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第2部 嫁ぎ先を決めろと言われました
85.恋とは厄介なものです
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『眷族にとっての”つがい”の条件?』
女官である延夕玲が席を外した際、とても必死な様子で聞いてきた部屋付きの侍女の科白に香子は首を傾げた。
現在香子の部屋付きの侍女は二人いる。以前は一人で事足りていたが夕玲に怒られた。黒月は守護なので香子の側を離れない。必然的に侍女を遣いに出すと部屋が一時的に無人になる。それは貴人としてあってはならないことなのだという。
そんなわけで部屋付きの侍女を増員したわけだが、四神宮全体の雇用が増えたわけではない。侍女たちの仕事が増えてしまったのではないかと香子は心配しているが、それは花嫁が考えることではないと四神に一蹴され今に至っている。
『……湯、やめなさい……。は、花嫁様申し訳ありません……』
もう1人の侍女が慌てて止めようとしながら香子に謝る。
『大丈夫よ。夕玲もいないし……でも今だけよ?』
立場が違うのでフランクな付き合いをする気はないが、ちょうど夕玲も席を外していることだし答えられることは答えてもいいと香子は考えた。
『で、眷族の”つがい”の条件だっけ?』
改めて聞き返すと質問してきた侍女が『是』と間髪入れず応えた。
(条件なんてあったっけ?)
香子は首を傾げた。
眷属同士であれば問題なく結婚できるようだが、きっとこの侍女が聞きたいのはそういうことではないだろう。もし人と”つがい”になる条件、というならば香子には説明できない。それは間違いなく眷属特有の感覚であろうから。
『うーん……悪いけど私はよく知らないの。きっとそういうことは白雲か黒月に聞いてもらった方がいいと思うわ』
侍女は明らかにがっかりしたようだった。
侍女の名は湯美明といった。香子にこういうことを聞いてくるということは四神の眷属が気になっているのだろう。しかし”つがい”というのはお見合いのように紹介されてなるものではない。人と一緒になる、というのはあくまで例外なのだろうと香子は認識している。
『……花嫁様、申し訳ありません。湯は、その、結婚するのでそろそろ職を辞さなければいけないのです』
もう一人の侍女が本当に申し訳なさそうに言った。
『……結婚するとは、まだ……』
湯の呟きに香子は合点がいった。湯は四神宮の侍女としても一番年若く見える。当然ながら結婚は親の決めたものだが本人も納得していない部分はあるのだろう。
だが香子から言わせれば、王宮で働いて結婚ができるというのは恵まれている。下女は身分がないので別だが(そもそも貴人の目に留まるようなところで働いていない)、王宮で働く女性というのは全て皇帝の”持ち物”である。四神宮は四神に仕える場なので例外だが、そうでなければ一生結婚は望めないのが当り前だ。
延夕玲とて皇帝に召されれば逆らうことはできない。皇太后が目を光らせている、というのはあるが皇帝自身もその気がないから独り身でいられるのだ。
『反対に聞くけど、貴方は”つがい”の条件を聞いてどうしたいの?』
湯は真っ赤になった。香子は内心嘆息する。別に侍女をいじめたくてそんなことを聞いているわけではない。女性からアタックする文化ではないだろうからできれば香子から紹介を受けたいとかそんなところだろうが、眷族は四神に仕えているのであって香子に仕えているわけではないのだ。
『いえ、その……』
案の定湯はしどろもどろだった。
『眷族に憧れる気持ちもわかるけど、相手は人ではないからあまりオススメはできないわ。ただ、もし気持ちを伝えたいだけなら付き合うけど』
湯は俯かせていた顔をバッと上げた。その目が期待に輝いているのを見て香子はうっと詰まる。
『本当でございますか!?』
『ええ、声をかけるだけなら……』
早合点だったかと思わなくもないが、この年頃はほっておくと何をしでかすかわからない。それは香子自身の経験からくる考えである。想っている相手がいるなら、告白させて玉砕させた方がまだすっきりと結婚できるのではないかという親心にも似たなにかだった。
『で、気になっているのは誰?』
