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48.早くこないかな
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前半勇者の剣の話。後半はクルト視点です~
ーーーーー
姿を消した勇者の剣は、かつてクルトが住んでいた国の隣国に飛んでいた。
魔王や魔族たちからもなまくらと称される剣ではあったが、長年存在していたことで魔剣となっている。なので人間の国に来るような弱い魔族や魔物であれば簡単に斬れるのだ。
そして勇者の剣はクルトを見出し、クルトの魔力によって更に強い魔族を屠ることもできた。
クルトの後に勇者になったザーコや女剣士の魔力でも、それなりに魔族を斬ることはできた。だから勇者の剣は勘違いした。
自分は魔王をも斬れる剣なのだと。
勇者の剣が飛んだ先の国は混乱した。剣は国王や重鎮たちが会議を行う広間に、ある日突然現れた。
「ワレ、ハ、ユウシャ、ノ、ケン、ダ」
そしてしゃべった。
カタコトではあったが長年人の言葉を聞いていた勇者の剣はしゃべったのだ。
「ユウシャ、ヲ、サガ、セ。マオウ、ヲ、タオス」
勇者の剣は長年存在していたから、絵姿が沢山残されている。なのでみなそれが勇者の剣であることをすぐに理解した。
隣国は国中におふれを出し、勇者とその勇者に付き従える存在を集めた。
当然ながら勇者の剣が長年あった国から、勇者の剣を返せとの抗議があった。けれど隣国はそれを一蹴した。勇者の剣は我が国を選んだのだ。お前たちは見捨てられたのだと。
元あった国の王は激怒した。
けれど今は勇者の剣が隣国に存在するから手は出せない。勇者が見つかり、勇者の剣と共に魔の国へ出立したら目に物を見せてくれようと決意した。
そして秘密裡に戦争の準備は進み、新しい勇者が現れた。
新しい勇者は魔力だけが多い、自己顕示欲の塊のような少年だった。勇者の剣を持ち、あとは仲間と称して子分にしていた者たちを引き連れて意気揚々と魔の国へ足を踏み入れた。
「いやあ~この剣はよく斬れるな」
勇者となった少年は魔の国の物を魔族、魔物関係なく斬って斬って斬りまくった。
「でもあんまり斬りまくると斬れなくなるんだよな。おい、どういうことかわかるか?」
少年は子分に聞いた。別に答えは本当には求めていない。答えられなかった時罰として好き勝手振舞う為の口実である。
そう、少年は魔力が多いだけのクズだった。
子分たちは返答に困って首を振った。
「やっぱお前らみたいなのには到底答えられないよな。聞いた俺が悪かったよ」
そう言って少年は子分たちを裸にして尻を叩いた。子分たちは勇者の従者になればお金が沢山もらえると聞いて従者になった者たちだった。そのお金はすでに実家に送ってある。だから子分たちは逃げるわけにはいかなかったのだ。
子分たちの親兄弟は幸運であった。支払われたお金を使い、戦争が始まる前に他国へ逃れた。もちろんそのことを勇者も子分たちも知らなかった。
お尻ぺんぺんなんてことを子分たちにいちいちやっていたせいか、きちんとした地図を持っていたにもかかわらず、勇者たちが魔王城に辿り着くまでそれなりに時間がかかった。
「魔王ってのはどんな醜い容姿をしているんだろうな? 殺す前に尻を思いっきり何度も叩いてやろう!」
勇者はクズであり、尻叩きが三度の飯より好きだという変態だった。
* *
魔族の身体って本当に楽だと僕は思っている。
排泄もなくなったし(おしっこは一応出る。余分な魔力が出るらしいけどよくわからない)、ごはんを食べる必要もない。そして寝る必要もなくなった。僕は元々魔力量が多いから、妊娠しない限り誰かから魔力を摂取する必要はない。
