【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

文字の大きさ
上 下
261 / 306

260.やっぱり感度が上がりすぎだと思う

しおりを挟む
 建文に授乳を手伝わせ、また趙麗にちんちんをしゃぶられてしまった。

「あっあっあっあっ」

 授乳だって結腸までイチモツが入ってるの我慢してるのに、ちんちんしゃぶられたらだめになっちゃうよぉお。必死で芳梨を落とさないように抱えた。芳梨はおいしそうにんっくんんっくんと飲みながら反対側の乳首を摘まんだ。そうそう、今は芳梨だけのものだからな~。
 感じちゃってたいへんなんだけど俺は芳梨の頭を撫でた。この子はどんな子になるんだろう。すでにけっこう重いから、文浩たちみたいにでかく育つんだろうか。って、俺も人の中ではかなりでかい方だったのに。
 雷月は優男だけど、最近は身体がけっこう引き締まってきてますますかっこよくなっている。俺を抱き上げたりする時は万が一にも俺を落とさないようにと魔法で補助しているみたいだけど、重い物を持ったりする時以外はあまり魔法は使っていないみたいだ。それは建文も同様みたいで、最近柔らかい部分がなくなってきたように思う。
 この間建文に聞いたら「芳は逞しい方が好きみたいなので、身体を鍛え始めました」なんてさらりと言われた。
 もうっ、なんなんだよと思った。

「あっ、あーっ、あーっ!」

 趙麗にしゃぶられてまたイッてしまった。趙麗は俺の出した精をおいしそうに飲むと、玉もころころと手の中で転がし始めた。た、玉はいじっちゃだめぇ。

「奥さま、こちらも舐めさせていただいてもよろしいですか?」
「だ、だめっ……」
「残念です」

 痛くないように絶妙にいじられてびくびくしてしまう。そういえば玉の方ってあんまりいじられることってないかも。下手にいじられると痛かったりするから、みんな遠慮しているのだろうと思った。
 授乳を終え、芳梨を趙麗に渡した。

「満足そうです。皇子は幸せですね」

 趙麗は大事そうに芳梨を抱え、最近芳梨が遊んでいる場所に運んでいった。もう普通に寝返りも打つし、たまにお座りもするらしい。ここに連れて来てまだ二か月も経っていないのに成長が早いなって思う。巨人族だからなんだろうか。

「さぁ、芳。戻りましょう」
「んっ……」

 天蓋付きのベッドにかかっている薄絹を引かれ、周囲から見えなくなったところで建文のイチモツがゆっくりと抜かれた。そうして優しく仰向けに横たえさせられて、

「入れますよ」
「あっ、あっ、ああーっ!」

 ずぶずぶとまた前から長くて太いイチモツを入れられてしまった。だからっ、入れられるのすんごく気持ちいいんだってばぁ。俺は入れられる感触に身もだえていやいやをするように頭を振った。

「芳は入れられるのも好きですね」
「ぁんっ……好きっ、だけどぉっ……」

 より感じちゃうから、限界まで引き出してから入れるみたいなことはしないでほしい。言ったらされちゃいそうだから絶対に言わないけど。

「かわいい……雷月との二輪挿しは部屋でしましょうか。その方が芳も楽しめますよね?」
「んっ……そうして……」

 途中のベンチでされてもいいんだけど、やっぱり見られてるっていうのが落ち着かない。だから部屋に戻ってから二人に抱かれる方が嬉しい。

「では、少しだけ付き合ってくださいね?」
「えっ!?」

 何に付き合うのだろうと思ったけど、身体を抱き寄せられて駅弁状態にさせられたら、気持ちよすぎてわけがわからなくなってしまった。
 だって建文の長いんだもん。雷月のより奥まで入っちゃうからごちゅごちゅ突かれてたまらない。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」
「芳、このまま館の中を歩きますよ」
「えっ!? そん、なぁっ……あんっ、あんっ、あんっ!」

 そんなに結腸ずんずん抉っちゃらめなのぉ。歩かれるだけで結腸を突かれている状態なのに、建文は俺を抱きしめながら階段を登ったり下りたりもした。おかげでより結腸をごちゅごちゅいじめられて、俺は涙と涎だけじゃなく、精も何度も漏らしてたいへんだった。
 もうっ、なんでこんなことするのぉっ?

「芳、ありがとうございます。戻りましょうか」
「ぁんっ、はや、くぅっ……」

 もうずんずん突かれちゃうのやだし、見られるのもやだ。やっと部屋に戻された時、俺はぐったりしていた。いっぱいいろんなとこ汚しちゃった気がするけど、魔法があるから大丈夫だろうとそこは開き直った。
 床に下ろされてほっとする。

「なん、で……」
「芳を他の者に触れさせないのならば、館内を回ってほしいと言われたのです」
「そん、な……」

 俺は雷月と文浩たちの妻なんだから他の者たちに触れさせる義務はないはずだ。なのになんでそんなことを言われないといけないのだろう。

「もちろん聞く必要はありませんが、一度だけならと了承しました。勝手に決めてしまい、申し訳ありません」
「んっ……勝手、だよ……」
「はい」

 でももう嫌いにはなれなかった。
 きっとそういうことは代官が言い出すのだろう。どうにかあの代官を抑える方法ってないのかな。

「ね……俺に触れていいのは抱かれる者たちだけなんだよね?」
「はい」
「もし、それ以外の者たちが触れようとしたらどうするの?」
「極刑ですね」
「えええ」

 そんなに厳しいのかとちょっと引いた。それじゃさすがに触れさせるわけにはいかない。

「芳を他の者たちに触れさせるだけでも忌々しいのに、それ以外の者が触れたりしたら殺してしまう自信があります」

 きっぱり言われたけど、そんな自信はなくていいと思う。でも思ったより俺は愛されてるんだなってことがわかって、胸も、建文を受け入れている尻穴もきゅんきゅんしてしまった。

「ね……雷月と、抱いて……」
「はい、芳。貴方の望み通りに……」

 そうして俺は二人に甘く二輪挿しをされ、これ以上ない程乱れたのだった。
しおりを挟む
感想 69

あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

処理中です...