【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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208.勝手が違ってたいへん

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 階段の上り下りはないが、渡り廊下を歩く為何気に距離が長い。しかもところどころに大きめのベンチみたいなのがあり、後からそこで領主夫妻が愛し合ってもいいようにと設置されているということを聞いて顔が熱くなった。

「あっあっあっあっ」
「そろそろ着くからな」

 一応後ろからは俺の身体を隠すように長袍がかけられているので、繋がっているところは見られないはずだ。でも声も聞かれ放題だし、俺の顔が見えれば何をしているのかは一目瞭然だろう。もー、だから駅弁はやだってば。感じすぎちゃうからぁっ。

「やぁあっ……そんなにっ、ゆすらないでぇっ……ぁんっあんっ!」

 文浩がわざと突いているわけではないことぐらいわかっている。これが建文だとところどころで突き上げられたりするのでたいへんなのだけど、それでも文浩のだってでっかいし長いから動かれるだけで結腸をごりごりされて何度もイカされてしまうのだった。

「くっ……もう、少しだ……」

 文浩もイクのを耐えているようだった。ここでイッたりしたら許さないんだからぁっ。
 どうにか部屋に辿り着いてほっとした。

「すまん、芳っ!」
「ああっ!?」

 扉を閉めた途端に壁に背を押し付けられて、奥を思いっきり突きまくられた。死んじゃうっ、死んじゃうってばぁっ。

「ああっ、あんっ、あんっ、やぁあっ、らめぇっ!」

 気持ちいいっ、気持ちいいよぉっ。中ぐずぐずに溶けちゃうのぉおっ。
 ごちゅごちゅごちゅごちゅっと文浩が激しく腰を突き上げる。尻穴で身体を支えているような状態だから奥への衝撃が強い。俺は文浩に縋りつきながら涙と涎をこぼして翻弄されることしかできなかった。

「芳っ、出す、ぞっ!」
「あぁあああっ!」

 一際強く腰を打ち付けられて、結腸にせーえきが叩きつけられた。もうっ、コイツらのせーえき多いんだよぉっ。どぷどぷって音が聞こえてくるような気がするぐらい結腸をせーえきで満たされて、俺もまたイッてしまった。せーえきらめぇっ。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 脳までダイレクトに快感が届いてもうどうしたらいいのかわからない。身体の奥で出されたせーえきは本当に俺を生かす為の栄養みたいで、脳が喜んでいるのがわかる。それと同時に、中にイチモツが収まっているだけで気持ちいいから、身体と頭を両方犯されてるみたいで全然快感が去らなくて困ってしまう。

「あーっ、あーっ……やぁ……」

 声がどうしても出てしまう。駅弁でせーえき出されちゃうのだめ。

「芳……すごくかわいい……私のでこんなに感じてくれるのなんて、好きだ、愛している……」

 文浩は嬉しくてならないというようにそう言いながら、まだびくびく震えている俺を抱いたままベッドへ移動した。
 だからっ、イチモツ入れたままはらめなのっ。

「あっあっ、やぁあっ、あんっ、あんっ!」

 床に下ろされるまで声が止まらなかった。せーえき出されて更に敏感になってるのにぃ。

「芳……大丈夫か?」

 心配そうに聞くならイチモツを抜いてほしい。このままずっと入れられてたらまたしたくなっちゃうから。

「やぁ……抜い、て……」
「ああ、そうだな……」
「んんっ……」

 文浩は名残惜しそうに、やっとイチモツを抜いた。ずるずると抜かれる感触にも感じてしまう。文浩のイチモツも萎えてもでかくて長いから、入ってるだけで快感が止まらなくなってしまって困る。

「はぁ……」

 抜かれてほっとした。まだ乳は出ているらしく、胸につけられている搾乳用の魔物は離れてくれない。もうこの魔物に乳を吸われるのは慣れてしまったけど、気持ちいいことは気持ちいいのだ。

「んっ……」

 なんか今日は胸が熱い。ちゃんとお乳は吸われてるはずなのに、もっと吸ってほしいと思ってしまった。

「ぁあっ……文浩……」

 思わず身体をくねらせる。

「芳? どうかしたのか?」
「おっぱい、吸って……なんか、疼いちゃってる、から……ぁあんっ!?」

 俺が言うか言わないかで文浩は魔物を外し、俺の乳首に吸い付いた。乳輪をぐっぐっと唇で押されて乳を出させられ、乳首もちゅううっと吸われてびくびく震えた。そうだ、多分乳首への刺激がもどかしかったんだと気づいた。もう片方の乳首も同じように強く吸ってもらったりして、そしたらちんちんも疼いちゃって、結局尿道も舌でいっぱいくじられてしまった。

「ぁあんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 文浩は夢中になって俺の尿道を犯しながら溢れる精液を啜っている。今俺の乳首には西文と雷月が吸い付いていて、引っ張ったりつぶしたりくにくにしたりと時折緩急をつけて刺激をされるからもっといじってほしくてたまらなくなっていた。

「芳さま、おっぱい気持ちいいですか?」
「ああんっ、あんっ、気持ち、いいよぉっ、もっとぉっ!」

 わけわかんないけど、いっぱい感じてしまって涙も涎も止まらなくて、でももっとかわいがってほしいと思ったのだった。
 もー、俺ってばどうしちゃったんだろう?
 なかなか愛撫も止めてもらうことができなくて、乳首もちんちんも熱を持ったところでやめてもらった。もちろん魔法で治してもらう。

「あひぃいいいいんっっ!?」

 文浩はわざわざ舌に魔法を乗せる方法を練習していたらしく、尿道を治しながら犯すなんて器用なことまでやってのけた。おかげで感じすぎて潮を噴いてしまい、俺はあまりの恥ずかしさにわんわん泣いた。

「やーっ! らめっ、らめなのぉっ……!」

 俺は雷月に縋りついた。だって、感じすぎて怖かったんだもん。
 文浩がしゅんとしていたけどそんなの知らないって思った。
 刺激が強すぎるのは、どんなに気持ちよくてもまだだめなんだってば。
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