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5.王になりました(完結)
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後から聞いた話によると、僕が元上司に乱暴されかかった時、いきなり空に黒雲がかかり激しい雷と共にどしゃ降りになったらしい。けれど僕が部屋に戻されてセラスにあんあん啼かされていた間に雨は止み、いつのまにか黒雲もはれていたという。
「大変申し訳ありませんでした。コーヤマさまは天使さまであるだけではなく、やはり王であらせられたのですね」
「ええ?」
よくわからないけど僕が王だというのは間違いなかったらしい。じゃあ上司はどうなるのだと聞けば、王に狼藉を働いた者として処罰されるとか。さすがに僕は慌てて止めるよう言った。
「あ、あの……あの人も勝手にこの世界に連れてこられたんだから、それはないんじゃないかな。もし元の世界に戻せるなら戻してほしい。できれば、ここの記憶を消した上で」
そんなことができるかどうかはわからないけど、元の世界に戻って僕が透け透けの寝巻を着ていたとか喧伝されたら困る。いや、もういろんな人とHしちゃったから生きているうちに帰れるとは思えないけど。
そう言うと何故かみなに感動された。王ではないと勘違いをした彼らを罰せず、自分に乱暴をしようとした者を許すなどの寛容さは、やはり僕は王で天使なのだと再認識されたらしい。なんだかすごく大げさで恥ずかしい。
上司は送還の儀まで悪いけど牢屋で過ごしてもらうことになったが、衣食住に不自由は与えないように言いつけた。気に食わない相手ではあるけど勝手にここに連れてこられたということは間違いないので。
上司が送還される日、僕は見つからないように隠れてその様子を確認した。ここの人々はますます僕を好きになってしまったみたいだから、もしかして上司を殺したりしないかと心配していたのだ。果たして青い光が上司を包み、おとなしくそこから姿を消したのを見て僕はほっとした。
それから僕がどう過ごしているかというと、玉座のある広間に天蓋付きのベッドが置かれ、昼間は毎日そこで男たちに抱かれることになった。一応王なので平日の昼間は玉座のある広間にいなければならないらしい。ただ僕はそこで好きなように過ごしていいことになっているということで、急きょベッドを設置されてしまったのだった。あ、いや別に僕は率先して抱かれたいわけではなくてですね……。
でもセラスや騎士団の人たちにおまんこを貫かれたら、もう頭までぐずぐずになってあへあへ喘ぐことしかできなくなってしまった。
この世界はとても広く、わざわざ遠くから巨大なイチモツを持った14歳の男の子が訪ねてきて僕のおまんこで無事筆下ろしを済ませたりもした。そんな大人の腕ほどもあるイチモツで貫かれたのに僕のおまんこは喜ぶことしかできなくて、男の子は夢中になって僕のおまんこを突きまくった。
「王っ、天使さまのおまんこっ、最高ですっ!!」
「あっあっあっあっ、そこっ、ぐりぐりしちゃらめぇ~~っ!」
乳首も毎日いじり倒されているうちに白い液体が出るようになり、それを吸われるだけでイッてしまうようになった。天使の乳は栄養満点で子供を育てるのに最適らしい。しかも天使以外は乳が出ないというのだからどうかと思う。
広間でイチモツを受け入れながら他の人に乳首を吸われ、僕自身を舐めまくられる。あまりの快感に僕は悶え狂うことしかできないのだけど、みんなとても嬉しそうだからいいことにする。
今まで必要とされてこなかった冴えない僕が王さまと呼ばれ、天使と呼ばれてお尻の穴を毎日犯される日々はひどく滑稽だけど気持ちがいいからいいかな、なんて思ったりする。
「あっ、あっ、やぁんっ、おっきいぃいい……」
例の巨大なイチモツを持つ少年は腕っぷしも強かったらしく騎士団に入った。そうすれば僕の側にいられるからとはにかみ、しょっちゅう僕のおまんこを犯しにくる。
「ああっ、天使さまっ! すっごく気持ちいい、ですっ!!」
ずんずんと容赦なく腰を使い、僕のおまんこをきゅんきゅんさせる。
「はい、そこまでですよ。今夜は私の時間です」
僕の中に最後まで注ぎ込んだ少年をべりっとはがしたのはセラス。彼もけっこうな頻度でおまんこをいじりにやってくる。
「ああ、またこんなにどろどろにして……なんていやらしいおまんこなんだ」
「あんっ、あんっ、だってみんながするからぁ……」
おまんこを指先でぐちゅぐちゅといじられたり、僕自身の鈴口を弄り倒されるのもたまらない。もちろん一番好きなのは彼自身で貫かれることだけど。
「セラスっ! 早くぅっ……」
指だけなんかじゃ足りなくて腰を振ると、ゴクリと唾を飲み込む音がして……。
「あああああんっっ!!」
「コーヤマさまのおまんこは欲しがりですねっ!」
ずぶりっ! とセラスのイチモツを突き入れられて今夜もぐっちょんぐっちょんに抱かれた。もうなんか締まらなくなりそうで怖いのに、何時間かすると元に戻るというから意味がわからない。
でもいきなり召喚されてこれからどうなるかと心配だったけど、毎日男たちに抱かれながら僕は楽しく暮らしています。
Fin.