そして何よりも魔王に愛してもらえるのが嬉しくてたまらない。魔族や魔物のみんなもとても優しい。
だから、それを脅かす存在を絶対に許すわけにはいかないのだ。
イオールとか、メリル、それからレンの子も産むことになったら、グリーンたちを妊娠した時と同じようにイオールにだけ抱かれることになるの? と聞いてみた。
魔王は不思議そうな顔をした。
「すまぬが、クルトの質問の意味がわからぬ」
「ぁんっ……えっと……グリーンたちの卵を奥に入れてもらってからはぁ……旦那さまだけに抱かれてたから……ぁあんっ!」
魔王のが中でぐぐーっと動いた。感じちゃうから話ができないよぉ。
「ああ、そういう話か。私の子は沢山魔力を与えねばならぬから私がクルトを抱いていたのだ。イオールの卵も、他の者たちの卵も、卵に精を注いだ後は誰の魔力でも育つぞ」
「あっ、あっ、あっ……ってことはぁ、旦那さまに抱かれても、いいの? ぁああっ!?」
また魔王のイチモツが僕の中でぐぐーっと動く。もうっ、魔王のイチモツ暴れすぎだよぉ。しかもお話してるのに後ろからイチモツを入れてるイオールもずんずん腰を使っちゃうしぃ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「私が、ずっと奥さまを抱いてはっ、いけませんかっ?」
「あんっ、あんっ、旦那さまっ、がっ、一番っ、だからぁっ、あんっ、あんっ!」
やっぱり魔王に抱かれるのが一番気持ちいいし、魔力も身体に馴染みやすい。もちろん他の魔族や魔物に抱かれるのも好きだけど、もし一人しか選べないってなったら魔王を選ぶと思うのだ。
「全く、やけますねっ!」
「ふ……嫁がかわいすぎていくら抱いても足りぬわっ」
「あぁあっ、ああっ、ああっ、ああんっ、あんっ、あんっ!」
そんなに二人して激しくどちゅどちゅ突きまくられたら奥がもっと拡がっちゃうよぉおっ。僕はあまりの快感に魔王に縋りつき、もっと抱いてほしいって思ったのだった。
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姿を消した勇者の剣は、かつてクルトが住んでいた国の隣国に飛んでいた。
魔王や魔族たちからもなまくらと称される剣ではあったが、長年存在していたことで魔剣となっている。なので人間の国に来るような弱い魔族や魔物であれば簡単に斬れるのだ。
そして勇者の剣はクルトを見出し、クルトの魔力によって更に強い魔族を屠ることもできた。
クルトの後に勇者になったザーコや女剣士の魔力でも、それなりに魔族を斬ることはできた。だから勇者の剣は勘違いした。
自分は魔王をも斬れる剣なのだと。
勇者の剣が飛んだ先の国は混乱した。剣は国王や重鎮たちが会議を行う広間に、ある日突然現れた。
「ワレ、ハ、ユウシャ、ノ、ケン、ダ」
そしてしゃべった。
カタコトではあったが長年人の言葉を聞いていた勇者の剣はしゃべったのだ。
「ユウシャ、ヲ、サガ、セ。マオウ、ヲ、タオス」
勇者の剣は長年存在していたから、絵姿が沢山残されている。なのでみなそれが勇者の剣であることをすぐに理解した。
隣国は国中におふれを出し、勇者とその勇者に付き従える存在を集めた。
当然ながら勇者の剣が長年あった国から、勇者の剣を返せとの抗議があった。けれど隣国はそれを一蹴した。勇者の剣は我が国を選んだのだ。お前たちは見捨てられたのだと。
元あった国の王は激怒した。
けれど今は勇者の剣が隣国に存在するから手は出せない。勇者が見つかり、勇者の剣と共に魔の国へ出立したら目に物を見せてくれようと決意した。
そして秘密裡に戦争の準備は進み、新しい勇者が現れた。
新しい勇者は魔力だけが多い、自己顕示欲の塊のような少年だった。勇者の剣を持ち、あとは仲間と称して子分にしていた者たちを引き連れて意気揚々と魔の国へ足を踏み入れた。
