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それから、何年経ったのかはわからない。
僕は魔王の子も、他の魔族の子もいっぱい産んだし、女性型の魔族が「奥さまの子ですよ」と子どもたちを見せにきてくれたりもした。僕の精子で本当に子が産まれたと聞いて胸が熱くなった。
ラミアとかアラクネたちが連れてきてくれた子を見て、僕にも子どもができたんだってようやっと実感した。
「ありがとう……産んでくれて……」
女性にはどうしても触れられない僕だったけど、僕の子を産んでくれた彼女たちを愛しいと思った。涙をぼろぼろこぼした僕に魔族たちは慌てたけど、
「もっと奥さまの子が産みたいです。いっぱい魔王様と愛し合って精液を沢山出してくださいね」
なんて明るく言ってくれた。
精液を出すだけなら自慰でもいいはずなんだけど、自慰なんてするヒマがないぐらいみんなに愛されちゃってるから、いっぱい射精させられていたりする。その精液で子を産んでくれると言われるとちょっとだけ複雑だった。でも、魔力の多い子を産みたいのですって言われたら「いいよ」としか言えなかった。
「そなたの子もそなたが産んでくれた子たちも丈夫で強い。おかげで随分争いごとが減ったな」
僕の子や、僕が産んだ子たちはすぐに他の魔族や魔物たちと仲良くなるのだそうだ。僕の子だからなのか、みな総じて魔力が多いからモテモテなのだという。
おかげで全体的に魔族たちが強くなり、人間の国へ行く者はかえって減ったのだそうだ。(魔の国は弱肉強食なので弱い魔族や魔物は住みづらかったりする)
「それなら、結果的によかったのかな?」
「そうでもないぞ」
「えっ? あぁんっ!」
少年の姿の魔王に対面座位でずんっとイチモツを突き上げられ、びくびく震えた。
「人間の欲というのは限りないからな。そなたの元いた国は隣国を飲み込み、新たなる勇者の剣を作っているそうだ」
勇者の剣が隣国に飛んだことで、例の勇者たちが隣国を出てからすぐに戦争が起こったらしい。まさか本当に戦争が起こるとは思っていなかった隣国は、僕が元いた国に一気に併合されてしまったのだそうだ。
民には影響はそれほどなかったみたいだけど、怖いなぁと思った。
それで安定してきたので、国威高揚の為に勇者の剣を作り、また勇者になれるような者たちを集めて魔王討伐に向かわせようとしているらしい。
「そ、ん、なぁ……」
「いずれまた勇者と名乗る者が来るやもしれぬな?」
「そんなのっ……」
この国を脅かす奴らなんて許さない。
僕は魔王をぎゅっと抱きしめた。
僕は確かに元は人間だったけど、今は魔王のお嫁さんで魔族になっている。人間の国に自分から向かってしまった魔族や魔物については自己責任だと思うけど、国内にいる魔族や魔物を傷つけられるのは許せない。
「クルト、今は夫婦の時間だ。私のイチモツに集中しろ」
「あっ、はい……あっ、あっ、あっ」
ずんっずんっと魔王のイチモツで奥を抉られるのがたまらない。それと同時にお乳も飲んでもらってるから、余計に気持ちよくてしょうがない。魔王に抱かれれば抱かれるほど、子を産めば産むほど僕の感度は上がってるみたいだから、毎日めちゃくちゃ気持ちよくてたまらないのだ。
「あんっ、あんっ、旦那さまっ、旦那、さまぁっ!」
魔王がその姿を変える。少年の姿だと僕と口づけができないから、なんて言って。舌を何度も吸われて陶然となった。
もー、魔王のこと好きで好きでたまらない。どんな姿でも魔王は魔王だからずっと愛し続けるって思う。
魔王にいっぱい愛されて、魔族たちにも大事にされて幸せだ。
だから、魔の国は僕が守る。
全て僕の思い通りにするね?
Love Love Happy End!
実は最強のお嫁様でした。最後までお付き合いいただきかんしゃー!
