【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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235.天使の恩恵って

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 結局俺が”天使”だからなんだよな。
”天使”である恩恵は十分受けてると思うんだけど、それだけじゃないから困る。
 え? ”天使”である恩恵ってなんだって?
 雷月のでっかいのとかー……二輪挿しされても気持ちいいとかー……どれだけ抱かれても感じまくっちゃうとか。俺、雷月のこと大好きだから雷月にいっぱい抱かれるのが嬉しい。”天使”じゃなかったら毎回雷月に抱かれるのもたいへんだっただろうと思うし、だからそれはすごい恩恵なんだと思う。
 それに、”天使”じゃないと出産してもお乳の出はそれほどよくないらしい。赤子が飲んでる間は一応出るみたいなんだけど、乳母を頼んだりヤギの乳で代用したりしないと難しいのだそうだ。魔法が発達している国なのに粉ミルクとかないの? と聞いたら首を傾げられてしまった。だけど粉ミルクの話は文浩が興味を引かれたらしく、聞かれるままに答えられることだけ話した。俺も今まで子育てとかしたことがないからよくは知らないし。
 さっそく魔法を駆使して試行錯誤をしてみるというようなことは言っていた。赤子の口に入るものだから慎重に進めてほしい。
 芳梨に溢れるお乳を飲ませることができるのも”天使”の恩恵だと思う。だって世話係の長みたいな人が、

「こんなにお乳の出がいい奥さまは初めてです」

 ってうっとりしながら言ってたし。そのせいか芳梨はいつもご機嫌のようだ。健やかに育ってもらえるといいと思う。
 俺が思いつく”天使”の恩恵ってこれぐらいなんだけど、デメリットがかなりでかい。最低でも三日に一度はせーえきを身体の奥で受け入れないと死んでしまうし、ちょっと怪我しても死ぬ。免疫がなくなってるような状態なのかなって思う。だから”天使”を囲うには回復魔法持ちが必須だって言っていた。財力がなければ側に置くことができないことはわかっていても、どんなイチモツでも受け入れて善がる身体は好事家の間で大人気みたいで、がちがちに守りを固めないとすぐに誘拐されてしまうらしい。
 怖い。
 しかもこの世界を脅かす存在だという鬼にとっても”天使”は特別な存在らしく、そこに”天使”がいるとわかれば攫いにくるというのだからとても怖い。
 鬼は基本森や山の奥深くに住んでいるので、この村まで来たことはないそうだ。この村は海沿いだしな。
 文浩たちは他にもいくつか飛び地で領地を持っているが、それらには森が隣接した土地もあるそうだ。そこには一応森に結界を常時展開できる程の魔力保持者がいて、鬼が出てこないように守っているのだとか。この世界っていろいろたいへんなんだなと思った。
 と、こんな風に現実逃避をしていたのだが、今日からとうとう一日一回はバルコニーからお披露目をするんだって。
 わあ。

「文浩哥に抱かれている芳さまを、みなに見せた方がいいでしょうから今日は順番を変えましょう」

 雷月がそう言ったことで、今日の授乳一回目の手伝いは西文になった。朝から西文の凸凹のイチモツを受け入れさせられて死んじゃうかと思った。これ、らめなのっ。朝はさすがに尻穴が閉じてるから凸凹でそんなにごりごりされたら頭おかしくなっちゃううっ。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 授乳の後、部屋に戻る途中のベンチで奥をごりゅんごりゅん抉られてしまった。俺は涙と涎でべしょべしょになりながら、何度もイカされた。だって凸凹で結腸まで開かれるの、めちゃくちゃ気持ちいいよぉっ。
 まだ閉じてる中を容赦なく凸凹で抉られるのはたまらなかった。
 すっごく犯されてる気がするのぉっ。
 俺、Mじゃないはずなのに、西文の凸凹イチモツで無理矢理尻穴を開かれてると思っただけでイッてしまった。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」
「くっ……芳、感じすぎ、だろっ……」

 苦しそうな声にも煽られる。

「らって、らってぇ……あぁんっ、やーっ、あーっ!」

 断続的にイカされて、こんなことで俺は今日大丈夫だろうかって心配になった。

「ふむ、やはり西文哥シーウェングァのイチモツも芳さまは好きなのですね。とてもいいことです」

 雷月が側で俺の様子を観察しながら呟いた。朝から雷月ので開いてほしいのにぃ。朝も夜も雷月がいいよぉ。でもそうするとお昼頃に手伝ってもらえないから、やっぱりダメなのかな。あっ、でもでも二輪挿ししてもらえれば……。

「あぁあああんっ!?」
「芳、何考えてんだっ!?」

 西文に結腸ごちゅごちゅされながら雷月に抱かれることを考えてましたぁっ。
 そういうのは抱いているとなんとなく感じ取れるものらしくて、おかげで嫉妬した西文に念入りに結腸をこねこねされてしまったのだった。溶けちゃう、溶けちゃうよぉおっ。

「芳、私に抱かれるのも気持ちいいだろう?」
「あ……あ……あ……」

 部屋に戻って駅弁のままでせーえきを奥に叩きつけられた後である。せーえきに脳を犯されて涙が止まらない。もちろん涎もだらだら垂れて、百年の恋も冷めそうな状態だ。でも繋がったままベッドに運ばれ、俺は優しく横たえられた。そしてこの問いである。
 頭がせーえきで溶けててまともに物が考えられない。
 萎えているはずなのに、雷月のもそうだけど文浩たちのイチモツは俺の中で自己主張が激しい。元がでかいんだもん、そこはしょうがないよね。

「芳?」
「あっ、あっ……」

 西文のイチモツがもう復活してきているのを感じて俺は身もだえた。そんなにいっぱいしちゃらめなのぉ。
 でも俺の身体は貪欲だから、きっと授乳時に二回ずつされちゃっても感じまくるだけなんだろうな。二回ずつ抱かれるなんて、想像しただけで鼻血が出そうだ。

「あっ、んんっ……また、する、の……? ぁあんっ!」
「……かわいいことを……またしたいのはやまやまだが朝食がまだだろう。後でまた芳のおまんこを満たさせてくれ」
「あぁっ……ぅん……」

 ホント、俺ってイチモツの奴隷っていうか。
 抱かれてる時が一番絆されてる気がする。
 困ったなぁと思いながら、俺は頷いたのだった。


ーーーーー
50万字もエロ書いてますよ。でもまだ続くのです(ぉぃ
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