44 / 59
43.成長が早すぎる
しおりを挟む
……大分おなかも大きくなってきて、魔王と密着して抱き合うのはできなくなってきた。
切ないけど、そろそろ生まれるのではないかと魔王が言っていたから、それはそれでいいと思った。魔王がずっと抱いてくれるから、卵はそんなに動かないし形もあまり変えない。時々ぼこんっと音が鳴るように動いて、それで感じさせられてしまうこともある。それぐらい魔王の卵は僕の中に馴染んでいた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
お乳も出るようになったせいか、みんなして僕のお乳を飲みにくる。乳首も長く、おっきくなっちゃって元の大きさなんてもう覚えてない。
そんなにお乳飲まれても平気なのかなって心配になったけど、精液ほど魔力は含んでないから精液を垂れ流しにするよりはいいそうだ。だから引き続きちんちんの穴も犯されてるし、乳首もずっと吸われている。魔王の魔力は無尽蔵なのかなって思うぐらい抱かれてるし……。
「あんっ、あんっ、あんっ、あああっ」
もう快感のことしか考えられなくて困ってしまう。
そんな日々を送っていたある日、産まれるって思った。
「あっ、待っ……産まれ、そう……」
「わかった」
魔王がずるずるとイチモツを抜き、乳首を吸っていた魔族も脇に避けた。
「あっ、あっ、あっ」
ルフはちんちんの穴をじゅぽじゅぽ犯しているけど、それはそれでいいみたいだ。魔王に後ろから抱きしめられるようにして足を拡げられて、みんなに見えるようにされた。
「ああっ!」
卵が一個、中を下りてくるのがわかった。そして卵はゆっくりゆっくり動きながら尻穴から顔を覗かせた。
「あああっ……」
「クルト、卵を押し出しなさい」
「んんっ!」
最後はお尻に力を入れて、どうにか出すことができた。
「ああっ……」
それは、暗い緑色をした卵だった。かなりでかい。こんなでっかいものが僕の中に入っていたなんて信じられないと思うような大きさだった。目を丸くしている僕に、魔王は卵を渡してくれた。
「抱いてみろ」
「ん……」
「魔王様、奥さま、おめでとうございます!!」
「あっ……」
魔族や魔物たちの声が一斉に響き、魔の国全体が一瞬揺れたような気がした。
「あああっ!」
その衝撃に刺激されたのか、もう一個卵が下りてきて……。
次の卵は黄色かった。でもさすがに三つ目は出てこなかった。卵の形は鶏のそれに似ていて、でもあまりにもでかくて戸惑った。こんなでかいの、本当に僕の中に入ってたのかな?
「一度に二つも! 素晴らしいです!」
イオールが殊の外喜んでくれて嬉しかったけど、僕はちんちんの穴を犯されっぱなしだからただただ感じているだけだ。
魔王は二つの卵を僕の胸に付けるようにした。
そしたら、卵が形を変えて溶けていき暗い緑色の髪の赤ん坊と、黄色い髪の赤ん坊が現れた。
「えええっ!? ああっ」
そして赤ん坊は当たり前のように僕の乳首に吸い付き、ごくごくとお乳を飲み始めた。
「さぁ、もう一人が生まれるまで励まなくてはな」
魔王はニヤリとすると、またイチモツをずぶずぶと僕の尻穴に入れてしまった。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
最後の一人が生まれるには、それからまた何日かかかった。最後の一人の卵は真っ黒だった。三人とも僕の胸に張り付いてかわいかったけど、先に生まれた二人はどんどん育って、イオールが言った通り、一週間後には少年の魔王と同じぐらいの大きさになった。
「え、ええー……」
「魔族や魔物は基本自然発生しますからね。これぐらいの早さで成長しないと死んでしまうかもしれませんからしょうがないです」
イオールがそう教えてくれたけど、僕としてはなんだか不思議だった。
食べるのはこの国を巡っている魔力だからそれは問題ないものの、弱い者は淘汰される傾向にあるらしい。