「いやあ~この剣はよく斬れるな」
勇者となった少年は魔の国の物を魔族、魔物関係なく斬って斬って斬りまくった。
「でもあんまり斬りまくると斬れなくなるんだよな。おい、どういうことかわかるか?」
少年は子分に聞いた。別に答えは本当には求めていない。答えられなかった時罰として好き勝手振舞う為の口実である。
そう、少年は魔力が多いだけのクズだった。
子分たちは返答に困って首を振った。
「やっぱお前らみたいなのには到底答えられないよな。聞いた俺が悪かったよ」
そう言って少年は子分たちを裸にして尻を叩いた。子分たちは勇者の従者になればお金が沢山もらえると聞いて従者になった者たちだった。そのお金はすでに実家に送ってある。だから子分たちは逃げるわけにはいかなかったのだ。
子分たちの親兄弟は幸運であった。支払われたお金を使い、戦争が始まる前に他国へ逃れた。もちろんそのことを勇者も子分たちも知らなかった。
お尻ぺんぺんなんてことを子分たちにいちいちやっていたせいか、きちんとした地図を持っていたにもかかわらず、勇者たちが魔王城に辿り着くまでそれなりに時間がかかった。
「魔王ってのはどんな醜い容姿をしているんだろうな? 殺す前に尻を思いっきり何度も叩いてやろう!」
勇者はクズであり、尻叩きが三度の飯より好きだという変態だった。
* *
魔族の身体って本当に楽だと僕は思っている。
排泄もなくなったし(おしっこは一応出る。余分な魔力が出るらしいけどよくわからない)、ごはんを食べる必要もない。そして寝る必要もなくなった。僕は元々魔力量が多いから、妊娠しない限り誰かから魔力を摂取する必要はない。
そして何よりも魔王に愛してもらえるのが嬉しくてたまらない。魔族や魔物のみんなもとても優しい。
だから、それを脅かす存在を絶対に許すわけにはいかないのだ。
イオールとか、メリル、それからレンの子も産むことになったら、グリーンたちを妊娠した時と同じようにイオールにだけ抱かれることになるの? と聞いてみた。
魔王は不思議そうな顔をした。
「すまぬが、クルトの質問の意味がわからぬ」
「ぁんっ……えっと……グリーンたちの卵を奥に入れてもらってからはぁ……旦那さまだけに抱かれてたから……ぁあんっ!」
魔王のが中でぐぐーっと動いた。感じちゃうから話ができないよぉ。
「ああ、そういう話か。私の子は沢山魔力を与えねばならぬから私がクルトを抱いていたのだ。イオールの卵も、他の者たちの卵も、卵に精を注いだ後は誰の魔力でも育つぞ」
「あっ、あっ、あっ……ってことはぁ、旦那さまに抱かれても、いいの? ぁああっ!?」
また魔王のイチモツが僕の中でぐぐーっと動く。もうっ、魔王のイチモツ暴れすぎだよぉ。しかもお話してるのに後ろからイチモツを入れてるイオールもずんずん腰を使っちゃうしぃ。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「私が、ずっと奥さまを抱いてはっ、いけませんかっ?」
「あんっ、あんっ、旦那さまっ、がっ、一番っ、だからぁっ、あんっ、あんっ!」
やっぱり魔王に抱かれるのが一番気持ちいいし、魔力も身体に馴染みやすい。もちろん他の魔族や魔物に抱かれるのも好きだけど、もし一人しか選べないってなったら魔王を選ぶと思うのだ。
「全く、やけますねっ!」
「ふ……嫁がかわいすぎていくら抱いても足りぬわっ」
「あぁあっ、ああっ、ああっ、ああんっ、あんっ、あんっ!」
そんなに二人して激しくどちゅどちゅ突きまくられたら奥がもっと拡がっちゃうよぉおっ。僕はあまりの快感に魔王に縋りつき、もっと抱いてほしいって思ったのだった。
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