【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

文字の大きさ
上 下
214 / 306

213.あっちもこっちもだめ

しおりを挟む
「も、こねちゃ、やらぁっ……ぁああーんっ」

 授乳の後、西文のでこぼこしたイチモツでもいっぱいこねこねされてしまって死ぬかと思った。対面座位で抱きしめられながら下から優しく突き上げるようにして中をこねられるのがたまらない。
 もうっ、そんなの覚えなくてもいいんだってばぁー!

「芳……気持ちいいか?」

 逞しい身体に包まれてるのが余計にいい。守られてるってかんじで、でも俺を翻弄しているのは俺を抱きしめている男で。

「やらっ、や、なのぉっ……」

 涙と涎をだらだらこぼしながら身もだえる。気持ちよすぎて溶けてしまいそうだ。尻穴がきゅんきゅんしっぱなしだから俺が感じまくってるなんてバレバレだろう。でもイイなんてとても言えなかった。
 だけどっ、だけどっ、気持ちいいよぉっ。

「芳……」

 西文が中をこねながら上半身を屈めるようにした。
 あ、って思った。

「ぁんっ……んんっ……」

 西文にもキスされてしまった。肉厚の舌で舌を包まれるように絡め取られてびくびく震えてしまう。中っ、こねこねされながらキスされちゃうの、気持ちいいよぉ。

「んっ、んっ、んっ……」

 唾液が溢れて止まらない。それを西文が時折飲むのだ。身体の奥がすごく甘くなってるのに口腔内も気持ちよくてどうしたらいいのかわからなくなってしまう。
 そうしてひとしきり口づけを交わしてから、西文は激しく腰を使い始めた。
 いっぱいこねたとこ、いじめちゃやらぁっ。

「あっあっあっあっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 イッてる最中に西文のせーえきが奥に叩きつけられて、死んじゃうかと思った。溶けちゃうよぉおっ。
 俺は何度も首を振って快感をやり過ごそうとしたけど、そんなこととてもできなかった。だってせーえきによる快感はダイレクトに脳に届いちゃうし、中を少しでも擦られたらまた気持ちよくなっちゃうしぃ。

「あーっ、あーっ……あっ……あんっ、あんっ……!」

 喘ぎ声が止まらない。

「芳……すごくかわいい……俺もおっぱい飲んでもいいか?」
「んんっ……まっ……ぁああんっ!」

 ずるずると西文のイチモツが抜かれる動きにも感じてしまい、震えが止まらなかった。
 そうして西文は搾乳用の魔物を外し、乳を漏らしている乳首にはむっと食いついた。

「あっ、ああーっ!」

 乳首も感じちゃうかららめなのぉ。
 西文は夢中になって俺の乳を吸い、出なくなってからも両方の乳首を指でいじったりして俺を散々啼かせた。もー、そんなに乳首好きだったっけ?
 中はぐずぐずに溶けてしまいそうだし、乳首がまた腫れるほどいじられちゃうのはどうかと思った。ぷっくりと腫れてしまった乳首にそっと触れて、西文は魔法で治した。ひりひりはしなくなったし熱っぽくもなくなったけど、乳首が更におっきくなってるみたいで、そんな自分の乳首を確認して頬が熱くなった。

「芳、どうした?」
「っ……なんでも、ない……」
「芳の乳首、大きくなったな。ますますかわいくなってて、いつまでもいじっていたくなる……」

 西文に乳首をじっと見られながら言われて、俺は顔を反らした。だって恥ずかしい。

「妻の乳首を引っ張ったり揉んだりするのはとてもいいことですから、いくらかわいがってもいいのですよ」

 雷月が追い打ちをかけるようなことを言った。

「そうなのか」
「はい、妻の乳首をいっぱいかわいがればかわいがるほど妻の精神は安定します。授乳によって芳が芳梨に感じる愛しさもそれに通じるのですよ」
「そ、そうなの?」
「はい」

 雷月は俺たちの側にいて、にこにこしながらそう答えた。
 そういえば授乳すると幸せホルモンが出るっていうから、乳首を愛撫されれば同じようなことになるのかも。ってこんな話前にもしたよな。でも雷月がいじりたいだけだって言ってたけど。

「芳さまの乳首はとてもかわいいですから、毎日いじっていたいですね」
「……だめ……」
「何故ですか?」
「乳首だけで、いっぱい感じちゃうの、やだ……」

 わかってるけどなんか恥ずかしいから。そう言ったら、何故か西文と雷月は額に手を当てて目を閉じた。なんか俺、おかしなことを言っただろうか?

「……芳さまのかわいさは底なしですね……では西文哥シーウェングァ、今度はおまんこをたっぷり舐めてあげてください」
「……わかった」
「えええ?」

 肉厚で長い舌が尻穴にぬっぬっと入ってきて、ふやけるほど舐められてしまった。しかもふやけてしまった尻穴に指を四本入れられてぐちょぐちょにいじられちゃうし。尻穴はらめなのぉ。何されても気持ちいいし感じちゃうからぁっ。
 それと同時に雷月から乳首を指でいっぱいいじられてしまって、感じまくってそれから二回もイカされてしまった。ちんちんには全然触れられてないのにっ。
 俺ってばもう、どんだけ感じちゃうんだよぉ。
 また涙も涎も止まらないし、尻穴をいじられればいじられるほどもっといじってほしくなっちゃうから困る。”天使”の身体はそういう風になってるんだけど、それじゃただの淫乱じゃんとか思うし。でもこの国では淫乱であればあるほどいいんだっけ? もうまともに物は考えられそうもなかった。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 感じすぎてたいへんだよぉ。
 もうちょっと手加減してぇっ。
しおりを挟む
感想 69

あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

処理中です...