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248.定期的に不安になるのです
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……昨日もとても濃い一日だった。
尻穴が溶けるかと思うぐらい舐め舐めされちゃったし。しかも雷月に中吸っちゃだめって言ったはずなのに、いっぱいキスされて吸われちゃったし。内側の粘膜吸うのはだめなんだって。気持ちよすぎるから。
今日もお披露目ってするんだよな?
しかもそれだけじゃなくて、世話係とか館に勤めてる者たちとかにも愛撫もされちゃうんだよな?
想像しただけで身体の奥からとろとろと何かが流れてきた。本当は雷月だけがいいのに、文浩たちも授乳に必要だからって受け入れて……しかも他の連中に愛撫されちゃうなんておかしい。
「芳さま、どうかなさいましたか?」
寝起きで白湯をもらい、こくこくと飲みながら俺は涙をこぼした。
「俺っ、こわい……」
「芳さま?」
「俺っ、雷月だけがいいのに……でもっ、いっぱい感じちゃうし……こわい、よぉ……」
飲み終えた湯呑を雷月が受け取り、ワゴンに載せた。そして俺を優しく抱きしめる。
「芳さまは私だけがいいのですね……それはとても嬉しいです。芳さまはご自身の感じやすい身体に戸惑われていらっしゃるのですね?」
「うん……」
「そうですね。慣れるのはまだ難しいかと思いますが……感じるご自身が嫌なのですか?」
涙がぼろぼろこぼれた。
「感じすぎちゃって……雷月に嫌われたらって……」
こんな誰の愛撫にも感じちゃう淫乱なんて、受け入れてもらえないんじゃないかって不安になってしまうのだ。
「ええっ!? 私が芳さまを嫌うわけがないではありませんか!」
雷月は驚いたように目を見開き、きつく俺を抱きしめた。
「芳さまは”天使”さまなのですから誰に触れられても感じてしまうのは当たり前です。それなのに私だけと言っていただけるのがどれほど嬉しいかわかりますか? 芳さまが毎日淫らにかわいく感じているのを見て、愛しさが抑えきれません。できることなら四六時中芳さまを抱いていたい……」
「ほん、と? 俺が文浩たちに抱かれてても、いいの?」
「嫉妬はします。ですが、芳さまが文浩哥たちに抱かれて気持ちよくなっている姿を見るのもまた喜びなのです。全身を愛撫されてとろっとろになっている芳さまはたまらなくキレイで、かわいいです……」
うっとりしたように言われて、俺は胸が熱くなるのを感じた。
「そう、なんだ……」
そういえば世話係に俺のちんちんを舐めていいとか言ったのも雷月だもんな。俺がいくらえっちでも嫌がったりしないか。
「でも……それで俺が開き直ってえっちしろ、愛撫しろって言い出したらどうするんだよ? やっぱ幻滅しない?」
「”天使”さまの身体はそういう風にできていますから、そうですね……」
雷月は少し考えるような顔をした。
「例えばですが……芳さまが、二輪挿しをしながらおちんちんを犯して、お乳を飲めと命令されたら人員を集めてその通りにいたします」
「はっ?」
俺は耳を疑った。
「芳さまに二輪挿しをしながらおちんちんを犯してお乳も、となると五人は必要ですね。一人声をかければいいだけですから、すぐに叶えられると思います。授乳中に二輪挿しをしてもいいかもしれません」
「そ、そんなのっ、むり……」
俺、どんだけえっちなことされちゃうの? 尻穴舐められながらちんちんも乳首もってされちゃったけど、二輪挿しされながらそんなことされたら死んじゃうよぉ。
なのに雷月が言ったことにどきどきして、尻穴がきゅんきゅんするのがわかった。
もー、二輪挿しされるのも好きになっちゃったから責任取れよぉ。
「芳さまがそれぐらい淫らになって、一日中そうしてと言われても叶えられる自信はありますよ?」
「そんなのっ、やだ……」
想像しただけで中が濡れちゃうってばぁ。
「今夜にでもしてみませんか?」
「し、しないっ! そんなの、死んじゃう……」
「してみたいと思ったらいつでもおっしゃってくださいね? もっとすごいことを思いついたら教えてください」
「やだっ、そんなのっ!」
どさくさに紛れて雷月が俺の尻を揉み揉みし、尻の割れ目を撫でる。そして尻穴に指をつぷつぷと入れた。
「あっ、あっ、あっ」
「そういえば、飲酒の際に”天使”の蜜や愛液を飲むというのを聞いたことがあります。”天使”さまのおまんこを一日中犯して、たぷんたぷんに愛液がたまってから、酒を飲みながらその愛液を啜るのだそうですよ。その味は極上だと、一部で流行っているそうです。もちろん酒を飲みながらですから、”天使”さまも酔ってしまわれるので、回復魔法は必須ですが」
「それは、芳が許してくれるならしてみたいですね……」
建文が掠れた声で呟いた。文浩と西文はごくりと唾を飲み込んだ。
「そんなの、やだ……」
そんなえっちなことされたら、またイチモツほしくなっちゃうじゃないか。
「ふふ……もし芳さまがしてもいいと思ったら言ってくださいね」
「雷月は……したいの?」
「芳さまに気持ちよくなっていただけるなら、どんなことでもしたいですよ?」
俺は雷月の胸に顔を埋めた。
お酒を飲みながら、とか……そんなことされたら酔っぱらって何を言い出すかわかったものではない。絶対にそれだけはさせないと誓ったのだった。
ーーーーー
お酒を飲みながら~というのは、「イケメンだけど短小な俺が異世界に召喚されたら」のその後51話で書いてます。はー、ルイ君もまた読み返すか!(続きが読みたいけど作者は私なんだー。自萌えが激しい)
尻穴が溶けるかと思うぐらい舐め舐めされちゃったし。しかも雷月に中吸っちゃだめって言ったはずなのに、いっぱいキスされて吸われちゃったし。内側の粘膜吸うのはだめなんだって。気持ちよすぎるから。
今日もお披露目ってするんだよな?
しかもそれだけじゃなくて、世話係とか館に勤めてる者たちとかにも愛撫もされちゃうんだよな?
想像しただけで身体の奥からとろとろと何かが流れてきた。本当は雷月だけがいいのに、文浩たちも授乳に必要だからって受け入れて……しかも他の連中に愛撫されちゃうなんておかしい。
「芳さま、どうかなさいましたか?」
寝起きで白湯をもらい、こくこくと飲みながら俺は涙をこぼした。
「俺っ、こわい……」
「芳さま?」
「俺っ、雷月だけがいいのに……でもっ、いっぱい感じちゃうし……こわい、よぉ……」
飲み終えた湯呑を雷月が受け取り、ワゴンに載せた。そして俺を優しく抱きしめる。
「芳さまは私だけがいいのですね……それはとても嬉しいです。芳さまはご自身の感じやすい身体に戸惑われていらっしゃるのですね?」
「うん……」
「そうですね。慣れるのはまだ難しいかと思いますが……感じるご自身が嫌なのですか?」
涙がぼろぼろこぼれた。
「感じすぎちゃって……雷月に嫌われたらって……」
こんな誰の愛撫にも感じちゃう淫乱なんて、受け入れてもらえないんじゃないかって不安になってしまうのだ。
「ええっ!? 私が芳さまを嫌うわけがないではありませんか!」
雷月は驚いたように目を見開き、きつく俺を抱きしめた。
「芳さまは”天使”さまなのですから誰に触れられても感じてしまうのは当たり前です。それなのに私だけと言っていただけるのがどれほど嬉しいかわかりますか? 芳さまが毎日淫らにかわいく感じているのを見て、愛しさが抑えきれません。できることなら四六時中芳さまを抱いていたい……」
「ほん、と? 俺が文浩たちに抱かれてても、いいの?」
「嫉妬はします。ですが、芳さまが文浩哥たちに抱かれて気持ちよくなっている姿を見るのもまた喜びなのです。全身を愛撫されてとろっとろになっている芳さまはたまらなくキレイで、かわいいです……」
うっとりしたように言われて、俺は胸が熱くなるのを感じた。
「そう、なんだ……」
そういえば世話係に俺のちんちんを舐めていいとか言ったのも雷月だもんな。俺がいくらえっちでも嫌がったりしないか。
「でも……それで俺が開き直ってえっちしろ、愛撫しろって言い出したらどうするんだよ? やっぱ幻滅しない?」
「”天使”さまの身体はそういう風にできていますから、そうですね……」
雷月は少し考えるような顔をした。
「例えばですが……芳さまが、二輪挿しをしながらおちんちんを犯して、お乳を飲めと命令されたら人員を集めてその通りにいたします」
「はっ?」
俺は耳を疑った。
「芳さまに二輪挿しをしながらおちんちんを犯してお乳も、となると五人は必要ですね。一人声をかければいいだけですから、すぐに叶えられると思います。授乳中に二輪挿しをしてもいいかもしれません」
「そ、そんなのっ、むり……」
俺、どんだけえっちなことされちゃうの? 尻穴舐められながらちんちんも乳首もってされちゃったけど、二輪挿しされながらそんなことされたら死んじゃうよぉ。
なのに雷月が言ったことにどきどきして、尻穴がきゅんきゅんするのがわかった。
もー、二輪挿しされるのも好きになっちゃったから責任取れよぉ。
「芳さまがそれぐらい淫らになって、一日中そうしてと言われても叶えられる自信はありますよ?」
「そんなのっ、やだ……」
想像しただけで中が濡れちゃうってばぁ。
「今夜にでもしてみませんか?」
「し、しないっ! そんなの、死んじゃう……」
「してみたいと思ったらいつでもおっしゃってくださいね? もっとすごいことを思いついたら教えてください」
「やだっ、そんなのっ!」
どさくさに紛れて雷月が俺の尻を揉み揉みし、尻の割れ目を撫でる。そして尻穴に指をつぷつぷと入れた。
「あっ、あっ、あっ」
「そういえば、飲酒の際に”天使”の蜜や愛液を飲むというのを聞いたことがあります。”天使”さまのおまんこを一日中犯して、たぷんたぷんに愛液がたまってから、酒を飲みながらその愛液を啜るのだそうですよ。その味は極上だと、一部で流行っているそうです。もちろん酒を飲みながらですから、”天使”さまも酔ってしまわれるので、回復魔法は必須ですが」
「それは、芳が許してくれるならしてみたいですね……」
建文が掠れた声で呟いた。文浩と西文はごくりと唾を飲み込んだ。
「そんなの、やだ……」
そんなえっちなことされたら、またイチモツほしくなっちゃうじゃないか。
「ふふ……もし芳さまがしてもいいと思ったら言ってくださいね」
「雷月は……したいの?」
「芳さまに気持ちよくなっていただけるなら、どんなことでもしたいですよ?」
俺は雷月の胸に顔を埋めた。
お酒を飲みながら、とか……そんなことされたら酔っぱらって何を言い出すかわかったものではない。絶対にそれだけはさせないと誓ったのだった。
ーーーーー
お酒を飲みながら~というのは、「イケメンだけど短小な俺が異世界に召喚されたら」のその後51話で書いてます。はー、ルイ君もまた読み返すか!(続きが読みたいけど作者は私なんだー。自萌えが激しい)
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