【完結】ナルシストな僕のオナホが繋がる先は

１０．僕がオナホ扱いされちゃう

「あっ、あっ、あっ……」

　乳首をそっと摘まんでくりくりされるのが、もどかしくて気持ちいい。ライヤはどう触ったらいいのかわからないみたいだった。
　そういえばライヤってこんな凶悪なイチモツ持ってるくせに童貞だったんだっけ？　じゃあ乳首もどういじったらいいか、教えてあげなきゃだめかな。

「ライヤぁ……ちくび、時々ぎゅってして」
「いいのか？」
「軽く力を入れて……あんっ、そう……上手……」

　おそるおそる、ライヤが乳首をきゅっと摘まむ。その緩急のついた動きが更に快感を促した。ライヤは優秀だった。乳頭を優しくこすってとか、指定すれば素直に刺激してくれる。おかげでピン、と立った乳首が更に大きく育ちそうである。

「ぁんっ、軽く、引っ張ってぇ……あぁんっ……」

　僕が感じるたび、尻穴がきゅんきゅんしてライヤのイチモツを締め付けちゃうから、ライヤはイチモツを動かさないように耐えてるけど、イチモツ自体がびっくんびっくんと中で暴れている。相乗効果で気持ちよくて僕は思わず僕自身を握った。

「ヤーナ？」
「んっ……僕がイッたら、動かして最後までしていーよ……」

　イッた後すぐに刺激されちゃったらたいへんだとわかっているけど、僕がオナホ扱いされるってけっこう萌えるシチュエーションじゃない？　抗えない欲望に晒される僕って、想像しただけで感じちゃう。嗜虐趣味はないはずなんだけどなぁ。

「本当、だなっ……？」
「んっ、ちくび、いじってて……」

　尻穴の中をライヤのイチモツで拡げられて、乳首をくにくにといじられながらちんちんしごいてる僕ってすごい図だよね。僕は鏡に映る僕を見ながら、夢中でちんちんをしごいた。犯されて感じちゃってる僕とかサイコー！

「あっ、あっ、あっ、あっ、もうっ、もうっ、イクッ、イクイクッ……！」

　ぴゅぴゅっと精液を吐き出して、僕はびくびくと身体を痙攣させた。気持ちいい、気持ちいい、たまんないっ。

「ヤーナ、いいな？」
「あぁんっ！？」

　ライヤが上ずった声をかけながら、腰をずんっ！　と突き上げた。あまりの快感に目がチカチカする。そんなっ、いきなりそんなぁ。
　でもそう言ったしね。

「あぁんっ、いい、よっ……僕のお尻っ、オナホにしてっ！」
「な、ななな、何言ってんだっ！？」

　ライヤは動揺しながらもずんっずんっと激しく腰を使い始めた。そして僕の身体を前に倒し、後ろから攻めるバックスタイルに変えて、更に勢いよく突き始めた。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ……！」

　この体勢もすごっ。犯されてるっ。僕ライヤに犯されてるぅっ。

「ヤーナ、オナホにしていいんだよなっ！？」
「んんっ、イク、までだよっ、ああんっ、そこっ、あんっ、ぐりぐりっ、だめぇっ！」
「うるせーよ、オナホはただ感じてろっ！」
「あああああんっっ……！！」

　イッたばかりの尻穴の中をめちゃくちゃに突かるのすごい。全然気遣われてないかんじで犯されてる感が強い。僕、ライヤに尻穴めちゃくちゃにされちゃってる。凄まじい快感で意識も飛んでしまいそうだった。

「くそっ、くそっ、なんでこんなにっ……！」

　ずこずこずこずこっとただひたすらに尻穴の中を突きまくられて涙も涎も止まらない。目の前の鏡にライヤにバックで犯されながらアヘ顔をさらしている僕が映っていて最高だった。うん、快楽堕ちしてるかんじがイイ。中がきゅんきゅんした。

「くっ、締めんなっ……！」

　ライヤが覆い被さってきて、後ろから乳首を乱暴にいじり始めた。

「あっ、あんっ、あんっ、引っ張っちゃ、あんっ、捻っちゃ、あああんっ……！」

　中を凶悪なイチモツで犯されているせいか、乳首を乱暴にいじられても気持ちいい。乳首をいじられれば更に中がきゅんきゅんしてしまう。

「くそっ、ヤーナ、そろそろ、イクッ！」
「イッて、イッてぇっ、あああああんっ……！」

　ラストスパートが近くなり、更にドチュドチュドチュドチュッと激しく中を突きまくられて、僕も感じてしまった。

「くぅううっ……うっ……！」

　また中でどくどくと出される感触にぶるりと震える。中で出されるとなんか濡れてるみたいでやなんだよね。後で魔法でキレイにしようっと。

「ヤーナ、ヤーナ……」

　ライヤは僕に覆い被さったまま、乳首を優しくくりくりといじった。

「も、抜いて……」
「ああ……」

　ずるずるとライヤの萎えたイチモツが尻穴から抜けていく。ライヤのイチモツではイケなかったけど気持ちよかったなと思ったら、仰向けにされて僕自身を舐められた。

「っ！？　ライヤッ！？」
「ヤーナ、イッてないだろ？」
「あっ、僕は、いいっ、からぁ……」
「ヤーナの舐めたい……」

　そう言われたらしょうがないなって思った。そのまま僕がイクまで、ライヤは僕自身をしゃぶり続けた。
　へんなの。
　ま、気持ちよかったからいいけど。