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8.やっぱり魔法を使われてました

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 あの後、湯船に浸かってからまた僕はゆかりさんに欲情してしまい、洗い場で後ろからさせてもらった。白くしみ一つない肌がひどくなまめかしい。あとで全身を舐めさせてもらおうと僕は思った。
 形のいい尻を揉みながらずんずんと腰を使う。

「あっあっ、旦那さまっ……あんっ、あんっ……」

 ゆかりさんの甘い声に僕自身がいきり立つ。でもやっぱり向かい合ってするのが好きかもしれない。ゆかりさんのとろんと蕩けた顔が僕は好きだ。それにしても温かい中に本当にほどよく締め付けられてあっ、あーっ!

「っ、っ、っはーっ、はーっ、はーっ……」
「……ありがとうございました」

 きゅきゅっと最後まで搾り取られて僕は悶絶寸前だった。それはらめぇ! な状態である。ちゅぽん、と自身を抜くと、ゆかりさんがこちらを向いて嬉しそうに抱きついてきた。ああもうたまらない。なにこのふわふわの天国。もう死んでもいい(死んでもいいとは言ってない)
 ふと顔を上げて周りを見ると、小平が湯船の中から僕たちを見ていた。小平付の女性も小平に寄り添いながら僕たちをにこにこしながら眺めていた。カッと顔が熱くなる。

「な、何見てんだよ……」
「いや、斉藤も男だなと」
「何言ってんだ。男以外の何に見えるんだよ」

 本当に何を言っているのかと僕は呆れた。生まれてこの方女に間違えられたことなど一度もない。

「そろそろ出るか」

 照れ隠しにそう言うと、ゆかりさんが湯をかけて汚れを落としてくれた。

「じゃ、またな」
「ああ、またな」

 体を拭くのから浴衣を着せてくれるのからゆかりさんは甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。申し訳なくて自分でやろうとすると「旦那さま、なにかご不満でも?」と悲しい顔をされてしまうのでされるがままである。
 絶対ここの女性は僕たちを何もできないようにさせて骨抜きにしようとしていると思う。
 そういえば魔法を教えてもらおうと思っていたのだった。でももう風呂も入ったし、ゆかりさんのおっぱいが僕を誘惑するから布団に入ることにした。
 パイずりはビジュアルすごくておおお! と思うけど柔らかい穴の中よりは気持ちよくないということは学びました。でもパイずりされながら先っぽをはむっとされるのは至福です。おっぱいミルクも最高です。


「……あっ……ん……」

 翌朝もゆかりさんが僕の上に乗っかって腰を振っていた。朝から腰が蕩けそうで勘弁してほしい。乗っかってくれているものだから乳がぶるんぶるん揺れている。眼福だ。
 手を伸ばして両方のおっぱいを掴み、やわやわと揉んでみた。すごく柔らかくて気持ちがいい。

「ゆかりさん……」

 僕も負けじと腰を使う。

「あっ、旦那っ、さまっ……!」

 ここに来てからこうして腰を意識して突き上げるという動きをするようになったが、これが意外と疲れる。だがゆかりさんは全然重くないので僕はどうにか腰を使うことができる。とにかく朝から気持ちよくて蕩けそうだった。

「っ、っ、っ、っ!!」
「……っ、ああ~~っ!」

 またイかされてしまった。ゆかりさんとしては子種がほしいわけだからイかせてなんぼなんだろうけど。
 ゆかりさんが僕にそのまま覆いかぶさってきて、口唇を合わせてくれた。すぐに舌を差し込んで絡ませる。

「んっ、んっ……」

 口付けもそうだが体に当たる胸の感触が気持ちいい。唾液を飲み込み、夢中になって舌を舐めているとまた自身が硬くなるのを感じた。ゆかりさんがゆるゆると腰を使って僕自身を刺激する。なんてけしからん世話係なんだ。
 それから二回ほどしっぽりした。
 ゆかりさんはすごく満足そうにため息をつき、

「旦那さま、ゆかりは嬉しゅうございます……」

 うっとりした顔でそんなことを言う。それにどきどきしてしまったが、さすがにもう今朝は打ち止めだ。つか僕、こんなに性欲強いはずはないんだけどな?
 朝食をとってからそのことについて改めて尋ねてみると、ゆかりさんはあからさまに目をそらした。

「もしかして、精力を増強する魔法とか使われてます? もしくは食事の中に何か入ってるとか?」
「……精がつくものはお出ししています」
「ゆかりさんはすごく魅力的ですけど、僕は元々そんなに性欲ってないんですよ。昨日も言いましたけどオナニーも一日一回ぐらいでしたし」

 そう言いながらゆかりさんに寄り、抱きしめた。

「旦那、さま……」
「怒ったりしませんから、ね?」

 腕の中でふにゃんとなるゆかりさんがすごくかわいい。

「魔法は、少しだけ……ですが補助的な魔法ですので、もしかしたら旦那さまにはかかりやすいのかもしれません……」
「それって全ての魔法にかかりやすいってことですか?」
「いえ、魔法ごとにかかりやすさは違います。旦那さまには精力増強の魔法が特にかかりやすいのかと……」
「それって副作用とかあります?」

 使われすぎて早めに不能になるとかやだぞ。

「深刻なものはございません。ただ、ちょっとおなかがすきやすくなるかもしれません……。申し訳ありませんでした!」

 ゆかりさんに泣きそうな顔で謝られたが、そんな程度なら望むところである。

「だから怒ってませんって。でもゆかりさんは僕の精力を増強した責任はとらないといけませんよね?」
「はい、もちろんです。旦那さまが満足されるまでこの身を捧げさせていただきます」

 朝食をしっかり食べてエネルギー充填した僕はまたゆかりさんと寝室にこもったのだった。
 だから魔法どこいった?



ーーーー
これが最新の更新分なので、今後の更新は3,4日に一度になります。どうぞよろしくお願いします。
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