暗い緑色の髪の子がグリーン、黄色い髪の子はイエロー、黒い髪の子はダークという名になった。みなすぐに身体は大きくなったけど、精神は伴わないせいか、大きくなってもずっと僕のお乳を飲んでいる。魔王の子だからかわいいんだけど、やっぱり不思議だった。
だって、なんか日に日に舌遣いがエロくなってるんだもん。
「んっ、んんっ……」
今日もグリーンとダークがお乳を飲んでるんだけど、乳首を甘噛みしたりとか変に刺激するから困ってしまう。
「あっ、旦那、さまぁ……」
昨日から魔王が仕事だと不機嫌そうに出かけていき、やっと帰ってきた。僕は嬉しくなって魔王に手を伸ばした。
「クルト、ただいま。グリーン、ダーク、どけ」
グリーンとダークはしぶしぶ僕の乳首を放した。そしてベッドの端に腰掛けて僕と魔王を眺める。
「旦那さま、おかえりなさい……」
魔王に抱きしめられて幸せだって思う。
「お仕事お疲れ様」
「ああ、そなたから離れなければならないのが一番堪えるな。全く、あの勇者の剣とやらは何がしたいのか……」
「え? 勇者の剣がどうかしたの?」
久しぶりに聞いた名称だった。
「大したことではないが、勇者の剣を持ったパーティーがまた魔の国に入ってきたのだ。今回は別の人間の国からだな」
「そう、なんだ……」
そんなことってあるんだと思った。勇者の剣は確か、千年ぐらい僕がいた国にあったはずだけどどうしたんだろう。
「勇者の剣が別の国に飛んで勇者候補とやらを見つけたんだろう。全く、あのなまくらではイオールにも傷一つつけられないのだが何を勘違いしているのか」
「それなら、いいけど……」
魔王が傷つけられそうになったら僕が全力で守るって思った。だって僕、魔王よりも強いみたいだし。
ーーーーー
作者に名前のセンスを期待してはいけないのです(ぉぃ
切ないけど、そろそろ生まれるのではないかと魔王が言っていたから、それはそれでいいと思った。魔王がずっと抱いてくれるから、卵はそんなに動かないし形もあまり変えない。時々ぼこんっと音が鳴るように動いて、それで感じさせられてしまうこともある。それぐらい魔王の卵は僕の中に馴染んでいた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
お乳も出るようになったせいか、みんなして僕のお乳を飲みにくる。乳首も長く、おっきくなっちゃって元の大きさなんてもう覚えてない。
そんなにお乳飲まれても平気なのかなって心配になったけど、精液ほど魔力は含んでないから精液を垂れ流しにするよりはいいそうだ。だから引き続きちんちんの穴も犯されてるし、乳首もずっと吸われている。魔王の魔力は無尽蔵なのかなって思うぐらい抱かれてるし……。
「あんっ、あんっ、あんっ、あああっ」
もう快感のことしか考えられなくて困ってしまう。
そんな日々を送っていたある日、産まれるって思った。
「あっ、待っ……産まれ、そう……」
「わかった」
魔王がずるずるとイチモツを抜き、乳首を吸っていた魔族も脇に避けた。
「あっ、あっ、あっ」
ルフはちんちんの穴をじゅぽじゅぽ犯しているけど、それはそれでいいみたいだ。魔王に後ろから抱きしめられるようにして足を拡げられて、みんなに見えるようにされた。
「ああっ!」
卵が一個、中を下りてくるのがわかった。そして卵はゆっくりゆっくり動きながら尻穴から顔を覗かせた。
「あああっ……」
「クルト、卵を押し出しなさい」
「んんっ!」
最後はお尻に力を入れて、どうにか出すことができた。
「ああっ……」
それは、暗い緑色をした卵だった。かなりでかい。こんなでっかいものが僕の中に入っていたなんて信じられないと思うような大きさだった。目を丸くしている僕に、魔王は卵を渡してくれた。
「抱いてみろ」
「ん……」
「魔王様、奥さま、おめでとうございます!!」
「あっ……」
魔族や魔物たちの声が一斉に響き、魔の国全体が一瞬揺れたような気がした。
「あああっ!」
その衝撃に刺激されたのか、もう一個卵が下りてきて……。
次の卵は黄色かった。でもさすがに三つ目は出てこなかった。卵の形は鶏のそれに似ていて、でもあまりにもでかくて戸惑った。こんなでかいの、本当に僕の中に入ってたのかな?
