【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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１８３．感じやすい身体に戸惑う

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「待って」とは言わなかった。
　だって俺も全部雷月にしてほしいと思っていたから。
　さすがに建文に抱かれた後や、西文に抱かれた後はとろとろにはされなかったけど（建文や西文には抱かれた後もいっぱい愛撫されてしまった）、今日最後の授乳の前はこれでもかってぐらい尻穴を舐めしゃぶられて、どうにかなっちゃうんじゃないかって思った。

「そこっ、吸わないっ、吸わないでぇっ……！」

　悲鳴を上げて何度もイカされた。肛門吸っちゃらめ。中そんなに舐め舐めしちゃやらぁっ。
　もー、巨人族の舌って、かつて俺が使ってたバイブぐらい長いから中を埋められてしまうのだ。しかも舌だから濡れててぐにぐに動くし、まるで触手責めをされているような気持ちになってしまう。特に建文の魔法で変えた舌なんかそれっぽくて余計に感じてしまうのだ。建文の舌についてはもうしょうがないからいいとして、今は雷月である。
　今日最後の授乳の後、対面座位でたっぷり可愛がられてはふはふしていたら、また尻穴を吸ったり舐めたりされてしまっているのだ。雷月のを受け入れて可愛がられた後だから広がってるし、中も濡れ濡れだ。文字通りとろっとろにされた尻穴を刺激される快感はたまらない。

「あぁんっ、やぁっ、らめっ、らめっ、なのぉっ、あぁあんっ！」

　せーえき出された後だから余計に敏感になってるのにぃ。

「芳さま……芳さま……かわいい……貴方の全てがかわいいです……」
「あぁんっ、あっまたっ……あーっ、あーっ！」

　イッちゃう。そんな風にされて、すぐイッてしまった。もー、そんなに尻穴いじっちゃだめなのにぃっ。
　お尻に頬ずりしないでぇっ。
　今は何されても感じちゃうから。

「芳さま、たまりません……ああ、嫉妬と愛しさでどうにかなってしまいそうだ……」
「あっあっあっあっ……」

　雷月が誰かに嫉妬する必要なんてないのに。俺には雷月だけなんだから。

「また、いいですか？」
「んっ、あぁっ……んっ、してっ、雷月のっ、ほしっ……あああああーんっ！」

　たっぷりと舐めほどかれた尻穴に、復活した雷月のイチモツがねじ込まれた。その衝撃でまた軽くイッてしまう。

「あーっ、あーっ、あーっ！」
「またイッてくださったのですね？　芳さまは本当に……」
「やぁあっ、イッて……あーっ、んんっ！」

　イッたのがわかってるのに奥まで突き入れちゃうとか鬼だよぉっ。気持ちいいっ、気持ちいいよおぉっ。

「芳さまの中がびくびく痙攣していますね？　そんなに私のイチモツがお好きですか？」

　からかうように言われたけど、その通りだから俺はどうにか告げた。

「あぁんっ、しゅきっ、しゅき、らのぉっ！　雷月しゅきぃっ、雷月、のっ、イチモツもぉ……しゅきぃっ！」
「私も芳さまも、芳さまの淫乱おまんこも」
「あぁんっ！」

　腰、ぐりぐりしちゃらめぇっ。そんなに結腸いじめちゃらめなのぉっ。びくんびくんと身体の震えが止まらない。涙も涎も止まらなくて顔だって溶けてて二目と見られない状態になっているのだろうけど、そんな俺を雷月は愛しくてならないというように眺めている。

「あぁっ！？」
「このかわいい乳首も」
「ひゃぁあんっ？」
「感じやすいおちんちんも、全て愛していますよ」

　乳首を摘ままれたことで乳がぴゅっと出てしまったし、ちんちんを握られたことでがくがく震えた。もうっ、どこに触れられても気持ちいいよぉっ。

「もっ、らめっ、らめっ、なのぉっ！」
「芳さまのお乳、また飲ませてくださいね」

　ぎゅっと抱きしめられて、身体を起こされた。

「あぁあああーーんっ！」

　また対面座位にされちゃったぁ。結腸もそんなにおっきいので開いちゃだめなのにぃっ。
　がくがく震えながら雷月の頭を抱きしめる。

「あぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ」

　雷月はきつく俺を抱きしめながら乳も飲んだ。ぬっくんぬっくんと結腸までこねられて快感が止まらない。中も外も全部気持ちよくて快感も好きも溢れてしまいそうだった。

「雷月っ、雷月ぇっ……しゅきっ、あぁあんっ、あーっ、あーっ！」

　またイッちゃったよぉ。どんどん敏感になっていく身体が怖い。せーえきがもっと欲しいって中がきゅんきゅんしているのがわかる。でも俺は雷月がいいんだよぉっ。本当は、雷月だけでいいのに。

「ううー……うー……」
「芳さま、どうかなさいましたか？」

　気持ちいいけど、気持ちいいだけじゃない涙が溢れた。雷月はそういうことにすぐ気づいてしまう。

「な、んでもなっ……あぁっ！」
「なんでもなくはないでしょう？　身体の変化に戸惑っていらっしゃるのですか？　大丈夫ですよ。全て受け止めますから」
「雷月ぇっ！」

　雷月は俺よりずっと年下なのに俺の甘えを受け止めてくれる。俺、甘えすぎだと思うんだけど、雷月がいなかったらだめだって思ってしまうのだ。

「雷月が、いいの……雷月だけ……」
「はい、芳さま」
「でも……でも……」

　うまく言えなくて、俺は雷月を抱きしめた。
　女々しくてどうしようもないなって思いながら、俺は雷月に甘く絆されて、やっぱり白状させられてしまったのだった。

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