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257.バルコニーでのお披露目は終りました

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 そんな爛れた生活をしている間に一月が過ぎた。
 やっとバルコニーでお披露目はしなくてもよくなったけど、館内のどこででも愛し合ってほしいと言われているからか、授乳後の途中にあるベンチで抱かれるのは変わらなかった。
 でもバルコニーへ出なくてよくなったことで、気持ちは少し楽になった。代官である孫偉は「再考を~」とか言ってたけど無視した。俺は露出狂じゃないし。
 それをわざわざベンチで文浩に抱かれてる時に言いにこなくてもいいじゃないかぁ。

「ぁっ、あっ、あっ、あっ」

 悔しいけど、文浩たちも俺を抱くのがうまくなっている。つーか俺の感じるポイントを的確に刺激するから感じっぱなしでいつもたいへんだ。

「芳、かわいい……もっと感じてくれ」

 耳元で囁くのは禁止だってばぁ。コイツら声もいいし、今は俺を全力で口説いてくるから俺はもうたじたじだ。感じすぎて怖くなって雷月に助けを求めるんだけど、雷月も俺が愛されているところを見るのが好きだなんて言うからいっぱい感じさせられてしまう。

「芳……芳……」

 文浩のイチモツが俺がより感じるように結腸をこねこねするからたまらない。もうっ、ただでさえ中こねられるの好きなのにぃ。

「あんっ、あんっ、あっ、またっ……あーっ、あーっ、あーっ!」

 またイカされちゃったよぉ。気持ちよすぎて涙も涎も止まらないよぉ。

「イッてくれたのか? 芳は本当にかわいいな」
「やっ、らめっ、イッた、からぁ……あんっ、あんっ、あんっ」

 イッたのがわかってるのに結腸こねこねしちゃらめなのぉっ。またイッちゃう。溶けちゃう、よぉおっ。

「たまらないな……」

 文浩に抱きしめられたまま、しつこく奥をこねこねされてしまった。こんなにされたら好きになっちゃうよぉ。
 部屋にようやく戻されて、ベッドに横たえさせられる。息がなかなか整わない。イキすぎて身体がベタベタになっているのが気持ち悪いなって思ってたら、雷月が俺の精液とか汗を舐め取った。まだ文浩のイチモツが入ってるから気持ちよくて、俺は身をくねらせた。

「ぅん……ぁあ……」

 びくびく身体は震えている。最近本当に感じすぎてつらい。
 俺がより感じるように責めてくるから、全身が性感帯みたいになっててたいへんだ。

「愛しくてたまらない……芳……芳……」

 雷月がどき、文浩に口づけられた。文浩は俺とかなり身長差があるから、俺を抱きながらっていうのはかなり無理があるんだけどわざわざ身体を丸めて口づけてくれた。舌を絡め合うのが気持ちよくてまた感じてしまう。えっちしながらキスするの好き。愛されてるって実感できるから。もちろん、雷月みたいにお乳を飲んでもらうのも大好き。

「ああっ……」

 口づけを解かれた後は、腰を激しく動かされた。文浩がイッたと同時に俺もまたイッてしまう。

「くっ……」
「あっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 せーえきらめっ。頭おかしくなっちゃうかららめなのぉっ。
 びくんびくん身体を震わせながら、俺は文浩に縋りついた。最近文浩たちのせーえきを受け止める時余計に感じてしまうようになっているのがとても怖い。だって一番好きなのは雷月なのにコイツらのことも同じくらい身体が喜んでるみたいで……。

「芳……すごくよかったぞ」

 頭を撫でられてそんなことを言われたら頬が熱くなってしまう。

「あ……当たり前だろ……」

”天使”の尻穴は名器だって聞いたし。

「そうだな。芳の全てが最高だ」
「あっ……」

 まだ文浩は萎えたイチモツを抜かないまま、俺の足を持ち上げてふくらはぎに口づけた。

「ひゃっ!?」

 せーえきで身体がおかしくなってるからどこにも触れないでほしいのに、足にちゅ、ちゅと口づけられる。

「やめっ……」
「芳の全身を舐め回したい……もっと感じる場所を探して、私とのえっちにも夢中になってほしい」
「あっ、あっ、あっ」

 なんか文浩のイチモツがむくむくと復活してきている。俺の身体も絶倫だけど、コイツらの強さもハンパない。
 もうえっち大好きだから許してほしい。
 実は授乳の間隔が空き、回数も減ったのだ。今まではほぼ二時間毎だったけど、三時間毎になった。おかげでよりしつこくえっちされるようになってしまった。授乳の回数が減るってことは必然的にえっちの回数も減るし。
 授乳の回数は一日五回になったから、昼の雷月とのらぶえちがなくなってしまった。その分二輪挿しされちゃったりするんだけど、俺は雷月にいっぱい抱かれたいんだってばぁ。
 おかげで最後の授乳を終えて夕飯の後は雷月にずっと抱いてもらうようにしている。いっぱい甘えておねだりして、好き好き言って、昼間もえっちしたいよぉって泣いた。
 でも時間的に無理なのだ。その分文浩たちが全力で口説いてくるし……。

「芳、いいか?」

 もう文浩の腰が動き始めてる。抜かずの二発なんてホント勘弁してほしいけど、気持ちよくてたまらないから俺は文浩に抱き着いた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 また蕩けるほど結腸をこねこねされてしまうのはわかっている。建文も西文もそうやって俺の中をかわいがるから、もう気持ちよくてしょうがない。みんな俺の快感を優先しつつ、いっぱいせーえきを俺の奥で放ってくれる。
 次の授乳はまた建文だから、雷月にも同時に抱いてもらおうと思った。
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