上 下
46 / 59

45.なんかイライラしてる?

しおりを挟む
「……早く来ませんかね。歩みが遅すぎませんか、あれ!」

 イオールが珍しく憤っている。

「イオール?」
「申し訳ありません、奥さま。奥さまに私の子を産んでほしくてしかたないのですよ。できるだけ早く奥さまのおまんこをどろどろにして魔王様よりイオールのイチモツの方が好き! と言っていただきたいだけなのです」
「……イオール」

 魔王が低い声を出した。

「ですが勇者一行が来ないことには奥さまに卵を入れることもできませんし。申し訳ありません」

 そう言いながらイオールは僕のちんちんを舐め、また舌をじゅぷりとちんちんの穴に入れてしまった。

「あぁあああんっ!」
「イオール、貴様とはじっくりと話し合いをする必要がありそうだな……?」

 イオールは一旦舌を抜き、ちんちんの穴を指先でくじり始めた。

「あぁんっ、そこっ、やぁあっ!」

 ただでさえ敏感なのに穴いじっちゃらめなのぉ。

「話し合いなんて必要ありません。魔王様のイチモツで奥さまのおまんこを躾けてしまえばいいだけの話です。それとも、魔王様のイチモツが一番好きと言わせる自信がないのでしょうか?」
「貴様……」
「あぁああああんっ!?」

 またイオールの舌がちんちんの穴を穿った。そしてじゅぷじゅぷと穴の中を犯し始めた。

「ひぃんっ、ああっ、ああっ、あぁあんっ!」

 ちんちんの穴を犯されるの、すっかり好きになってしまっているからたまらない。トゥールの子のルフも近くにいるから、イオールが舌を抜いたらルフにもちんちんの穴犯されちゃうかも。ルフは舌じゃなくて触手で犯してくれるから、ずっと犯されっぱなしになっちゃうんだよね。しかもちんちん全体を覆ってかわいがってくれるから、僕のちんちんはすっかり犯される為のものになっちゃってる。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「クルト、また後で鍛錬に付き合え」
「あっ、ええっ!?」

 魔王のイチモツで尻穴の奥を満たされながらとんでもないことを言われた。
 鍛錬ってことは、また螺旋階段を抱っこして登られちゃうのかな? それとも馬に乗って遠駆け? グリフォンに乗って空の上でとか? もう想像しただけで尻穴がきゅーんとなってしまった。

「クルトは本当にかわいいな。何を想像したのだ? ん?」
「あっ、あっ、そんなっ、そんなぁっ……はぁあああんっ!」

 イオールがちんちんの穴から舌を抜いてくれた。それと同時に精液がこぷこぷと溢れる。それをイオールはおいしそうに啜り、萎えたちんちんを玉と一緒にしゃぶった。

「ひぃいんっ、ひぃんっ、あああっ!」
「奥さまの快感が本当にたまりません。魔王様、鍛錬もけっこうですが、奥さまのおまんこに入れさせていただいても?」
「ああ、後ろから入れるといい」
「ええっ?」

 僕は魔王に抱きしめられて身体を起こされ、そのまま仰向けに倒れた魔王の上に乗っかる形になった。

「あひっ、ひぃんっ、あぁあああっ!?」

 入れたまま体位を変えられたというのもあるんだけど、魔王は僕にイチモツを入れたままもう少し大きい青年に姿を変えたからイチモツも大きくなってしまった。

「二輪挿しでないといけないということですね?」
「あぁあっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 イオールは嬉しそうに言うと、魔王のイチモツが入っている尻穴を指先でなぞった。背筋がぞくぞくして、二輪挿しをされる期待に震えた。
 妊娠する前、尻穴を拡げるって名目で魔王とイオールにたっぷり二輪挿しをされたことを思い出した。あの時は二人とも激しく僕の尻穴を使って何度も射精してくれて……性欲処理の道具にされたみたいですっごく興奮して感じまくったのだ。
 その快感が二人に伝わっていたから、二人とも容赦なく僕の尻穴を奥の奥まで犯し尽くしてくれた。
 卵が奥に入れられてからの快感もすごかったけど、性欲処理の道具にされちゃうのも興奮するよぉ。

「ふふ……本当に奥さまはスキモノですね。かわいくてしかたありません」
「あぁあんっ!」

 イオールはそう言うと、魔王のイチモツが入っている僕の尻穴に舌を入れ始めた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 長い舌がどんどん中に入ってきて、尻穴の中を舐め舐めする。魔王のイチモツで満たされながら中を舐め舐めされるという快感に、僕は涙も涎もこぼして翻弄された。

「ああっ、ああっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 やっと舌を抜いてもらってほっとしたところで、イオールのイチモツが尻穴に押し当てられた。

「奥さま、また奥さまのおまんこをこれ以上ないってぐらい拡げてしまいますからね? しっかり魔王様と私の愛を受け止めてください」
「あっ、んっ、んっ」

 僕はコクコクと頷いた。もっといっぱい愛してほしい。

「奥さまはなんて……やはりこれは魔王様よりも夢中にさせるしか……」
「貴様……」

 僕を挟んだまま喧嘩しちゃいけないって思う。魔王のイチモツ、またぐぐーって暴れちゃうよぉ。

「あぁあああああっっ!?」

 ずぶりっ! とイオールの先端が太いイチモツを突き入れられて、僕はあまりの快感に死んでしまうのではないかと思ったのだった。
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

屈強冒険者のおっさんが自分に執着する美形名門貴族との結婚を反対してもらうために直訴する話

信号六
BL
屈強な冒険者が一夜の遊びのつもりでひっかけた美形青年に執着され追い回されます。どうしても逃げ切りたい屈強冒険者が助けを求めたのは……? 美形名門貴族青年×屈強男性受け。 以前Twitterで呟いた話の短編小説版です。 (ムーンライトノベルズ、pixivにも載せています)

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

処理中です...