湯は多少もじもじしていたが、意を決したようにその名を告げた。
香子はもう一人の侍女を見やる。彼女はこの世の終りのような表情をし、深々と頭を下げた。
とはいえ言ってしまったことは戻らないし今更撤回するつもりはない。
しかし事情を知っているであろうもう一人の侍女に多少話を聞く必要はあった。
『ちょっと待ってもらえるかしら?』
湯は侍女頭の次点とも言える侍女に預け、侍女頭の陳秀美、もう1人の侍女である林雪紅と部屋に籠った。
『……あの子、青藍に想いを寄せてたって言ってたけど……貴方たちは知っていて?』
『……おそれながら、私は存じておりました』
おそるおそる発言する林を香子は気の毒に思った。
『失礼なのだけど、四神宮に仕える侍女たちの中で結婚が決まっている子は他にもいるのかしら?』
『花嫁様、現時点では湯以外は聞いておりません』
『ふうん?』
陳の答えに香子は首を傾げた。香子の疑問を察して陳が続ける。
『おそれながら、こちらに仕えている者たちは四神と花嫁様の為にあります。ですから本来嫁ぐ予定のある者がいることの方がおかしいのですが……』
そこにはなんらかの事情があるのだろう。四神の花嫁が降臨すること自体が稀である。もしかしたらどこかへ嫁ぐ前の箔付け的な意味合いもあるのかもしれなかった。
『ありがとう』
言いづらそうな陳の言葉をやんわりと遮る。
『で、あの子が青藍を気にしはじめたのはいつ頃なのかしら?』
陳と林は一瞬顔を見合わせた。
『おそれながら……その、湯は青藍様に一目惚れしたようなのです……』
『…………そう』
とても言いづらそうに話す林に、香子はそのうちこの侍女をねぎらわねばと思う。なんというか、湯に振り回されている図が浮かんでしまったのだ。
『ということは私がこちらにきてすぐにってことなのかしら』
『そのようです』
そうなると少なくとも出会ってから二か月は経過しているわけで、さすがに一目で”つがい”がわかるわけではないと聞いていても四神の眷属と望みがないのは確かだった。
(まぁどちらにせよ青藍の”つがい”は夕玲みたいだから希望もなにもないんだけど……)
黒月は成人していないのでよしんば”つがい”がいたとしてもわからないと聞いている。あとは紅夏だが四神宮に”つがい”がいるようには見えなかった。
『その……あの子は想いを告げて叶わなかったとして……それで納得するような子かしら?』
一番の問題はそこだった。結婚が決まっている、ということは少なくとも十五歳前後にはなっているはずである。現代日本なら高校生になったかならないかという年齢なので香子としてはひどく危なっかしい年代といえる。そういう香子もまだ二十二歳。まだその頃は記憶に新しい。
『……納得させます』
答えたのは陳だった。ならばそれを信じることにする。
『お願いね』
と言ったところで、部屋の外から声がかかった。黒月だった。
『花嫁様、青藍が来ておりますがどうなさいますか』
『え』
どういうこと? と一瞬香子は思ったが、すぐに最悪の状況を思い浮かべて頭を抱えたくなった。
どうやら湯に席を外させたことが悪手であったらしい。香子はこれから青藍に説明することを考えるだけで頭痛がしそうだった。
女官である延夕玲が席を外した際、とても必死な様子で聞いてきた部屋付きの侍女の科白に香子は首を傾げた。
現在香子の部屋付きの侍女は二人いる。以前は一人で事足りていたが夕玲に怒られた。黒月は守護なので香子の側を離れない。必然的に侍女を遣いに出すと部屋が一時的に無人になる。それは貴人としてあってはならないことなのだという。
そんなわけで部屋付きの侍女を増員したわけだが、四神宮全体の雇用が増えたわけではない。侍女たちの仕事が増えてしまったのではないかと香子は心配しているが、それは花嫁が考えることではないと四神に一蹴され今に至っている。
『……湯、やめなさい……。は、花嫁様申し訳ありません……』
もう1人の侍女が慌てて止めようとしながら香子に謝る。
『大丈夫よ。夕玲もいないし……でも今だけよ?』
立場が違うのでフランクな付き合いをする気はないが、ちょうど夕玲も席を外していることだし答えられることは答えてもいいと香子は考えた。
『で、眷族の”つがい”の条件だっけ?』
改めて聞き返すと質問してきた侍女が『是』と間髪入れず応えた。
(条件なんてあったっけ?)
