77 / 250
アナニー好きによる弊害うんぬん(番外編)
見た目通りの男じゃないの(岡編)14
しおりを挟む
日曜日中に一度帰宅するという先輩を子犬のような目で引き留め、月曜日の朝もぬっくんぬっくん犯した。
無防備に眠っている先輩の尻穴をたっぷり舐めて拡げてイチモツを突っ込むのは至福のひと時だ。今朝は正常位でずぶりっと。
「ああああんっ!? あ……お、岡ぁっ……」
根本までずぶずぶと、力が抜けている尻穴をぐりぐりと拡げながら納まってしまう。朝はけっこうすんなり入ってしまうのがいい。
「っふー……先輩、朝ですよ」
「あっ、あんっ、ふ、普通にっ、あんっ、起こせって……ああんっ!」
ずんずんと中を抉りながら言えば抗議の声が漏れる。寝起きのふわふわした感覚のまま抱かれるのが気持ちいいと言ったのは先輩だ。毎朝こうやって尻穴を埋めて起こしたいし、仕事が終わって疲れた身体を癒すには先輩の雌穴が不可欠だ。もちろん安田さんに犯されている先輩を眺めるのも十分癒されるに違いない。
「先輩と一緒に暮らしたいです……」
そう呟いたらけんもほろろに断られた。当然ながら諦める気は全くない。
そして憂鬱な一週間が始まる。しかも12月に入った途端いきなり仕事がどどーんと舞い込んできた。先輩としっぽりする日はできるだけ早く帰りたい僕としては、営業の人たちが原因不明の腹痛で倒れるよう呪いをかけた。効果があるかどうかは定かではない。
しかもそれだけでなく先輩の同僚の女性社員である桂さんから厄介な話を聞かされた。
社員旅行では桂さんも一緒だった。僕たちの同室の先輩たち(中島さん、木村さん)が桂さんたちに声をかけていて、しばらく仲良くしていたらしいが、桂さんはどちらかに告白をされて振ったらしい。一緒に飲んだりスパに行ったりしていたようだが、付き合うほどではなかったということだろう。
昼食を一緒にしながらの話である。
「そうしたら長井君に声をかけても無駄だぞとか言われてさー」
振ったらそんなことを言われたらしい。僕は内心頷いた。どう考えても無駄である。
「は?」
先輩は寝耳に水だったらしく、ぽかんとした顔をした。桂さんはそんな先輩に苦笑した。
「なーんか腹立ったから、長井君に失礼でしょうって返したの。だからもしかしたらあの連中に絡まれるかもしれないけど、ごめんね?」
「ああ、そういうことか」
先輩は納得して笑む。僕は傍観者を貫いたが、内心穏やかではなかった。桂さんは明らかに先輩に想いを寄せている。今までの経験から、先輩が桂さんに全く恋愛感情を持っていないことは彼女もわかっているらしい。それでも想いを止めるなんてことはできないから無意識に先輩を目で追っているのだろう。それに相手の男が気づかないわけはないのだ。
厄介と言えば厄介だが僕だって先輩に長いこと片思いしていたから気持ちはわかる。もちろん桂さんが先輩を見ていたのも知っている。この先桂さんが先輩に受け入れられる可能性は1%もないということを知っているから、僕は余裕でいられるのだ。だってあんなに尻穴を犯されたがっている先輩が今更女性と付き合って満足できるはずがない。
さりげなく食べ物をシェアしてアピールをしつつ、桂さんの話は気に留めておくことにした。
店を出る時は先輩が僕たちから千円ずつ徴収して払った。千円では済まなかったので端数は先輩が払ってくれたことになる。
「こっちが出すつもりだったんだけど……」
「気にするなよ。微々たる額だろ」
桂さんが恐縮していた。先輩もおごる理由はなかっただろうけど、こういうちょっとしたことができるのが男前だと僕は思う。
「はー……こういうところだよねぇ……」
桂さんが呟く。
「長井先輩、優しいですよね」
「うん、優しいのよねぇ」
桂さんとしみじみ言う。だから僕たちは先輩が好きでたまらないのだ。
社に戻ると視線を感じた。社員旅行の時同室だった中島さんだった。全くもって面倒なことである。
(そういえば……あの人同じ路線だったな……)
先輩が害されない為にも気を付けておく必要がありそうだった。
無防備に眠っている先輩の尻穴をたっぷり舐めて拡げてイチモツを突っ込むのは至福のひと時だ。今朝は正常位でずぶりっと。
「ああああんっ!? あ……お、岡ぁっ……」
根本までずぶずぶと、力が抜けている尻穴をぐりぐりと拡げながら納まってしまう。朝はけっこうすんなり入ってしまうのがいい。
「っふー……先輩、朝ですよ」
「あっ、あんっ、ふ、普通にっ、あんっ、起こせって……ああんっ!」
ずんずんと中を抉りながら言えば抗議の声が漏れる。寝起きのふわふわした感覚のまま抱かれるのが気持ちいいと言ったのは先輩だ。毎朝こうやって尻穴を埋めて起こしたいし、仕事が終わって疲れた身体を癒すには先輩の雌穴が不可欠だ。もちろん安田さんに犯されている先輩を眺めるのも十分癒されるに違いない。
「先輩と一緒に暮らしたいです……」
そう呟いたらけんもほろろに断られた。当然ながら諦める気は全くない。
そして憂鬱な一週間が始まる。しかも12月に入った途端いきなり仕事がどどーんと舞い込んできた。先輩としっぽりする日はできるだけ早く帰りたい僕としては、営業の人たちが原因不明の腹痛で倒れるよう呪いをかけた。効果があるかどうかは定かではない。
しかもそれだけでなく先輩の同僚の女性社員である桂さんから厄介な話を聞かされた。
社員旅行では桂さんも一緒だった。僕たちの同室の先輩たち(中島さん、木村さん)が桂さんたちに声をかけていて、しばらく仲良くしていたらしいが、桂さんはどちらかに告白をされて振ったらしい。一緒に飲んだりスパに行ったりしていたようだが、付き合うほどではなかったということだろう。
昼食を一緒にしながらの話である。
「そうしたら長井君に声をかけても無駄だぞとか言われてさー」
振ったらそんなことを言われたらしい。僕は内心頷いた。どう考えても無駄である。
「は?」
先輩は寝耳に水だったらしく、ぽかんとした顔をした。桂さんはそんな先輩に苦笑した。
「なーんか腹立ったから、長井君に失礼でしょうって返したの。だからもしかしたらあの連中に絡まれるかもしれないけど、ごめんね?」
「ああ、そういうことか」
先輩は納得して笑む。僕は傍観者を貫いたが、内心穏やかではなかった。桂さんは明らかに先輩に想いを寄せている。今までの経験から、先輩が桂さんに全く恋愛感情を持っていないことは彼女もわかっているらしい。それでも想いを止めるなんてことはできないから無意識に先輩を目で追っているのだろう。それに相手の男が気づかないわけはないのだ。
厄介と言えば厄介だが僕だって先輩に長いこと片思いしていたから気持ちはわかる。もちろん桂さんが先輩を見ていたのも知っている。この先桂さんが先輩に受け入れられる可能性は1%もないということを知っているから、僕は余裕でいられるのだ。だってあんなに尻穴を犯されたがっている先輩が今更女性と付き合って満足できるはずがない。
さりげなく食べ物をシェアしてアピールをしつつ、桂さんの話は気に留めておくことにした。
店を出る時は先輩が僕たちから千円ずつ徴収して払った。千円では済まなかったので端数は先輩が払ってくれたことになる。
「こっちが出すつもりだったんだけど……」
「気にするなよ。微々たる額だろ」
桂さんが恐縮していた。先輩もおごる理由はなかっただろうけど、こういうちょっとしたことができるのが男前だと僕は思う。
「はー……こういうところだよねぇ……」
桂さんが呟く。
「長井先輩、優しいですよね」
「うん、優しいのよねぇ」
桂さんとしみじみ言う。だから僕たちは先輩が好きでたまらないのだ。
社に戻ると視線を感じた。社員旅行の時同室だった中島さんだった。全くもって面倒なことである。
(そういえば……あの人同じ路線だったな……)
先輩が害されない為にも気を付けておく必要がありそうだった。
5
お気に入りに追加
2,691
あなたにおすすめの小説




久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる