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6.尻なんて感じるわけないのに
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最初は粗相をしたようで気持ち悪かったのに、何度も舐められているうちにへんな感覚が生まれてきて思わず声が出てしまった。
「あっ、あっ、あっ……!」
にゅぐっにゅぐっと長くて肉厚の舌が尻穴の中に入ってくる。へんなのだけど、どこか遠くの方に心地良さがありどうしたらいいのかわからない。
「さすがにここはそう簡単には感じないようですね……」
中までぐちゅぐちゅに舐めてから、カヤテがそんなことを言った。尻穴は排泄器官であって何かを入れるところではないと思う。でも天使はここにイチモツを受け入れて善がり狂うというのだからどうなっているのだろう。
尻穴の中は早々に洗浄魔法をかけられているから、汚いとは思うけど触れられることにそこまでの抵抗はない。でも口づけられてしまうのはどうかと思った。
「もっとこのかわいいおまんこに口づけさせてくださいね」
またおまんこって言われたし、口づけって……確かに俺も口づけられてるって思ったけど。そうしている本人に言われるとなんか恥ずかしい。またカーッと顔に熱が上がった。
ぺろりとまた舐められる。
「あっ……!」
思わず声が出てしまった。それと同時に身体がぴくん、と跳ねた。
「慎ましくてイチモツの味を知らないおまんこ、最高ですね。ここに私のものを含ませて啼かせる瞬間を想像するだけでイッてしまうそうですよ……」
ぺろぺろと尻穴を舐めながらカヤテがエロいことを言う。
「やっ……!」
「恥ずかしいですか? もっといっぱい恥じらってもいいのですよ?」
カヤテはとても楽しそうだ。
「はっ、恥ずかしく、なんかっ……!」
ああまた思ってもないことを言ってしまった。もう、いったいこの口はどうなってるんだっ。
「恥ずかしくないのですか?」
面白がっているのがわかって、俺はカヤテを睨んだ。
「なら……もっといっぱい恥ずかしいことをしてあげないといけませんね?」
「……え」
どうしてそういう思考になるのかがわからない。
「でもその前に、このかわいいおまんこにいっぱい口づけなくては……」
「……え」
だからどうして。
「ここでいっぱい感じるようになってほしいです。口づけをされたらすぐにひくひくし始めてイチモツを欲しがるような、そんな淫乱おまんこになってほしいですから」
淫乱おまんこって……。
全身が熱くなった。
そもそも、イチモツを喜んで受け入れるところをおまんこと言うのであって、俺の尻穴はまだおまんこじゃないと思う。だけど天使になったら尻穴は確実におまんこになってしまうから、カヤテは最初からおまんこと言っているのだろう。すごく恥ずかしいし、泣きそうになってしまう。
ちゅ、ちゅと尻穴に口づけられ、俺自身にまた触れられた。
「あっ……!?」
「まずはここが気持ちいいところだと教えて差し上げないといけませんよね。キール殿」
「はい」
「この方のおちんちんをしゃぶってください」
「え?」
カヤテがとんでもないことを言いだした。俺は耳を疑い、聞き返してしまった。キールは「承知しました」と言い、近づいてきた。
どういうことなんだ? 世話係っていうのは性的なこともするのか?
頭に大量の疑問符が浮かんでいる間に、キールは「ジュン様、失礼します」と断ってから俺自身をぱくりと咥えた。
「~~~~~っっ!?」
直接攻撃、ダメ、絶対。
背をのけ反らせて、俺は股間を包む甘さを堪えようとした。
「キール殿はずっとその方のおちんちんを愛でていてください。私はおまんこをかわいがりますので」
「わかりました。精液は全て飲ませていただいてもよろしいですか?」
「かまいません。天使さまではないですからそれほどおいしいものではないですよ」
「はい。ではジュン様、おちんちんをいっぱい愛でさせていただきますね」
この二人の会話がおかしすぎてどう反応したらいいのかわからなかった。いったいどういうことなんだよぉ。しかもキールに至っては真顔だ。目が少し嬉しそうに見えるのが不思議だった。
「なん、で……」
「ジュン様、貴方は鬼の花嫁であると同時に私の花嫁でもあるのですよ」
ちゅうっと俺自身の先端をキールが吸う。びくん、と身体が跳ねた。
「何故恐ろしい鬼の元へ聖職者が付き添うのか知っていますか? 私共聖職者には鬼に対抗する手段があります。万が一鬼が天使さまにひどいことをしようとしたならば、私共聖職者は鬼を殺します」
「キール殿に私が殺せるかな?」
「そうですね。カヤテ殿は純粋な鬼ではないので難しいかもしれません。ですがジュン様が天使さまになられた時、私の花嫁にもなることを認めていただきたい」
「まだ気が早いとは思いますが……かまいませんよ。天使さまを守る者は多ければ多いほどいい。ああ、困っていらっしゃるようです」
「ジュン様、お待たせして申し訳ありません」
「え? あっ、待って、なんかっ、あぁっ……!」
二人の会話が俺の理解の域を超えていて呆然としていたのだ。だから別に待ってないし、でも俺自身はキールが握ってたし、カヤテは俺の尻に頬ずりしていたしって何これ、おかしい!
