68 / 228
その後56.勘違いさせてしまったら更にたいへんなことに
しおりを挟む
ケンとエインは宣言通り、俺を抱いた後小さい俺自身と尻穴を丹念に舐め、俺を散々啼かせた。
「やっ、もっ、やぁあっ……」
涙をぼろぼろこぼしながら逃げようとするも、エインの大きな手で腰を支えられて少しも動かせない。尻穴は本当に感じちゃうからだめなのに。
「ルイってば本当にかーわいー。こんなところ見せられたらすぐに惚れちゃうよねー」
ロイは快感に啼く俺を眺めながら嬉しそうに言う。ここにいる奴らは俺を快楽から逃してはくれない。
「初めて見た時からかわいいとは思ってたけど、もっともっとかわいくなるなんてルイは反則だよー」
「な、に、言って……ああ、んっ……!」
俺はうつ伏せのような状態で、小さい俺自身はケンの口の中でじゅるじゅると啜られ、尻穴はくぱぁと開かれてエインにじゅぷじゅぷとその肉厚で長い舌によって舐められている。もう腰が溶けてしまいそうだ。
「そろそろ休憩してベランダに出ようよ。ルイに日の光を浴びせないと」
ロイがそう言うと彼らの舌の動きは激しくなった。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あーーっっ!」
尻穴と小さい俺自身への刺激で、俺はすぐにイッてしまった。もう指先一つまともに動かせない。
「あぁあー……」
イッたことで出た精液はケンが飲み、更にちゅうちゅうとちんちんを吸われる。腰ががくがく震えてもうどうしたらいいのかわからない。泣くような声を漏らすことしかできなくて俺は本当に泣き出してしまった。
「やっ、もう、やぁっ、き、きらいっ、きらいっ、やだぁっ……!」
「ル、ルイさま?」
「ルイさま、どうされましたか?」
うつ伏せのまま涙が止まらない。ケンとエインがおろおろしてそんな俺を抱き起し、二人して抱きしめる。
「やっ、もう放してっ……」
二人が嫌なわけじゃない。もう感じすぎてどうしようもない自分の身体が嫌なのだ。自分で指先一つ動かすこともままならないほど感じてしまう敏感な身体。自分が天使になってしまったからしかたないことぐらいわかっているけど、感じすぎてしまって冷静な判断ができないことが嫌だった。
「私のことが嫌いですか?」
「俺のことが嫌いですか?」
ほぼ同時に聞かれてきょとんとする。別にエインとケンのことは嫌いじゃない。ただこんなに触れて、舐められてすごく恥ずかしいとは思っているけど。
「ルーイ、ちゃんと言わないとわかんないよー?」
俺は視線をずらしてロイを見た。ロイは俺を愛しくてならないというように見つめている。ロイにはわかっているようだった。
「無理……」
説明なんてできない。
するとエインとケンはこの世の終わりのような、とても悲しそうな表情をした。
「調子に乗ってしまい申し訳ありません! ルイさまがとても愛らしくて……私の愛撫で感じているところを見ていると、もっともっと感じていただきたくなってしまいっ……!」
「ルイさま、嫌いなんて悲しいことをおっしゃらないでください! 俺のがでかすぎてつらいならせめて回数を減らしますからっ! ルイさまに触れる権利だけはどうかっ……!」
「え? え? え?」
思いもよらぬことをまくしたてられ、俺は戸惑った。なんか二人は誤解してしまったようだった。
「ロ、ロイ~……」
「もー、ルイってば罪作りなんだからー。さっき「嫌い」って言ったじゃん。それで二人は自分たちが嫌われたって勘違いしたんだよ」
「えええ?」
そんなことはないから。俺は感じすぎちゃう自分の身体が嫌なだけで……って。先ほどのシチュエーションを思い出したらぼんっ! と顔から火が出る思いだった。
「ご、ごめ……」
確かに、二人のことを嫌いって言ったように聞こえた、かも……。
「ルイさまは私のことを嫌いと言ったわけではないと?」
「ルイさま?」
「え、ええと……」
二人に凝視されてまともに話せない。どうしよう。
とうとうロイが噴き出した。
「あはははははははっっ! もー、ルイってばかっわいい! こんなに僕を惚れさせてどうする気? いいんだよー、いっぱい感じちゃうのもルイなんだから。天使さまの生態については僕もまだよく知らないけど、愛されれば愛されるだけルイは感じやすくなってるよね? だからさー、ルイは愛される為の存在で、ルイが感じちゃうのはルイを愛してる僕たちのせい。変にいろいろ考えないで素直に感じていればいいと思うなー」
「そん、な……」
「ロイ、それはどういう……」
俺の戸惑いと、よくわかっていなさそうな二人に、ロイは笑いすぎて出てしまった涙を拭きながら、
「ルイはねー、敏感な自分の身体に混乱しちゃったんだよー。エインとケンに舐めまくられて、感じすぎてびっくりしちゃったわけ!」
と俺の「嫌い」を説明してしまった。いたたまれなくなって俺は俯くことしかできない。
「ルイさま……もうかわいすぎて攫いたいぐらいです……」
「ルイさま……ああもう、食べてしまいたい……」
「ロ、ロイ~……」
二人の目がギラギラしててちょっと怖い。俺はロイに助けを求めた。
「日が落ちる前にベランダに出ようかー。その後また舐めまくればいいでしょー。僕にも舐めさせてね」
日光浴はできそうだけど、その後またたいへんなことになりそうで、俺は顔をひきつらせることしかできなかった。
ーーーーー
ルイ君かわいいよルイ君ハァハァ(作者が暴走しているようです)
「やっ、もっ、やぁあっ……」
涙をぼろぼろこぼしながら逃げようとするも、エインの大きな手で腰を支えられて少しも動かせない。尻穴は本当に感じちゃうからだめなのに。
「ルイってば本当にかーわいー。こんなところ見せられたらすぐに惚れちゃうよねー」
ロイは快感に啼く俺を眺めながら嬉しそうに言う。ここにいる奴らは俺を快楽から逃してはくれない。
「初めて見た時からかわいいとは思ってたけど、もっともっとかわいくなるなんてルイは反則だよー」
「な、に、言って……ああ、んっ……!」
俺はうつ伏せのような状態で、小さい俺自身はケンの口の中でじゅるじゅると啜られ、尻穴はくぱぁと開かれてエインにじゅぷじゅぷとその肉厚で長い舌によって舐められている。もう腰が溶けてしまいそうだ。
「そろそろ休憩してベランダに出ようよ。ルイに日の光を浴びせないと」
ロイがそう言うと彼らの舌の動きは激しくなった。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あーーっっ!」
尻穴と小さい俺自身への刺激で、俺はすぐにイッてしまった。もう指先一つまともに動かせない。
「あぁあー……」
イッたことで出た精液はケンが飲み、更にちゅうちゅうとちんちんを吸われる。腰ががくがく震えてもうどうしたらいいのかわからない。泣くような声を漏らすことしかできなくて俺は本当に泣き出してしまった。
「やっ、もう、やぁっ、き、きらいっ、きらいっ、やだぁっ……!」
「ル、ルイさま?」
「ルイさま、どうされましたか?」
うつ伏せのまま涙が止まらない。ケンとエインがおろおろしてそんな俺を抱き起し、二人して抱きしめる。
「やっ、もう放してっ……」
二人が嫌なわけじゃない。もう感じすぎてどうしようもない自分の身体が嫌なのだ。自分で指先一つ動かすこともままならないほど感じてしまう敏感な身体。自分が天使になってしまったからしかたないことぐらいわかっているけど、感じすぎてしまって冷静な判断ができないことが嫌だった。
「私のことが嫌いですか?」
「俺のことが嫌いですか?」
ほぼ同時に聞かれてきょとんとする。別にエインとケンのことは嫌いじゃない。ただこんなに触れて、舐められてすごく恥ずかしいとは思っているけど。
「ルーイ、ちゃんと言わないとわかんないよー?」
俺は視線をずらしてロイを見た。ロイは俺を愛しくてならないというように見つめている。ロイにはわかっているようだった。
「無理……」
説明なんてできない。
するとエインとケンはこの世の終わりのような、とても悲しそうな表情をした。
「調子に乗ってしまい申し訳ありません! ルイさまがとても愛らしくて……私の愛撫で感じているところを見ていると、もっともっと感じていただきたくなってしまいっ……!」
「ルイさま、嫌いなんて悲しいことをおっしゃらないでください! 俺のがでかすぎてつらいならせめて回数を減らしますからっ! ルイさまに触れる権利だけはどうかっ……!」
「え? え? え?」
思いもよらぬことをまくしたてられ、俺は戸惑った。なんか二人は誤解してしまったようだった。
「ロ、ロイ~……」
「もー、ルイってば罪作りなんだからー。さっき「嫌い」って言ったじゃん。それで二人は自分たちが嫌われたって勘違いしたんだよ」
「えええ?」
そんなことはないから。俺は感じすぎちゃう自分の身体が嫌なだけで……って。先ほどのシチュエーションを思い出したらぼんっ! と顔から火が出る思いだった。
「ご、ごめ……」
確かに、二人のことを嫌いって言ったように聞こえた、かも……。
「ルイさまは私のことを嫌いと言ったわけではないと?」
「ルイさま?」
「え、ええと……」
二人に凝視されてまともに話せない。どうしよう。
とうとうロイが噴き出した。
「あはははははははっっ! もー、ルイってばかっわいい! こんなに僕を惚れさせてどうする気? いいんだよー、いっぱい感じちゃうのもルイなんだから。天使さまの生態については僕もまだよく知らないけど、愛されれば愛されるだけルイは感じやすくなってるよね? だからさー、ルイは愛される為の存在で、ルイが感じちゃうのはルイを愛してる僕たちのせい。変にいろいろ考えないで素直に感じていればいいと思うなー」
「そん、な……」
「ロイ、それはどういう……」
俺の戸惑いと、よくわかっていなさそうな二人に、ロイは笑いすぎて出てしまった涙を拭きながら、
「ルイはねー、敏感な自分の身体に混乱しちゃったんだよー。エインとケンに舐めまくられて、感じすぎてびっくりしちゃったわけ!」
と俺の「嫌い」を説明してしまった。いたたまれなくなって俺は俯くことしかできない。
「ルイさま……もうかわいすぎて攫いたいぐらいです……」
「ルイさま……ああもう、食べてしまいたい……」
「ロ、ロイ~……」
二人の目がギラギラしててちょっと怖い。俺はロイに助けを求めた。
「日が落ちる前にベランダに出ようかー。その後また舐めまくればいいでしょー。僕にも舐めさせてね」
日光浴はできそうだけど、その後またたいへんなことになりそうで、俺は顔をひきつらせることしかできなかった。
ーーーーー
ルイ君かわいいよルイ君ハァハァ(作者が暴走しているようです)
15
お気に入りに追加
2,287
あなたにおすすめの小説
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる