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3.魔法師団長もオナホを使ってみたらしい
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翌朝、下半身丸出しで寝ていたことに気づいて顔が熱くなった。もう僕ってばなんて恰好で寝てたんだよ!
まだ僕のお尻の形のままのオナホールに洗浄魔法をかけてから合言葉を言って解除した。これで普通のオナホにしか見えなくなった。僕はオナホを厳重にしまい込み、食堂へ向かった。あれだけイッたせいか、さすがにおなかはすいていた。
僕たち魔法師団の食堂は朝から夜まで常に開いている。騎士団の食堂と違ってバイキング形式ではないがいつでも食べられるのはいい。なんで時間を決めて開けてないのかというと、魔法師団は変人が多く、僕みたいにずっと魔道具作りの研究しているとか、新しい魔法の開発をしているとか、研究バカが多い為だった。おかげで食堂が開いているのは朝から夜までだけど、閉まっている時間も売店で食べられる物はずっと売っていたりする。なかなかに至れり尽くせりないい職場なのだった。
食堂に着くと珍しく魔法師団長がいた。
「おはよう、ヤーナ」
「おはようございます」
相変わらずすっぽりとフードも被っているから、スッと通った鼻と口元しか見えないんだけど機嫌が良さそうに見えた。
「これからごはん?」
「はい」
「じゃあ食べ終わったら僕の部屋に来て。昨日の魔道具のことで話があるから」
「わかりました」
なんだろう。魔法師団長はごはんを食べている副団長の前に腰掛けて楽しそうに話している。副団長が苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。あの人も苦労人だなと思う。前の超美形な副団長の方が好きだったけど、あの人今はどこで何やってんのかな。
みんな思い思いに食事をするから食堂はいつも閑散としている。ここがいっぱいになる時なんて、それこそ大型の魔物が出たとかそんな時ぐらいだ。幸い僕がこちらに来てからはそんなことはないらしい。なんとも平和でいいことである。
朝ごはんを終えて魔法師団長の執務室に行ったら、魔法師団長が壊れていた。
「ヤーナ! 昨日のオナホ魔道具すごかったよ!」
魔法師団長は頬を上気させて僕の両手を握った。
「そう、ですか?」
確かにうん、すごかったけど。団長にとってはどこがすごかったんだろうか。
「あれ? まだ使ってないの?」
「一応途中までは使ったんですけど……」
「気持ちよすぎてすぐイッちゃった?」
「はい」
あんなに僕って感度よかったのかと自分の身体ながら再認識したところである。
「そこだよね。あのオナホさ、魔力を流した人の感度も上げるっぽいよ?」
「ええ?」
そんなバカな。そんな魔法陣は組んでないはずなんだけど。
「多分相乗効果なのかもしれないけど。お尻が二つ存在することで感度も二倍、もしくは二乗になってるんじゃないかな」
「えええ……」
確かに昨夜はめちゃくちゃ気持ちよかった。あれは感度が上がった結果だったらしい。どうしよう、クセになっちゃうかも。
「あの……団長はアレ使ったんですよね?」
「うん。自分で自分のお尻犯すとか新鮮でさー、でもすぐイッちゃったんだよね。だからさ、彼にも手伝ってもらってオナホを使ってもらったんだ」
彼、と言われた副団長が顔を押さえる。
「そうなんですか」
「彼のイチモツすっごくでかいんだよ。だからいつも食べるのがたいへんなんだけど、このオナホ使ってもらったらスムーズに入ってさ、しかもめちゃくちゃ気持ちよかったんだ!」
「えええ?」
団長が副団長のイチモツを食っていたというのは初耳だが、でかいイチモツでもオナホを介せば感じてしまうというのはどういうことなのかと思った。
「ええと、失礼ですがオナホを慣らしたりは?」
「んー? 軽く香油は塗ったけど特別拡げたりはしなかったよ? 試しだから~と思って使わせたらさ、すっごい拡がってるのがわかるのにめちゃくちゃ気持ちいいの! でねでね! オナホを使ってもらった後に実際に抱いてもらったら、全然慣らさなかったのに超気持ちよくて! これ絶対娼館とかに売れると思うよ!」
「えーーっ!?」
オナホを使わせるだけじゃなくて実際に抱いてもらうなんて、どれだけ団長は好奇心が強いんだろうか。確かこの二人って付き合ってなかったよね?
「もちろんそれだけじゃなくてさ! 愛し合ってるけど相手のちんちんがでかすぎて入らないとかもこれで解消できると思わない?」
「団長、それはさすがに……」
副団長が声をかける。
「だからさ、ヤーナ。被検体を募ってみようよ。こっちもそうだけど騎士団とかにもさっ!」
「そうですね。それはとてもいい考えだと思います」
「ヤーナももし誰かいたらヤーナのオナホ使ってもらって、感想を聞かせてよ。じゃ、私はこれからまたスタンと使ってみるから」
「団長!」
スタン、というのは副団長のことである。ありがとう、貴方の犠牲は忘れない。
団長の執務室を後にして考えた。被検体に関しては団長が集めてくれるだろう。問題は僕の方である。
「うーん……ライヤが今夜来たら試してみるかなー?」
確かライヤのイチモツもでっかかったはず。アイツ童貞じゃないんだっけ?
そんなことを思いながら僕はまず研究室に向かったのだった。
まだ僕のお尻の形のままのオナホールに洗浄魔法をかけてから合言葉を言って解除した。これで普通のオナホにしか見えなくなった。僕はオナホを厳重にしまい込み、食堂へ向かった。あれだけイッたせいか、さすがにおなかはすいていた。
僕たち魔法師団の食堂は朝から夜まで常に開いている。騎士団の食堂と違ってバイキング形式ではないがいつでも食べられるのはいい。なんで時間を決めて開けてないのかというと、魔法師団は変人が多く、僕みたいにずっと魔道具作りの研究しているとか、新しい魔法の開発をしているとか、研究バカが多い為だった。おかげで食堂が開いているのは朝から夜までだけど、閉まっている時間も売店で食べられる物はずっと売っていたりする。なかなかに至れり尽くせりないい職場なのだった。
食堂に着くと珍しく魔法師団長がいた。
「おはよう、ヤーナ」
「おはようございます」
相変わらずすっぽりとフードも被っているから、スッと通った鼻と口元しか見えないんだけど機嫌が良さそうに見えた。
「これからごはん?」
「はい」
「じゃあ食べ終わったら僕の部屋に来て。昨日の魔道具のことで話があるから」
「わかりました」
なんだろう。魔法師団長はごはんを食べている副団長の前に腰掛けて楽しそうに話している。副団長が苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。あの人も苦労人だなと思う。前の超美形な副団長の方が好きだったけど、あの人今はどこで何やってんのかな。
みんな思い思いに食事をするから食堂はいつも閑散としている。ここがいっぱいになる時なんて、それこそ大型の魔物が出たとかそんな時ぐらいだ。幸い僕がこちらに来てからはそんなことはないらしい。なんとも平和でいいことである。
朝ごはんを終えて魔法師団長の執務室に行ったら、魔法師団長が壊れていた。
「ヤーナ! 昨日のオナホ魔道具すごかったよ!」
魔法師団長は頬を上気させて僕の両手を握った。
「そう、ですか?」
確かにうん、すごかったけど。団長にとってはどこがすごかったんだろうか。
「あれ? まだ使ってないの?」
「一応途中までは使ったんですけど……」
「気持ちよすぎてすぐイッちゃった?」
「はい」
あんなに僕って感度よかったのかと自分の身体ながら再認識したところである。
「そこだよね。あのオナホさ、魔力を流した人の感度も上げるっぽいよ?」
「ええ?」
そんなバカな。そんな魔法陣は組んでないはずなんだけど。
「多分相乗効果なのかもしれないけど。お尻が二つ存在することで感度も二倍、もしくは二乗になってるんじゃないかな」
「えええ……」
確かに昨夜はめちゃくちゃ気持ちよかった。あれは感度が上がった結果だったらしい。どうしよう、クセになっちゃうかも。
「あの……団長はアレ使ったんですよね?」
「うん。自分で自分のお尻犯すとか新鮮でさー、でもすぐイッちゃったんだよね。だからさ、彼にも手伝ってもらってオナホを使ってもらったんだ」
彼、と言われた副団長が顔を押さえる。
「そうなんですか」
「彼のイチモツすっごくでかいんだよ。だからいつも食べるのがたいへんなんだけど、このオナホ使ってもらったらスムーズに入ってさ、しかもめちゃくちゃ気持ちよかったんだ!」
「えええ?」
団長が副団長のイチモツを食っていたというのは初耳だが、でかいイチモツでもオナホを介せば感じてしまうというのはどういうことなのかと思った。
「ええと、失礼ですがオナホを慣らしたりは?」
「んー? 軽く香油は塗ったけど特別拡げたりはしなかったよ? 試しだから~と思って使わせたらさ、すっごい拡がってるのがわかるのにめちゃくちゃ気持ちいいの! でねでね! オナホを使ってもらった後に実際に抱いてもらったら、全然慣らさなかったのに超気持ちよくて! これ絶対娼館とかに売れると思うよ!」
「えーーっ!?」
オナホを使わせるだけじゃなくて実際に抱いてもらうなんて、どれだけ団長は好奇心が強いんだろうか。確かこの二人って付き合ってなかったよね?
「もちろんそれだけじゃなくてさ! 愛し合ってるけど相手のちんちんがでかすぎて入らないとかもこれで解消できると思わない?」
「団長、それはさすがに……」
副団長が声をかける。
「だからさ、ヤーナ。被検体を募ってみようよ。こっちもそうだけど騎士団とかにもさっ!」
「そうですね。それはとてもいい考えだと思います」
「ヤーナももし誰かいたらヤーナのオナホ使ってもらって、感想を聞かせてよ。じゃ、私はこれからまたスタンと使ってみるから」
「団長!」
スタン、というのは副団長のことである。ありがとう、貴方の犠牲は忘れない。
団長の執務室を後にして考えた。被検体に関しては団長が集めてくれるだろう。問題は僕の方である。
「うーん……ライヤが今夜来たら試してみるかなー?」
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