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207.習慣が違うといえばそれまでだけど
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三日に一度のお披露目を一年間って言ったら最低でも四か月は誰かに見られながらえっちすることになるわけ?
できれば勘弁してほしかった。
文浩たちが、俺は異なる文化の地から来たということを説明していた。本来ならば夫が四人というのも俺にとっては多すぎると考えていること。だが身体は”天使”なので受け入れてもらえているのだと話した。
なんつーか、正直なのはいいことなんだけどそれって話していいことなんだろうかと考えてしまった。
「……でしたらなおのことお披露目期間は長い方がよろしいかと。奥さまが殿下們に抱かれて喜んでいる姿をみな見たいと思っています。”天使”さまを満足させられる領主は素晴らしいですから」
にこにこしながら代官がとんでもないことを言っている。
頬の熱が去らない。抱かれて喜んでる姿って……。
「おや、本当に奥さまは恥ずかしがり屋さんなのですね。お披露目がとても楽しみです」
「……いいかげん黙らぬか」
「領主様と奥さまが仲睦まじくしている姿を領民は切望しております。これまで”運命の伴侶”を求めて妻帯されなかったのですから、領民の願いを聞き届けてはいただけませぬか」
「……お前が見たいだけではないのか」
代官は不思議そうな顔をした。
「見たいに決まっているではありませんか!」
そして即答した。見たいんかーい。
「皇子はわかっていらっしゃらないようですが、領主様と奥さまの仲がいいか悪いかで領民の生活も変わってしまうのです。仲睦まじく抱き合っている姿を見れば、領民たちも結婚したいと思うようになりますし、結婚している者たちは更に仲良くなります。そうすれば子が沢山産まれます。領地の反映は領主夫妻の仲の良し悪しにかかっていると言っても過言ではありません!」
「……そうか」
見られるのは嫌だが、それが出生率に影響するというのはありえそうだとは思った。でも見られるのは嫌だ。(大事なことなので二度言いました)
「ですが異なる文化の地からいらっしゃったということはわかりました。本当ならばすぐにでもお披露目を開始していただきたいところですが、奥さまのお気持ちを考慮してどうにか一週間は延ばしましょう。それ以上は私でも抑えておくのは難しいということをご理解ください」
それでも一週間なのかよ。この国の人間ってなんなんだよぉ。
「お話中のところ失礼します。授乳のお時間ですが……よろしいでしょうか」
芳梨の世話係だった。まだ文浩の腕から下りてもいない。
「わかりました。もう少ししてから参ります。その間はできるだけあやしておくように」
「承知しました」
受け答えは雷月がしてくれた。授乳、早くしなくていいのかな。
「芳さま、まずは水分補給をしなければなりません」
「あ、うん……」
雷月に言われてはっとした。確かに水分補給をしなければお乳が出づらくなる。やっぱり雷月は頼りになるなと思った。
「ではお茶を用意させましょう」
「水差しと杯があれば十分です。皇子の授乳は優先しなくてはなりません。お茶の準備はその後で大丈夫です」
雷月はぴしゃりと代官にそう返すと、侍従から水差しを受け取り、俺に白湯を渡してくれた。そうなんだよ、お茶なんか悠長に飲んでいる時間はないのだ。思ったより喉が乾いていたらしく、三杯もごくごくと飲み干してしまった。そうして寝室に戻って身支度を整え、俺はやっと文浩に抱かれて芳梨の部屋に向かったのだった。
「ああーん! ああーん!」
芳梨は激しく泣いていた。その鳴き声に胸の奥がツーンとした。待たせてごめん。すぐにおっぱいあげるからな。
天蓋付きの床に優しくうつ伏せに下ろされる。下ばきを取られてすぐに尻穴を文浩のイチモツが穿った。
「あああっ!?」
