【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

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111.四人がかりで愛撫なんて

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 雷月を含む四人は自然と位置を決め、俺の身体に群がった。
 本当に、群がったとしか表現のしようがない。顔の似ている、身体の大きい四人にこれからされてしまうのかと思うと、俺はか弱いヒロインになってしまったような、そんな錯覚までしてしまう。
 こ、これでも俺、元の世界ではそれなりに大きくていろんな人にびくつかれたりしてたのにぃ~。
 その度に内心「ごめんね」と思っていた俺が、誰かに対してがたいの大きさとかそういうことで怯むなんて思ってもみなかった。気持ちよくしてもらえるという期待だけでなく、彼らのでかさにもびびって身体がびくついてしまった。

「真崎さま?」

 それに真っ先に気づいたのは雷月だった。

「な、なんでも、ない……」

 心配かけちゃいけないと思って首を振る。

「真崎? 私たちが怖いのか?」

 次に気づいたのは文浩だった。

「そ、そんなこと……ない……」

 でかくて怖いなんて言いたくない。

「真崎は身体は鍛えているようだが小さめだからな……私たちのことが怖くてもしかたない」

 文浩が優しい笑みを浮かべながらそう言い、建文によって持ち上げられた太ももにちゅ、と口づけた。

「ち、違う、からっ!」

 すごく恥ずかしくなって否定したけど、みななんだか嬉しそうで腹が立つ。

「お、俺はっ、元の世界ではでかかったんだよっ! だ、だからっ……」
「私たち巨人族に比べればみな小さいですよ? ですから、これからは大切に愛でさせてください」

 そう言って建文が尻穴にちゅっと口づける。

「あっ……」
「真崎、大丈夫だ。私たちはお前をもう傷つけたりしないから……」

 西文が言い、俺の乳首をぺろりと舐めた。

「やっ……」
「真崎さま、ここにいるのは貴方の愛を乞う愚かな者たちだけですよ。貴方に触れたくて、抱きたくて、そして愛してほしくてたまらないのです」

 雷月はちゅうっと反対の乳首を吸った。

「ああっ……」
「真崎さまはいっぱい感じて、私たちの愛を受け止めてください……」
「あっあっ……」

 両方の乳首を舐めたり吸われたりされ、ちんちんをぱくりと咥えられ、尻穴をぺろぺろと舐められる。でかい男たちに押さえつけられて愛撫されるなんてとんでもないシチュエーションに、俺は感じていた。強張った身体が快感でどんどん力が抜けていくのがわかる。
 そうだ。複数の男に愛撫されるなんてことは想像していなかったけど、俺はこうして抱かれる側になりたかったんだ。かわいいかわいいってあやされて、大事に抱いてほしかった。
 そう、俺はがたいがでかくてマッチョでしかなかったけど、愛されるヒロインになりたかった。守られて、愛されて、大切にされて……なんて元の世界では夢でしかなかったけど。

「あっ、あっ、あっ」
「真崎、ここもかわいがってもいいか?」

 文浩が鈴口をくちくちと舌先で刺激しながら聞いてきた。

「やっ……そん、なぁ……」

 いいなんてとても言えないけど、ちんちんの中かわいがってほしいよぉ。

「あぁんっ、あっ、あんっ……」

 建文は舌の形状を太く長くでこぼこしたそれに変え、ぐちゅり……と尻穴を穿つ。その舌反則だってばぁ。俺はいやいやをするように腰を揺らしたけど、余計に建文の舌を咥え込むだけだった。

「あっ、あっ……気持ちよく、してぇっ……」

 尿道を犯していいなんて言えないから、そんな言葉でねだることしかできない。尻穴の中、気持ちいいよぉ。乳首もそんなに吸っちゃだめぇっ。

「真崎はここをかわいがられるのが好きだろう?」

 尻穴の中と乳首を刺激された快感でもうちんちんから先走りが出てしまう。それを文浩が啜り、「甘い」と呟いた。そして舌の形状を細いそれに変え、ずずっと尿道を穿った。

「あっ、あっ、あああーーーーっっ!?」

 舌で尿道を犯されるなんて元の世界では絶対にありえないシチュエーションに、俺は身体をのけ反らせてイッてしまった。それと同時にちゅうううっと両方の乳首を吸われ、建文が内側から前立腺をでこぼこした舌で刺激した。

「あっ、ひっ、ひぃいいいい~~~っ!?」

 しゅごい、しゅごい、よぉおっ。乳首も、ちんちんも、尻穴も気持ちいいよぉっ。涙と涎が溢れる。もっとしてほしくて、雷月と西文の頭を押えた。

「ひぃんっ、あっ、あっ、あっ、もっと……もっとしてぇっ!」

 気持ちいいっ、溶けちゃう、溶けちゃう。
 元々ヒロイン願望があって、愛してほしいと思っていた。チクニーもアナニーもしてたから自己開発もしてたし……とにかく気持ちよくしてほしい。
 尿道くちゅくちゅされちゃうのたまんないっ。中っ、そんなに擦られたらまたイッちゃいそう。乳首も指で摘ままれて、先っぽを吸われたりして快感が止まらない。乳首もいじられるの好きっ。

「真崎さま、かわいい……もっと感じてくださいね……」

 雷月が顔を上げて嬉しそうに言う。口を離したら離したで乳首を指でくにくにと揉んだりされてるから、俺はこくこくと頷くことしかできない。文浩は舌で尿道を犯しながら、同時にちんちんをしゃぶっているから快感が止まらない。建文も俺が感じるところばかり集中して舐めまくるから、身体の震えも止まらなくて困る。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ!」

 俺はもう四人に濃厚な愛撫をされ、何度もイカされたのだった。
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