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アナニーを禁止された俺と恋人たちの日々(続編)
12.いつも通りの日曜日のはずだった
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日曜日は安田が仕事である。なんで休みじゃないんだと悪態をつきながら出かけて行った。
朝から俺の尻穴をぐっちょんぐっちょんに犯していったんだからいいじゃないか。おかげで遅刻しそうになったらしくパンだけくわえて出かけて行ったが。たのむから交差点で女子高生にぶつかって恋が芽生えるなんてことにならないようにしてほしい。女子高生がかわいそうだから。
俺は何を考えているのか。
んで。
「やっ、あんっ、岡ぁ……」
「犯されてほころんだメス穴、最高ですよね。ガバガバになったらそれはそれでいいかも……」
「お、俺はやだぞ!!」
岡が不穏なことを言いながら後ろから俺の尻穴をべろべろ舐めていた。コイツらはする時きちんとコンドームをはめているのでヤッた後でも俺の尻穴をいじるのに抵抗がない。抵抗がないのはいいのだがいいかげん舐めるのをやめてほしい。気持ちよすぎて更にほころんでしまうから。
「一応尻穴を締めるトレーニングだってやってるんだから……」
「へえ、そんなのあるんですか。やってみせてくださいよ」
「や、やだっ!」
抵抗はしてみたが尻穴をいじられている身である。すぐに白旗を上げて、インターネットで検索した方法を岡の目の前でやらされた。ようは尻穴をきゅっと締めるのを複数回、時間を空けて何度もやるというものである。
「確かに、締まってますね」
んな人の股間の前でしみじみと言うなっての。でも結局岡が指で開いて、でっかいイチモツでずっぷんずっぷん犯してしまうのだからあまり意味がなかったように思う。
「あんっ、あんっ、あんっ、あーーーーっっ!!」
「っはー……先輩の中本当に気持ちいいですッ!!」
文句なんかない。だって超気持ちいいし。中ごりごりされるの最高だし。
さすがに腹が減ったので朝昼兼用のごはんを用意してもらった。いわゆるブランチだ。
今日は安田が帰宅するまでごろごろする予定だ。明日は祝日なのでどうしようかと昨日から言っている。でもたぶん何も決まらないままベッドの住人になるのだろう。もちろん寝るだけで済むはずがない。
想像したらまた尻穴がきゅんとなった。
食べ終えてカバンを確認するとスマホが光っていた。誰だろうかと開けてみたら、珍しく妹からLINEが入っていた。
「?」
なんだか妹が怒っている気がする。
”お正月帰ってこなかったんだから、明日は帰ってくるんだよね? お年玉もらってない!”
その文面に俺は顔をほころばせた。八つも離れているかわいい妹だ。わがままを言われても嬉しくなってしまう。
「先輩? どうかしたんですか? 嬉しそうですね」
「ああ、菜々子からLINEが来てさ。あ、菜々子ってのは俺の妹なんだけど」
「はい。八つ離れてるんでしたっけ」
「うん。俺兄バカだからさ」
「可愛がれる兄弟がいるっていいことですよ」
その最愛の妹からお年玉をよこせと催促がきたのだと、俺はにまにましながら報告した。
「可愛くてしょうがないんですね」
「可愛いんだよ」
俺は今でも生まれたばかりの菜々子を思い出せる。ちっちゃくてふにゃふにゃしてて、首を支えないとだっこもできない存在だった。その菜々子が今年大学生だなんて信じられない。
「それで、明日実家に戻られるんですか?」
「あー、どうすっかな。安田が帰ってきてから相談するわ。金は俺が出してもいいから安田と二人で渡してやった方が喜ぶだろうし」
「……それって、僕も便乗しちゃだめですか?」
「たかられるだけだぞ?」
「ご家族にご挨拶だけでも」
にっこりして言われ、俺は頭を掻いた。カミングアウトはできないが、休日も過ごすほど仲のいい後輩なのだから紹介してもいいだろう。
