【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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243.二回続けてはだめだと思うけど

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 快感がすごくて頭がおかしくなりそうだ。
 二輪挿しで激しく結腸をごちゅごちゅ抉られて、せーえき出されて、イッたばかりなのにまた結腸をこねこねされるなんて。しかも二本で……。
 俺の身体は抱かれれば抱かれる程貪欲になるみたいで、二輪挿しで抱かれた後は余計に感じてしまうみたいだ。おかげでせーえきを吸収しやすいようにとか言いながら、西文と雷月にイチモツで結腸をこねられるのがたまらなく気持ちいい。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

 でもここってまだ部屋に戻る途中の場所なんだよなとか、この後も二輪挿しされちゃうのかなとか考えたら尻穴が更にきゅんきゅんしてしまった。

「イッたばかりなんだが……芳のおまんこが気持ちよすぎるな」
「芳さまの淫乱おまんこは極上ですからね」
「んんっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ」

 こねられればこねられるほどもっとしてって思う。凶悪なの二本がぐっぽりはまってるのたまんない。もうこのまま抜かないで、ずっとされていたい。頭がおかしくなっているのはわかるけど、身体の奥がイチモツを好きすぎて喜んでいるのもまた確かだった。

「そろそろ、いいか……」
「そうですね。一度抜きますね」
「ぁあああんっ!」

 こねこねされている間にまた何度もイカされてしまい、俺はもうへろへろだった。ずず……と雷月のイチモツが抜かれて涙がこぼれる。入れててほしいのにぃっ。

「うぇっ、あーっ! 雷、月ぇ……」

 無意識に伸ばした手を捕らえられて口づけられた。

「大丈夫ですよ、芳さま。部屋に戻ったらまた二輪挿ししてあげますから」
「んっ……」

 雷月は俺のことがわかってるみたいだ。恥ずかしいけど、それがとても嬉しい。

「ひゃぁあんっ!?」

 西文が俺を抱いたまま立ち上がった。

「そうか。芳は雷月に抱かれたいんだよな。かわいいな」
「んんんっ」

 せーえきは無事俺の身体に吸収されたのかもしれないけど、中で溢れそうな愛液はたぷんたぷんで、漏れたらやだからって西文のを締め付けて俺が感じてしまった。

「柔らかいが、拡がっているかんじはないな。”天使”の身体はすごいな」
「あっ、あっ、あっ、あっ」

 西文は感心しながら俺を駅弁状態で部屋に運んだ。
 ようやく部屋に戻されてほっとする。そうして俺はベッドに横たえらえた。

「雷月、前から抱くか?」

 西文が雷月に尋ねた。

「よろしいのですか?」
「二回目は芳を喜ばせたいんだ」

 そういう西文の目が俺を愛しいといっていた。そんな目で見つめられたら胸が疼いてしまう。

「あぁあーっ……」

 西文はゆっくりずるずるとイチモツを抜き、雷月に場所を譲った。

「もちろん私も後ろから入れさせてもらうが」
「んっ……」

 西文の言葉に俺はコクコクと頷いた。雷月に抱いてもらえるなら、正直どんな形でもよかった。

「それではお言葉に甘えさせていただきますね」

 雷月も嬉しそうに笑んで、前から俺の尻穴にイチモツをずぶりっと突き入れた。

「あああっ!」

 柔らかく溶けている中は喜んで雷月のイチモツを迎え入れ、すぐに結腸まで入れられてしまった。雷月はそのまま俺を抱きしめ、身体を持ち上げた。

「ひぃああんっ!?」

 対面座位にされ、お乳を飲まれる。お乳を飲まれながらのえっちはめちゃくちゃ気持ちよくてたまらない。後ろから西文の手が俺の尻を揉んで……。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」

 また西文のイチモツも入ってきたぁっ。
 今度は凸凹が背中側を刺激して、それはそれで感じてしまう。そうして俺は次の授乳に呼ばれるまで二人のイチモツを堪能させられたのだった。そんなに長時間結腸こねちゃだめだってばぁ。

「芳、大丈夫ですか?」

 さすがに建文に心配されてしまった。

「いくら愛しいからといって二輪挿しを二回もするなどやりすぎですよ。雷月もです。貴方が我慢しないでどうするのですか」
「申し訳ありません」
「すまなかった」

 建文に説教をされて二人が謝った。俺はそんな建文を冷たい目で見つめた。

「……今だから言えることだよな」
「……棚に上げている自覚はありますよ。ですが、芳さまは雷月が好きすぎて雷月を止めることはできないでしょう。芳さまでは雷月に押し切られてしまうことは必定。誰かが諫める必要がございます」

 建文にそう言われ、その腕の中に捕らえられた。
 そんなことわかってる。俺がチョロインだってことぐらい。

「雷月だったら、いいんだもん……」
「すねる芳さまもかわいいですが、”天使”さまは弱いのですよ。守られるのが当たり前だとわかってくださいね」

 建文に頭を撫でられ、ちゅ、ちゅと軽く何度も口付けられた。それがくすぐったくて、気持ちよくて、俺はしぶしぶ頷いた。
 わかってはいるのだ。
 俺はもう文浩たちの愛情を疑ったりはしていない。
 でも心が悲鳴を上げる時があるのは確かで。
 きっとこれは当分癒えない傷のようなものなのだと思う。この心の傷とうまく付き合っていけるようになるのはいつなのだろうか。
 正直自分でもこんな感情を持ち続けるのは嫌なのだ。
 一番は雷月に変わりはないのだけど、どうせ抱かれるなら気持ちよく抱かれたいって身体が訴えてくるし。
 結局俺って身体に引きずられてるだけなのかな?
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