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その後27.けっこうたいへんなことになっていたらしい
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※天使さま以外がたいへんになっていたことを聞かされます。
ーーーーー
いつも通りぎゅうぎゅう抱きしめ合いながらロイに抱かれる。ロイは俺よりも小さいから抱きしめやすいのだ。
「もー天使さまの為ならなんでもしちゃう! 僕も天使さまのこと大好きだよー! あーもうたまんない! おっぱいもおいしい!」
ロイはテンションアゲアゲで俺を抱き、その後だらだらとこぼれてしまった乳を飲んだ。
「あっ、あっ……」
「中にちんちん受け入れてないとおっぱい出ないってのも不思議だよねー。しかもなんかさー、抱かれれば抱かれるほど出るようになるって話だけど、ただヤられてるだけだといつまで経っても出ないみたい。やっぱ愛情を持って大事にしないとダメってことだよね」
「あんっ、そう、なのか……」
ちら、と壁際にいるケンとエインを見れば二人もうんうんと頷いていた。
「天使さまの記録って少ないからこっちも手探りなんだよ。何か困ったことがあったら言ってね。一生大事にするから!」
さらりと言われて俺はなんともいえない顔をした。俺の主人は一応インになっているはずではないのだろうか。
「んっ……俺って、誰の……」
「一応インさんが登録されてるけど、インさんに何かあった時は僕か、エイン、ケンに譲渡されることになってる。だから安心してね!」
「あ……そう、なのか……」
それならそれでいい。ロイはちゅぱちゅぱと俺の乳首を舐めたり吸ったりしてから顔を上げた。
「天使さまってどんどんかわいくなってるよね。最近恥ずかしがったりしてすごくかわいい」
「え……」
顔が熱くなる。なんとも恥ずかしくてちら、と壁際を見やればまた二人がうんうんと頷いている。いったいなんなんだ。
「ごはんにしよー」
ロイに手を引かれて起き上がる。そしてエインに抱き上げられ昼食を食べる為に移動した。
「あ、そうだ。急ぎだっていう童貞クンは村長に相手をさせたから、しばらくはのんびりしよーね」
「……そ、そうなのか……」
この村にやってくる童貞って、確かイチモツが大きすぎて娼夫にも断られた人たちのはずでは……。
「……相手させたって……できたんですか?」
エインがおそるおそる聞く。気になるけど聞きたいような聞きたくないような……。
「うん。ハレに押さえさせて、筋肉が弛緩する魔法かけてー、潤滑油たっぷりかけさせてどうにか? かなり泣き叫んでうるさかったけどしょうがないよね、自分で蒔いた種だもん。童貞クンも立ったは立ったんだけど緊張してなかなかイッてくれなくてさー、けっこう面倒くさかったよ。さすがに血まみれになっちゃったから回復魔法はかけてきた。これで童貞集めるとか馬鹿なことやめるでしょ」
「うええ……えげつな……でもまぁしかたないですね……」
ケンが顔をしかめながら言った。
自分が蒔いた種、という言葉に俺は反応して俯いた。
「天使さまは確かにどんな大きなイチモツでも受け入れられるけど、誰でも相手しなきゃいけないわけじゃない。今天使さまが僕たちの腕の中でかわいくあんあん啼いてくれるのは、それだけ僕たちが大事にお世話してるからなんだ。自分たちは何もしないくせに利益だけかすめ取ろうとするからむかつくんだよ」
「村長の独断なんですか?」
エインが聞く。
「そそのかしたヤツがいるみたい。そっちの調査はインさんに頼んだよ。みんな村長みたいに相手させてやれば少しは反省するでしょ。まーでもファンとかハレみたいに追いかけてきちゃうヤツもいるから、そろそろ引っ越しも考えた方がいいかもねー」
俺はどちらでもよかった。どうせ俺の行動範囲は家の中だし。朝方とか夕方にシーツにくるまれて日の光を浴びることはあるけど、外には出ないからこの国も村も何も知らない。
「引っ越しいいですね。是非私の村に来てほしいです」
「そっか、エインって巨人族だもんね。ご両親は健在なんだっけ?」
「ええ、来ていただけたらとても喜ぶと思います。私の村の者たちもイチモツがそれなりに大きいですから……」
「守ってもらえるならいいけど、私物化されたら困るんだよね。悩ましいなぁ……」
巨人族は総じて温厚な者が多いらしい。エインみたいな体格の人たちがいっぱいいるのかと思ったらちょっと怖くなった。俺は元の世界では背の高さは普通か、ちょっと高い方だったと思う。確か175cmはあったはずだ。ロイは俺より背が低い。明らかに低いとわかるぐらいだから10cmぐらいは低いはずだ。ケンは俺と同じぐらいで、インは俺より10cm以上高く、がたいもでかい。エインは頭一つ分以上だから2mはあるんだろう。
「エインの背って、村ではどれぐらいなんだ?」
なんだかうまく聞けない。
「私の背の高さは……私の村では平均か、それ以下でしょうね。もっと大きい者も多いですし……」
「……そうなんだ」
それはやっぱり怖いと思う。
「私の村の者は天使さまを大事にすると思います。何があっても守るはずですよ」
真摯な顔つきで言われたが決めるのはインだ。俺は愛想笑いをした。