ずぶりっずぶりっと容赦なくイチモツが入ってくるのが気持ちいい。俺が”天使”だからそんなことができるけど、普通だったら尻穴が切れてしまうと思う。”天使”の尻穴万歳だった。
「あっあっあっあっ」
無理矢理中を開かれるのがたまらない。絶対に傷つくことがないって知ってるから、中を無理矢理こじ開けられるのも好きになってしまった。そうじゃなくたってコイツらのイチモツ、長くてでっかいし。
「あぁあーっ!」
やっと根元まで文浩のが収まったけど、これで終りじゃない。
「芳、持ち上げるぞ」
「んっ……」
文浩が後ろから覆いかぶさってきて俺を抱きしめると、そのまま身体を持ち上げられて背面座位の形にさせられてしまった。
「あぁあーっ!」
その衝撃で軽くイッてしまった。もうっ、気持ちよすぎるからぁっ。
そこでやっと泣きわめいている芳梨を受け取り、乳首に噛みつかれるようにして授乳ができたのだった。まだ歯は生えてないはずなんだけどなんか痛かった。後で治してもらおうと思いながら、必死で乳を飲む芳梨の頭を撫でた。
「芳梨、待たせてごめんな。これからはできるだけ待たせないようにするから……」
俺にできることなんてこれぐらいしかないのだから、授乳ぐらいしっかりしようと思った。
そういえばすっかり忘れていたけど、ベールも被らないで授乳をしていた。芳梨にだけ顔が見えるようにしたかったんだけど、こればっかりはしょうがない。だって授乳しなくちゃって必死だったから。
しかもこの館の中では基本姿を隠す魔法は使わないそうだ。王城と違い、文浩たちに仕える者しかいないからなのだろう。
授乳を終え、文浩のイチモツが一旦抜かれた。
「あっ……ああーっ!」
そして仰向けにされ、またずぶずぶと文浩のイチモツをねじ込まれた。
「あっ……そん、なぁっ……」
ここでも駅弁されちゃうなんて聞いてない。また抱きしめられて身体を持ち上げられた。
駅弁は、すっごく深くまで入ってきちゃうからダメなのぉっ。
俺は文浩のイチモツで結腸までずんずん突かれながら、何故か今までより遠くなってしまった部屋まで運ばれたのだった。なんか、王城と違って距離長いんだけどぉっ。
できれば勘弁してほしかった。
文浩たちが、俺は異なる文化の地から来たということを説明していた。本来ならば夫が四人というのも俺にとっては多すぎると考えていること。だが身体は”天使”なので受け入れてもらえているのだと話した。
なんつーか、正直なのはいいことなんだけどそれって話していいことなんだろうかと考えてしまった。
「……でしたらなおのことお披露目期間は長い方がよろしいかと。奥さまが殿下們に抱かれて喜んでいる姿をみな見たいと思っています。”天使”さまを満足させられる領主は素晴らしいですから」
にこにこしながら代官がとんでもないことを言っている。
頬の熱が去らない。抱かれて喜んでる姿って……。
「おや、本当に奥さまは恥ずかしがり屋さんなのですね。お披露目がとても楽しみです」
「……いいかげん黙らぬか」
「領主様と奥さまが仲睦まじくしている姿を領民は切望しております。これまで”運命の伴侶”を求めて妻帯されなかったのですから、領民の願いを聞き届けてはいただけませぬか」
「……お前が見たいだけではないのか」
代官は不思議そうな顔をした。
「見たいに決まっているではありませんか!」
そして即答した。見たいんかーい。
「皇子はわかっていらっしゃらないようですが、領主様と奥さまの仲がいいか悪いかで領民の生活も変わってしまうのです。仲睦まじく抱き合っている姿を見れば、領民たちも結婚したいと思うようになりますし、結婚している者たちは更に仲良くなります。そうすれば子が沢山産まれます。領地の反映は領主夫妻の仲の良し悪しにかかっていると言っても過言ではありません!」
「……そうか」
見られるのは嫌だが、それが出生率に影響するというのはありえそうだとは思った。でも見られるのは嫌だ。(大事なことなので二度言いました)
