【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

７２．全部されちゃったら、死んじゃいそう

　雷月にまたいっぱい愛撫されてしまったのに、その後また建文と文浩が床ベッドに上ってきた。
　もちろんそれは俺が許可したからなんだけど……。
　だって文浩たちは俺の性欲処理をしなきゃいけなんだから。でも俺から気持ちよくしろなんて言うのはすごく恥ずかしくて、雷月に抱き着いて二人のことは見ないようにした。
　……蔑んだような目でもし見られていたらと思うと、耐えられなかったから。
　ふふっと誰かが笑った。

「真崎は恥ずかしがり屋なのですね。これは恥ずかしいなんて言ってられないぐらい気持ちよくしてあげないといけませんね？」

　建文だった。

「そうだな。尿道を可愛がっている間無意識に揺れる腰がとてもかわいかった。もっともっと真崎を気持ちよくしたい……」

　文浩までそんなことを言う。

「……ゃだっ……」

　そんなえっちなことばっかり言っちゃやだ。ただでさえ自分の身体の感じやすさっぷりに戸惑ってるのに。

「真崎さま、大丈夫ですよ。兄上たちも私も真崎さまに夢中なのですから。真崎さまが私たちの腕の中で乱れて、もっともっとおねだりしてほしいのです。真崎さまがいっぱい感じて私たちだけのものになってくださるのが、私たちの喜びなのですよ？」

　俺にそっと覆いかぶさっている雷月が耳たぶを舐めながらすごいことを言う。びくびく震えちゃうからぁ。

「やだぁ……」

　雷月には何されてもいいって思うけど、まだ文浩たちには求めたくない。だってアイツら俺をただ欲望のままに犯すだけだったし……。

「真崎さま、すごくかわいいです。もっと感じて、えっちされるのが大好きになりましょうね？」
「ぁあんっ！」

　かぷっと耳たぶを甘噛みされて、びくん、と身体が跳ねた。耳たぶをかぷかぷされながら乳首をくにくにと揉まれてすぐに感じてしまう。

「文浩哥ウェンハオグァ、建文哥ジエンウェングァ、いっぱい愛撫してあげてください」
「ああ」
「はい」

　二人の手が俺の下半身に伸びてきた。足を広げられて、ちんちんは文浩が、尻穴は建文の舌が舐める。この二人に同時に愛撫されたら頭おかしくなっちゃうかもぉっ。
　ぐちゅり……とでこぼこの舌が俺の尻穴の中に入ってくる。

「あぁあっ！？」

　それと同時にねっとりとちんちんを舐められ、すぐに勃ってしまった。勃ってしまったら鈴口を文浩の舌がちろちろと舐めて……。

「あっ、ひぃいいいんっっ！？」

　もう尿道犯しちゃうなんてぇっ。しかも建文の舌もぐいぐい中に入ってきて感じるところばかり攻めてきて……。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ！？」

　もちろんそれだけじゃなくて雷月も俺の乳首に吸い付いてくるし、もう片方の乳首もくにくに揉まれちゃうし、それに、それに……。

「ひぃんっ、あひっ、あひっ、ひぃあああっ！？」

　なんか、尿道を犯されてると尻穴の奥にまで響いて快感が止まらない。びくびくーっ！　と身体が何度も跳ねて、もうすぐにイカされてしまったのに射精ができなくて快感が体内を渦巻いているみたいだった。
　死んじゃう、気持ちよすぎて死んじゃうよぉっ。
　こんなすごいことばっかり毎日されたら、俺、完全にメス堕ちしちゃうかもぉっ。って、もうメス堕ちしてたぁ……おまんこいじられるのしゅきぃっ。雷月のイチモツで奥をぐぽぐぽされるの、大好きだし、建文の舌で中を舐め回されるのも大好き。もう感じすぎてどうしたらいいのかわからないよぉっ。

「あぁあっ、あんっ、あーっ、あーっ、やぁんっ、ちくびっ、らめぇっ、ちんちん、やらぁっ、おまんこっ、やぁあっ、とけちゃ……とけちゃうぅううっっ！」

　身体がぐずぐずに溶けて、えっちされてないといられなくなっちゃうよぉ。

「……真崎さま、かわいい……もっともっと、気持ちよくなりましょうね？」
「ひゃぁうっ！？」

　かぷっと乳首を甘噛みされてそれだけでも感じてしまう。俺の身体は今全身性感帯になっているような状態で、どこを触れられてもイッてしまいそうだった。
　尿道、ずぽずぽっ、気持ちいいよぉっ。でこぼこで中擦られるのたまんないぃいっ。乳首、捻りながら引っ張るなんてぇっ。そんなことされたら絶対痛いって思うのに、ちんちんも尻穴もすっごく気持ちよくされているせいか、もっと乳首もいじめてって思ってしまう。痛みすらも快感に変わっているみたいで、何をされても気持ちいい。

「あぁんっ、あんっ、あんっ、あんっ！」

　もう涙と涎をだらだらこぼしながらアヘ顔を晒すことしかできない。こーゆーのって快楽責めとかいうんだろうか。乳首も、ちんちんも、尻穴も、すっごく気持ちいいっ。尿道ずぽずぽっ、しゅきぃっ。
　全身びくびく震えっぱなしで、もう何度もイッてるんだけど射精できない。でもそれすらも気持ちよくて、もっといじめてなんて思ってしまう。
　快楽に弱すぎるって思うんだけど……三人がかりで責められて、かなうわけないよな？
　しかも尻穴の躾もするなんて雷月が言ってたし……俺、これ以上何されちゃうのぉ？

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ！」

　いつ終わるともしれない愛撫に、俺はずっと翻弄されたのだった。