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29.魔法の件で少し確認してみた。それと黒髪美少女がやっぱりかわいい
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更新なかなかしなくて申し訳ありません!
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朝食を部屋に運んできてもらい、二人で食べた。
かやは一緒に食べるなどおそれおおいと困った顔をしていたが、一人で食べるのは味気ないからと一緒に食べてもらった。ごはんのおかわりが入っているだろうおひつも、世話しなくていいからと伝えた。
朝食のおかずには肉も魚もあった。精力をつけるようにとのことなのだろうけど、かやとは明らかにメニューが違って、それはどうなんだろうと思った。
でもそこまで僕は口を出せる立場ではない。僕はあくまで彼女たちにとって客人に過ぎないのだ。客人だからこんなにもてなしてもらえるのだということを忘れないようにしなければ。
「おいしいなぁ……」
しみじみと呟く。素朴な味わいなのだけど、なんとなく旅館の朝ごはんみたいだなと思う。緊張していたのだろう、かやの顔が綻んだのがかわいかった。ごはんは自分でおかわりしたが、汁物に関してはかやが気を利かせて障子の向こうに声をかけてくれた。悪いなとは思ったが、それが当たり前のようだった。
汁はいわゆるお吸い物というやつで、味わい深かった。
障子の向こうは随分と明るく感じられた。もしかして今は朝ではないのだろうか。
「かや、今ってもしかして朝じゃ、ない?」
「昼でございますよ?」
かやは小首を傾げた。僕が朝食だと思っていたのは昼飯だったようだ。なんだか恥ずかしかった。
「あれ? そしたら……かやの朝食は?」
「ちゃんといただきました」
にっこりと笑んで言われたが、なんだか嘘くさいと思った。
「それならいいけど……食休みをしたら抱くからバテないでくれよ?」
「は、はい……」
かやの白い肌が一瞬で真っ赤に染まった。なんともわかりやすくてかわいらしい。
それにしても、感度を上げる魔法とか本当にチートだよな。僕にテクがなくたってそれを使えば感じてくれるんだからさ。少しばかりプライドが疼くがつい先日まで童貞だったのだ。痛みをこらえるような顔をされるよりは気持ちよさでアヘ顔を晒してくれる方がずっといい。僕はそう割り切ることにした。(どーせ僕はヘタレだよ)
そういえば、と寝る前のことを思い出した。かやに魔法を継承してもらったはいいが、おそらくかやが持っているであろう全ての魔法を継承されたのだった。継承した魔法はあくまで継承なのでかやが使えなくなったりはしないようだが、どの魔法を継承してしまったかとかわかるものなのだろうか。
下手な聞き方をすれば全部継承されたことがわかってしまうだろうし、どう聞いたらいいのか少し悩んだ。
「かや」
「はい」
「僕はゆかりさんとか、かやに魔法を継承してもらったけど……他の人が見れば何を継承されたかってわかるものなのかな?」
かやは不思議そうな顔をした。
「いいえ。それはわからないと思います」
「それならよかった」
僕はほっとした顔をした。
「失礼ですが……どうしてわからない方がいいのですか?」
かやの目が笑っていない。わかりやすくて笑いそうになったが、どうにかこらえた。僕は苦笑して頭を掻いた。
「いやぁ……恥ずかしい話なんだけど、もし他の仲間に持っている魔法の種類を見られたら困るなと思ってさ。だって、男には魔法って継承しづらいんだろ? いらん嫉妬をされてもね……」
「そういうことでしたか。旦那さまのような方は例外かと思いますので、嫉妬してもしょうがないとは思うのですけれども……」
「やっぱり男は魔法使えないものなんだ?」
「そうですね。生まれつき魔法を持っている方も少ないですし。ですがこれだけは持っていないと困る魔法はございます」
「断熱魔法だっけ」
「はい、ご存知でしたか」
かやが感心したように言う。
「ゆかりさんに教えてもらったんだよ」
「そうでございましたか……」
かやの真っ黒い瞳が潤んでいるように見えた。これは……そろそろ襲ってもいい合図かな。自分に筋力増強の魔法をかけて、かやに声をかけた。
「かや、おいで」
「はい……」
着物姿の美少女がそっと寄り添ってくれるなんて、どんなご褒美なんだろう。僕は鼻の下を伸ばさないようにどうにかこらえた。
「そうじゃないよ」
「あっ……」
抱き寄せて、そのまま抱き上げた。魔法の効果は絶大だ。このままスキップもできそうである。しないけど。かやを抱いて寝室に移動し、そっと布団に下ろした。布団がキレイになっている。そういえばキレイにする魔法もあったよな、なんて思った。
それよりも今はかやだ。
「かや」
「だ、旦那さま……」
誘いを口にしようとする唇にそっと指を当てた。
「黙って」
自分に精力増強の魔法と、かやに感度を上げる魔法をかける。僕は内心にんまりしながらかやの着物の前を寛げ(着物というか浴衣のような形のものなのでそれほどきっちりとはしていない)、その白い肌に口づけた。
「あっ……」
小ぶりな胸がかわいいと思う。薄茶色の乳首をぺろぺろと舐めれば、乳首はすぐにぴん、と立ち上がった。おっぱいは小さくても大きくても好きだ。女性の身体はどこもかしこも柔らかくて僕を夢中にさせる。
「あっ、あっ、旦那さまぁっ……」
魔法のことは後で考えることにしよう。
僕は性急にかやの穴に口づけたりし、魔法のせいですぐに蕩けた穴に僕自身を突き入れたのだった。
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朝食を部屋に運んできてもらい、二人で食べた。
かやは一緒に食べるなどおそれおおいと困った顔をしていたが、一人で食べるのは味気ないからと一緒に食べてもらった。ごはんのおかわりが入っているだろうおひつも、世話しなくていいからと伝えた。
朝食のおかずには肉も魚もあった。精力をつけるようにとのことなのだろうけど、かやとは明らかにメニューが違って、それはどうなんだろうと思った。
でもそこまで僕は口を出せる立場ではない。僕はあくまで彼女たちにとって客人に過ぎないのだ。客人だからこんなにもてなしてもらえるのだということを忘れないようにしなければ。
「おいしいなぁ……」
しみじみと呟く。素朴な味わいなのだけど、なんとなく旅館の朝ごはんみたいだなと思う。緊張していたのだろう、かやの顔が綻んだのがかわいかった。ごはんは自分でおかわりしたが、汁物に関してはかやが気を利かせて障子の向こうに声をかけてくれた。悪いなとは思ったが、それが当たり前のようだった。
汁はいわゆるお吸い物というやつで、味わい深かった。
障子の向こうは随分と明るく感じられた。もしかして今は朝ではないのだろうか。
「かや、今ってもしかして朝じゃ、ない?」
「昼でございますよ?」
かやは小首を傾げた。僕が朝食だと思っていたのは昼飯だったようだ。なんだか恥ずかしかった。
「あれ? そしたら……かやの朝食は?」
「ちゃんといただきました」
にっこりと笑んで言われたが、なんだか嘘くさいと思った。
「それならいいけど……食休みをしたら抱くからバテないでくれよ?」
「は、はい……」
かやの白い肌が一瞬で真っ赤に染まった。なんともわかりやすくてかわいらしい。
それにしても、感度を上げる魔法とか本当にチートだよな。僕にテクがなくたってそれを使えば感じてくれるんだからさ。少しばかりプライドが疼くがつい先日まで童貞だったのだ。痛みをこらえるような顔をされるよりは気持ちよさでアヘ顔を晒してくれる方がずっといい。僕はそう割り切ることにした。(どーせ僕はヘタレだよ)
そういえば、と寝る前のことを思い出した。かやに魔法を継承してもらったはいいが、おそらくかやが持っているであろう全ての魔法を継承されたのだった。継承した魔法はあくまで継承なのでかやが使えなくなったりはしないようだが、どの魔法を継承してしまったかとかわかるものなのだろうか。
下手な聞き方をすれば全部継承されたことがわかってしまうだろうし、どう聞いたらいいのか少し悩んだ。
「かや」
「はい」
「僕はゆかりさんとか、かやに魔法を継承してもらったけど……他の人が見れば何を継承されたかってわかるものなのかな?」
かやは不思議そうな顔をした。
「いいえ。それはわからないと思います」
「それならよかった」
僕はほっとした顔をした。
「失礼ですが……どうしてわからない方がいいのですか?」
かやの目が笑っていない。わかりやすくて笑いそうになったが、どうにかこらえた。僕は苦笑して頭を掻いた。
「いやぁ……恥ずかしい話なんだけど、もし他の仲間に持っている魔法の種類を見られたら困るなと思ってさ。だって、男には魔法って継承しづらいんだろ? いらん嫉妬をされてもね……」
「そういうことでしたか。旦那さまのような方は例外かと思いますので、嫉妬してもしょうがないとは思うのですけれども……」
「やっぱり男は魔法使えないものなんだ?」
「そうですね。生まれつき魔法を持っている方も少ないですし。ですがこれだけは持っていないと困る魔法はございます」
「断熱魔法だっけ」
「はい、ご存知でしたか」
かやが感心したように言う。
「ゆかりさんに教えてもらったんだよ」
「そうでございましたか……」
かやの真っ黒い瞳が潤んでいるように見えた。これは……そろそろ襲ってもいい合図かな。自分に筋力増強の魔法をかけて、かやに声をかけた。
「かや、おいで」
「はい……」
着物姿の美少女がそっと寄り添ってくれるなんて、どんなご褒美なんだろう。僕は鼻の下を伸ばさないようにどうにかこらえた。
「そうじゃないよ」
「あっ……」
抱き寄せて、そのまま抱き上げた。魔法の効果は絶大だ。このままスキップもできそうである。しないけど。かやを抱いて寝室に移動し、そっと布団に下ろした。布団がキレイになっている。そういえばキレイにする魔法もあったよな、なんて思った。
それよりも今はかやだ。
「かや」
「だ、旦那さま……」
誘いを口にしようとする唇にそっと指を当てた。
「黙って」
自分に精力増強の魔法と、かやに感度を上げる魔法をかける。僕は内心にんまりしながらかやの着物の前を寛げ(着物というか浴衣のような形のものなのでそれほどきっちりとはしていない)、その白い肌に口づけた。
「あっ……」
小ぶりな胸がかわいいと思う。薄茶色の乳首をぺろぺろと舐めれば、乳首はすぐにぴん、と立ち上がった。おっぱいは小さくても大きくても好きだ。女性の身体はどこもかしこも柔らかくて僕を夢中にさせる。
「あっ、あっ、旦那さまぁっ……」
魔法のことは後で考えることにしよう。
僕は性急にかやの穴に口づけたりし、魔法のせいですぐに蕩けた穴に僕自身を突き入れたのだった。
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