かわいいクルトがいっぱい書けて楽しかったです。
また別の話でお会いしましょう~
本日から「捕まった結婚詐欺師~化物の里で毎日甘く啼かされています」の完結後番外編を上げていきます。
そちらもよろしくですー。
僕は魔王の子も、他の魔族の子もいっぱい産んだし、女性型の魔族が「奥さまの子ですよ」と子どもたちを見せにきてくれたりもした。僕の精子で本当に子が産まれたと聞いて胸が熱くなった。
ラミアとかアラクネたちが連れてきてくれた子を見て、僕にも子どもができたんだってようやっと実感した。
「ありがとう……産んでくれて……」
女性にはどうしても触れられない僕だったけど、僕の子を産んでくれた彼女たちを愛しいと思った。涙をぼろぼろこぼした僕に魔族たちは慌てたけど、
「もっと奥さまの子が産みたいです。いっぱい魔王様と愛し合って精液を沢山出してくださいね」
なんて明るく言ってくれた。
精液を出すだけなら自慰でもいいはずなんだけど、自慰なんてするヒマがないぐらいみんなに愛されちゃってるから、いっぱい射精させられていたりする。その精液で子を産んでくれると言われるとちょっとだけ複雑だった。でも、魔力の多い子を産みたいのですって言われたら「いいよ」としか言えなかった。
「そなたの子もそなたが産んでくれた子たちも丈夫で強い。おかげで随分争いごとが減ったな」
僕の子や、僕が産んだ子たちはすぐに他の魔族や魔物たちと仲良くなるのだそうだ。僕の子だからなのか、みな総じて魔力が多いからモテモテなのだという。
おかげで全体的に魔族たちが強くなり、人間の国へ行く者はかえって減ったのだそうだ。(魔の国は弱肉強食なので弱い魔族や魔物は住みづらかったりする)
「それなら、結果的によかったのかな?」
「そうでもないぞ」
「えっ? あぁんっ!」
少年の姿の魔王に対面座位でずんっとイチモツを突き上げられ、びくびく震えた。
「人間の欲というのは限りないからな。そなたの元いた国は隣国を飲み込み、新たなる勇者の剣を作っているそうだ」
勇者の剣が隣国に飛んだことで、例の勇者たちが隣国を出てからすぐに戦争が起こったらしい。まさか本当に戦争が起こるとは思っていなかった隣国は、僕が元いた国に一気に併合されてしまったのだそうだ。
民には影響はそれほどなかったみたいだけど、怖いなぁと思った。
それで安定してきたので、国威高揚の為に勇者の剣を作り、また勇者になれるような者たちを集めて魔王討伐に向かわせようとしているらしい。
「そ、ん、なぁ……」
「いずれまた勇者と名乗る者が来るやもしれぬな?」
「そんなのっ……」
この国を脅かす奴らなんて許さない。
僕は魔王をぎゅっと抱きしめた。
僕は確かに元は人間だったけど、今は魔王のお嫁さんで魔族になっている。人間の国に自分から向かってしまった魔族や魔物については自己責任だと思うけど、国内にいる魔族や魔物を傷つけられるのは許せない。
「クルト、今は夫婦の時間だ。私のイチモツに集中しろ」
「あっ、はい……あっ、あっ、あっ」
ずんっずんっと魔王のイチモツで奥を抉られるのがたまらない。それと同時にお乳も飲んでもらってるから、余計に気持ちよくてしょうがない。魔王に抱かれれば抱かれるほど、子を産めば産むほど僕の感度は上がってるみたいだから、毎日めちゃくちゃ気持ちよくてたまらないのだ。
「あんっ、あんっ、旦那さまっ、旦那、さまぁっ!」
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もー、魔王のこと好きで好きでたまらない。どんな姿でも魔王は魔王だからずっと愛し続けるって思う。
魔王にいっぱい愛されて、魔族たちにも大事にされて幸せだ。
だから、魔の国は僕が守る。
全て僕の思い通りにするね?
Love Love Happy End!
実は最強のお嫁様でした。最後までお付き合いいただきかんしゃー!
かわいいクルトがいっぱい書けて楽しかったです。
また別の話でお会いしましょう~
本日から「捕まった結婚詐欺師~化物の里で毎日甘く啼かされています」の完結後番外編を上げていきます。
そちらもよろしくですー。
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