「一度に二つも! 素晴らしいです!」
イオールが殊の外喜んでくれて嬉しかったけど、僕はちんちんの穴を犯されっぱなしだからただただ感じているだけだ。
魔王は二つの卵を僕の胸に付けるようにした。
そしたら、卵が形を変えて溶けていき暗い緑色の髪の赤ん坊と、黄色い髪の赤ん坊が現れた。
「えええっ!? ああっ」
そして赤ん坊は当たり前のように僕の乳首に吸い付き、ごくごくとお乳を飲み始めた。
「さぁ、もう一人が生まれるまで励まなくてはな」
魔王はニヤリとすると、またイチモツをずぶずぶと僕の尻穴に入れてしまった。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
最後の一人が生まれるには、それからまた何日かかかった。最後の一人の卵は真っ黒だった。三人とも僕の胸に張り付いてかわいかったけど、先に生まれた二人はどんどん育って、イオールが言った通り、一週間後には少年の魔王と同じぐらいの大きさになった。
「え、ええー……」
「魔族や魔物は基本自然発生しますからね。これぐらいの早さで成長しないと死んでしまうかもしれませんからしょうがないです」
イオールがそう教えてくれたけど、僕としてはなんだか不思議だった。
食べるのはこの国を巡っている魔力だからそれは問題ないものの、弱い者は淘汰される傾向にあるらしい。
暗い緑色の髪の子がグリーン、黄色い髪の子はイエロー、黒い髪の子はダークという名になった。みなすぐに身体は大きくなったけど、精神は伴わないせいか、大きくなってもずっと僕のお乳を飲んでいる。魔王の子だからかわいいんだけど、やっぱり不思議だった。
だって、なんか日に日に舌遣いがエロくなってるんだもん。
「んっ、んんっ……」
今日もグリーンとダークがお乳を飲んでるんだけど、乳首を甘噛みしたりとか変に刺激するから困ってしまう。
「あっ、旦那、さまぁ……」
昨日から魔王が仕事だと不機嫌そうに出かけていき、やっと帰ってきた。僕は嬉しくなって魔王に手を伸ばした。
「クルト、ただいま。グリーン、ダーク、どけ」
グリーンとダークはしぶしぶ僕の乳首を放した。そしてベッドの端に腰掛けて僕と魔王を眺める。
「旦那さま、おかえりなさい……」
魔王に抱きしめられて幸せだって思う。
「お仕事お疲れ様」
「ああ、そなたから離れなければならないのが一番堪えるな。全く、あの勇者の剣とやらは何がしたいのか……」
「え? 勇者の剣がどうかしたの?」
久しぶりに聞いた名称だった。
「大したことではないが、勇者の剣を持ったパーティーがまた魔の国に入ってきたのだ。今回は別の人間の国からだな」
「そう、なんだ……」
そんなことってあるんだと思った。勇者の剣は確か、千年ぐらい僕がいた国にあったはずだけどどうしたんだろう。
「勇者の剣が別の国に飛んで勇者候補とやらを見つけたんだろう。全く、あのなまくらではイオールにも傷一つつけられないのだが何を勘違いしているのか」
「それなら、いいけど……」
魔王が傷つけられそうになったら僕が全力で守るって思った。だって僕、魔王よりも強いみたいだし。
ーーーーー
作者に名前のセンスを期待してはいけないのです(ぉぃ
15
お気に入りに追加
1,270
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
屈強冒険者のおっさんが自分に執着する美形名門貴族との結婚を反対してもらうために直訴する話
信号六
BL
屈強な冒険者が一夜の遊びのつもりでひっかけた美形青年に執着され追い回されます。どうしても逃げ切りたい屈強冒険者が助けを求めたのは……?
美形名門貴族青年×屈強男性受け。
以前Twitterで呟いた話の短編小説版です。
(ムーンライトノベルズ、pixivにも載せています)
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる