【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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274.やっぱりすごく甘いんだけど

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 文浩も雷月もいつも通り俺の結腸をいっぱいこねこねした。

「なかっ、溶けちゃぁっ……あっ、あっ、あっ、あっ」

 あんまり気持ちよくて何度も軽くイッてしまう。雷月は俺の乳もごくごく飲んでくれるから余計に気持ちいい。
 二輪挿し、最近はされるのが好きになってしまっていてとても困る。もちろん二人で抱き合うのも好きなんだけど、二輪挿しされると性欲処理の道具にされているみたいで、それはそれで感じてしまうのだ。別に俺はMじゃないはずなのにぃ。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 なんかいつもより念入りにこねられてる気がする。ぬっくんぬっくんってどこまでも優しく結腸をこねられて俺はすすり泣いた。
 気持ち、よすぎるよぉ。

「あーっ、あーっ、またっ、あーっ、んんっ……!」
「芳、そんなに気持ちいいのか?」

 後ろから文浩に聞かれてびくびく震えた。だってこねこねするから、何度もイッちゃうんだってばぁ。お乳も飲まれてるから頭おかしくなるほど気持ちいいよぉ。

「ぁあーっ、イイッ、よぉおっ……しゅきっ! ぁんっ、されるのっ、しゅきぃっ!」

 好きが溢れ出ちゃうから、俺は抱かれるのが好きだと言ってどうにか誤魔化した。そろそろ二人で抱き合いながら好きってナチュラルに言いそうでこわい。でも、抱かれるの好きだからそれでどうにか……。

「ああーっ!」

 二人のイチモツが中でぐぐーっと暴れる。

「うっ……」
「くううっ……」

 二人の苦しそうな声に煽られる。みちみちに入っているイチモツが二本も中で暴れたら、俺はもうイッてしまうことしかできなかった。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 中が痙攣しているのがわかる。雷月がちゅううっと一際強く乳首を吸ったことで、またイッてしまった。もう、感じすぎでたいへんだよぉっ。

「あー、んっ、ああーんっ!」

 乳首に甘い感覚が走るし、結腸もこねこねされて甘いし、もうどうしたらいいのかわからない。

「やーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」
「ううっ……」
「芳っ、そんなに締め付けたらっ……!」
「ひぃいいいんっ!? あーっ!」

 二人も耐えきれなくなったらしくずんっ、ずんっと腰を突き上げ始めた。イッてるのに、イッてるのにそんなことされちゃったらぁあっ。

「ひぃいっ、ああっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 二人の腰の動きが止まった途端、どくどくとせーえきが結腸に叩きつけられた。あまりの快感に頭がイカれちゃうかと思った。
 いつものことだけど、俺はそれによってまた意識を手放したのだった。


 でもそんなに長い時間気をやっていたわけではなかったみたいで、目を覚ました時にはまだ雷月のがぐっぽり入っていた。

「ぁんっ……」
「早かったですね。文浩哥ウェンハオグァのは今抜いたところですが、またはめてもらいますか?」
「……あっ……」

 雷月にそんなことを言われて一気に顔が熱くなった。抜かれたばかりだからか、尻穴がちょっと寂しい気がする。

「雷月……そんなことをしたら芳の負担になるだろう」

 文浩が後ろでため息混じりにそう言った。

「芳さまがしてほしいことをおっしゃればいいのですよ?」
「ぁんっ……」

 雷月のイチモツが復活してきたのがわかった。硬くなる雷月のイチモツに身もだえる。もっと入れててほしい……。
 俺は顔を少し後ろに向けて、文浩を見た。

「……文浩、俺の尻穴に奉仕しろよ」

 そんな言い方しかできなかった。

「いいのか? ならばお言葉に甘えよう」

 文浩は自分のイチモツをしごくと、またずぶりっと俺の尻穴に突き入れ始めた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 気持ち、いいよぉ。
 ずぶりっ、ずぶりっと文浩のイチモツが入ってくるのがすごくイイ。入ってくる感触がすっごくしゅき。イチモツに負けちゃうって思う。

「あー……気持ち、いいよぉ……」

 文浩のを根元まで入れられて、俺はほうっとため息をついた。

「芳、どうしてほしい?」
「んんっ……少し、そのままぁ……」
「わかった……」

 もうなんか、ずっと二本入れててほしいなんて頭沸いたことまで思ってしまう。正気に返ったら俺のばかーって思うんだろうけど、今は正気じゃないからいいのだ。
 雷月と文浩にまたたっぷり結腸をこねられて、俺は満足した。もちろんずっと雷月にお乳も飲んでもらっていた。だって飲んでもらうのも気持ちいいからぁ。
 足ががくがくする。ずっと足を広げられていたからこんなものだろう。でも雷月に抱かれてたから俺は上機嫌だった。

「お昼ごはんに参りましょう」

 そういえばお昼だった。
 雷月に服を着せてもらって抱き上げられる。
 俺はすっかり雷月たちの兄弟について忘れていた。
 だから食堂に知らない青年がいて、俺はすごく驚いた。

「……えっ?」

 食堂の椅子に腰かけていた青年が立ち上がり、拱手した。目も伏せている。

「芳、これは私たちの弟の勇志ヨンジーだ。現皇帝の十番目の子になる。思春期に抱かれる身体を持っていることがわかり、臣下たちに降嫁している」
「そ、そう、なんだ……」

 文浩にそう説明されてどう反応したらいいのかわからなかった。だいたい、なんで降嫁したのにここにいるわけ?

「芳さま、声をかけてください。芳さまは文浩哥方の妻ですので、芳さまが先にお声を」

 なんかそういうしきたり? みたいなものがあるらしい。

「あ、うん……勇志?」
「はい、”天使さま”」

 それはそうなんだけど、他に呼び方はないのかよってちょっとムッとしてしまった。
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