香子は首を傾げた。
眷属同士であれば問題なく結婚できるようだが、きっとこの侍女が聞きたいのはそういうことではないだろう。もし人と”つがい”になる条件、というならば香子には説明できない。それは間違いなく眷属特有の感覚であろうから。
『うーん……悪いけど私はよく知らないの。きっとそういうことは白雲か黒月に聞いてもらった方がいいと思うわ』
侍女は明らかにがっかりしたようだった。
侍女の名は湯美明といった。香子にこういうことを聞いてくるということは四神の眷属が気になっているのだろう。しかし”つがい”というのはお見合いのように紹介されてなるものではない。人と一緒になる、というのはあくまで例外なのだろうと香子は認識している。
『……花嫁様、申し訳ありません。湯は、その、結婚するのでそろそろ職を辞さなければいけないのです』
もう一人の侍女が本当に申し訳なさそうに言った。
『……結婚するとは、まだ……』
湯の呟きに香子は合点がいった。湯は四神宮の侍女としても一番年若く見える。当然ながら結婚は親の決めたものだが本人も納得していない部分はあるのだろう。
だが香子から言わせれば、王宮で働いて結婚ができるというのは恵まれている。下女は身分がないので別だが(そもそも貴人の目に留まるようなところで働いていない)、王宮で働く女性というのは全て皇帝の”持ち物”である。四神宮は四神に仕える場なので例外だが、そうでなければ一生結婚は望めないのが当り前だ。
延夕玲とて皇帝に召されれば逆らうことはできない。皇太后が目を光らせている、というのはあるが皇帝自身もその気がないから独り身でいられるのだ。
『反対に聞くけど、貴方は”つがい”の条件を聞いてどうしたいの?』
湯は真っ赤になった。香子は内心嘆息する。別に侍女をいじめたくてそんなことを聞いているわけではない。女性からアタックする文化ではないだろうからできれば香子から紹介を受けたいとかそんなところだろうが、眷族は四神に仕えているのであって香子に仕えているわけではないのだ。
『いえ、その……』
案の定湯はしどろもどろだった。
『眷族に憧れる気持ちもわかるけど、相手は人ではないからあまりオススメはできないわ。ただ、もし気持ちを伝えたいだけなら付き合うけど』
湯は俯かせていた顔をバッと上げた。その目が期待に輝いているのを見て香子はうっと詰まる。
『本当でございますか!?』
『ええ、声をかけるだけなら……』
早合点だったかと思わなくもないが、この年頃はほっておくと何をしでかすかわからない。それは香子自身の経験からくる考えである。想っている相手がいるなら、告白させて玉砕させた方がまだすっきりと結婚できるのではないかという親心にも似たなにかだった。
『で、気になっているのは誰?』
湯は多少もじもじしていたが、意を決したようにその名を告げた。
香子はもう一人の侍女を見やる。彼女はこの世の終りのような表情をし、深々と頭を下げた。
とはいえ言ってしまったことは戻らないし今更撤回するつもりはない。
しかし事情を知っているであろうもう一人の侍女に多少話を聞く必要はあった。
『ちょっと待ってもらえるかしら?』
湯は侍女頭の次点とも言える侍女に預け、侍女頭の陳秀美、もう1人の侍女である林雪紅と部屋に籠った。
『……あの子、青藍に想いを寄せてたって言ってたけど……貴方たちは知っていて?』
『……おそれながら、私は存じておりました』
おそるおそる発言する林を香子は気の毒に思った。
『失礼なのだけど、四神宮に仕える侍女たちの中で結婚が決まっている子は他にもいるのかしら?』
『花嫁様、現時点では湯以外は聞いておりません』
『ふうん?』
陳の答えに香子は首を傾げた。香子の疑問を察して陳が続ける。
『おそれながら、こちらに仕えている者たちは四神と花嫁様の為にあります。ですから本来嫁ぐ予定のある者がいることの方がおかしいのですが……』
そこにはなんらかの事情があるのだろう。四神の花嫁が降臨すること自体が稀である。もしかしたらどこかへ嫁ぐ前の箔付け的な意味合いもあるのかもしれなかった。
『ありがとう』
言いづらそうな陳の言葉をやんわりと遮る。
『で、あの子が青藍を気にしはじめたのはいつ頃なのかしら?』
陳と林は一瞬顔を見合わせた。
『おそれながら……その、湯は青藍様に一目惚れしたようなのです……』
『…………そう』
とても言いづらそうに話す林に、香子はそのうちこの侍女をねぎらわねばと思う。なんというか、湯に振り回されている図が浮かんでしまったのだ。
『ということは私がこちらにきてすぐにってことなのかしら』
『そのようです』
そうなると少なくとも出会ってから二か月は経過しているわけで、さすがに一目で”つがい”がわかるわけではないと聞いていても四神の眷属と望みがないのは確かだった。
(まぁどちらにせよ青藍の”つがい”は夕玲みたいだから希望もなにもないんだけど……)
黒月は成人していないのでよしんば”つがい”がいたとしてもわからないと聞いている。あとは紅夏だが四神宮に”つがい”がいるようには見えなかった。
『その……あの子は想いを告げて叶わなかったとして……それで納得するような子かしら?』
一番の問題はそこだった。結婚が決まっている、ということは少なくとも十五歳前後にはなっているはずである。現代日本なら高校生になったかならないかという年齢なので香子としてはひどく危なっかしい年代といえる。そういう香子もまだ二十二歳。まだその頃は記憶に新しい。
『……納得させます』
答えたのは陳だった。ならばそれを信じることにする。
『お願いね』
と言ったところで、部屋の外から声がかかった。黒月だった。
『花嫁様、青藍が来ておりますがどうなさいますか』
『え』
どういうこと? と一瞬香子は思ったが、すぐに最悪の状況を思い浮かべて頭を抱えたくなった。
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