「あっ、あっ、あっ……!」
キールに俺自身を舐めしゃぶられ、カヤテに尻穴を舐められる。しかもまたカヤテは舌を尻穴の中に入れてにゅぐにゅぐと中を何度も舐めた。俺自身をしゃぶられながら尻穴を刺激されるとなんともいえない感覚が生まれて困ってしまう。
「やっ、あっ、ああっ……!」
そうして、俺がまたイクまで二人の舌の動きは止まらなかった。
ーーーーー
聖職者と鬼(混血)が仲良くなった!(ぉぃ
「あっ、あっ、あっ……!」
にゅぐっにゅぐっと長くて肉厚の舌が尻穴の中に入ってくる。へんなのだけど、どこか遠くの方に心地良さがありどうしたらいいのかわからない。
「さすがにここはそう簡単には感じないようですね……」
中までぐちゅぐちゅに舐めてから、カヤテがそんなことを言った。尻穴は排泄器官であって何かを入れるところではないと思う。でも天使はここにイチモツを受け入れて善がり狂うというのだからどうなっているのだろう。
尻穴の中は早々に洗浄魔法をかけられているから、汚いとは思うけど触れられることにそこまでの抵抗はない。でも口づけられてしまうのはどうかと思った。
「もっとこのかわいいおまんこに口づけさせてくださいね」
またおまんこって言われたし、口づけって……確かに俺も口づけられてるって思ったけど。そうしている本人に言われるとなんか恥ずかしい。またカーッと顔に熱が上がった。
ぺろりとまた舐められる。
「あっ……!」
思わず声が出てしまった。それと同時に身体がぴくん、と跳ねた。
「慎ましくてイチモツの味を知らないおまんこ、最高ですね。ここに私のものを含ませて啼かせる瞬間を想像するだけでイッてしまうそうですよ……」
ぺろぺろと尻穴を舐めながらカヤテがエロいことを言う。
「やっ……!」
「恥ずかしいですか? もっといっぱい恥じらってもいいのですよ?」
カヤテはとても楽しそうだ。
「はっ、恥ずかしく、なんかっ……!」
ああまた思ってもないことを言ってしまった。もう、いったいこの口はどうなってるんだっ。
「恥ずかしくないのですか?」
面白がっているのがわかって、俺はカヤテを睨んだ。
「なら……もっといっぱい恥ずかしいことをしてあげないといけませんね?」
「……え」
どうしてそういう思考になるのかがわからない。
「でもその前に、このかわいいおまんこにいっぱい口づけなくては……」
「……え」
だからどうして。
「ここでいっぱい感じるようになってほしいです。口づけをされたらすぐにひくひくし始めてイチモツを欲しがるような、そんな淫乱おまんこになってほしいですから」
淫乱おまんこって……。
全身が熱くなった。
そもそも、イチモツを喜んで受け入れるところをおまんこと言うのであって、俺の尻穴はまだおまんこじゃないと思う。だけど天使になったら尻穴は確実におまんこになってしまうから、カヤテは最初からおまんこと言っているのだろう。すごく恥ずかしいし、泣きそうになってしまう。
ちゅ、ちゅと尻穴に口づけられ、俺自身にまた触れられた。
「あっ……!?」
「まずはここが気持ちいいところだと教えて差し上げないといけませんよね。キール殿」
「はい」
「この方のおちんちんをしゃぶってください」
「え?」
カヤテがとんでもないことを言いだした。俺は耳を疑い、聞き返してしまった。キールは「承知しました」と言い、近づいてきた。
どういうことなんだ? 世話係っていうのは性的なこともするのか?
頭に大量の疑問符が浮かんでいる間に、キールは「ジュン様、失礼します」と断ってから俺自身をぱくりと咥えた。
「~~~~~っっ!?」
直接攻撃、ダメ、絶対。
背をのけ反らせて、俺は股間を包む甘さを堪えようとした。
「キール殿はずっとその方のおちんちんを愛でていてください。私はおまんこをかわいがりますので」
「わかりました。精液は全て飲ませていただいてもよろしいですか?」
「かまいません。天使さまではないですからそれほどおいしいものではないですよ」
「はい。ではジュン様、おちんちんをいっぱい愛でさせていただきますね」
この二人の会話がおかしすぎてどう反応したらいいのかわからなかった。いったいどういうことなんだよぉ。しかもキールに至っては真顔だ。目が少し嬉しそうに見えるのが不思議だった。
「なん、で……」
「ジュン様、貴方は鬼の花嫁であると同時に私の花嫁でもあるのですよ」
ちゅうっと俺自身の先端をキールが吸う。びくん、と身体が跳ねた。
「何故恐ろしい鬼の元へ聖職者が付き添うのか知っていますか? 私共聖職者には鬼に対抗する手段があります。万が一鬼が天使さまにひどいことをしようとしたならば、私共聖職者は鬼を殺します」
「キール殿に私が殺せるかな?」
「そうですね。カヤテ殿は純粋な鬼ではないので難しいかもしれません。ですがジュン様が天使さまになられた時、私の花嫁にもなることを認めていただきたい」
「まだ気が早いとは思いますが……かまいませんよ。天使さまを守る者は多ければ多いほどいい。ああ、困っていらっしゃるようです」
「ジュン様、お待たせして申し訳ありません」
「え? あっ、待って、なんかっ、あぁっ……!」
二人の会話が俺の理解の域を超えていて呆然としていたのだ。だから別に待ってないし、でも俺自身はキールが握ってたし、カヤテは俺の尻に頬ずりしていたしって何これ、おかしい!
「あっ、あっ、あっ……!」
キールに俺自身を舐めしゃぶられ、カヤテに尻穴を舐められる。しかもまたカヤテは舌を尻穴の中に入れてにゅぐにゅぐと中を何度も舐めた。俺自身をしゃぶられながら尻穴を刺激されるとなんともいえない感覚が生まれて困ってしまう。
「やっ、あっ、ああっ……!」
そうして、俺がまたイクまで二人の舌の動きは止まらなかった。
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聖職者と鬼(混血)が仲良くなった!(ぉぃ
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