ノンケなのにアナニー好きな俺が恋をしたら

浅葱

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アナニーを禁止された俺と恋人たちの日々(続編)

20.焦らされるなんて思ってもみなかった

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「あっ、あっ、安田ぁ……」

 安田はいつになく、焦らすように俺に触れた。首筋を何度も舐め、俺を喘がせる。だから首は弱いからやめろっての。
 俺を抱きしめながら、くにくにと乳首をいじるのだからたまらない。立って固くなってくると安田は俺の乳首を吸った。

「……ああっ……」

 思わず安田の頭を抱きしめる。乳輪からちゅううっと吸われ、舌先でくちゅくちゅとねぶられる。もう片方の乳首もくりくりといじられる。そんなにいじっても乳は出ないのに、安田も岡も俺の乳首を開発するのに熱心だ。

「あっ、あっ……胸、ばっか……」
「ん? もっといじれって?」

 乳首を咥えながらしゃべるのはやめてほしい。歯が当たってびくびくしてしまう。

「やっ、ちがっ、あぁっ……」

 安田は片方の乳首をたっぷり舐ると、もう片方の乳首も同じように吸ったり舐めたりした。ぷくん、と立ち上がった乳首が濡れててらてらとしているのがとてもエロく見える。安田は満足そうに両方の乳首をきゅっと摘まむと、俺自身をぱくりと咥えた。

「あっ、安田ぁっ!?」

 そんなところ汚いと思うのに岡も安田も躊躇なく咥える。俺はそうされるのがなんだか申し訳なくて押しのけようとするのだが、安田の頭はびくともしない。じゅぶっじゅぶっと頭を上下されて、俺はそう我慢できるはずもなくイッてしまった。

「あっ、あっ、安田ぁっ、あんっあんっ、あんっ……!」

 尻穴をただひたすらにがんがんヤられるのもいいが、こうして俺自身を舐められてイクのもとても気持ちいい。安田の喉が嚥下して、俺が出したものを飲んだのがわかった。もうなんていうかいたたまれない。

「安田っ、出せって、汚いッ!」
「んー、青臭いけど飲めないことはないぜ」
「だから飲むもんじゃないって言ってんだろ!」

 コイツらは何度言っても俺の出したものを飲んだりするが、俺にはとてもできそうもない。だから余計に申し訳なく思うのだった。

「まあまあ」

 そう言いながら安田は俺の太ももを持って口づけた。

「や、安田……」
「俺がやりたいからやるんだよ。智はあんあん喘いでろ」
「なっ……!」

 安田は俺の足を持ち上げ、俺の尻の前に陣取ると、尻たぶをくぱぁと開きぺろりと俺の尻穴を舐めたのだった。

「ああっ……」
「智はエロ可愛いよな」
「……え……?」

 エロ可愛いってなんだ。俺は赤面した。

「俺の知らないうちにアナニーとか始めてメス穴で感じるようになってるし」

 そう言いながら安田はべろべろと俺の尻穴を舐める。

「そん、な……ああっ……」
「いつのまにか岡に惚れて上に乗っかるし」

 くぷ……と安田の舌が尻穴の中に入ってきた。いろいろなところに触れられて感じてしまう俺だが、やっぱり尻穴をいじられるのが一番気持ちいい。

「淫乱で感じやすい智はサイコーだ」

 俺は更に赤くなった。

「……あっ……」

 尻穴に息を吹きかけたりしながらそんなことを言うなんて反則だ。

「あ、あ、あ……」

 ぬっくぬっくと尻穴に入ってくる肉厚の長い舌がなんともいえない感覚を俺に与える。いくら念入りに洗っているとはいえ排泄器官を舐めまくるなんて、安田と岡は俺に負けない変態だ。

「ああっ、やだっ、安田ぁっ!」

 やだなんて言いながら俺は尻穴を舐められることを望んでいる淫乱だ。安田は当然俺の”やだ”を鵜呑みにすることなく俺の中をべろべろと舐め回した。
 早く指でほぐして、それだけじゃ足りないならディルドでもほぐして、安田の太くて長いイチモツをいっぱい入れてほしい。俺は無意識に腰を揺らした。



ーーーーー
寸止めですいません。次回、安田視点です。おやすみなさいませー
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