番外編を何話か書き下ろす予定です。みなさま、こんなエロは好きですかー?
fujossyのアトリエブログにオマケがあります。よろしければあちらも覗いてやってください。
お付き合いありがとうございましたー。
「大変申し訳ありませんでした。コーヤマさまは天使さまであるだけではなく、やはり王であらせられたのですね」
「ええ?」
よくわからないけど僕が王だというのは間違いなかったらしい。じゃあ上司はどうなるのだと聞けば、王に狼藉を働いた者として処罰されるとか。さすがに僕は慌てて止めるよう言った。
「あ、あの……あの人も勝手にこの世界に連れてこられたんだから、それはないんじゃないかな。もし元の世界に戻せるなら戻してほしい。できれば、ここの記憶を消した上で」
そんなことができるかどうかはわからないけど、元の世界に戻って僕が透け透けの寝巻を着ていたとか喧伝されたら困る。いや、もういろんな人とHしちゃったから生きているうちに帰れるとは思えないけど。
そう言うと何故かみなに感動された。王ではないと勘違いをした彼らを罰せず、自分に乱暴をしようとした者を許すなどの寛容さは、やはり僕は王で天使なのだと再認識されたらしい。なんだかすごく大げさで恥ずかしい。
上司は送還の儀まで悪いけど牢屋で過ごしてもらうことになったが、衣食住に不自由は与えないように言いつけた。気に食わない相手ではあるけど勝手にここに連れてこられたということは間違いないので。
上司が送還される日、僕は見つからないように隠れてその様子を確認した。ここの人々はますます僕を好きになってしまったみたいだから、もしかして上司を殺したりしないかと心配していたのだ。果たして青い光が上司を包み、おとなしくそこから姿を消したのを見て僕はほっとした。
それから僕がどう過ごしているかというと、玉座のある広間に天蓋付きのベッドが置かれ、昼間は毎日そこで男たちに抱かれることになった。一応王なので平日の昼間は玉座のある広間にいなければならないらしい。ただ僕はそこで好きなように過ごしていいことになっているということで、急きょベッドを設置されてしまったのだった。あ、いや別に僕は率先して抱かれたいわけではなくてですね……。
でもセラスや騎士団の人たちにおまんこを貫かれたら、もう頭までぐずぐずになってあへあへ喘ぐことしかできなくなってしまった。
この世界はとても広く、わざわざ遠くから巨大なイチモツを持った14歳の男の子が訪ねてきて僕のおまんこで無事筆下ろしを済ませたりもした。そんな大人の腕ほどもあるイチモツで貫かれたのに僕のおまんこは喜ぶことしかできなくて、男の子は夢中になって僕のおまんこを突きまくった。
「王っ、天使さまのおまんこっ、最高ですっ!!」
「あっあっあっあっ、そこっ、ぐりぐりしちゃらめぇ~~っ!」
乳首も毎日いじり倒されているうちに白い液体が出るようになり、それを吸われるだけでイッてしまうようになった。天使の乳は栄養満点で子供を育てるのに最適らしい。しかも天使以外は乳が出ないというのだからどうかと思う。
広間でイチモツを受け入れながら他の人に乳首を吸われ、僕自身を舐めまくられる。あまりの快感に僕は悶え狂うことしかできないのだけど、みんなとても嬉しそうだからいいことにする。
今まで必要とされてこなかった冴えない僕が王さまと呼ばれ、天使と呼ばれてお尻の穴を毎日犯される日々はひどく滑稽だけど気持ちがいいからいいかな、なんて思ったりする。
「あっ、あっ、やぁんっ、おっきいぃいい……」
例の巨大なイチモツを持つ少年は腕っぷしも強かったらしく騎士団に入った。そうすれば僕の側にいられるからとはにかみ、しょっちゅう僕のおまんこを犯しにくる。
「ああっ、天使さまっ! すっごく気持ちいい、ですっ!!」
ずんずんと容赦なく腰を使い、僕のおまんこをきゅんきゅんさせる。
「はい、そこまでですよ。今夜は私の時間です」
僕の中に最後まで注ぎ込んだ少年をべりっとはがしたのはセラス。彼もけっこうな頻度でおまんこをいじりにやってくる。
「ああ、またこんなにどろどろにして……なんていやらしいおまんこなんだ」
「あんっ、あんっ、だってみんながするからぁ……」
おまんこを指先でぐちゅぐちゅといじられたり、僕自身の鈴口を弄り倒されるのもたまらない。もちろん一番好きなのは彼自身で貫かれることだけど。
「セラスっ! 早くぅっ……」
指だけなんかじゃ足りなくて腰を振ると、ゴクリと唾を飲み込む音がして……。
「あああああんっっ!!」
「コーヤマさまのおまんこは欲しがりですねっ!」
ずぶりっ! とセラスのイチモツを突き入れられて今夜もぐっちょんぐっちょんに抱かれた。もうなんか締まらなくなりそうで怖いのに、何時間かすると元に戻るというから意味がわからない。
でもいきなり召喚されてこれからどうなるかと心配だったけど、毎日男たちに抱かれながら僕は楽しく暮らしています。
Fin.
番外編を何話か書き下ろす予定です。みなさま、こんなエロは好きですかー?
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お付き合いありがとうございましたー。
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