「……安田が帰ってきてからな」
「はい」
明日は三人で実家に向かうことになりそうだった。
朝から俺の尻穴をぐっちょんぐっちょんに犯していったんだからいいじゃないか。おかげで遅刻しそうになったらしくパンだけくわえて出かけて行ったが。たのむから交差点で女子高生にぶつかって恋が芽生えるなんてことにならないようにしてほしい。女子高生がかわいそうだから。
俺は何を考えているのか。
んで。
「やっ、あんっ、岡ぁ……」
「犯されてほころんだメス穴、最高ですよね。ガバガバになったらそれはそれでいいかも……」
「お、俺はやだぞ!!」
岡が不穏なことを言いながら後ろから俺の尻穴をべろべろ舐めていた。コイツらはする時きちんとコンドームをはめているのでヤッた後でも俺の尻穴をいじるのに抵抗がない。抵抗がないのはいいのだがいいかげん舐めるのをやめてほしい。気持ちよすぎて更にほころんでしまうから。
「一応尻穴を締めるトレーニングだってやってるんだから……」
「へえ、そんなのあるんですか。やってみせてくださいよ」
「や、やだっ!」
抵抗はしてみたが尻穴をいじられている身である。すぐに白旗を上げて、インターネットで検索した方法を岡の目の前でやらされた。ようは尻穴をきゅっと締めるのを複数回、時間を空けて何度もやるというものである。
「確かに、締まってますね」
んな人の股間の前でしみじみと言うなっての。でも結局岡が指で開いて、でっかいイチモツでずっぷんずっぷん犯してしまうのだからあまり意味がなかったように思う。
「あんっ、あんっ、あんっ、あーーーーっっ!!」
「っはー……先輩の中本当に気持ちいいですッ!!」
文句なんかない。だって超気持ちいいし。中ごりごりされるの最高だし。
さすがに腹が減ったので朝昼兼用のごはんを用意してもらった。いわゆるブランチだ。
今日は安田が帰宅するまでごろごろする予定だ。明日は祝日なのでどうしようかと昨日から言っている。でもたぶん何も決まらないままベッドの住人になるのだろう。もちろん寝るだけで済むはずがない。
想像したらまた尻穴がきゅんとなった。
食べ終えてカバンを確認するとスマホが光っていた。誰だろうかと開けてみたら、珍しく妹からLINEが入っていた。
「?」
なんだか妹が怒っている気がする。
”お正月帰ってこなかったんだから、明日は帰ってくるんだよね? お年玉もらってない!”
その文面に俺は顔をほころばせた。八つも離れているかわいい妹だ。わがままを言われても嬉しくなってしまう。
「先輩? どうかしたんですか? 嬉しそうですね」
「ああ、菜々子からLINEが来てさ。あ、菜々子ってのは俺の妹なんだけど」
「はい。八つ離れてるんでしたっけ」
「うん。俺兄バカだからさ」
「可愛がれる兄弟がいるっていいことですよ」
その最愛の妹からお年玉をよこせと催促がきたのだと、俺はにまにましながら報告した。
「可愛くてしょうがないんですね」
「可愛いんだよ」
俺は今でも生まれたばかりの菜々子を思い出せる。ちっちゃくてふにゃふにゃしてて、首を支えないとだっこもできない存在だった。その菜々子が今年大学生だなんて信じられない。
「それで、明日実家に戻られるんですか?」
「あー、どうすっかな。安田が帰ってきてから相談するわ。金は俺が出してもいいから安田と二人で渡してやった方が喜ぶだろうし」
「……それって、僕も便乗しちゃだめですか?」
「たかられるだけだぞ?」
「ご家族にご挨拶だけでも」
にっこりして言われ、俺は頭を掻いた。カミングアウトはできないが、休日も過ごすほど仲のいい後輩なのだから紹介してもいいだろう。
「……安田が帰ってきてからな」
「はい」
明日は三人で実家に向かうことになりそうだった。
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