少し食休みをしてエインに抱きしめられる。この世界は俺にとっては不可解だ。これから少しずつ知っていけたらいいと思った。
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いつも通りぎゅうぎゅう抱きしめ合いながらロイに抱かれる。ロイは俺よりも小さいから抱きしめやすいのだ。
「もー天使さまの為ならなんでもしちゃう! 僕も天使さまのこと大好きだよー! あーもうたまんない! おっぱいもおいしい!」
ロイはテンションアゲアゲで俺を抱き、その後だらだらとこぼれてしまった乳を飲んだ。
「あっ、あっ……」
「中にちんちん受け入れてないとおっぱい出ないってのも不思議だよねー。しかもなんかさー、抱かれれば抱かれるほど出るようになるって話だけど、ただヤられてるだけだといつまで経っても出ないみたい。やっぱ愛情を持って大事にしないとダメってことだよね」
「あんっ、そう、なのか……」
ちら、と壁際にいるケンとエインを見れば二人もうんうんと頷いていた。
「天使さまの記録って少ないからこっちも手探りなんだよ。何か困ったことがあったら言ってね。一生大事にするから!」
さらりと言われて俺はなんともいえない顔をした。俺の主人は一応インになっているはずではないのだろうか。
「んっ……俺って、誰の……」
「一応インさんが登録されてるけど、インさんに何かあった時は僕か、エイン、ケンに譲渡されることになってる。だから安心してね!」
「あ……そう、なのか……」
それならそれでいい。ロイはちゅぱちゅぱと俺の乳首を舐めたり吸ったりしてから顔を上げた。
「天使さまってどんどんかわいくなってるよね。最近恥ずかしがったりしてすごくかわいい」
「え……」
顔が熱くなる。なんとも恥ずかしくてちら、と壁際を見やればまた二人がうんうんと頷いている。いったいなんなんだ。
「ごはんにしよー」
ロイに手を引かれて起き上がる。そしてエインに抱き上げられ昼食を食べる為に移動した。
「あ、そうだ。急ぎだっていう童貞クンは村長に相手をさせたから、しばらくはのんびりしよーね」
「……そ、そうなのか……」
この村にやってくる童貞って、確かイチモツが大きすぎて娼夫にも断られた人たちのはずでは……。
「……相手させたって……できたんですか?」
エインがおそるおそる聞く。気になるけど聞きたいような聞きたくないような……。
「うん。ハレに押さえさせて、筋肉が弛緩する魔法かけてー、潤滑油たっぷりかけさせてどうにか? かなり泣き叫んでうるさかったけどしょうがないよね、自分で蒔いた種だもん。童貞クンも立ったは立ったんだけど緊張してなかなかイッてくれなくてさー、けっこう面倒くさかったよ。さすがに血まみれになっちゃったから回復魔法はかけてきた。これで童貞集めるとか馬鹿なことやめるでしょ」
「うええ……えげつな……でもまぁしかたないですね……」
ケンが顔をしかめながら言った。
自分が蒔いた種、という言葉に俺は反応して俯いた。
「天使さまは確かにどんな大きなイチモツでも受け入れられるけど、誰でも相手しなきゃいけないわけじゃない。今天使さまが僕たちの腕の中でかわいくあんあん啼いてくれるのは、それだけ僕たちが大事にお世話してるからなんだ。自分たちは何もしないくせに利益だけかすめ取ろうとするからむかつくんだよ」
「村長の独断なんですか?」
エインが聞く。
「そそのかしたヤツがいるみたい。そっちの調査はインさんに頼んだよ。みんな村長みたいに相手させてやれば少しは反省するでしょ。まーでもファンとかハレみたいに追いかけてきちゃうヤツもいるから、そろそろ引っ越しも考えた方がいいかもねー」
俺はどちらでもよかった。どうせ俺の行動範囲は家の中だし。朝方とか夕方にシーツにくるまれて日の光を浴びることはあるけど、外には出ないからこの国も村も何も知らない。
「引っ越しいいですね。是非私の村に来てほしいです」
「そっか、エインって巨人族だもんね。ご両親は健在なんだっけ?」
「ええ、来ていただけたらとても喜ぶと思います。私の村の者たちもイチモツがそれなりに大きいですから……」
「守ってもらえるならいいけど、私物化されたら困るんだよね。悩ましいなぁ……」
巨人族は総じて温厚な者が多いらしい。エインみたいな体格の人たちがいっぱいいるのかと思ったらちょっと怖くなった。俺は元の世界では背の高さは普通か、ちょっと高い方だったと思う。確か175cmはあったはずだ。ロイは俺より背が低い。明らかに低いとわかるぐらいだから10cmぐらいは低いはずだ。ケンは俺と同じぐらいで、インは俺より10cm以上高く、がたいもでかい。エインは頭一つ分以上だから2mはあるんだろう。
「エインの背って、村ではどれぐらいなんだ?」
なんだかうまく聞けない。
「私の背の高さは……私の村では平均か、それ以下でしょうね。もっと大きい者も多いですし……」
「……そうなんだ」
それはやっぱり怖いと思う。
「私の村の者は天使さまを大事にすると思います。何があっても守るはずですよ」
真摯な顔つきで言われたが決めるのはインだ。俺は愛想笑いをした。
少し食休みをしてエインに抱きしめられる。この世界は俺にとっては不可解だ。これから少しずつ知っていけたらいいと思った。
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