上 下
29 / 99

28.みんなに甘く犯されて

しおりを挟む
 天使は尻穴の中がものすごく感じてしまうということはよくわかった。
 わかったからもう少し手加減してほしい。

「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」

 今俺は正常位で、リーのぶっといイチモツで中をごちゅっごちゅっと抉られている。気持ちいい、気持ちいいよぉ。あんなにぶっといのにそれほど抵抗なく俺の尻穴の中に納まってしまった。リーはそのことにものすごく感動したみたいで、ぶっといイチモツで俺の前立腺を重点的にこね回すからたまらない。そうじゃなくたって中が全て感じるのに、更に感じるところをごちゅごちゅされてるから俺自身からはとろとろと精が漏れっぱなしになってしまった。

「天使さまっ、天使さまっ、かわいいっ、かわいいですっ! こんなに私のことをきゅうきゅう締め付けてっ! ずっとご奉仕させてくださいっ!」
「あぁあんっ、やぁっ、ごちゅごちゅっ、やぁあっ……!」

 そんなにされたら頭がおかしくなってしまう。涙も涎も止まらなくて、中がすごく甘くて、ごちゅごちゅされる度に甘さが全身に広がってどうしようもない。
 しかも鬼はがたいが大きいから、すごく守られてるかんじで余計に尻穴がきゅんきゅんしてしまう。カヤテやキールも俺より身体は大きい。それでいてみんな俺を潰さないように抱きしめてくれるから快感が止まらないのだ。そんなこと絶対言ってやらないけど。
 ワンドとクドがギラギラした目で、リーに抱かれて啼いている俺を見ている。リーの後、ワンドとクドにも抱かれてしまうようだ。そんな、五人に尻穴を犯されたら壊れてしまうんじゃないだろうか。
 でも俺の尻穴はリーのぶっといイチモツを喜んで咥えているし、もっとほしいって貪欲におねだりしているみたいだった。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ……!」

 気持ちよすぎて頭がバカになっちゃう。

「天使さまっ、ああ、なんて気持ちいいんだっ! ずっとお仕えさせてくださいっ!」

 リーのぶっといのがごりごりと内壁を抉る。中はもう快感しかないから感じすぎてどうしようもない。

「あた、まっ、おかしくなっちゃ、あぁあんっ……!」

 しかもリーが感極まってイッてしまったことで、中にどくどくと精液を注がれた。その精液が中に沁みて俺はがくがくと痙攣した。もう、なんていうか、すごかった。

「あーっ、あーっ、あーっ……!」

 精液は天使の命の素だから、いっぱい注いでもらわないといけない。でも注がれる度にこんなに感じていたら頭が溶けてしまいそうだと思った。

「天使さま……ああ、こんなに私のもので感じて……なんてかわいいんだ……」

 リーが浮かされたように言いながらずるり、とイチモツを抜いた。

「んんんっ……!」

 その動きにも感じてしまって困る。びくびく震えていたら、次にワンドが覆いかぶさってきた。

「天使さま、次は私ですよ」
「あっ……」

 ずぶりっとリーほどは太くないイチモツが入ってきた。

「カヤテ様、奥はまだですか?」
「私が開いてからです」
「早く開いてくださいよ」
「ゆっくり愛して差し上げたいのですよ」
「そのわりに早く犯しましたねー」
「あっ、あっ、あっ……」

 キールと同じぐらいでっかいイチモツはすんなり根元まで入ってしまった。気持ちよくて息を吐いた。

「今日は普通に抱きますね。くっ……中が蕩けてて気持ちいー」

 ワンドは楽しそうに俺の中を犯した。普通に、ってなんだろう。普通じゃないやり方って? と思ったけど中が気持ちよくてしかたないからすぐに何も考えられなくなった。もうイチモツには勝てないみたいだ。イチモツに勝てないってなんなんだろう。
 ワンドはぎりぎりまで抜いてばちゅんっと奥を一気に突くというやり方が好きみたいで、何度もそうされた。その動きも気持ちよくてイキッぱなしになっている。

「あっ、あっ、そんなのっ、やぁあっ……!」

 一気に貫かれると中がすごく擦られて余計に感じてしまう。俺がびくびく感じてしまうことに気をよくしたのか、ワンドは自分がイキそうになるまでずっとそうやって俺の尻穴を蹂躙した。
 ワンドがイッて、もう尻穴の中がすごいことになっている。ちょっとでも尻穴を緩めたら注がれた精が出てしまいそうだった。それぐらい鬼の精は多いし、とても濃厚だ。中が精液で満たされて喜んでいるのがわかる。

「天使さま、おっぱいいじらせて……」

 最後にクドがのしかかってきた。
 ぺろぺろと乳首を舐められて気持ちよくなってしまう。なんか乳首の感度も変わっているように思えた。より、感じやすくなっているというか……それはもしかしたらいっぱい抱かれたせいかもしれないけど、気持ちいいことに変わりはない。

「あっ、あっ、あっ、あっ……」
「おまんこいじりながらの方がいいんですよね」

 クドはそう言いながら尻穴に触れ、「こんなにとろっとろなら大丈夫かな」と言いながらすぐに指を三本俺の尻穴の中にねじ込んだ。

「あっ、ひぃいんっ、あっ、あっ、あっ……!」

 そしてすぐにぐちゅぐちゅと指を動かされて乳首もいっぱい舐めしゃぶられた。お尻いじられながら乳首舐められるの気持ちいいよぉ。
 最後に入れられたクドのイチモツも大きかった。
 俺の尻穴はそうして、たっぷり彼らのイチモツで躾けられてしまったのだった。



ーーーーー
天使になった途端五人に犯されるジュン君。感じすぎちゃってたいへん。
しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈

めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。 しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈ 記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。 しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。 異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆! 推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

【書籍化進行中】契約婚ですが可愛い継子を溺愛します

綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
恋愛
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ  前世の記憶がうっすら残る私が転生したのは、貧乏伯爵家の長女。父親に頼まれ、公爵家の圧力と財力に負けた我が家は私を売った。  悲壮感漂う状況のようだが、契約婚は悪くない。実家の借金を返し、可愛い継子を愛でながら、旦那様は元気で留守が最高! と日常を謳歌する。旦那様に放置された妻ですが、息子や使用人と快適ライフを追求する。  逞しく生きる私に、旦那様が距離を詰めてきて? 本気の恋愛や溺愛はお断りです!!  ハッピーエンド確定 【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2024/12/26……書籍化確定、公表 2024/09/07……カクヨム、恋愛週間 4位 2024/09/02……小説家になろう、総合連載 2位 2024/09/02……小説家になろう、週間恋愛 2位 2024/08/28……小説家になろう、日間恋愛連載 1位 2024/08/24……アルファポリス 女性向けHOT 8位 2024/08/16……エブリスタ 恋愛ファンタジー 1位 2024/08/14……連載開始

【完結】もふもふ獣人転生

  *  
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。 ちっちゃなもふもふ獣人と、攻略対象の凛々しい少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。 本編完結しました! おまけをちょこちょこ更新しています。 第12回BL大賞、奨励賞をいただきました、読んでくださった方、応援してくださった方、投票してくださった方のおかげです、ほんとうにありがとうございました!

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話

深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった

cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。 一途なシオンと、皇帝のお話。 ※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。

処理中です...