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1.さっそくオナホを使ってみることにした

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 僕は自分をこよなく愛していると自覚はしているが童貞ではない。
 三十歳まで童貞でいると「天使」になってしまう。「天使」になって人々の欲望をぶつけられる僕、というシチュエーションも捨てがたかったが、「天使」になると魔法が使えなくなると聞いてやめた。
 それで娼館に行き、僕とできるだけ似た容姿の人を抱いた。14歳の時だ。
 小さい頃から息をするように魔法が使えていた僕は、その後魔法師団にスカウトされ魔法師団員になった。魔法師団の者も兵士から始めることは普通だけど、僕の場合は村までスカウトが来たからね。いやー、やっぱ僕ってキレイだし有能だし言うことないよね。
 ただ、童貞ではなくなったけど性欲はあるわけで。でもヤりたいって思っても琴線に触れない相手を抱こうとは思わない。やっぱり抱くなら自分だよねー、と鏡を見ながら思った時このオナホールがひらめいたんだ。
 それから研究に研究を重ね三年。僕は17歳、一番かわいくてカッコいい時期である。幸い魔力が多い者は見た目年齢が変わりづらい。だから僕がかわいい時期は長いはずだ。
 うきうきしながら自分の部屋にオナホを持ち帰り、部屋には防音魔法をかけ、いざオナニー! である。
 身体には洗浄魔法をかけてー。あ、身体の中にも洗浄魔法をかけてー、すっきり。裸になってベッドに腰掛ける。うん、鏡の位置もばっちり。オナホを手に取って……僕はどきどきしながら魔力を流した。
 ぽん、と僕のかわいくてすべすべしているキレイな尻が現れた。

「はぁ~、本当に僕のお尻ってかわいいよね! もー、いっぱい愛でちゃう! Hもしちゃう!」

 僕はお尻を持ってちゅ、ちゅと口づけた。その感触が僕の本物の尻にも伝わってむずむずしてしまう。

「このお尻に、僕のを突っ込んだらどうなっちゃうんだろう……」

 期待で目が潤んできた。僕自身けっこうな大きさがある。なんか魔力が多いとちんちんも一定以上大きくなるなんて聞いたことがある。でも魔力が少ない人でもでかい人はいるからなんともいえないよね。
 さて、そんなことより目の前のお尻だ。
 僕はちゅ、ちゅと何度も尻に口づけ、ついにはくぱぁと尻を開いた。先ほどいじっていた慎ましく閉じているはずの尻穴がひくひくしているように見える。これってもしかして……。

「僕が感じてると、この尻も反応するってこと? すごい、かも。あとで反応まとめなきゃ……」

 僕のお尻が感じている反応を目の前で見られるなんてサイコー。
 試しに尻穴をぺろりと舐めてみた。

「あっ……」

 びくんって僕が跳ねてしまう。

「うん、感度もいいかも……」

 僕は舐めやすいように寝転がって顔の前にオナホの尻を持ってきた。

「舐めるよ……」

 自分自身に言い聞かせて、僕はぺろぺろと尻穴を舐め始めた。
 舐めると僕の尻穴にも舐められてる感触があるなんて不思議なかんじ。

「味は、ないね」

 ちょっと自分の身体を味わってみたかったななんて思う。でも、中はどうだろう……。
 僕は好奇心を抑えきれず、舌を尖らせてひくひくしている尻穴にぐちゅり……と突き刺した。

「んんーーーっっ!?」

 だめ、無理、気持ちよすぎる。
 僕はびくびく震えながらも尻穴の中にずずっと舌を入れていく。中がきゅんきゅんしているのがわかる。しかもなんか、中が甘い。僕の中も甘いのかななんて思いながら、舌を根元まで入れてしまった。当然ながら自分の尻穴の中になんかねちゃねちゃした何かが入っているような感触がある。味も甘いけど、感覚もすごく甘い。たまんない。
 ふーっふーっと鼻息を荒くしながら僕は尻穴の中を舐めた。舐めれば舐めるほど自分の尻穴の中がきゅんきゅんしてたまらない。ナニコレ、このオナホサイコー。自分でHできるじゃん。ずっとかわいがれるじゃん。僕はうっとりして目の前の尻穴の中を舐め回した。
 僕自身が勃っているのも感じる。早くこのオナホに入れたいって、もしかしたら先走りも出ているかもしれない。

「んっ、んっ、んっ、んっ……!」

 気持ちよすぎてたまらない。僕はようやく舌を抜き、今度は指をつぷりと入れてみた。

「~~~~~ッッ!」

 尻穴がきゅううううっっ! ってなった。早くこの中に僕自身を納めたいって、そしてめちゃくちゃに犯したいって思ってしまった。
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