……」
「そんなわけないでしょー? 遠慮しないで僕の愛を受け取って?」
ロイはにっこりしてそう言うと、俺の尻穴をまた舐め舐めし、俺に入れながら乳をごくごくと飲んだ。ロイのはインやエインほどでかくはないけど、俺は尻穴にイチモツを入れられれば感じてしまうから、しっかりロイの硬さを堪能した。
「あっ、あっ、あっ、あんっ、ロイっ……!」
「僕のでもしっかり感じちゃうルイってばサイコー!」
ぺろぺろちゅうちゅうと俺の乳を飲みながら、ロイも腰を激しく動かす。抱いて抱かれてなお嫁さんって俺も幸せかも。ロイがイッたらまた気持ちよくて俺もイッてしまった。
「あっ……あっ……あんっ……!」
「僕がイッたらイクとかもたまらないよね……。こんなに愛される為の身体なんだもんなー、みんな欲しがったってしょうがないよー」
「んっ……なんか、あった?」
「んー、まぁね。ファンとハレに決闘の申し込みがけっこうあるみたいでさ」
「そう、なんだ……」
俺のこと抱きたがるなんてへんだなぁ。ただこうやってベッドで喘ぐことしかできないのに。
「またへんなこと考えてるでしょ? ルイはすっごく魅力的なんだからね。誰にもあげないんだから!」
「うん……ロイは俺の奥さんなんだもんな」
「そうだよ! もー、なんでインさんもファンとハレに勝ったらルイを抱かせてやるとか言ってんのさっ!? そうだ! 条件追加してくる! エイン、ルイのこととろっとろに抱いておいて!」
「わかった」
「えええ?」
ロイは思い立ったが吉日とばかりに俺から萎えたそれを抜くと、身体をざっとタオルで拭いて着替えて部屋を出て行った。俺が呆然としている間にエインに抱きしめられる。
「ねぇ、エイン。ロイは……」
「大丈夫です。悪いようにはならないはずですから」
「なら、いいんだけど……」
ちょっと不安になったけど、エインにちゅっと口づけられたら身体の力が抜けてしまった。もー、なんか俺ってば気が多くてやだ。
前いた村でも一日の過ごし方はそんなかんじだったからしょうがないのだろう。俺はみんなに抱かれるのが仕事のようなものだし。
毎朝の目覚めは快感と共に訪れる。
「ぁああっ……!」
俺を抱くインの腕の中で朝を迎えるのだ。起き抜けのセックスなんてエロ本の中にしかないと思っていたけど、俺はインの嫁だし天使だから朝Hは当然らしい。尻穴の中をインのでかいイチモツでごちゅごちゅと突きまくられて、涙をぼろぼろこぼしながらイカされる。起き抜けは感覚が鈍い、というかふわふわしていて身体に力が入らない。イッたからちょっと待ってほしいのにインはいつも容赦がない。敏感になってひくついている尻穴をごちゅごちゅごちゅっ! と蹂躙されて俺は啼くことしかできないのだ。
「あっ、待ってっ、イッたから……あああんっっ!」
「ルイが感じやすすぎるんだ。俺がイクまでに何回イクつもりなんだ? 待てるわけねえだろ!」
インの鬼畜ぅ、と思いながらも朝から気持ちよすぎて押しのけることもできない。インがイッたらイッたで精液をたっぷり出されてしまうからまたイキまくってしまうし。
感じすぎてつらいとかなんなんだろう。
ゴクリゴクリと俺の乳を飲み、
「やっぱり飲むのはルイに限る」
とか言われてしまうとどんな顔をしたらいいのかわからない。
護衛として寝ずの番をしてくれたファンは、もちろんインが何をしていたのかしっかり見ていて、「インさまはルイさまの愛液もたっぷり舐めていらっしゃいました」とか言うのだ。気持ちいいけどすごく恥ずかしい。
朝食を終えたらエインに中をキレイにしてもらう。洗浄魔法である。
洗浄魔法は便利だ。身体中が汁まみれになっていても、洗浄魔法を唱えればすぐにキレイになってしまうのだから。
「魔法って俺も使えるのかな?」
ある日呟いたら否定された。異世界からきた者は魔法が使えないらしい。ちょっとへこんだ。でもこの屋敷にいる者たちは必要最低限魔法が使えるようなので気にしないことにした。だって必ず誰かが側にいるし、俺が一人で部屋を出るなんてことはありえないからだ。
今日はロイが抱かせてくれた。
「ルーイ」
ベッドに上がって、布の衣裳をちら、とはだけて。
「ね、ルイ。……して?」
「慣らさないと……」
「大丈夫、自分で慣らしてきたから。潤滑剤も入れてあるから、して?」
「ロイ~」
覆い被さって抱きしめて、小さい俺自身でロイの中に入れさせてもらった。くちゅくちゅと濡れた音が響く。俺のは本当に小さいのにロイの尻穴はしっかり俺自身を締め付けてくれる。それがすごく嬉しくて、
「ロイ、俺のお嫁さんになって……」
とお願いした。
「ルイ、大好き! 僕ルイのお嫁さんになるね」
即答してくれたロイに愛しさがこみ上げる。そのまま俺はイッてしまった。
「あ……ごめ……」
「大丈夫。まだできるでしょ?」
ロイが俺の腰に足を絡めてきた。
「嫁は夫が満足するまで奉仕するのが義務なんだよ~」
そのままもう一回させてもらって、その後はロイに押し倒された。
「はー、ルイってば本当にかわいい。ルイが満足するまでいっぱいしよーね」
「え……だ、大丈夫、満足してる、から……」
「そんなわけないでしょー? 遠慮しないで僕の愛を受け取って?」
ロイはにっこりしてそう言うと、俺の尻穴をまた舐め舐めし、俺に入れながら乳をごくごくと飲んだ。ロイのはインやエインほどでかくはないけど、俺は尻穴にイチモツを入れられれば感じてしまうから、しっかりロイの硬さを堪能した。
「あっ、あっ、あっ、あんっ、ロイっ……!」
「僕のでもしっかり感じちゃうルイってばサイコー!」
ぺろぺろちゅうちゅうと俺の乳を飲みながら、ロイも腰を激しく動かす。抱いて抱かれてなお嫁さんって俺も幸せかも。ロイがイッたらまた気持ちよくて俺もイッてしまった。
「あっ……あっ……あんっ……!」
「僕がイッたらイクとかもたまらないよね……。こんなに愛される為の身体なんだもんなー、みんな欲しがったってしょうがないよー」
「んっ……なんか、あった?」
「んー、まぁね。ファンとハレに決闘の申し込みがけっこうあるみたいでさ」
「そう、なんだ……」
俺のこと抱きたがるなんてへんだなぁ。ただこうやってベッドで喘ぐことしかできないのに。
「またへんなこと考えてるでしょ? ルイはすっごく魅力的なんだからね。誰にもあげないんだから!」
「うん……ロイは俺の奥さんなんだもんな」
「そうだよ! もー、なんでインさんもファンとハレに勝ったらルイを抱かせてやるとか言ってんのさっ!? そうだ! 条件追加してくる! エイン、ルイのこととろっとろに抱いておいて!」
「わかった」
「えええ?」
ロイは思い立ったが吉日とばかりに俺から萎えたそれを抜くと、身体をざっとタオルで拭いて着替えて部屋を出て行った。俺が呆然としている間にエインに抱きしめられる。
「ねぇ、エイン。ロイは……」
「大丈夫です。悪いようにはならないはずですから」
「なら、いいんだけど……」
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