「ですが異なる文化の地からいらっしゃったということはわかりました。本当ならばすぐにでもお披露目を開始していただきたいところですが、奥さまのお気持ちを考慮してどうにか一週間は延ばしましょう。それ以上は私でも抑えておくのは難しいということをご理解ください」
それでも一週間なのかよ。この国の人間ってなんなんだよぉ。
「お話中のところ失礼します。授乳のお時間ですが……よろしいでしょうか」
芳梨の世話係だった。まだ文浩の腕から下りてもいない。
「わかりました。もう少ししてから参ります。その間はできるだけあやしておくように」
「承知しました」
受け答えは雷月がしてくれた。授乳、早くしなくていいのかな。
「芳さま、まずは水分補給をしなければなりません」
「あ、うん……」
雷月に言われてはっとした。確かに水分補給をしなければお乳が出づらくなる。やっぱり雷月は頼りになるなと思った。
「ではお茶を用意させましょう」
「水差しと杯があれば十分です。皇子の授乳は優先しなくてはなりません。お茶の準備はその後で大丈夫です」
雷月はぴしゃりと代官にそう返すと、侍従から水差しを受け取り、俺に白湯を渡してくれた。そうなんだよ、お茶なんか悠長に飲んでいる時間はないのだ。思ったより喉が乾いていたらしく、三杯もごくごくと飲み干してしまった。そうして寝室に戻って身支度を整え、俺はやっと文浩に抱かれて芳梨の部屋に向かったのだった。
「ああーん! ああーん!」
芳梨は激しく泣いていた。その鳴き声に胸の奥がツーンとした。待たせてごめん。すぐにおっぱいあげるからな。
天蓋付きの床に優しくうつ伏せに下ろされる。下ばきを取られてすぐに尻穴を文浩のイチモツが穿った。
「あああっ!?」
ずぶりっずぶりっと容赦なくイチモツが入ってくるのが気持ちいい。俺が”天使”だからそんなことができるけど、普通だったら尻穴が切れてしまうと思う。”天使”の尻穴万歳だった。
「あっあっあっあっ」
無理矢理中を開かれるのがたまらない。絶対に傷つくことがないって知ってるから、中を無理矢理こじ開けられるのも好きになってしまった。そうじゃなくたってコイツらのイチモツ、長くてでっかいし。
「あぁあーっ!」
やっと根元まで文浩のが収まったけど、これで終りじゃない。
「芳、持ち上げるぞ」
「んっ……」
文浩が後ろから覆いかぶさってきて俺を抱きしめると、そのまま身体を持ち上げられて背面座位の形にさせられてしまった。
「あぁあーっ!」
その衝撃で軽くイッてしまった。もうっ、気持ちよすぎるからぁっ。
そこでやっと泣きわめいている芳梨を受け取り、乳首に噛みつかれるようにして授乳ができたのだった。まだ歯は生えてないはずなんだけどなんか痛かった。後で治してもらおうと思いながら、必死で乳を飲む芳梨の頭を撫でた。
「芳梨、待たせてごめんな。これからはできるだけ待たせないようにするから……」
俺にできることなんてこれぐらいしかないのだから、授乳ぐらいしっかりしようと思った。
そういえばすっかり忘れていたけど、ベールも被らないで授乳をしていた。芳梨にだけ顔が見えるようにしたかったんだけど、こればっかりはしょうがない。だって授乳しなくちゃって必死だったから。
しかもこの館の中では基本姿を隠す魔法は使わないそうだ。王城と違い、文浩たちに仕える者しかいないからなのだろう。
授乳を終え、文浩のイチモツが一旦抜かれた。
「あっ……ああーっ!」
そして仰向けにされ、またずぶずぶと文浩のイチモツをねじ込まれた。
「あっ……そん、なぁっ……」
ここでも駅弁されちゃうなんて聞いてない。また抱きしめられて身体を持ち上げられた。
駅弁は、すっごく深くまで入ってきちゃうからダメなのぉっ。
俺は文浩のイチモツで結腸までずんずん突かれながら、何故か今までより遠くなってしまった部屋まで運ばれたのだった。なんか、王城と違って距離長いんだけどぉっ。
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