【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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211.気になったことを聞いたら世界全体がアレだった

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「二輪挿しをして広がったおまんこをどうするのか、ですか?」
「うん、俺は”天使”だから時間が経てば戻るけど、そうじゃない人は戻らないだろ?」
「形状再生治療というものがあります。これは治療用の魔物を使って行うのですが、その魔物はかなりの大きさなので更に尻穴を拡げて入れる形ですね」
「えええ?」

 なんかすごいこと聞いた。ついお尻をもじもじさせてしまう。

「ってことは、もしもお尻がガバガバになっちゃったら……」
「はい。その魔物をおまんこに入れて治療をします。三時間程で戻り、その後二週間はどんなに拡げても戻るので、倦怠期の夫婦などはたまに利用しているようです」

 聞けば聞くほどとんでもなかった。
 ちなみにその形状再生治療は尿道用などもあるそうで、尿道の場合もそれ専用の魔物が入る大きさまで拡げられてから行われるらしい。お値段はとても高いので頻繁にできるわけではないが、金持ちの場合はもちろん妻の同意を得て、一年に一度は限界まで拡げて抱き潰すというのだから爛れっぷりがすごい。だからなんなのこの国。

「形状再生治療は大陸を辿っていける遠い国から流れてきた技術ですよ」

 だからなんなんだよこの世界は。

「イチモツの形状は変えちゃいけないんだろ……?」
「ええ、ただ二輪挿しをしたり、道具を使ったりということはできますので。元々形状再生治療は拷問から発展したものですしね」

 建文に言われて身震いした。こわいっ、こわいっ。

「もちろん、芳にそんな治療をさせるようなことはありませんよ。尿道も文浩哥ウェンハオグァの細くした舌でかわいがっているでしょう?」

 建文がそう言って流し目をくれた。俺は雷月に縋りついた。建文は意地悪だからちょっと嫌だ。

「次の授乳は私の番ですね。それにしても……授乳の回数がこれからどんどん減っていくことを考えると憂鬱です」

 建文が嘆息した。

「……授乳の手伝いはたいへんなんじゃないのか?」
「確かにたいへんですが、芳のおまんこをたっぷり味わえる機会はその時だけですからね。先ほどは文浩哥に抱かれてとても気持ちよさそうでしたし」
「うううっ……」

 正直言うと、めちゃくちゃ気持ちよかった。俺は雷月の胸に顔を埋めた。
 奥、こねられちゃうとものすごく感じてしまうからやめてほしい。でもみんな俺がどうされたら感じるのかじっと見てるから、もう俺をどうしたら俺がより啼くのかとか、把握してるんだと思う。

「芳が芳梨に授乳している姿も愛しくてなりませんし、その後私の腕の中で乱れる姿も格別なのです。許されるならば、何度でも芳を抱きたい。一日中芳を独り占めしたいです……」
「む、むりっ……」

 俺は雷月がいないとだめだし。雷月さえいてくれたら大丈夫なんだけど、だからって雷月に抱かれるんじゃなくてコイツらに延々抱かれるなんてやだ。気持ちいいけど、俺が求めているのはそれだけじゃないから。
 また授乳に呼ばれて、今度は建文に抱かれて授乳に向かった。雷月は常に俺の側に控えている。だからコイツらに手伝わせるのだって許しているのだ。芳梨にいつでも新鮮なお乳と魔力を譲渡しなきゃいけないしな。
 いつも通りうつ伏せにされ、建文のイチモツを根元まで受け入れさせられてから身体を起こされた。そしてはふはふしている間に芳梨を受け取って授乳をする。

「なぁ……授乳って三年ぐらいはするんだろ?」

 乳をあげながら世話係に聞いてみる。

「そうですね。奥さまのお乳はとてもよく出ますから、三年お乳をあげられるととてもいいと思います」

 やっぱ三年間こんなことをし続けるらしい。頬が熱くなった。
 気を取り直して……。

「最終的に……一日何回までに授乳の回数は減るんだ?」
「すでに二か月以上経っておりますから、そろそろ一回減らしていただいて、六か月を過ぎましたら五、六回に、一年を過ぎましたら四、五回にと減らしていきます。一年半経てば一日三回程度の授乳で大丈夫です。その頃には食事もしていらっしゃいますので。二年で一日二回ですね。それから三年経ちましたら卒乳をという流れです。ですがこれはあくまで目安ですので……」
「そう、なんだ……」
「それに奥さまのお乳は抱かれる度に出ますので、余った分は領地の子を成した家庭に分配されることとなります」
「うん、それはかまわないし……」

 なんか複雑な気持ちだけど、それでみんなが幸せになるならいいと思う。
 話をしている間に授乳が終った。

「芳梨、いい子にしてるんだぞ?」

 乳首から口を外しても満足そうにしている芳梨の頭を何度か撫でた。最近は目が合うようになってとても嬉しい。

「あー、あー」
「うんうん、芳梨はいい子だよな」

 名残惜しいけど、これ以上側にいるとまた芳梨はおっぱいを求めてしまう。赤子の嗅覚はすごくて、おっぱいの匂いも嗅ぎ分けられるのだそうだ。やっぱ小さければ小さいほど感覚が鋭敏なんだろうか。
 ベッドの薄絹を戻し、建文のイチモツが抜かれた。

「あっ……」

 そしてまた仰向けにされてずぶずぶとイチモツを突き入れられてしまう。これは何度されても慣れないし、感じてしまってどうしようもない。

「芳、奥まで……」
「あっあっあっ!」

 建文のは文浩たちに比べれば細いけど長さはあるんだよぉっ。つか、文浩たちのイチモツもでかすぎだっての。今は容赦なく結腸まで開かれちゃうから余計に涙も涎も止まらないのだ。

「……戻りましょうか」
「あああっ!」

 抱きしめられて身体を起こされ、持ち上げられる。もー、駅弁やだよぉっ。


ーーーーー
 形状再生治療については、「ナルシストな僕のオナホが繋がる先は」の25話を参照してください。相変わらず頭ぶっ飛んでてすみません。
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