【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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179.ココロとカラダが難しい

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 ……なんていうかすごかった。
 文浩は俺を抱きながら走りやがったから、中を何度も思いっきり抉られてしまい、部屋に戻った時には、俺はアヘ顔を晒すことしかできなかった。もちろんその間はイキッぱなしになってしまい、ベッドに下ろされて、

「芳、すまぬ!」

 更にごちゅごちゅ突きまくられてもっとたいへんなことになってしまった。
 イチモツにはとても勝てないよぉおっ。

「ひぃんっ、あひっ、あひぃいいいっ!?」

 雷月のイチモツほど圧迫感はないけど、文浩のイチモツは一番長いから、まだ開かれたことがないところまで開かれてしまってがくがくと身を震わせることしかできなかった。いろいろツッコミどころはあるんだけど、もう気持ちよすぎて何も考えられないっ。

「あぁんっ、あーっ、またっ、ああーんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 文浩のイチモツで結腸をごちゅごちゅされてぴゅぴゅっと何度も精が漏れてしまう。感じすぎてたいへん、たいへんなのぉ。

「芳……芳……かわいい、たまらないっ!」
「あーっ、やーっ!」

 腰そんなにぐりぐり押し付けちゃらめなのぉっ。奥っ、そんなに責めないでぇっ。
 おかしくなっちゃう、おかしくなっちゃうよぉおっ。

「ひぃーんっ、あぁあっ、ああっ、あーっ、あーっ!」

 涙も涎も止まらなくて、気持ちよすぎてどうしようもない。俺の結腸そんなに開発しちゃらめなのにぃっ。

「芳……出すぞっ」
「やぁっ、むりっ、むりっらからぁっ、あーーーっ!」

 奥に文浩のせーえきを叩きつけられて、全身ががくがく震えた。脳が焼き切れるような快感に涙がぼろぼろこぼれた。そんなに結腸責めちゃらめっ、もっとおかしくなっちゃうからぁっ。

「くっ……あぁっ……」

 文浩の耐えるような声にぞくぞくした。そう、文浩はすごくカッコイイのだ。強姦されちゃったけど、俺男だし、この人ならってちらりと思ってしまったことを思い出した。当然男だって強姦しちゃだめなんだけど、俺よりがたいのでかい男に犯されるなんて想像したことがなかったから、あの時ときめいてしまったことも事実だった。だから俺、こじらせすぎだろ。

「あ、あ、あ……」

 全身を満たす快感がすごい。毎日こんな快感ばっかり与えられてるから、身体が快感を覚えてしまっているみたいだった。

「芳……大丈夫か? ひどくしてしまった……」

 文浩のひどいの基準がわからないんだけど?
 奥まで入れないって気遣いはあったみたいだけど、ずっとヤッてたよね? 俺にトイレも行かせることなく床から出しもせず、延々犯し続けたよね? 激しく中を突きまくられるぐらい、今の俺にはひどいことには思えない。だって”天使”だからイチモツを入れられた方がより感じちゃうし。

「ぁんっ……ひどいっつーのは……俺のっ、はなしと、かっ、聞かなかった、ことだろっ?」
「芳……私はきっと、あの日に戻っても同じことをすると思う」
「え?」

 どゆこと?

「芳が愛しすぎて我慢ができない。だがもしもやり直せるのなら、芳の話を聞かせてほしいと思う。どんな風に抱いたら芳がより感じるかとか、そういう話も聞きたい」

 文浩にきつく抱きしめられた。
”運命”だって勝手に盛り上がっていきなり俺を犯したのはやはり許せん。
 でも、今はすっごく気持ちよかった。
 もっとゆっくり奥をこねこねされたら、多分文浩のこと好きになっちゃうかもってぐらい感じた。
 だから俺のチョロインっぷりぃっ。

「ぁんっ……もっ、抜け、よぉっ……」
「すまない。芳のおまんこがあまりにも気持ちよくてな」

 ずるずると抜かれる感覚にも、俺はびくびく震えた。文浩はともかく、文浩のイチモツは合格だった。俺、”天使”になったからかもしれないけど、結腸抉られるのすっごく好きかも……。

「雷月ぇ……」

 手が届く位置で控えている雷月に手を伸ばした。

「芳さま」

 その手を両手で包まれた。

「いっぱい気持ちよくなっている芳さまはとてもかわいいです。ですが私の腕の中で感じているわけではないので嫉妬はしてしまいますね。次の授乳は私にお手伝いさせてください」
「んっ……雷月が、いいの……」

 心は雷月を求めているけど、身体はイチモツを欲している。ホント、誰のイチモツでもいい節操なしなのかよと文句を言いたくなるほどだ。

「芳さまは”天使”さまなのですから、誰のイチモツを求めてもいいのですよ? 兄上たち以外のイチモツも欲しくなったらまずは伝えてくださいね。さすがに私たちが許可しない相手とはできませんが……」
「他のっ、なんて……」
「授乳期間中は特に私たちの精液を求めると思います。それは”天使”さまの本能ですからしかたありません」

 雷月ははっきりと答えた。

「雷月が、いいの……」
「芳さまがかわいすぎて、誰にも抱かせたくなくなってしまうではありませんか」

 雷月は俺を抱きしめて苦笑した。さすがに雷月一人から搾り取るなんてことはできないから、文浩たちは妥協するけど……更に他の奴とかありえないからっ!
 やっぱこの国の人の考え方は独特だよなと思ったのだった。
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