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37.もっと拡げるってそんなぁ

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 別の触手がきた。
 トゥールと似ているのだけど、なんか違う。若い、と思った。
 緩慢に首を傾げた僕の様子に魔王は笑んだ。

「クルト、わかるのか?」
「え……うん……トゥールじゃないよね? この触手……」

 魔力のかんじが違うのだ。触手は僕に絡みついてきて、ちょんちょんと僕の乳首をつついた。

「なあに? ぁああっ……」

 触手はその先端を平べったくし、僕の乳首を覆った。そしてくにくにと乳首を揉みだした。

「トゥールの子だな。いい苗床を見つけたようだ」

 クックッと魔王が笑う。

「ほぅ、ルフというのか。だがクルトに種付けをするのは私が先だぞ。クルトが私の子を産んだら一度ぐらいは産ませてやろう。クルト、それでよいな?」
「んんっ、いい、よ……いくらでも、産むからぁっ……あんっ、あんっ……」
「早く陥落すればいいものを。全く魔力が強い者というのは意志も強くて困る」
「ぅえ?」
「クルトも意志が強いな。私にこんなにおまんこを拡げられているのに感じてしまうのだから」

 少年の姿の魔王は嬉しそうにずんっずんっとイチモツで僕の奥を抉る。

「あぁんっ、そ、それってぇ……あんっ、意志、関係っ、あぁっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「関係があるに決まっているではないか。こんなにおまんこを拡げられたら激しい痛みを伴うだろうと思うものだ。だがクルトは私を全て受け入れている。どんなにおまんこを拡げても気持ちよくしかならないだろう?」

 言っている意味がわからなかったけど、気持ちいいからそれでいいことにした。魔族の常識ってやっぱりわからない。

「そろそろ更に拡げねばな。卵が入るにはまだ狭い」
「えっ……あぁんっ、ひぃいっ、あぁああああっ!?」

 魔王は僕の中にイチモツを納めたまま立ち上がった。

「塔へ向かう」
「はい、3mぐらいに高さは抑えてください。壊すと作り直すのが面倒ですから」
「わかった」

 イオールに言われて魔王は頷いた。そして瞬時に塔の一番下へ移動した。

「あぁ……」

 またこの高い塔を上られちゃうんだと思ったら尻穴がきゅーんと魔王のイチモツを締め付けた。

「クルト、期待しているのか?」
「そんな……」

 ちょっと恥ずかしいって思った。魔王が悪い笑みを浮かべる。

「私の鍛錬もそうだが、そなたの奥を拡げるのにも役立つだろう。よく捕まっていろ」
「あっ、ひっ、ひぃいいいーーーーっっ!?」

 魔王は僕をきつく抱きしめると、少年の姿から一気に鬼の姿に変化した。しかもその鬼、以前変化したものよりもでかく、いかつく凶悪な顔をしていた。それと同時にイチモツも更にでかく、長くなったからたまらない。

「ひぃあああああーーーーっっ!?」

 魔王は立っているから、自重で更にずぶりっとこれ以上ないぐらい奥を貫かれて、僕は涙と涎をこぼしてがくがくと震えた。
 ありえないよぉっ。でもしゅごいっ、しゅごいよぉおっ。

「~~~~ッッ! ぁあああああーーーーっっ!!」

 悲鳴を上げることしかできないんだけど、もっと奥まで貫かれるの、ものすごく気持ちよくて死ぬかと思った。

「ふむ……これでもクルトは快感なのか。これならば私の卵も受け入れられるやもしれぬな」

 びしゃびしゃと精液だけじゃなくておしっこも垂れ流しながら魔王にしがみつく。

「クルト、ここまで拡げられることを覚えよ。ここに私の卵を納め、生まれるまで精液を注ぎ続けるのだ。おまんこに休むヒマなく私のイチモツを咥えていることになる。精液を注がなければ子は生まれぬから、そなたはずっと感じ続けることとなる」
「あぁっ……そんな、のぉ……ふぅうっ……あぁーっ……」

 魔王の子が生まれるまでって、どれぐらいかかるんだろう。想像しただけでまた魔王のイチモツを締め付けてしまい、身悶えた。

「そなたのおまんこも馴染んだようだな。行くぞ」
「あっ、待っ、あぁあっ、ひぃいっ、ひぃっ、ひぃいいいっ!?」

 僕を抱きしめたまま、魔王は螺旋階段を上り始めた。ただでさえ今までにないほど奥まで貫かれているというのに、そのまま階段を上る衝撃はとんでもなかった。なんていうか、脳天まで犯されるようなかんじで、ずがんっ! ずがんっ! と奥をでっかい拳で直接殴られているみたいだった。それなのにそうされるのがすごい快感で、僕は魔王に貫かれながら善がり狂った。

「ひぃいんっ、ひぃんっ、ひぃあああっ、ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 僕の身体絶対おかしいよぉ。でも魔王に抱かれるのすっごくいいよぉ。

「クルトの身体は本当に丈夫で感じやすいな。私が仕事で出かけている間は二輪挿しさせてもいいだろう。ドラゴンのイチモツは二本あるからちょうどいいな。両方入れて拡げさせるか」
「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 イチモツが二本あるってどーゆーこと? とか思いながら、僕は魔王が満足するまで奥を抉られ続けた。もちろん精液もたっぷりと出されてしまったから、幸せでしょうがなかった。魔王の精液は魔力の塊だから、全身が喜んでしまう。
 早く魔王の赤ちゃん産みたいよぉっ。
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