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いいおっぱいの日

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 私は魔王である。
 産まれた時から魔王と決まっていた。
 魔族が多く住む土地で暮らしているのだが、ある時人間の勇者が攻めてきた。
 まともに相手をするのも面倒なので城にとっとと招き、大広間の上から普通の人間なら廃人になるレベルの媚薬を大量にかけてやった。
 果たしていろいろ耐性があったせいか勇者一行は廃人にはならなかったが、毎日最低十回は誰かを抱くか抱かれるかしないではいられない身体になってしまったらしい。しかも容赦なくかけてやったせいか、その効果は最低百年続くという。つまり人間からしたら一生疼きまくる身体になってしまったわけだ。

「責任とってよ!」

 と私にまたがってきた聖女や女戦士、魔法使いについては気が済むまで犯し、勇者と剣士はサキュバスにくれてやった。男を組み敷くのも楽しいがそれはまたの機会にとっておくことにしよう。
 そんなわけで勇者一行は魔王城に勤める者たちの格好のおもちゃになった。
 毎日誰かに捕まっては階段の踊り場などで延々犯され続けるかつての聖女。絶対解毒薬を作ってやる! と意気込んでいた魔法使いは今日も与えられた研究室で助手を申し出た悪魔たちに「これも研究のためですから!」とかなんとか言われ男を受け入れ続けているとか。そして女戦士はといえば……。

(いたいた)

 今日も疼く身体を持て余しながら練兵場に向かう後姿を見つけた。身体を鍛えればどうにかなる! と脳筋なことを言うこの娘は、毎日一応兵士たちと手合わせをしたりと身体を鍛えてから飢えた兵士たちに暗くなるまで犯され続けるという生活をしている。
 しかし今日は少し私の相手もしてもらおう。

「エリス」
「わきゃっ!?」

 声をかけたと同時に後ろからその鍛えられた胸をわしづかみした。皮の鎧が邪魔なので魔法で消し、シャツの上から胸を揉みしだく。

「ま、魔王さま……なに、を……」
「んー。異世界のどこかで、『いいおっぱいの日』ってのがあるって知って。私にとっていいおっぱいはこれかなーと」

 鍛えられた胸はそれほど大きくはないが、揉みやすくてとてもいい形をしている。触り心地がよく、いつまでも揉んでいたいくらいだ。

「そ、そんな……私まだ鍛錬を……」

 すでに身体は熱くなってきているはずなのにつれないことを言うので私はむっとした。そしてあることを思いついた。

「鍛錬ね。そういえばエリス、一流の戦士は乳首も鍛えてるって知ってる?」

 そう言いながら乳首をこねる。びくびくーっと彼女の身体が震えた。おっぱいそのものを揉むのも好きだが、乳首を摘まんだり引っ張ったり舐めたり吸ったり噛んだりするのも私は好きだ。

「え。あっ……ど、どうやって……あんっ!」

 鍛える、という言葉に反応した彼女はやっぱり脳筋だと思う。

「教えてあげようか?」
「あっ! はいっ! あんっ!」

 乳首を指先でぎゅっと摘まんであげたけど、感度のよくなっている身体はそれすらも快感になっているらしい。無意識の内に彼女の腰が揺れ出したのを見て私はほくそ笑んだ。

「一流の戦士はね、毎日最低2時間乳首を摘まんだり引っ張ったり、揉んだりして大きく育てるらしい。そうすると感覚が鋭敏になってもっと身体の動きがよくなる」

 でたらめなことを言っているのに真剣に聞いている彼女はやっぱり可愛い。

「毎日、最低2時間、ですか……」
「うん、しかもヤりながらだともっといいらしいから、男だと女性を抱きながら乳首を刺激してもらうんだってさ」
「ああっ、じゃ、じゃあ女のっ、場合は……」

 乳首をこねながら引っ張ってやるともう彼女の腰は砕けかけていた。

「もちろん、男を受け入れながら乳首をずーっといじってもらったらいいんじゃないかな?」
「ああっっ……!!」

 びくびくーっと彼女の身体が一際大きく震える。どうやら胸をいじられただけで達してしまったようだった。

「あれ? イッちゃったの? やっぱ鍛えまくらないと駄目じゃないか?」
「は、はい……あの……」

 呆れたように言いながらも胸を揉む手は止まらない。もちろん乳首もぐりぐりいじってあげている。

「ま、おうさま……どうか……」
「ん?」
「どうか、乳首の鍛錬、付き合ってくださいっっ! ああんっっ!!」

 私はニヤリとした。

「2時間じゃ終わらないけどいい? まぁ乳首の鍛錬は長くすればするほどいいらしいけど」
「ま、まおうさまのお好きなようにお願いしますっっ……!!」
「わかった。じゃあいっぱい鍛えようね」

 そう言って彼女を抱えたまま自室のベッドまで転移する。
 そうして言われた通り、好きなように濡れ濡れの秘所を犯し、散々乳首をいじり倒した。
 乳首が少し大きくなった彼女を一旦解放した時にはすでに三日が経過していたけど、ま、仕方ないよね?


おしまい。
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