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246.嫉妬されちゃってたいへん

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 みんなにしつこいぐらい愛撫されてしまった。
 尻穴の奥までそんなに舐められたらまた溶けちゃう。しかも建文は本当に限界まで舌を太く、長くして俺の尻穴をぐちょぐちょに舐めまくったから更に中がきゅんきゅんしてしまった。もー、えっちえっちぃ。おかげで愛液の分泌が止まらなかったみたいで、いつまでもじゅるじゅると吸われてしまった。
 文浩は当たり前のように尿道に細くした舌を入れて、ちんちんごと咥えちゃうし。入っちゃいけない内側も外側も愛撫されてちんちんだめになっちゃいそう。
 雷月と西文はごくごくと俺のお乳を飲み、舌で乳首を舐め転がしたり甘噛みしたりした。お乳が出なくなったら強く吸ったり舌でつぶしたりと、愛撫されて頭がおかしくなってしまいそうだった。
 こういうの四点責めっていうのかな。四人がかりでそんなに愛撫しちゃらめなのっ。本当にどうにかなっちゃうからぁ。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 出さないまま何度もイキ、ようやく文浩が尿道から舌を抜いた。

「あっ、やぁあーーーっっ!」

 少し間を置いて、とろとろと精が溢れた。それを四人に凝視されてていたたまれない。みなの目がギラギラして欲望をはらんでいるのがわかる。前は身が竦んだものだったけど、雷月だけじゃなくてコイツらにもそんな目を向けられることが、いつのまにか嬉しくなってしまったみたいだった。

「ぁんっ……雷月ぇ……」
「はい、芳さま」
「おちんちん、舐めて……」

 恥ずかしかったけど、おねだりしてみた。雷月はとても嬉しそうに笑んで、「失礼します」と断ってから、まだとろとろと精を溢れさせている俺のちんちんをぱくりと咥えた。

「あっ、あーーっ!」

 俺は背をのけ反らせ、雷月の頭に触れた。押し付けちゃいそうになるのを必死で堪える。気持ちいいよぉっ。尿道をたっぷりくじられた後、雷月にじんじんしたところを治してもらうのがすんごく気持ちいいのだ。
 雷月はちゅっちゅっと俺のちんちんを優しく吸い、精が出なくなるまで舐めてくれた。

「あぁんっ……あんっ……あんっ……」

 どうしても声が漏れてしまう。背をのけ反らし、身体をくねらせながら俺はびくびく震えた。

「……なんて愛らしいのだ……」
「たまりませんね」
「芳のおちんちんもまた舐めさせてもらいたいな……」

 文浩たちが欲望をはらんだ目で俺の痴態を凝視している。俺はふふっと笑んだ。

「んんっ……きもち、いーけど……やりすぎ……」
「申し訳ありません」

 雷月が謝ったけど、全然申し訳ないなんて思ってなさそうだった。でも俺、雷月にだったら何されてもいいし。

「雷月ぇ……キスして……」
「はい、芳さま」

 雷月に抱きしめられてちゅ、ちゅと口づけしてもらう。雷月はすぐに俺のお尻を揉み始めるから、えっちだなぁって思う。

「んっ、んっ……」

 舌を舐められてまたびくびく震えた。

「んんっ……ぁっ……んんっ」

 口腔内を舌で辿られて、涙がこぼれた。感じてると生理的な涙って出るよな。つーか俺、感じすぎ。

「んっ、はぁ、んっ……雷月は」
「はい、なんでしょう?」
「俺のお尻、好き?」

 今もずっと揉み揉みされてるし、しかも尻穴を指先でいじってるしぃ。

「芳さまの全てが好きなのですよ。もちろん芳さまの淫乱おまんこも大好きです。私のイチモツを受け入れていっぱい気持ちよくなってくださるのですから……」

 そうだよな。雷月のイチモツってでっかいし太いしで、多分普通の人じゃお尻切れちゃうかもしれないし。

「雷月は……俺とする前すでに童貞ではなかったんだよな?」
「はい。しかるべき歳になりますと娼夫をあてがわれますので。それほどイチモツが大きくなる前に童貞ではなくなっていますから、痛い思いはさせていないはずです」
「そっかぁ……」

 それなら雷月が痛がられたりっていう嫌な思いはしていないってことだよな。

「さすがにここまで大きくなってしまってからは芳さまが初めてですが……」
「そ、なんだ……」

 なんか嬉しい。雷月のでっかくて長いの、受け入れられるのは俺だけなんだって思ったら尻穴がまたきゅんきゅんした。

「芳さま、おまんこをひくひくさせてはいけませんよ。授乳の後でまた、文浩哥と二輪挿しさせてくださいね?」
「ああっ……」

 二輪挿しとかできるのも俺が”天使”だからだよな。もう二輪挿しされるのも気持ちよくてしょうがないんだけど。
 雷月は俺の尻穴をくちゅくちゅと指でいじる。気持ちいいんだけどもどかしくて、俺は雷月にぎゅうぎゅう抱きついた。
 夕飯を挟んだけど、食休みの後はまた雷月に尻穴をくちゅくちゅいじられてしまい……。
 そうして今日最後の授乳に呼ばれた時には、俺はもうすっかりできあがっていた。
 文浩に抱かれて授乳に向かい、芳梨に授乳してる最中に世話係にちんちんをまたしゃぶられた。

「ぁあんっ、だめぇっ……!」
「奥さま、とてもかわいいです……蜜もすごくおいしい……」

 芳梨の世話係はこれから毎回俺のちんちんをしゃぶるそうだ。尿道は絶対やだって思うけど、そのうち絆されてしてもらうことになっちゃうかも。もー、俺の身体のチョロインっぷりはなんなんだよぉ。
 しかも他の世話係もなんか煽るし……。
 俺のちんちんをしゃぶった後の世話係(名前は趙麗ジャオリーというそうだ)は、尻穴が濡れ濡れになってしまったらしく、あの後他の世話係のイチモツを喜んで咥え込んだのだそうだ。だから世話係たちとしても必死らしい。でも世話係って全部で五人だよな。四人に抱かれちゃうってこと? ま、まぁ彼らがそれでいいなら……いいんだけど……。
 と思ったんだけど、途中のベンチで文浩にされていたら館に勤める者たちからも愛撫させてほしいと懇願されてしまった。

「ひぃんっ、あっ、あひぃっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 おかげで文浩にされながら勤めている者たちにお乳を飲まれたり、雷月にちんちんを舐められたりしてもうたいへんだった。
 え? 二輪挿し? 部屋に戻ってから寝るまでされちゃったよ。
 雷月だけじゃなくて文浩たちも嫉妬したみたいで、ずっと尻穴をイチモツでぐっちょんぐっちょんにされてしまった。
 気持ちよすぎて死んじゃうよぉおっ。


ーーーー
芳ちゃんもうたいへん。
趙麗の話、スピンオフで書きたいかもですねー。心は攻めたいけど、身体は淫乱受けっていう。
「捕まった結婚詐欺師」もその後の話が読みたい(作者は私だ!)
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