【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

１９９．もっともっと感じちゃう

　雷月が好き、大好き。
　授乳の手伝いをしてもらっているのに感じすぎてしまって困る。雷月も苦しそうだけど、昼間ただ文浩たちに俺が授乳のついででも抱かれているのを見るだけというのは耐えられないらしい。うん、俺も雷月に抱いてほしいって思う。
　だけど雷月にされちゃうと、俺はより感じてしまうみたいだから……授乳時は必要以上に悶えちゃって、それは困る。雷月のイチモツを受け入れているだけで尻穴がより喜んでいるのがわかるのだ。
　雷月、しゅきなのぉ。
　芳梨の頭を優しく撫でて、どうにか快感をやり過ごそうとしてみたけど身体がピクンピクン震えてしまった。乳を吸われるのだって気持ちいいんだからなっ。（開き直り）
　どうにか授乳を終えて、いつも以上に感じているのにまた駅弁状態にされてたまらなくなった。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ！」
「芳さま、もうイッてくださったのですか？　かわいいですね」

　雷月はとても嬉しそうなんだけど、俺は恥ずかしくてしかたない。雷月が悪いんだ。俺のことこんなに好きにさせるからっ。
　雷月に縋り付きながら下からずんずん突かれて頭がおかしくなってしまいそうだ。ずっとこうして抱いててほしいよぉ。雷月は嬉しそうに俺を運ぶ。
　早く部屋に着かないと、精液が垂れてしまいそうだった。

「芳さま、そんなに感じて……」
「ぁあんっ！　雷月っ、雷月ぇっ！」

　できるだけ声をもらさないようにしていたけど、部屋に戻ったらもう耐えられなかった。身体はずっとびくびく震えていたし、何度も甘イキしてたから俺の快感は雷月には伝わっていたはずだ。

「芳さまの感度、上がってますね？」
「んんっ、やらぁっ……言っちゃ……」

　そんなこと、俺が一番よくわかってる。駅弁、だめだよぉ。より深く入っちゃうから結腸めちゃくちゃ突かれちゃうもん。中は全部気持ちいいんだけど、結腸は更に感じる気がする。奥を抉られれば抉られる程気持ちよくなってしまうから、駅弁は危険だ。

「芳さま、かわいい、とってもえっちで、かわいいです……」
「あっあっあっあっ」

　雷月も床ベッドに下ろしてくれなかった。俺の背を壁に押し付けて、下からずんっずんっと延々突き上げた。それは文浩たちのように余裕がないかんじではなく、俺の反応を見ながらされていたから、奥をよりこねられてしまって雷月がイクまでに何度もイカされてしまった。

「やああーっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ！」

　せーえき、らめっ。駅弁でこねこねっ、らめぇっ。
　雷月がイッてからやっと床へ運んでもらえた。雷月のが入ったままだけど。なんでイチモツを入れたまま運ぶんだよぉ。イッてるのにもっと感じちゃうじゃないかぁっ。

「やぁあっ、らめっ、らめなのぉ……」
「芳さま、気持ちいいですね？」
「んっ……気持ち、いいよぉ……」

　どこ触られても気持ちいい。雷月が好きすぎておかしくなっちゃいそう。
　雷月はずっと上機嫌だ。

「芳さまは……私のことが好きでたまらないのですね」
「んんっ、雷月ぇ……しゅき、らのぉ……しゅき……ぁああっ！」

　雷月のイチモツが復活したのを感じた。また雷月のイチモツでかわいがられちゃうのかな？　身体たいへんだけど雷月にはずっと抱かれていたいし……。

「そんなことを言われたら、際限なく抱きたくなってしまうではありませんか……。”天使”さまはとてもかわいいですが、厄介でもありますね」

　雷月は苦笑しながらイチモツを抜いた。

「んんっ……」

　尻穴が切なくなってきゅんきゅんしてしまう。雷月の、もっとほしいよぉ。

「芳にそんなに愛されているのは羨ましい限りだ」

　文浩が苦笑して呟いた。

「ええ……芳さまは私のことが好きでたまりませんから。”天使”さまはより好きな相手に抱かれると、更に感度が上がりますからね。そうやって全身で好きなんて言われるとたまりません」

　カーッと全身が熱くなるのを感じた。
　そっか。俺、身体でも雷月のこと好きって言ってるんだ。

「だって、だってぇ……」
「いいんですよ。私が芳さまを愛しているのですから、貴方に好かれたくてたまらないんです。芳さまが私を愛してくださるのは本当に嬉しいです」
「……うん」
「それでより身体が感じてしまうのはしかたないことです。諦めていっぱい抱かせてくださいね？」

　諦めるとかは違うと思う。至近距離にある雷月の頭をぎゅっと抱きしめた。

「雷月に……いっぱい抱いてほしい……」
「芳さまはもう……たまりませんね。ですが次の授乳に差し支えますので……」
「あっ……」

　雷月は残念そうに言うと、俺の尻を持ち上げてまた尻穴を舐め始めた。

「やぁっ……舐めちゃ、やぁっ……」

　尻穴がきゅんきゅんしちゃうから。中までいっぱいにしてほしくなっちゃうからぁ。

「芳さまの愛液はとても甘くておいしいです。もっと飲ませてください……」
「やーっ、あーっ、あぁーんっ！」

　じゅるじゅると、尻穴の中でいっぱいになっている愛液を雷月は啜った。啜られるのも気持ちよくなってしまってどうしようもない。
　もー、だから舐めすぎだってばぁ。


ーーーー
らぶらぶー、あまあまー